VR工場見学の参考事例10選!作るときのポイント、相場まで徹底解説

「他社のVR工場見学の事例を見て、自社で作るべきか判断したい」
「事例を見て、VR動画を作るときのポイントを知りたい」
「工場見学のVR動画を作る費用は?」

そこで、自社の理解を深めてもらう秘訣が満載の事例をご紹介します。VR動画の活用方法や相場についてもわかりやすく解説します。

この記事を最後まで読めば、VRの工場見学で失敗しないための知識が身につきます。

※工場見学のVR動画を制作できる会社がわからない、選べない!という方はお気軽にご相談ください。あなたの目的・予算に合った最適な会社をマッチングします。相談料も紹介料も無料です。

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目次
  1. 1. VRの工場見学の参考事例10選
    1. 1-1. 食品業界の参考事例
    2. 1-2. 車両業界の参考事例
    3. 1-3. その他製造業の参考事例
  2. 2. 工場見学のVRを作る際の注意点
    1. 2-1. 「どこを見たらいいか」をわかりやすくする
    2. 2-2. VRならではの演出を加える
  3. 3. VR工場見学の活用方法
    1. 3-1. 一般消費者向けの見学
    2. 3-2. 採用活動
    3. 3-3. 商談でお客様に見せる
  4. 4. VR動画制作の相場
    1. 4-1. 50~100万円
    2. 4-2. 100~300万円
    3. 4-3. 300~500万円以上
  5. 5. VRの工場見学は自社でできる?
    1. 5-1. トラブルが起きやすい
    2. 5-2. スティッチングが大変
    3. 5-3. 指示出しが難しい
  6. 6. VR工場見学の参考事例 まとめ
    1. 6-1. 工場見学のVR制作をプロに任せたい方へ

VRの工場見学の参考事例10選

食品業界の参考事例

カゴメ株式会社

カゴメ株式会社の事例。トマトジュースの製造工程をVR動画で伝えています。

ポイントは全方位を使って説明していること。360°見せられるVRのメリットを活かすために、説明も全方位を使った方が望ましいです。

この動画では、クイズ形式で実現しています。クイズの問題と答えを別方向に表示することで、視聴者が自然と様々な方向を見てVRを楽しめるようになっています。

さらに、ただ一方的な説明ではなく、クイズ形式にすることで能動的に楽しんでもらえるのも重要なポイント。視聴者は「答えは何だろう」と考えるため、自然と興味を持ちます。

視聴者が前のめりになれる工夫をすると、満足度が高まります

アサヒビール株式会社

アサヒビール株式会社の事例。ビールの製造工程をVR動画で伝えています。

ポイントは、ナビゲーターの案内があること。ただ工場を見て回るだけでは、単調になって視聴者が途中で飽きてしまう可能性もあります。人が案内することで、大事なポイントが伝わりやすくなり、視聴者の理解も深まります。また、人がいることで親しみやすさが増し、無機質で冷たい印象を与えません。

さらに、作られるビールの目線で撮影している点もおもしろいポイントです。この視点は現地の工場では体験できません。

VRでしかできない体験を提供できると、視聴者は喜びます。現地で見学したことがある人でも、新しい発見ができておもしろいと感じるためです。

三島食品

三島食品

画像引用:三島食品

こちらは動画ではなく、VRの静止画の例です。ふりかけの製造工程を紹介しています。

ポイントは、順路を矢印で示していること。次にどこを見たら良いかが一目でわかります。360°あちこち見れるのは、視聴者にとっておもしろい一方で、どこをどう見たらいいかわからなくなるという面もあります。このように順路を示すと、視聴者は迷わないですみます。

また、静止画の場合は動画よりも安く済むことが多いです。そのため、予算が限られている場合におすすめです。

車両業界の参考事例

コマツ

コマツの事例。建設機械の製造工程をVR動画で紹介しています。

ポイントは、写真やテロップを多く入れていて、理解しやすいこと。たとえば生産している部品が建設機械のどの部分で使われているかを、画像を用いてわかりやすく示しています。

工場での製造工程は、全く知らない人がいきなり見ても理解できないことが多いです。写真やテロップを加えると、視聴者がイメージしやすくなります

また、広大な工場の全景を映しています。VRならではの迫力があり、視聴者を引きつける効果があります。VRの良さを生かした好例です。

株式会社SUBARU

株式会社SUBARU

画像引用:株式会社SUBARU

こちらは、三島食品の事例と同様、VRの静止画の事例です。自動車の製造工程をVRの静止画と2D(二次元)の動画を組み合わせて紹介しています。丸いアイコンをクリックすると、詳細を動画や画像で閲覧できる仕組みです。

ポイントは、アイコンが目立つデザインでわかりやすいこと。黄色や青、緑などの色で表示されていて、一目でわかります。

この事例は、VRの静止画に動画などの詳細情報を加える場合に参考になります。せっかく動画を用意しても、ユーザーが気づいてくれなかったら意味がありません。アイコンを目立たせるなどの工夫をしましょう。

その他製造業の参考事例

株式会社第一印刷所

株式会社第一印刷所の事例。印刷の工程をVR動画で紹介しています。

ポイントは、製造工程を理解しやすいように工夫がいくつもなされていること。たとえば、ロール紙の横に女性が立ち「ロール紙を2つ積むと私の背より大きいです!」と吹き出しが表示されます。
人が並ぶことで、大きさを理解しやすくなっています。

また、印刷の仕組みを図解で示しているのも参考になります。機械そのものを見てもわかりにくい部分は、図解を用いると視聴者が理解しやすいです。

牛乳石鹸共進社株式会社

牛乳石鹸共進社株式会社の事例。石鹸の製造工程をVR動画で紹介しています。

ポイントは、現場の音が聞こえること。機械が動いている音が聞こえてきて、本当に工場にいるかのような気分になります。

VR動画というと、映像をどうするかに気を取られがち。しかし音声も重要な要素であることを忘れてはいけません。現場の音もある程度聞けるようにすると、さらにリアリティが増します

また、クイズ形式にして、視聴者が能動的に楽しめるように工夫されています。「答えは何だろう」と視聴者自身が考える時間を設けることで、興味を引くことができます。

株式会社トクヤマ

株式会社トクヤマの事例。セメントを製造する様子をVR動画で紹介しています。

ポイントは、1人だけではなく、複数の社員が交代で案内していること。現場の社員の方からのおもてなし感が伝わってきます。

可能であれば何人かの社員に出演してもらうことをオススメします。会社全体でもてなされているような人情味が出て、視聴者の好感度が高まるからです。

株式会社エフピコ

株式会社エフピコの事例。ペットボトルのリサイクルの過程をVR動画で紹介しています。

ポイントは、社員の方の作業が間近に見られること。手作業で素早くペットボトルを選別する様子を見ることができます。

工場見学といっても、ただ単に機械だけ見せるのではなく、実際に人が作業しているところも見せると良いです。社員の熟練した技術を見せると視聴者は「すごい!」と感心して好印象を抱きます。

JFEスチール株式会社

JFEスチール株式会社

画像引用:JFEスチール株式会社

VRの静止画です。鉄鋼の製造工程をVRの静止画と2Dの動画を組み合わせて紹介しています。

ポイントは、詳細をクリックすると動画で説明してくれること。原料を切り出す様子などを動画で詳しく見ることができます。

VRの静止画を作る場合は、一緒に動画も作ることをおすすめします。動画を組み合わせると、現場で実際に行われている作業をより具体的に伝えられるためです。

また、「ON/OFF」のボタンをクリックして現場音を再生させることができます。可能であれば現場の音も聞けるようにすることをおすすめします。リアリティが増して、視聴者が本当に工場にいるような気分になれるからです。

工場見学のVRを作る際の注意点

VR動画を作る際の注意点

今まで見てきた事例から学べる注意点を2点まとめました。

「どこを見たらいいか」をわかりやすくする

360°自由に見られるのは「どこをどう見たらいいかわからない」という状態にもなりがち。映像を重ねたり、社員がフリップを持って説明する場合は、どの方向に説明があるかをわかりやすくしましょう

株式会社第一印刷所の事例が参考になります。「答えは後ろ!」と表示されるため、どこに答えがあるかが一目でわかります。

VRならではの演出を加える

現地の見学とは違った体験ができると、視聴者は「現地の見学とは違った面白さがある」と感じて満足度が高まります

アサヒビール株式会社と株式会社トクヤマの事例が参考になります。

アサヒビール株式会社では、作られるビールの視点で撮影しています。遊園地のアトラクションに乗っているかのようなインパクトがあります。

また、株式会社トクヤマではドローンを用いて上空から撮影しています。塩山がいかに巨大かがよくわかる映像になっています。

実写撮影のVR動画作り方を下記記事で解説しているので、お役に立ててください。
関連記事:実写撮影版VR動画の作り方とは?具体的なステップや費用を解説

VR工場見学の活用方法

VR工場見学の活用方法

事例を見ても、まだ工場見学のVR動画を作るべきか悩んでいる方もいらっしゃると思います。それでも制作をおすすめするのは、1つ作れば様々なシーンで活用できるためです。主な活用方法3つを紹介します。

一般消費者向けの見学

これが最も多い活用方法です。VRの工場見学では、時間や場所を問わず、現地での見学に近い体験ができます。そのため、たとえば工場から遠い地域に住む人も簡単に見学できます。

また、現地での見学とは違った体験を提供して、消費者の興味を引きつけたり、理解を深めてもらうこともできます。たとえば、以下のような方法があります。

・ドローンで上空から撮影して、工場の全景を映す
・現地では立ち入り禁止の場所も見せる
・3DCGを活用して機械の内部まで見せる

現地での見学では、見せる場所、見せる視点など様々な部分に制約があります。VRを活用すれば、これらを解消することができます。

採用活動

採用活動で活用することもできます。現地での工場見学に行けない、という求職者も詳しく工場の中を見ることができます。工場の中を隅々まで見せられるため、求職者は「入社したらこんなところで働くんだな」と働くことを「自分ごと化」しやすいです。

具体的には以下のように活用できます。

・企業説明会で動画を見せる
・配布資料に動画のQRコードを載せて復習できるようにする
・採用サイトや採用媒体に掲載する

商談でお客様に見せる

意外かもしれませんが、商談で活用することもできます。どんな工場で生産しているか見せてほしい、とお客様に言われても、案内できる人がいる日しか見せられない、ということも。こんな時にVRがあると便利です。案内のために他の社員を駆り出さなくても工場内部を見せられます

また、お客様の所在地から工場までが遠い場合にも、VRが役立ちます。工場まで行かなくても、工場の中を詳しく見ることができます。

ここまで読んで、VRの工場見学を取り入れてもいいかもしれないと感じた方は動画幹事にご相談ください。相談料も全て無料です。

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VR動画制作の相場

工場見学のVR動画を制作する場合、相場は50万〜500万円以上と幅があります。それぞれの相場でできることを説明します。

50~100万円

シンプルなVR動画を制作できる価格帯です。VR動画の撮影・編集、簡単なテロップやBGMの挿入まではこの価格帯で依頼できることが多いです。
費用が高くなるポイントは以下のようなものがあります。

・企画構成から依頼する
・テロップにこだわる

この価格帯でできる動画のイメージが上の事例です。工場内を映したVR動画に、テロップが何か所か加えられています。

100~300万円

上に加えてナレーションや2Dの動画も追加できるようになります。費用が高くなるポイントには以下のようなものがあります。

・追加する静止画や2Dの動画の本数が多い
・ナレーションの録音時にスタジオを借りる
・オリジナルのBGMを使う
・動画の尺が長い

これらの要素が多いほど、費用は高くなり、少なければ安く済みます。

この価格帯でできる動画のイメージが上の事例です。工場見学ではなく、バーチャルドライブの動画ですが、クオリティの参考としてご覧ください。プロのナレーターがナレーションを吹き込んでいて、説明が聞きやすいです。

300~500万円以上

VR動画そのものの企画構成から撮影・編集に加えて、ドローンを用いた空撮、3DCGなどの特殊撮影まで可能なります。ここまで金額をかけると、かなり見ごたえのある動画になります。特殊撮影の本数が多ければ多いほど費用は高くなります。

この価格帯の事例として、上のアサヒビールの事例が参考になります。3DCGも5箇所以上あり、静止画や2Dの動画もいくつも挿入されています。

VRの静止画の相場は20~50万円程度 VRの静止画を制作する場合は、VRの動画よりも安く済むことが多いです。相場は20~50万円程度。ただし、ドローン撮影を行ったり、工場が何フロアにも分かれていて撮影面積が広い場合は50万円以上かかることもあります。

VR動画の詳しい制作費用の相場を知りたい方は下記記事をご参照ください。
関連記事:VR動画の制作費用はいくら?事例別の相場や外注費を抑えるコツを紹介!

VRの工場見学は自社でできる?

VR動画の外注費用が思ったよりも高額だとわかり、自社で作れないだろうか?と思われたかもしれません。結論からいうと、自社に高いスキルのある人がいない限り、自作は難しいです。主な理由は以下の3つです。

トラブルが起きやすい

VR動画では、そもそも専用のVRカメラを用意する必要があります。数千円程度の安いものもありますが、社外に公開できるクオリティのものを撮るなら、5~10万円程度のものの方が良いです。値段が高いものほど画質が綺麗なためです。

また、VRカメラは繊細なため扱う時には注意が必要です。撮影には複数台のVRカメラが必要な場合が多く、その分トラブルも起きやすくなります。

たとえば、猛暑日に工場の外観を撮影するとして、カメラが「熱暴走(本体が熱くなり動作が不安定になる)」する場合があります。VRカメラは繊細なため、気温差や長時間撮影に弱いです。このようなトラブルが起きてカメラが使えなくなると、撮影を中断しなければならないことも。

プロの制作会社は、カメラの特性を熟知しているため、撮影がスムーズです。

スティッチングが大変

VR動画の作成では、撮影した動画のスティッチング(映像のつなぎ合わせ)が大変です。「スティッチング専門の業者」がある程、手間がかかります。

もちろん、複数カメラを使えば解像度は高くなります。しかしその分スティッチングの回数が増えるため、編集に時間がかかる上、色味の調整などの技術も必要になります。

指示出しが難しい

VR動画では、360度が映されるため「背後」がありません。カメラの後ろにスタッフが待機できないため、キャストへの指示やカメラアングルの変更の指示などが難しいです。カメラの動きを考えて、スタッフの待機場所や撮影順序、台本などを入念にすり合わせる必要があります。

ここまで読んで、工場見学用のVR動画を自社で作るのは難しそう、と感じた方は動画幹事にご相談ください。最適な制作会社を紹介します。相談料も紹介料も無料です。

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VR工場見学の参考事例 まとめ

この記事では、VRの工場見学の参考事例から、導入の注意点、相場まで解説しました。工場見学のVR動画は「消費者向けの見学」「商談」「採用活動」など様々な場面で使用することができます。

また、導入で注意すべきポイントは2つ。

・「どこを見たらいいか」をわかりやすくする
・VRならではの演出を加える

この2点を抑えると、「高い金額をかけたのに全く効果がなかった」ということを防げます。導入を検討する際の参考にしてみてください。

工場見学のVR制作をプロに任せたい方へ

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