- 更新日 2024.06.25
- カテゴリー 動画マーケティング
会社紹介動画とは?作るメリットや厳選した事例・作り方のポイントまで紹介
会社紹介に動画を活用し、魅力を映像でわかりやすく表現する企業が急増しています。たしかに、撮影や動画編集は身近なものになりましたが、訴求力のある会社紹介動画を制作するには、押さえておくべきポイントがあります。
知らなかったばかりに、だれにも響かない中途半端な会社紹介動画ができてしまった、そんな事態は避けなければなりません。
そこで本記事では、会社紹介動画を作る目的、用途、メリット、作り方のポイントから、参考にしたい事例までを網羅的に解説!最後までご覧いただければ、会社紹介動画の全体像が把握でき、なにから取りかかればいいかもわかります。
※会社紹介動画の制作を考えている方は動画幹事にご相談ください。要件を丁寧にヒアリングし、最適な制作会社をご紹介します。
そもそも会社紹介動画とは?
会社紹介動画とは、会社に関連する人々への認知度・信頼感を高めるため、自社がどのような会社なのか?魅力や概要を紹介すること。顧客・取引先・株主・学生を含む求職者・従業員などに自社の魅力を認知・理解してもらうため、会社の理念、ビジョン、事業内容、働き方・カルチャーなどをわかりやすく動画で表現したものです。
会社紹介動画を制作する目的は大きく以下の4つに分類できます。
・優秀な人材を採用する
・事業内容を理解してもらうことで信頼感を高める
・理念・ビジョンに共感してもらうことでエンゲージメント(愛着)を高める
・働き方・カルチャーを紹介して親近感を高める
会社紹介動画の種類
会社紹介動画の対象となる視聴者は、どのような目的であっても自社のステークホルダー(利害関係者)です。ただし、目的が異なれば動画の表現方法も異なることが当たり前。会社紹介動画には、目的にあわせた3つの種類があるのです。
事業紹介型
NTTコムチェオ 事業紹介映像
事業紹介型とは、自社事業の紹介をメインに据えた会社紹介動画です。主力となる商材・サービスの説明・紹介はもちろん、会社の歴史や実績、代表者・従業員のメッセージなども含め、自社の全体像をつかんでもらえるよう詳細までしっかりと説明するケースがほとんど。
ステークホルダーへ自社事業への信頼感を高めてもらい、投資したい、取引したい、この会社で働きたいと思ってもらうのに有効です。
コンセプト紹介型
朝日建設株式会社 コンセプトムービー
コンセプト紹介型とは、会社のビジョン、経営理念や、商品・サービスに込められた想い・概念(コンセプト)をステークホルダーに伝えるための会社紹介動画です。
事業紹介型と異なり、その奥にあるメッセージ・概念をイメージとして表現するため実写が多用されるのがコンセプト型の特徴。直接的なアピールを避け、コンセプトに共感してエンゲージメントを高めてもらうことで、ユーザーのアクションを促します。
コンセプトムービーについて、より詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
関連記事:コンセプトムービーとは?参考になる事例や作り方のポイントを解説!
インタビュー型
ライクグループ 採用動画
インタビュー型とは、自社で働く従業員へのインタビューをメインにした会社紹介動画です。インタビュー形式で従業員の働き方、働きがいなどをリアルに紹介する、どんなところで働いているのか?職場の風景で視聴者にイメージしてもらうといった構成がほとんど。
身近さ・親近感を高められるインタビュー型は、求職者に「この会社で働いてみたい」と持ってもらうのに非常に有効です。
インタビュームービーについて、より詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
関連記事:インタビュー動画事例まとめ!かっこいい・おしゃれなインタビュー動画のポイントも解説
会社紹介動画を作るメリット
・短い時間で膨大な情報が伝えられる
・会社の信頼度が高まる
・採用活動に効果的
・商品やサービスへのアクションにつながる
短い時間で膨大な情報が伝えられる
動く映像と音でイメージを伝えられる動画は、わずか1分間でWebページ約3,600ページ分と同等の情報量を誇るといわれています。膨大な情報を伝えられる動画なら、会社の詳細な情報を短い時間で知ってもらえます。
自身でイメージを膨らませなければならない文章と異なり、視聴者に具体的なイメージを与えられるのも動画のメリット。文章が長いとWebサイトからユーザーが離脱してしまうケースも考えられますが、視聴時間の短い動画ならユーザーが離脱する可能性も少ないといえるでしょう。
会社の信頼度が高まる
動画はビジョンや企業理念など、文章では表現の難しい抽象的な概念・想いを形にするのに非常に向いているメディアです。会社紹介動画で事業内容を正確に知ってもらい、ビジョンや理念に共感を持ってもらえれば、ステークホルダーからの信頼感を高められるメリットがあります。
求職者にも効果的にアピールできる
ユーザーに身近さ・親近感を与えられる会社紹介動画は、求職者へのアピールに最適なのは上述した通り。これは会社のリアルな姿を伝えることで、求職者自身が働いているイメージを描きやすいからです。この特徴は、会社側にとっては「応募者の増加」というメリットが得られます。
また、具体的な働き方のイメージを与えられる会社紹介動画は、求職者とのイメージのズレをなくす役割も果たします。ある意味で、インターンの役割を果たしてくれるのです。
入社後のミスマッチを排除できる会社紹介動画は、企業側、求職者側どちらにも大きなメリットがあるのです。
商品やサービス導入へのアクションにつながる
ユーザーの信頼感・親近感を高められる会社紹介動画は、商品・サービスの問い合わせ・申込などのアクションにつながりやすいメリットもあります。普段からYouTubeやSNSの動画に慣れ親しんでいる現代のユーザーは、動画の視聴に抵抗感を感じなくなっています。
企業のファンになってもらう、ブランディングを構築することで商品やサービスへのアクションにもつながります。
テキストと比べてインパクトが強いため記憶に残る
テキスト、音声、静止画など様々な情報伝達手段があるなかで、動画コンテンツは視覚的なインパクトが強く、人々の記憶に残りやすいです。
実際、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の心理学名誉教授であるメラビアンが提唱した法則では、人の記憶に一番残りやすいのは「視覚情報」であると結論づけています。また人間同士のコミュニケーションにおいて、メッセージ伝達に占める要素の割合は以下のとおりである、と主張しています。
・言語情報:7%
・聴覚情報:38%
・視覚情報:55%
動画においては文字・音・映像と、上記の全ての要素が含まれています。そのため、テキストと比べて視聴者の記憶に残りやすいといえるでしょう。
会社紹介動画の活用場面
いつでもどこでも動画を視聴できる環境が整った現代では、さまざまな場面で会社紹介動画を活用できます。一方、活用する場面によって適切な動画構成は違ってくることも事実。会社紹介動画の効果を最大化するためにも、それぞれのチャネルの特徴、適している動画の傾向を知っておくことが重要です。
会社の公式サイトやオウンドメディア
画像出典:タカラトミーグループ
会社紹介動画を活用する場面として、もっとも一般的なのが自社コーポレートサイト、自社リクルートサイトです。自社サイトへアクセスしてくれるユーザーは、そもそも自社に興味を持って情報を探している人たちの可能性が高いといえます。こうしたステークホルダーに1か所で会社情報を提供できることが、自社サイトに会社紹介動画を掲載するメリット。
コーポレートサイトは顧客、取引先、株主・投資家などが、リクルートサイトは求職者が対象になるという違いはありますが、事業紹介型・コンセプト紹介型・インタビュー型問わず、作成した会社動画はすべて掲載しておくべきでしょう。
また企業が保有するWebサイト(オウンドメディア)も、企業の価値観や文化を伝える大切な媒体です。会社紹介動画を掲載すれば、視聴者が理念や考え方に共感し、商品を購入してくれる可能性がアップします。
会社紹介動画を通じて、企業が身近に感じられることから、SNSなどで拡散してもらえることも期待できます。
展示会などのイベント
複数社が参加するコンベンション形式、単独開催の違いはありますが、展示会・イベントでも会社紹介動画を有効活用できます。展示会ではパンフレットなどの資料提供は必須ですが、受け取ってくれても顧客が読むとは限りません。短時間でしっかり自社事業のイメージ付けができれば、商談や契約の獲得に役立つでしょう。
展示会・イベントには事業紹介型・コンセプト型がおすすめですが、自社サイトと異なり、必ずしも来場者はあなたの会社に興味があるわけではありません。できる限り短時間でメッセージが伝わるように動画の内容を工夫する必要があります。
関連記事:展示会動画の効果・メリット・費用・作成時のポイントまで徹底解説
会社説明会
求職者向けの会社説明会にも、会社紹介動画はフル活用できます。会社説明会には自社への興味が高い求職者が参加しますが、資料を使いながら説明するだけでは、事業内容・働き方・ビジョン・理念などを深く理解できない可能性があります。会社紹介動画を活用すれば、イメージのズレを修正してミスマッチをなくせます。
事業紹介型・インタビュー型が会社説明会には最適ですが、視聴者の関心は高いため、尺(動画の長さ)が多少長くなっても自社の事業・働き方・労働環境を詳細に伝えられる会社紹介動画が向いているでしょう。
SNSやYouTubeチャンネル
メリットの項目でも紹介したように、SNSは会社紹介動画を活用して動画マーケティングを展開するのに最適なチャネルです。動画の視聴に慣れているSNSユーザーは、直接的なCM動画を拒否する傾向がある反面、コンセプトムービーには好意的です。SNSユーザーとのエンゲージメントをじっくり高め、問い合わせ・購入へのアクションへつなげていくことが有効です。
ただし、SNSとひとことにいってもサービスごとにユーザー層は異なります。どのようなユーザーを対象にするのか?興味・関心はどこにあるのか?しっかり把握したうえでテーマを設定することが肝心。長い動画は途中離脱される可能性が高いため、尺を短めにまとめることもポイントです。
またYouTubeチャンネルも同様に、様々なユーザーに企業の魅力を伝えられる媒体です。会社紹介動画を公開しておくと、24時間いつでも閲覧してもらえるチャンスがあります。商品・サービスの購入や採用活動につながるのも魅力。YouTubeチャンネルを保有しているなら、会社紹介動画をアップしておきましょう。
Web広告
Web広告は、対象者となるユーザーに迅速にアプローチできる媒体です。Web広告に会社紹介動画を掲載することで、理念や商品に関する想いが対象者に伝わります。視聴者からの信頼を高められるため、商品購入や問い合わせ件数アップに期待できるでしょう。
またWeb広告は、動画のパフォーマンスを測定できるので、さまざまなデータを収集できます。取得したデータは、会社紹介動画を新しく作成する際に参考になるでしょう。
会社紹介動画の事例13選
実際にどのような会社紹介動画を作れば効果的なのか?そんな方に向け、制作する際に参考になる会社紹介動画の事例13選を紹介していきます。
わかりやすい事業紹介動画
株式会社MJE
2006年に大阪府大阪市で設立され、オフィス環境構築・ICT事業を展開する株式会社MJEの会社紹介動画です。
日本が抱える労働問題の解決に向け、起業時・起業後を含めた会社ライフステージすべてをサポートするという事業内容を、アニメーション・インフォグラフィックを活用してわかりやすくイメージ化していることがポイント。自社のビジョン・事業の全体像が、わずか3分で理解できるように構成されています。
株式会社ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジー
株式会社ウェーブロック・アドバンスト・テクノロジーは、中間素材メーカーとして合成樹脂から材料加工・販売・コンサルティングまでを提供している企業です。
本動画では、同社の事業紹介と主力製品である「ShineTech®」が紹介されています。アニメーション・実写・CGを組み合わせているのが特徴。4分弱で専門性の高い内容が理解できるように工夫されています。
印象に残る会社紹介動画
株式会社ビズリーチ
東京都渋谷区に拠点を構える大手人材会社、株式会社ビズリーチのテレビCMです。
「中途採用」「逸材」「ビズリーチ」というキーワードが視聴者の耳に残るように構成されており、データベースを活用した自社の中途採用のメリットとうまく結びつけていることがポイント。事業内容をわずか30秒間で把握できる、テレビCMならではの会社紹介動画。コメント欄にもあるように「すっごい記憶に残る」工夫がなされています。
ベルフェイス株式会社
ベルフェイス株式会社の会社紹介動画です。実写とCGを使った動画で、実写では表現できない部分をCGで表現。画面に浮き出てくるテロップやCGが、動画のカッコよさを際立たせつつ同社のビジョンを伝えています。会社紹介をしながら、ビジョンに共感してくれる人へのアピールも行っています。
株式会社ダスキン 東横
株式会社ダスキン東横の会社紹介動画です。社長自身がガンダム好きのため、スタッフさん作のコスチュームを着て会社を紹介。見た目と会社紹介のギャップが印象的な動画になっています。
株式会社アカツキ
株式会社アカツキの会社紹介動画です。実写とCGをフル活用して、職場の楽しさを伝えています。「ワクワク」や「面白さ」が同社コンセプトであることを動画でしっかりと訴求。映画の予告編を感じさせるオープニングが、ユーザーの興味をひく動画になっています。
関連記事:企業の動画活用事例を目的別にまとめました! 注意点やメリットも解説
かっこいいインタビュー動画
株式会社EXIDEA
2013年、ミニシリコンバレーを目指して設立された株式会社EXIDEA。同社で金融・通信のバーティカルメディアを担当する、メディア事業部の会社紹介動画です。
アクセスしてくれるユーザーの人生を背負う覚悟で1文字、1ピクセルにこだわってコンテンツを作る。そんなスタッフの想いが「1メディア1経営」を合い言葉にする同社の理念・ビジョンとリンクしていることが理解できる構成になっています。
ソニー株式会社
ソニー株式会社の若手社員インタビュー動画です。若手でも挑戦可能な環境であることを、インタビューからイメージできます。私服でインタビューを受けることで、服装に自由がきく企業風土であることをさりげなくアピール。動画の序盤、映像とBGMだけで同社のことを伝えている演出がかっこよさを感じさせます。
トヨタ輸送
トヨタ輸送株式会社で働く社員のインタビュー動画です。同社の魅力やメリットなどをインタビュー形式で答えながら、将来の目標などを語っています。小型ドローンを使ったようなカメラワークで、インタビュー対象者に向かって飛んでいくような演出が面白さを感じます。
堀田建設株式会社
堀田建設株式会社の社員インタビュー動画です。入社したキッカケからはじまり、入社前の不安や入社後の経験など、社員の心情にフォーカスした内容を収録。実際の話なので共感を得やすく、入社後がイメージしやすい動画です。BGMもコミカルで内容にマッチしています。
関連記事:インタビュー動画事例まとめ!かっこいい・おしゃれなインタビュー動画のポイントも解説
かっこいい採用動画
株式会社三城【眼鏡販売】
株式会社三城(パリミキ・メガネの三城)の新卒採用動画です。採用動画にもかかわらず、音声は一切なくBGMと映像のみ。パリミキのオシャレな雰囲気と世界観を伝えた動画で、BGMに合わせて画像カットを変える演出を使っています。
JEM株式会社【建設業】
建設事業の総合支援をするJEM株式会の採用動画です。実際に海外で働くエンジニア2名のリアルな体験談や仕事に対する姿勢を知ることができます。また、作業現場を空撮で映し出すことで、現場の規模間や空気間が伝わりやすくなっています。
RFA digital brains株式会社 採用動画【IT】
RFA digital brains株式会社の採用動画です。動画タイトルが「尖ったやつだけやってこい」と挑戦的で、同社が求める人材像を明確に伝えている印象です。社員のインタビューを聞くだけでも、同社のコンセプトが伝わる表現になっています。カメラワークがかっこいい動画です。
関連記事:かっこいい採用動画の事例14選を総まとめ|2024最新トレンドも
関連記事:面白い採用動画の事例12選!求職者を惹きつけるコツまで徹底解説
会社紹介動画を作る5つのポイント
撮影や編集を考える前に、まずは制作する会社紹介動画の方向性を定めておかなければなりません。ポイントを押さえて制作に取りかからなければ、冒頭でも触れたように「だれにも響かない会社紹介動画」になってしまいます。以下のポイントを押さえておいてください。
目的を決める
・事業内容を理解してもらうことで信頼感を高める
・理念・ビジョンに共感してもらうことでエンゲージメント(愛着)を高める
・働き方・カルチャーを紹介して親近感を高める
・商品・サービスのアクションにつなげる
会社紹介動画には上述したような目的がありますが、1つの会社紹介動画の目的は1つに絞り込むことが鉄則。あれもこれもと欲張りすぎれば、焦点の定まらない会社紹介動画が出来上がってしまいます。
ターゲットを決める
信頼感を高めて欲しい、親近感を高めたい、あるいはアクションを起こして欲しいのはだれなのか?会社紹介動画の視聴者である「ターゲット」を定めることが次のステップです。会社紹介動画のターゲットは、自社のステークホルダーではありますが、それぞれの立場によって会社のなにが知りたいのかが異なるからです。
採用が目的の動画であれば、新卒と中途採用では内容が異なるかもしれません。ターゲット像を明確にして情報を発信しましょう。
動画の活用場面を決める
会社紹介動画の目的・ターゲットを定めたら、どのチャネルで動画を活用するのがベストなのかを考えましょう。すでに解説したように、活用するチャネルによって適切な動画構成は変わるから。
たとえば、企業説明会などでじっくり見てもらう場面であれば、動画の尺は長めでも問題ありません。ですがSNSで動画マーケティングを展開したいなら、長すぎる動画は見てもらえない可能性が高まります。
ターゲットがもっとも利用する効果的なSNSはどれか?途中離脱されないためには尺をどの程度に収めるべきか?制作すべき会社紹介動画の概要が見えてきます。
訴求したい内容を決める
ターゲットは自社のなにを知りたいのか?を念頭に、会社紹介動画で訴求すべき内容を決定していきます。そのためには、自社の魅力はなにか?を徹底的に洗い出し、ターゲットのニーズとマッチングさせることがポイント。ターゲットの知りたいこと、自社が伝えたい魅力が一致すれば、目的を達成する会社紹介動画を制作できるのです。
動画の構成を決めてから制作する
会社紹介動画を作成する目的として、PRと認知度アップを目指している企業は多いでしょう。視聴者のインパクトに残る会社紹介動画を制作するには、高クオリティなものが求められます。他の動画に比べると制作費用がかかるため、動画の構成を決めてから作成しましょう。
内容が伝わりにくい動画を公開すると、視聴者が勘違いして企業に対して不信感や悪いイメージを抱く可能性があるためです。
会社紹介動画に関するノウハウが自社にない場合は、制作会社に相談してみましょう。
会社紹介動画制作の期間と費用相場
会社紹介動画の基本を理解し、どのような動画を作ればいいのか?イメージも方向性も決まった、しかし自作するのはハードルが高い。そう感じる企業担当者も少なくないはず。そんな方であれば、動画制作をアウトソーシングした場合の費用が気になるでしょう。
特徴 |
相場 |
動画の長さ |
撮影条件 |
撮影期間 |
制作期間 |
---|---|---|---|---|---|
画像のみの スライドショー |
10~30万円 |
120秒以内 |
撮影なし |
なし |
2週間~1ヶ月 |
社員インタビュー 社内風景 |
30~80万円 |
120秒以内 |
ロケ:社内 演者:社員 機材:1カメラ |
1日 |
1~1.5ヶ月 |
仕事密着 コンセプトムービー |
80~120万円 |
180秒以内 |
ロケ:1ヶ所 演者:社員rプロ 機材:2カメラ |
2日以上 |
1.5~2ヶ月 |
CGなどの 特殊な演出 |
200万円以上 |
180秒以内 |
ロケ:複数 演者:社員rプロ 機材:2カメラ |
2日以上 |
3ヶ月以上 |
会社紹介動画の相場は撮影の規模によって差が出ます。撮影なしの場合は10〜30万円、1日の撮影で済む場合は30〜80万円、数日間密着する場合は80〜200万円になります。
関連記事:会社紹介・店舗・学校紹介動画の費用と料金相場を徹底解説
動画は大きく「実写」と「アニメ」の2種類に分かれますが、会社・店舗・学校を紹介する動画は「実写」が多いです。理由は以下のメリットによるもの。
・リアリティによる説得力・信頼性がある
・視聴者が「自分ごと化」しやすい
企業理念やビジョンを伝える場合、架空のアニメキャラより、実在の人間の方がリアリティによって説得力・信頼性を生みます。採用が目的の場合も実際の職場の風景や社員が映っている方が「自分ごと化」しやすいです。
相場は大きく上の3パターンです。価格の違いは主に、撮影の規模(スタッフの構成や人数、必要機材数など)といった「現場の費用」によって差が出ます。動画の長さは上2つが120秒以内、最後が180秒以内が目安となります。
動画制作の流れは、企画(コンテ、キャスティング、ロケハン)→撮影(機材次第)→編集(ナレーション、BGM)の3ステップです。
会社紹介動画作成を得意とする制作会社まとめ
会社紹介動画の作成が得意な制作会社をまとめました。参考事例のような、魅力的かつ視聴者にわかりやすい会社紹介動画を届けたい方はぜひ利用してみてください。
株式会社トック企画
株式会社トック企画のおすすめポイント
・具体的なアイディアがなくても大歓迎!丁寧なヒアリングを実施
・40年以上のノウハウを駆使して結果を出す動画制作を担う
・実写〜CGアニメーションまで対応可能
具体的なアイディアがなくても大歓迎!丁寧なヒアリングを実施
「0から1を創る」を得意としている株式会社トック企画。具体的なアイディアがなくても、経験豊富なディレクターが丁寧なヒアリングを実施し、お客様のご要望を引き出してくれます。シナリオがはっきりしていなくても、打ち合わせを通じて少しずつカタチにしていけるのが強みです。
動画制作を担当するディレクター、カメラマン、エディターは全員が動画の構成やデザインの基礎を学んだプロ。基本軸をぶらさずに、流行を取り入れた動画を作成します。
40年以上のノウハウを駆使して結果を出す動画制作を担う
動画制作からライブ配信・印刷デザイン・Web制作・イベント企画まで一貫して対応する株式会社トック企画。”「効率」と「効果」を最大化する”をモットーにしており、大手企業や官公庁、ベンチャー企業など様々な企業動画を手がけてきました。
クオリティの高い動画を制作でき、なおかつ結果が出ると評判なため、40年以上経ってもさまざまなお客様から愛されています。
また、動画制作会社には珍しい「プライバシーマーク(Pマーク)」を取得しているのも特徴です。個人情報が流出しないよう、厳しい管理を行っているのも多くのクライアントに信頼される理由です。
実写〜CGアニメーションまで対応可能
実写を始め、CGやアニメーションも得意としている同社。キャラクターの描き起こしから手がけているので、制作前から具体的な提案ができるのが強みです。
社内ではクライアントファーストを徹底。そのモットーを実施するため、23区内であれば迅速に対応してもらえます。タイミングがあえば、問い合わせ当日にクライアント先に訪問し、対面で打ち合わせも可能です。
動画制作以外にも印刷・イベントの企画運営まで担っている同社。イベント用動画・印刷・イベントブース製作までをまとめて依頼すると、統一されたデザインで仕上げられます。
株式会社トック企画の概要・実績・料金
URL |
|
TEL |
03-3630-0123 |
会社所在地 |
135-0048 東京都江東区門前仲町2-9-10 |
設立年 |
1977年 |
実績ページ |
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実績詳細 |
・トヨタ自動車 「スマートカタログ用動画」 その他テレビCM等多数実績あり |
価格感 |
ライトプラン : ~30万円 |
株式会社Global japan corporation
株式会社Global japan corporationのおすすめポイント
・無料で高品質な企画・構成を提供
・料金形態は業界相場の半額
・動画専門デザイナー・モーショングラフィッカーが対応
「最高にちょうど良いクオリティの動画を、最高にちょうど良い価格で提供する」をモットーにしている株式会社Global japan corporation。クライアントの目標を達成すべく、様々な提案をしてくれます。
無料で高品質な企画・構成を提供
動画制作を依頼をしたことがなければ、動画の完成形はイメージしにくいでしょう。同社ではお客様の不安を和らげるため、打ち合わせ後に無料で企画・構成・画コンテを作成してくれます。
本番同様のクオリティで提供してくれるので、発注前に完成イメージを確認できます。そのため、成果物に納得してから契約が可能。契約後に「イメージと違った」「良い提案が出てこない」といった不満を回避できるでしょう。
料金形態は業界相場の半額
独自の制作体制と効率的なオペレーションで業務対応しているので、料金形態は3万円〜200万円と業界相場の半額となっています。
ご希望の予算が3万円〜200万円の価格帯なら、一度無料見積もり・提案を受けてみましょう。
動画専門デザイナー・モーショングラフィッカーが対応
実写・アニメーション・CGを得意とするプロフェッショナルが多数在籍している同社。制作したい動画のジャンルに応じて、適切なクリエイターをアサインします。
構成・デザイン・編集・撮影を得意とするプロが最大限のパフォーマンスを発揮。それにより、高品質な動画の提供を可能にしています。
株式会社Global japan corporationの概要・実績・料金
URL |
|
TEL |
0120-116-191 |
会社所在地 |
東京オフィス 札幌オフィス(本社) |
設立年 |
2011年 |
実績ページ |
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実績詳細 |
会社・学校紹介・店舗・企業PR制作実績ダイジェスト AIRDO株式会社様 株式会社メイクス様 企業ブランディングPV事例 株式会社PULAX様 |
価格感 |
3万円でも100万円でも費用以上の高い価値を提供できるのが強みです ご予算に合わせた価格帯プランをご用意 ■3~10万円プラン ■10~30万円プラン ■30万円以上プラン 詳しくはこちら |
株式会社Graft
株式会社Graftのおすすめポイント
・「コンテンツの配信設計」が評価され大手企業と取引継続中
・クライアントの要望にあわせて制作チームを編成
・動画制作から配信まで一貫サポート
「コンテンツの配信設計」が評価され大手企業と取引継続中
本社を東京都に構え、動画制作・SNS・YouTubeマーケティングを提供している株式会社Graft。
動画制作だけでなく、コンテンツの配信設計を強みとしています。その強みが評価され、大手企業やメディア企業と取引を継続中。
動画マーケティングのパートナーとして幅広い支援を担うことから、信頼のおける制作会社となっています。
クライアントの要望にあわせて制作チームを編成
クライアントの要望にあわせて制作チームを編成している同社。案件ごとに適切なメンバーをアサインし、導線設計からクリエイティブの制作までをチームで取り組んでいます。
クリエイターの得意分野を活かしてアサインさせるので、高品質な動画に期待できます。
動画制作から配信設計まで一貫サポート
動画制作から目標策定・コンテンツ制作・広告配信・効果測定・配信設計までを一貫してサポートできるのも、同社の強み。
お客様の目標達成に寄り添い、成果を最大化させています。それにより、取引先である大手企業や大手メディアからも安心と信頼を寄せられているのです。
株式会社Graftの概要・実績・料金
URL |
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会社所在地 |
〒104-0031 東京都中央区京橋1丁目1−5 セントラルビル 2階 |
設立年 |
2017年 |
実績ページ |
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実績詳細 |
・株式会社LIXIL:コーポレートムービー ・株式会社LIXIL:YouTube番組制作 ・日本生命保険相互会社:アスリートコンセプトムービー ・日本生命保険相互会社:SNSショート動画 ・株式会社ブリヂストン:ライブ配信番組 ・株式会社JTクリエイティブサービス:SNSショート動画 |
関連記事:会社紹介・企業紹介におすすめ動画制作・映像制作会社21選
会社紹介動画のメリットや事例・作り方のポイントまとめ
会社紹介動画を作る目的、用途、メリット、作り方のポイントから、参考にしたい事例まで、本記事では会社紹介動画の基本を網羅的に解説してきました。会社紹介動画を制作する主な目的は以下の3点。
・事業内容を理解してもらうことで信頼感を高める
・理念・ビジョンに共感してもらうことでエンゲージメント(愛着)を高める
・働き方・カルチャーを紹介して親近感を高める
目的を達成する会社紹介動画から得られるメリットは以下の4点です。
・短い時間で膨大な情報が伝えられる
・会社の信頼度が高まる
・採用活動に効果的
・商品やサービスへのアクションにつながる
効果的な会社紹介動画を作るには、活用するチャネルや事前準備として方向性を決めることも重要。基本をしっかりと押さえておけば、ステークホルダーの心をとらえられる会社紹介動画が作れるでしょう。
動画制作をプロに依頼したいという方へ
会社紹介動画を作りたいけど、制作会社を探す時間がない・そもそも制作会社の違いが分からないという方は動画幹事にご相談ください。動画幹事は、あなたに最適な映像制作会社を「人力で」マッチングするサービス。
専門のコンサルタントが丁寧にヒアリング、予算や目的に合わせて最適な会社を選定・紹介します。
コンサルタントのご紹介
岩田
専任のコンサルタントが、
お客様の予算と目的を丁寧にヒアリング。
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初心者の方でも安心してご相談いただけます。
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ご相談はもちろん無料。また紹介された会社に必ず発注する必要はありません。
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