動画マニュアルの事例とポイントを解説!内製・外注のポイントもご紹介します

マニュアルには紙やWebページ(PDF)などの媒体がありますが、様々なメリットがあることから「動画」によるマニュアルも多くの場面に役立てられています。

そこで本記事では、動画を活用したマニュアルについて、主なメリット・デメリットや社内・社外向けの事例、作成するポイントなどをご紹介します。「社内マニュアルが分かりにくい・活用されていない」「マニュアルがあるのに顧客からの問い合わせが減らない」など、マニュアルに関するお悩みを抱いている方はぜひ参考にしてみてください。


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目次
  1. 1. 動画マニュアルの成功事例
    1. 1-1. 社内向けのマニュアル動画事例
    2. 1-2. ユーザー向けのマニュアル動画事例
    3. 1-3. 工場・製造業のマニュアル動画事例
  2. 2. 動画を使ったマニュアルのメリット・デメリット
    1. 2-1. 動画マニュアルのメリット
    2. 2-2. 動画マニュアルのデメリット
  3. 3. マニュアル制作は社内で行うべき?外注すべき?
    1. 3-1. 簡易マニュアルであればツールを活用する手も
    2. 3-2. 外注する場合もコンテンツの設計は社内で行うべき 
  4. 4. 動画マニュアルを自作する際のおすすめサービス
    1. 4-1. tebiki(テビキ)
  5. 5. 【まとめ】マニュアル動画の制作について
    1. 5-1. マニュアル動画をプロに任せたい方へ

動画マニュアルの成功事例

まずは、動画マニュアルの成功事例を「社内向け」「ユーザー向け」「工場・製造業向け」の3つに分けて計9つご紹介します。

実際の事例を見ることで自社での活用をイメージしやすくなるので、ぜひ参考にしてみてください。

社内向けのマニュアル動画事例

【SA株式会社】

動画時間:18分39秒

愛知県で美容院を運営している「SA株式会社」が、シャンプーの技術を統一する目的で制作したマニュアル動画です。動画の始めに「目的」や「この動画が最低限のレベルであること」を説き、まとめの部分でシャンプーを通して顧客に感じてもらいたいことを改めて伝えるなど、スタッフの意識向上に向けた発信も行っています。

また、テロップだけでなく口頭でも説明を行い、注意すべき点を漏らさないように解説している点も特徴。文字のフォントがやや小さめですが、動画の説明欄にて閲覧の推奨環境について触れるなど細かなポイントにも留意されています。

【ホーム株式会社】

動画時間:3分27秒

オフィスコンビニを展開している「ホーム株式会社」のマニュアル動画です。

新入社員向けに商品を納品する際の流れを説明しており、動画の後半では「新入社員時によくあるパニック」として急な事態への対処法についても触れています。

また、従業員だけでなくマナー講師も出演し、注意すべき点を細かく解説。顧客対応時にすべきことやショーケースの清掃方法など、訪問時の流れに沿って解説していくことで、全体の流れをイメージしやすくしています。

【株式会社セントラルサービス】

動画時間:7分25秒(上の「YouTubeで見る」をクリックすれば動画が見られます)

株式会社セントラルサービスが社内用として公開しているマニュアル動画です。

ホテルなど宿泊施設におけるベッドメイキングの方法を一つひとつ解説しており、作業の具体的な手順を把握できます

同動画は実際の動きとテロップのみで構成。ナレーションがないため、音声が流せない環境でも問題なく作業を理解できます。また、特に説明したい点はテロップを入れ、解説が不要な箇所は早送りするなど、全体的な流れを見せつつもメリハリがあるように工夫されていることもポイント。テロップは白文字に黒い縁取りがされており、文字の見やすさにも配慮されています。

ユーザー向けのマニュアル動画事例

【株式会社ベネッセコーポレーション】

動画時間:12分1秒

株式会社ベネッセコーポレーションの授業支援ソフト「オクリンク」について解説しているマニュアル動画です。授業のような形式をとりながら、小・中学生や先生向けにログイン方法・ソフトの立ち上げ方などを細かく説明しています。

テロップは漢字にルビを振ったりひらがなを中心に使用したりなど、低年齢層も視聴することを考慮して制作。動画の合間にクイズを挟み、操作への理解を促しながらも飽きさせない構成になっています。

また、「マイボード」「カード」「ストーリー」などソフト使用上の専門用語についても説明し、誰でも同じ認識を持てるように留意されている点も特徴です。

【KDDI株式会社】

動画時間:1分42秒

KDDI株式会社がユーザー向けに提供している「KDDI Knowledge Suite」のマニュアル動画です。実際の画面を使いながらツールの操作方法をテロップで説明しています。

ナレーションなど口頭での解説は特に行っていませんが、マウスポインタがどこを指しているのか目立つように調整されている点が特徴。細かな部分ではありますが、ユーザー側の探す手間を減らせるように配慮されています。

また、同動画が含まれる再生リストにて、「メールアドレスの設定」「写真の登録」など他の機能に関する動画を用意。動画タイトルを見ただけで何について説明しているのか分かるため、索引としても役立ちます

【株式会社ソノテック】

動画時間:3分35秒

超音波機器を提供する「株式会社ソノテック」のユーザー向けマニュアル動画です。故障時の対処法について、図や画像、動画を用いながら説明。原因と対策を1枚のページにまとめているため、原因を確認したい場合などに動画を巻き戻す手間がかかりません。

また、発生した症状によって行うべき対処法を段階的に説明し、ユーザー自らが修理できない場合は修理品を郵送するように誘導。動画内だけでなく動画の説明欄でも問い合わせ先のURLを掲載し、ユーザーがそのまま質問できる体制を整えています。

工場・製造業のマニュアル動画事例

【株式会社岡本工作機械製作所】

動画時間:3分59秒

株式会社岡本工作機械製作所の提供する「平面研削盤」に関するマニュアル動画です。

動画の前半では研削盤の機能を解説し、後半でボタンの意味など具体的な操作方法を説明。動画を通して平面研削盤への理解を深められる構成です。

同動画の特徴は、ナレーションや動画内の用語を英語にしてテロップを日本語にするなど、海外での導入を見据えて制作されている点。実際、動画のコメント欄には英語での問い合わせもあり、海外からの需要に応えていることが窺えます。

【近畿生コン関連協議会】

動画時間:12分2秒

近畿生コン関連協議会の提供する新人研修用のマニュアル動画です。

セメントやコンクリートの種類、コンクリートの製造・検査方法など、生コンクリートに関する情報を段階的にまとめています

同動画はコンクリートの基本を初心者でも理解できるようにイラストや表、実際の動画を交えながら説明。コンクリートは品質を保つことが重要であることを動画の序盤に伝え、新人も責任感を持つように注意を促しています。

また、動画のタイトルを「工程①製造」とナンバリングし、続きがあると分かるように設定。どういった意図で動画を制作したのか説明欄にも記載し、新人への心理的なハードルを下げています。

【株式会社リオ】

動画時間:1分8秒

株式会社リオが公開している工場の身だしなみに関するマニュアル動画です。食品を取り扱う上でどのような身だしなみをすべきか、テロップやナレーションを活用しながら解説しています。

また、帽子や上着を着用する順番については、手順を説明するだけでなく、「毛髪の混入を防ぐため」とその理由についても言及。理由に触れることでなぜ帽子から被るべきなのかを理解しやすくなるため、従業員のミスを抑制できます。

動画を使ったマニュアルのメリット・デメリット

次に動画を使ったマニュアルのメリット・デメリットを見ていきましょう。

ただし、動画のマニュアル化には様々なメリット・デメリットがあり、細かいものまで入れるといくつでも挙げられます。そこでこちらでは社内向けと顧客向けに分けて、主なものを1つずつご紹介します。

動画マニュアルのメリット

動画マニュアルの主なメリットとして、下記が挙げられます。

・社内向け:多くの情報を均質に伝えることができる
・顧客向け:問い合わせを減らすことができる

では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

社内向け:多くの情報を均質に伝えることができる

社内マニュアルに動画を活用するメリットは、多くの情報を均質に伝えられる点です。

個人が研修などを行う場合、指導者のスキルによって教えられる側の理解度が左右されがちですが、動画であれば同じものを再生するだけなので大きな差が生じません。紙では分かりにくい細かな動きも正確に把握しやすいため、スムーズな理解を促せるでしょう。

また、理解できなかった場合も各人が繰り返し確認できるため、指導側の負担軽減も可能。接客の質を統一化したい、ツールの操作方法を学ばせたいなど、様々な場面で動画マニュアルが役立つでしょう。

顧客向け:問い合わせを減らすことができる

顧客に対して動画マニュアルを用いるメリットには、問い合わせ数の削減につながる点が挙げられます。

例えば公式サイトやYouTubeの公式チャンネルに「○○の操作方法」などの動画を用意しておくことで、問い合わせ前にユーザー自身で確認できる体制を整えられます。もし動画を確認する前に問い合わせがあった場合でも動画のURLを送ることでユーザーの理解を促進でき、問い合わせにかかる工数を少なくすることもできます。

動画は文章・画像だけでは伝わりにくい工程を「動き」で説明できるため、何をどのように操作すればよいのか直感的に理解しやすいです。また、映像だけでなく音声でも説明を加えられるため、複雑な作業の場合でも「効果音で注意を引く」「ナレーションの抑揚を変える」など様々な工夫を取り入れられるでしょう。

動画マニュアルのデメリット

次に、動画マニュアルのデメリットとして下記の2つをご紹介します。

・社内向け:マニュアル制作コストが高くなる
・顧客向け:変更があった場合、修正コストが高い

デメリットも把握しておくことで動画マニュアルへの理解がさらに深まるので、ぜひ合わせてご確認ください。

社内向け:マニュアル制作コストが高くなる

社内向けに動画マニュアルを作るデメリットは、マニュアル制作にかかるコストが高くなる点です。

軽微な作業を自社で動画マニュアル化するのであれば大きな手間はかかりませんが、クオリティの高い動画を作成する場合は撮影・編集の機材やスキルが必須なので、紙やWebよりも費用・工数がかさみます。特に外注するとなると予算の確保が必要となるため、着手するまでに時間を要することも考えられるでしょう。

ただし、動画マニュアルは印刷コストや指導の人件費などを軽減できるため、長期的な目線で見るとコスト削減につながりやすいです。初期費用と将来的なコストとを比較し、自社にとってどちらが有益か算出した上で導入するのもよいでしょう。

顧客向け:変更があった場合、修正コストが高い

顧客に対して動画マニュアルを制作した場合、変更時の修正コストが高くなる点がデメリットとして挙げられます。

例えば自社で提供しているアプリの使い方を動画で説明していたとすると、アップデートに合わせて動画マニュアルの修正も必要となります。動画と実際の動作がずれているとアプリ利用者にとって分かりにくく、かえってクレームにつながってしまう可能性もあるでしょう。

顧客向けの動画マニュアルを用意するのであれば、修正時の対応についても考慮しておくことが大切。「●月時点の情報である」「現在の画面と異なる場合がある」といったように動画の序盤や説明欄などで注釈を入れておくのもおすすめです。

関連記事動画マニュアルは導入すべき?メリットやデメリット、導入事例まで詳しく紹介!

マニュアル制作は社内で行うべき?外注すべき?

最後に、マニュアルの社内制作・外注依頼時に押さえておきたいポイントをご紹介します。

マニュアル動画の制作には「自社で制作する」「外注に依頼する」といった方法がありますが、それぞれ意識すべき点は異なります。目的・用途に応じて自社に合った選択を心がけましょう。

簡易マニュアルであればツールを活用する手も

簡易的なマニュアルであれば、スマートフォンなどを用いて社内で作成することも可能です。その作業に詳しい人が作成に当たるため、専門的な内容でも作りやすいという利点もあります。

ですが、専門的な知識があるからこそ主観的になりがちなので、誰でも理解できるように意識して動画制作に取り組むことが大切。例えば「Teachme Biz」や「tebiki」など動画マニュアル向けのツールを使うと図や注釈の挿入が手軽にできるため、動画制作の知識がない方でも作りやすいです。ツール活用に向けたセミナーやサポートを利用すれば、よりスムーズに動画制作を進められるでしょう。

関連記事動画マニュアル作成ソフト5つを比較!選び方やメリットも合わせて解説

外注する場合もコンテンツの設計は社内で行うべき 

マニュアル動画の見やすさ・分かりやすさを重視したい場合は外注する方法もあります。動画の質にこだわるのであれば一定以上のコストはかかりますが、過去のノウハウに基づいたクオリティの高い動画を制作できます

ただしマニュアルには業務理解が求められるため、外注であってもコンテンツの設計は社内で行うことが重要。業務のことをもっとも理解しているのはあくまで動画制作を依頼する側であるため、「丸投げ」してしまっては良いマニュアル動画になりません。マニュアルにおける課題を解決できるよう、動画制作の目的を制作会社と共有し、どういった内容で作りたいのか丁寧に打ち合わせを行うようにしましょう

なお、動画マニュアルの作り方のポイントについて知りたい方は下記の記事も参考にしてください。

>>動画マニュアルの作り方を徹底解説!コツ・参考事例も全てご紹介します

動画マニュアルを自作する際のおすすめサービス

tebiki(テビキ)

tebiki

最後に「自社で動画マニュアルを作成したい」「頻繁にマニュアルを更新するので毎回プロに依頼していられない」という方に、動画マニュアルの作成ツールを紹介します。

有名なツールが『tebiki』です。tebikiは普段のOJTをスマートフォンで撮影するだけで、動画マニュアルが作れるSaaS型のサービス。

撮影した動画に自動で字幕が追加され、100ヶ国語以上の言語を自動で翻訳します。また、社員の誰が動画を見たか、見ていないかを一元で管理することができ、教育担当者の業務負担も少なくなることがメリット。

以下の課題を感じている方はぜひ『tebiki』をご検討ください。

・社員教育の時間・コストがかかりすぎている。
・日本語での外国人スタッフの教育が難しい。
・リモートでの教育、または遠隔地への教育がスムーズにいかない。

『tebiki』に関して、詳しい資料を無料でダウンロードできます。下記よりご覧ください。

【無料】『tebiki』のサービス説明資料をダウンロードする

【まとめ】マニュアル動画の制作について

本記事では、マニュアル動画の成功事例やメリット・デメリット、制作時のポイントをお伝えしました。

マニュアルには動画だけでなく紙やWebなどの種類がありますが、まずはどの媒体で作るか決めることが大切。動画は視覚的な分かりやすさが魅力ですが、そもそも動画を再生する環境がない方やWebの操作に不慣れな方へは紙のマニュアルを用意する必要があるでしょう。

また、どのジャンルの動画を制作する場合にも当てはまることですが、株式会社ベネッセコーポレーションや近畿生コン関連協議会の事例のようにまずは視聴者層を整理してから動画制作に取り組むことが求められます。マニュアル動画は視聴した人が作業内容をきちんと理解したかどうかが重要であるため、制作する際は視聴者目線を忘れないように心がけてください。

マニュアル動画をプロに任せたい方へ

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