- 更新日 2024.12.01
- カテゴリー 動画マーケティング
ウェビナーを開催するメリット8選!必要なものや費用も合わせて解説【2024年最新版】
ウェビナーのメリットについて、調べているマーケティング担当者は、
「これからウェビナーを活用していきたい」
「ウェビナーを活用するとどんなメリットがあるか知りたい」
「ウェビナーのメリットを把握して実施する決め手にしたい」
などと考えているのではないでしょうか。
ウェビナーであれば対面セミナーと違ってオンライン上で全て完結できるため、参加者の場所を問わず集客が可能です。しかしウェビナーを開催したことがないと、オフラインセミナーとの違いやどのようなメリットがあるのか詳細を把握することは難しいでしょう。主催者側と参加者側、各々のメリットを正確に把握する必要があります。
この記事では、ウェビナーのメリットを主催者と参加者にわけて解説します。開催に必要なものや費用も解説するので、実際の実施イメージが持てるでしょう。
※ウェビナーの開催で悩んでいる方は、動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。
ウェビナーのメリット8選
ウェビナーには実際にどのようなメリットがあるか。主催者側・参加者側に分けて、8つのメリットを解説します。
主催者側
主催者側にどのようなメリットがあるか把握すると、コスト削減や新しい顧客の集客など、導入後の効果が見えてきます。参加者にとって有効的なウェビナーを提供できるので、顧客満足度の向上につなげられます。
開催するためのコストを削減できる
ウェビナーはオンライン上で完結できるため、対面セミナーよりコストを削減して開催できます。インターネットに接続されている環境であれば、自宅や事務所の自席からでも開催できるので、セミナー会場の確保が不要です。
会場を借りる費用や、準備・運営にかかる人件費、会場で配布する紙資料の印刷代などが削減でき、ウェビナーツールの料金のみで始められます。ウェビナーは主催者がどこにいても開催できるので、会場を予約する必要がありません。セミナー当日に会場の設営をすることがなく、ウェビナー以外の仕事に時間を使えます。
オフラインでセミナーを開催する際、前日や当日に会場の準備をしなければなりません。会場設営には時間がかかるため、他の仕事を中断することになり、業務効率が悪くなるでしょう。ウェビナーであれば会場の設営だけでなく、終了後の片付けも不要です。ウェビナーの終了後、すぐお礼メールや商品・サービスの無料体験の案内などを送れます。その結果、参加者が商品・サービスの理解度が高いときに無料体験の案内や個別説明といったアプローチができます。
遠方でも参加してもらえる
対面セミナーは開催場所に行かないと参加できないので、どうしても近場の顧客しか集客できません。そのため、毎回同じような顧客が参加していたり、集客する顧客が少なくなったりすることが考えられます。
一方ウェビナーであれば、対面では参加できない遠方や海外の顧客を気軽に集客できます。商品・サービスに興味がある見込み客をネットを通じて幅広く集客可能です。
参加者の中には、感染症にかかるリスクから対面のセミナーに参加したくないという方もいるでしょう。ウェビナーであれば非接触で開催できるので、感染症が蔓延している状況でも集客できて、商品・サービスを購入してくれる顧客の確保につながります。
大規模セミナーを開催しやすい
ウェビナーは、会場のキャパシティを考慮しなくても良いため、10人程度の小規模ウェビナーから1万人を超える大規模なものまで開催可能です。最大接続可能数が多いウェビナーツールを選べば、同じコストで小規模でも大規模でもウェビナーを開催可能です。
また、YouTube Liveのように最大接続人数の上限がないツールもあります。無制限に世界中の人を集客できるので、費用をかけずに大規模なカンファレンスを開催できます。
一方で対面セミナーは会場の規模によって人数制限があります。会場のキャパシティ以上の参加は物理的に不可能なので、大規模なセミナーを行う場合にはそれ相応の会場費がかかります。さらに大規模セミナーを開催できる場所は、限られるので混雑状況で予約できないこともあります。
参加者からの質問やアンケートを管理しやすい
ウェビナーでは参加者の発言を制限できるので、質問があるとチャットやQ&A機能を使用して講師にテキストで送信します。過去の質問がテキストとして残るので、主催者が参加者がどんな質問をしたのかをデータとして管理可能です。
また、アンケートも参加者にオンライン上で回答してもらえます。紙でアンケートを回収すると、主催者が手作業でデータ化をしなければなりません。ウェビナーのアンケートであれば、参加者が回答した瞬間からデータ化し、一覧として閲覧できるため管理しやすいです。
「個別説明を希望」「無料体験を希望」などの項目をアンケートに入れて「はい」と回答した参加者だけに絞って早めに個別連絡を取れます。商品・サービスの購入に興味がある見込み客に対して、詳細説明のアプローチができるのです。
動画教材にできる
ウェビナー動画は情報発信するだけでなく、社内外の教材としても使用できます。ウェビナーツールには録画機能がついているものが多く、終了後に端末やクラウドへ保管することで自由に再利用することができます。
録画した動画はテロップ・BGMなどの編集を加えてアーカイブ化し、Webサイトに常設することで、非参加者へのアプローチや社内の研修などにも利用可能です。
参加者側
ウェビナーは主催者だけではなく、参加者側にとってもメリットがあります。ユーザー目線で得られる効果も把握して、効果的なウェビナーを企画しましょう。
気軽に参加できる
ウェビナーはオンラインで開催されるため、参加者が会場に移動する必要がありません。日本中、世界中どこからでもPCやスマホがあれば参加できます。ウェビナーは自分の顔を映さないので、他の参加者の目を気にする必要がありません。
また、ウェビナーでは会場に移動する必要がないので、交通費がかかりません。インターネットごしに参加できます。
対面のセミナーの場合、遠方から参加する方は新幹線や飛行機のチケット代がかかります。場合によっては宿泊費用もかかるので、1回のセミナーに参加するだけで高額な交通費が必要です。
しかし、ウェビナーであれば地方はもちろん、参加者が海外にいても飛行機代ををかけずに参加できます。参加者のニーズにマッチするウェビナーを開催できれば、積極的な集客が見込めます。
疑問点を質問しやすい
ウェビナーは講師が話している中で疑問に感じたことを、チャットやQ&A機能から直接テキストで質問できます。匿名で発言できて進行の邪魔にもならないため、他の参加者の目を気にすることもありません。ウェビナー内容で疑問に感じたことを自分のタイミングで質問しやすいです。
オンデマンド配信でいつでも再視聴できる
ウェビナーはライブ配信とオンデマンド配信が可能です。ライブ配信はリアルタイムでウェビナーを開催すること。オンデマンド配信とは、あらかじめ録画した動画をWebサイトや動画配信プラットフォームで公開することです。
とくにオンデマンド配信は、あらかじめ録画している動画を配信するので、参加者が話を聞き逃しても巻き戻しできます。さらに動画のURLを共有したり、場合によっては動画を保存したりできます。ウェビナーに参加できなかった人がいても、再視聴できるのです。
※ウェビナーの開催で悩んでいる方は、動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。
ウェビナーをする際に必要な3つのもの
ウェビナーは比較的手軽に開催できますが、それでも一定の準備や用意は必要です。効果的なウェビナーを実施するために、必要なものを把握しておきましょう。
ウェビナーツール
大前提としてウェビナーを開催するには、ZoomやTeamsなどの専用ツールの準備が必須です。YouTube Liveのように無料で配信できるツールもありますが、ウェビナーの専用ツールには、Q&Aやアンケートなどの機能があります。ウェビナーに特化した機能を利用するなら、ツールを導入しなければなりません。
また、各ツールによって、料金や最大利用可能数、制限時間などが異なります。「できる限り費用を抑えたい」「数千人規模のウェビナーを開催したい」など、自社の目的を明確にすることで、適したものが選べます。
例えば、1万人規模のウェビナーならZoom、ツールの導入前から開催後の運用改善をするならV-CUBEセミナーを選べるでしょう。
マイク
パソコンのマイクでも十分ですが、よりクリアな音声を視聴者に届けたいなら、外付けマイクの用意がおすすめです。周囲の雑音を消す機能がついていたり、講師の音声をはっきりひろってくれたりするためです。周囲の人の声や車の音などの雑音が入りづらいので、参加者が音声を聞き取りづらいといったトラブルを回避できるでしょう。
マイクを選定する際は、以下の点がポイントです。
・ノイズキャンセル:雑音や騒音を軽減する
・高感度:音声をしっかり拾ってくれる
・単一指向性:特定の方向からの音を拾いやすい
外付けのマイクには、以下のような商品があります。日本のオーディオ機器メーカーが販売している商品で、コンパクトなので広い場所を必要としません。さらに単一指向性であり特定の全方向ではなく、特定の方向からの音声が拾いやすいです。マイクにヘッドホン端子を用いることで、自分の声を確認可能です。
画像引用:audio-technica
カメラ
マイクと同様にパソコンのカメラでもウェビナーを開催できますが、画質を良くするために外付けのカメラがあると便利です。パソコン上部に乗せて使える小型カメラがあるので、カメラを置く場所がなくても使えます。
外付けカメラを選ぶポイントは、以下のとおりです。
・画角
・ズーム可否
・ライト
例えば外付けカメラには、以下のような商品があります。コンパクトなサイズ感なので、パソコンの上部に置いて使えます。ワイドスクリーンフォーマットになっており、自動で光補正する機能もあるので、自動的に明るい表情を映し出せます。
画像引用:logicool
ウェビナー開催にかかる費用相場
ウェビナーを開催するメリットと必要な機材を把握したら、どのくらいの費用が必要なのか気になるでしょう。費用相場を理解していると、ウェビナーを導入する際の予算を組みやすいです。
ウェビナーツール
ウェビナーツールのライセンス費用相場は、以下のとおりです。
・無料〜数千円(最大参加人数が少ないとき)
・数百万円程度(最大参加人数が多いとき)
使える機能や最大配信可能人数が多いほど、費用も高くなる傾向にあります。いきなり高いツールを購入しても、機能を使いこなせなかったり、途中で使用しなくなったりする可能性が考えられます。お試しで開催するなら、まずはSkypeやYouTube Liveなどの無料で使えるものを選ぶと、リスクなく始められるでしょう。
マイク
外付けマイクの費用相場は、数千〜数万円です。ノイズキャンセルや高音質のマイクになるほど、費用が高くなります。数千円のものでも雑音を消せるマイクがあるので、ウェビナーであれば十分な性能です。
カメラ
外付けカメラの費用相場は、数千〜数万円になります。カメラを選ぶ際の値段は5,000円〜10,000円前後で、1080p(ピクセル)以上のカメラがおすすめです。数千円のものでも広い範囲を映せたり、ライトで講師の顔を明るく表示させたりできます。
オンライン配信に必要な機材や費用を詳しく知りたい方は、以下の記事をチェック。
関連記事:【プロ監修】オンライン配信のやり方・必要な機材や相場を解説!
ウェビナーを開催する際の3つの注意点
最後に、ウェビナーを開催する際の注意点も把握しておきましょう。注意点を把握することで、適切な対策が取れます。
参加者が途中で離脱しやすい
ウェビナーは気軽に参加できる反面、ボタンをクリックするだけ退室できてしまうので、途中離脱も容易です。ウェビナーを視聴しながら同時に仕事をしたり、調べものをしたりなどもできてしまいます。他のことをやっていると、講師の話を聞き流しているため、ウェビナーへの集中が途切れやすいです。そのため、途中退室につながります。
対策
ウェビナー中にQ&Aで参加者の質問や、アンケート機能で途中まで説明を聞いた感想を募集するのがおすすめ。視聴者が参加できるコンテンツになり、講師とのコミュニケーションが取れます。
主催者側は一方的な説明をするのではなく、時間ごとや資料のキリがよいところで質疑応答を入れてみましょう。参加者の疑問や質問を解決できるので、集中力が上がって途中離脱を防げます。
配信トラブルが起こる可能性がある
ウェビナーはインターネットを介して行うため、通信トラブルが発生する可能性があります。ウェビナー中に通信トラブルが起こると、途中で配信がストップしてしまったり、声が聞こえづらくなるという事も起こります。最悪の場合、ウェビナー自体が中止になることもあるでしょう。
対策
予備のパソコンをスタンバイさせておいたり、ポケットWi-Fiや有線LANを用意しておくのがおすすめです。予備の機材が用意されていれば、パソコンが壊れたり通信が切れたりしても、慌てずに配信を再開可能です。
参加者の反応がわかりづらい
ウェビナーは参加者の顔が見られないことも多いので、どのような反応なのかがわかりづらいです。
対面セミナーであれば、参加者の表情や会場の雰囲気から「話の理解ができていない」と感じられたら、話す内容を戻してもう1回説明することができます。しかし、ウェビナーは表情や雰囲気が読み取れないので「理解しているのか」「興味があるのか」など、講師の話を聞いてどう感じているのかを把握できません。そのまま続けてしまうと、参加者が最後までウェビナー内容を理解できないことにつながります。
対策
講師から参加者に質問をしてみるのが効果的です。「ここまでの説明でわからないところはないですか」といった質問を投げかければ、もし理解が追いついていない人がいた場合、チャットで回答をもらえる可能性があります。
【番外】Webミーティングとの違いを今一度認識しておく
オンラインでセミナーを開催する際は「ウェビナー」と「Webミーティング」の2種類の方法が考えられます。ウェビナーとWebミーティングの最大の違いは、参加者同士がコミュニケーションを取れるかどうかです。
ウェビナーは講師の話を聞くことを前提にしており、参加者がカメラや音声のオン・オフを自由にできません。講師からの一方的なコミュニケーションになるため、参加者が自由に発言したり、ディスカッションしたりなどが不可です。視聴者が講師の話を集中して聞けるので、ウェビナー内容を理解しやすいです。
一方でWebミーティングは会議することが目的であり、参加者同士が顔を見て意見を出せるようになっています。双方向のコミュニケーションを取れるので、ウェビナー中に誤操作で他の視聴者の音声が入り込んでしまい、講師の音声が聞き取れないケースが少なからずあります。
また、ウェビナーのほうが、講師に質問をテキストで送信できるQ&Aや、参加者に感想を聞けるアンケートなど、ウェビナーに特化した機能が豊富です。講師の話を集中して聞ける仕組みになっているため、内容の理解や満足度の向上が期待できます。
【まとめ】ウェビナーのメリットを理解して活用しよう
ウェビナーを開催するメリットは、主催者側と参加者側で異なります。それぞれのメリットを把握することで、主催者の考えだけでなく、参加者側にも寄り添ったウェビナーが開催可能です。
とくにウェビナーを開催するメリットは、オンライン上で開催することで、遠方の人を集客できる点です。対面セミナーでは開催場所から近い顧客しか集客できないので、ウェビナーを活用すると新しい顧客の開拓ができます。
また、ウェビナーを開催するには、必要な機材を用意する必要があります。しっかり費用相場を把握して、必要な機材を揃えて始めてみましょう。
それでもウェビナーの開催で悩んでいる方は動画幹事にご相談ください。
※ウェビナーの開催で悩んでいる方は、動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。
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