- 更新日 2025.03.01
- カテゴリー YouTube
YouTubeの動画広告の種類を比較!費用、設定方法も解説【2025年最新版】
自社の商品やサービスをYouTube上でアピールするため、初めてYouTubeへの動画広告出稿を検討している担当者様には、
「そもそもどんな種類のYouTube広告があるのか」
「設定方法や費用などはどうなっているのか」
など、分からないことだらけだと思います。
本記事では目的に応じたおすすめのYouTube動画広告、広告の出稿費用の相場、YouTubeに広告を出す際の設定方法などを解説していきます。
記事を最後まで読めば、自社はどういった動画広告で出稿すればいいのか、適切な動画広告を選ぶことができるはずです。
※現在、YouTube広告の出稿を考えていて、動画の制作を依頼したい方は動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。
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【一覧表】YouTubeの動画広告とは?
YouTubeの広告には「静止画」と「動画」があります。
※本記事では動画に関して詳しく解説していきます。
YouTubeの動画広告には大きく分けて4種類。商品やブランドをどのようにアピールしたいかによって広告を使い分ける必要があります。広告を出稿する際にかかる費用も種類によって異なります。
種類 |
概要 |
費用・料金 |
動画広告再生開始5秒でスキップ可能 |
最低入札単価2円〜25円 |
|
動画広告再生開始6秒間スキップ不可 |
1000回の表示で400円~600円 |
|
YouTubeホーム画面上トップに表示される動画広告 |
1日数百万円になることも |
|
動画内ではなく検索結果上や関連動画上に表示される動画広告 |
最低入札単価3円~20円 |
YouTube広告の種類
インストリーム広告
動画を視聴する前や途中に流れる動画広告のこと。
インストリーム広告には下記2種類あります。
・スキップバブル広告
・ノンスキップバブル広告
スキップバブル広告は5秒以内の視聴であれば課金されない動画広告、ノンスキップバル広告は一定時間数(15~30秒のものが一般的)スキップできないインスプレッション課金制の動画広告です。
インストリーム広告のような一定時間数スキップ不可の広告は、短時間ではありますが視聴者に必ず動画広告を見てもらうことができます。
そのため、商品やサービスの認知度向上に期待できます。
少しでも多くの視聴者に商品やサービスを認知してもらいたい企業などに最適です。
とはいえ、視聴者がスキップできない短時間の間に、視聴者に対して強い印象を残さなければならないため動画の質が求められます。難易度が高い動画が必要なめ、動画マーケティングの実績豊富な会社に相談することをお勧めします。
広告の費用・料金
スキップバブル広告は「視聴者が30秒以上視聴した場合」と「広告リンクをクリックした場合」に料金が発生します。ノンスキップバブル広告については、広告が1,000回表示されるごとに料金が発生するインスプレッション課金になります。
YouTube広告の出稿費用はオークション形式で決まります。指定された枠に対して、最も高額な上限単価を示した企業が、他社を上回った最低金額で掲載できます。
そのため費用は固定ではなく変動制。人気の枠になるほど単価が上がります。目安として、最低入札単価は2~25円の間になります。
バンパー広告
動画再生前に流れる6秒間スキップ不可の動画広告のこと。
インストリーム広告と同じ、動画再生前に流れる動画広告です。スキップできない一定時間、必ず視聴してもらうことができるので、商品やブランドの認知度向上が期待できます。
インストリーム広告(スキップバブル広告)との違いは、再生される時間が「5秒」か「6秒」かの差です。また、15秒~30秒スキップ不可なインストリーム広告と比べて、バンパー広告は動画広告の尺の短さから、広告視聴がユーザーの負担になることはありません。ユーザーの視聴負担にならずに商品やサービスの認知度を高めたい企業におすすめの動画広告です。
最初の6秒間で視聴者の興味を引き付ける必要があり、動画の演出や質にはこだわる必要があります。自社で制作も可能ですが、専門の動画制作会社に依頼することをおすすめします。
広告の費用・料金
ユーザーの画面に1,000回動画広告が表示されるたびに料金が発生します。相場は1,000回の表示で400~600円。掲載する動画によって料金は異なります。
インストリーム広告もバンパー広告も、商品やサービスの認知度拡大に期待ができます。
とにかく視聴されること、認知度拡大を狙うのであればバンパー広告がおすすめです。
視聴者に商品やサービスの理解も深めてほしいのであれば、尺が長めのインストリーム広告(ノンスキップバブル広告)がおすすめです。
マストヘッド広告
YouTubeホーム画面の最上部に表示され、サイトやアプリを開いた際に一番最初に目に入る位置にある動画広告です。PC、モバイル版ともに配信が可能です。
PC、モバイル版ともに多くのユーザーの目に止まるYouTubeホーム画面の最上部に広告が配置されるので広告の効果が期待できます。その分予算も高くなりますが、予算に余裕があり、より広告の効果を得たい企業におすすめの動画です。
ただ、動画をクリックしてもらうには視聴者の目を引く動画のトップ画像、サムネイルに力を入れる必要があります。サムネイルについても専門の動画制作会社などに相談するといいでしょう。
広告の費用・料金
広告を掲載する日数で料金が決まります。もしくは1,000回表示されるごとに課金が発生します。
料金相場ですが、他の広告よりも効果が出やすいため広告費用も他の広告に比べて高額。1日に数百万円発生することもあります。
他の広告と違い、Google広告のアカウントから設定することはできず、Googleの営業担当者を通じての予約制になります。
ディスカバリー広告
動画内ではなく、YouTubeの検索結果上や関連動画上に表示される動画広告。視聴者がクリックすることで動画が再生されます。
関連動画上など、視聴者が動画を探している際に目につく場所に表示されるため、興味を引きやすいです。クリックされた場合にのみ広告動画が再生されます。
ユーザーがGoogleで検索したことのある関連ワードから、ディスカバリー広告に表示される広告が抽出されます。そのため、購買意欲が強いとされるユーザーが動画を視聴をするので、そのまま商品の購入やサービスの利用に繋がりやすいです。商品購入などCV目的におすすめの動画広告です。
広告の費用・料金
広告リンクをクリックした場合のみに課金されます。ユーザーがクリックして初めて課金されるので、動画広告を見てもらえなければ料金が発生しないメリットがあります。
出稿費用はオークション形式で決まるので、広告ジャンルなどによって異なりますが、ワンクリックで3円~20円の間になります。ニーズの強いユーザーにクリックしてもらえる可能性が高いので、広告出稿費に対しての費用対効果は高いです。
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YouTubeの動画広告を出稿するメリット
動画広告の種類を理解したうえで「そもそも出稿するメリットはあるのか」と、まだYouTubeに動画広告を出稿するか決めかねている人に、広告を出稿するメリットを紹介します。
一定時間視聴されないと課金されない
YouTubeの動画広告はバンパー広告を除いて「〇〇秒以上の視聴」「1クリックごとに課金」など一定時間視聴されないと課金されないものが多く、費用対効果が高いです。
スキップまでの数秒間は見てもらえる
バンパー広告やインストリーム広告などは数秒間スキップが不可。そのため、スキップできない間はターゲットに必ず視聴してもらえます。スキップ不可の時間も数秒と短く、視聴者もストレスを感じることなく動画広告を視聴できます。
広告費の上限を自社で設定できる
YouTubeに動画広告を出す際、一日の広告予算上限金額(日別)または広告を出稿する期間全体を通しての予算を自社で設定できます。キャンペーンとはYouTube上に出稿する動画広告のこと。キャンペーン期間とは広告を掲載する期間のことです。予算設定はいつでも変更が可能。
多くの企業が1日1000円と上限を設定しています。
少額の金額から動画広告を出すことができるのです。
ターゲットを絞り込んだ配信が可能
YouTube動画広告では、ターゲットを細かく絞り込んだ配信も可能。性別や年齢はもちろん、年収などを指定して配信できます。キーワードやトピック(農業、音楽など)も指定して絞りだせます。トピックは選んだテーマに関するコンテンツのみに広告の表示設定が可能。
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YouTube広告の設定方法5ステップ
ここでは、実際にYouTubeに広告を出稿する際の手順を解説。
まずはGoogle広告のアカウントを取得し、事前にYouTubeに配信する予定の動画をアップしておく必要があります(非公開設定)。詳細設定はGoogle広告のアカウントから行います。
ステップ1:目標を選ぶ
Google広告にログインして+アイコンをクリックし、「新しいキャンペーンの作成」を選択。
この際にスマートモードになっていると詳細設定ができないので「エキスパートモード」に切り替えます。
次にキャンペーンの目標を「販売促進」「見込み顧客の獲得」「ウェブサイトノトラフィック」「商品やブランドの比較検討」「ブランド認知とリーチ」から選びます。「アプリのプロモーション」「来店数と店舗売り上げの向上」はYouTubeに動画広告を出す際に関係ないので選択しなくて構いません。
ここで設定した目標によって、次で選択できるキャンペーンサブタイプも変化します。ここでまだ目標が決まっていなくても大丈夫です。
YouTubeに動画広告を出稿したいので、キャンペーンタイプでは「動画」を選択します。
キャンペーンのサブタイプの選択では、広告掲載にあったタイプのものを選びます。
・「カスタム動画キャンペーン」設定をカスタマイズ
・「スキップ不可のインストリーム」最大15秒スキップ不可のインストリーム広告を使用
・「コンバーションの促進」より多くのコンバージョン獲得を狙う
・「アウトストリーム」スマホ、タブレットに特化した広告
・「コンバーションの促進」商品や見込み顧客獲得を促進
・「広告シーケンス」複数の広告を指定の順番で表示し、ストーリー仕立てにする
・「ショッピング」商品を宣伝し、サイトでの買い物を促す
ステップ2:予算、日程、ネットワーク設定
入札関連の設定では、予算の使い方を決めることができます。入札戦略は広告のタイプごとに変化します。
「予算と日程」ではキャンペーン全体を通しての予算設定と、1日の予算を設定できます。キャンペーンの開始日と終了時も大体のスケジュールで大丈夫です。
「ネットワーク」の選択では、配信先のどの部分に広告を表示させるかを選びます。
「YouTube検索結果」ではYouTubeの検索結果の隣に広告が表示されます(ディスカバリー広告)
「YouTube動画」では、YouTube動画、チャンネルページ、トップページに広告が表示されます(バンパー広告、インストリーム広告、マストヘッド広告)
「ディスプレイネットワークの動画パートナー」は、YouTube以外のサイトやアプリで広告が配信されます(アウトストリーム広告)
ステップ3:デバイス、スケジュール設定
デバイス設定では、スマホやPCなどリーチしたいターゲットが使用しているデバイスを選びます。広告のスケジュールではターゲットが視聴しそうな時間を予想して設定できます。
ステップ4:ターゲットを絞る
ステップ4では広告を表示するターゲットを絞っていきます。広告をテーマごとに分けてグループを作成、管理できます。広告グループを使うことにより目的のユーザー層にターゲットを絞り込み効果的にリーチができます。
ステップ5:配信動画の設定
最後は配信動画の設定です。事前にYouTubeにアップしていた動画のURLを貼り付けます。広告のフォーマットではインストリーム広告、バンパー広告などキャンペーンに応じて選択します。
【まとめ】YouTube広告の種類を理解して最適な選択を
YouTubeの動画広告はテレビCMなどと比べると、低予算で絶大な効果が期待できます。しかし、単に商品やブランドをPRする動画を制作しても広告の効果は得られません。それぞれの動画広告に強みがあり、目的に応じて広告の種類を使い分ける必要があります。
また、ターゲットに届く質の高い動画作りを意識すること。そのためには、専門の動画制作会社に依頼することが無難です。広告を出稿する際の費用などは、1日から予算設定が可能。その都度予算は変更できるので、限られた予算であっても効果を出すことは十分に可能です。
動画広告自体が初めてという企業は専門の制作会社に依頼することをおすすめします。なかなか自分で探す時間がない・そもそも制作会社の違いが分からないという方は動画幹事にご相談ください。動画幹事は、あなたに最適な映像制作会社を「人力で」マッチングするサービス。
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