- 更新日 2024.12.01
- カテゴリー 動画制作の事例
エンジニア採用動画の活用事例を種類別に紹介|採用動画のトレンドも解説【2024年12月最新版】
スマートフォンの普及により、SNSでの動画配信サービスが一般的になり、採用活動にも動画を活用する企業が増えました。さらに、コロナ禍で対面での採用活動が制限されている影響で、ますますWebでの採用活動が活発化しています。
特にITエンジニアの慢性的な人材不足に陥っており、経済産業省の調査によると2030年にはIT人材が79万人不足すると言われています。そのため、エンジニアの採用活動は益々激化することが予想されます。
しかし、企業の採用担当者は
「動画を用いたエンジニア採用活動のノウハウがない」
「エンジニア採用動画にどのようなものがあるのかがよくわからない」
「採用動画はそんなに効果的なのか」
などといった疑問をお持ちかもしれません。
この記事ではエンジニアの採用動画の事例を動画の種類ごとに紹介。また、採用の動画のトレンド、採用動画を作る際のポイントもご紹介します。
※現在、エンジニアの採用動画の制作を考えていて、動画の制作を依頼したい方は動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。
エンジニアの採用活動に動画がおすすめの理由
エンジニアを採用する主にIT関連の企業には、多種多様な業務や会社の雰囲気があります。
そのため、動画を用いることで「どのようなエンジニアが在籍しているのか」「どういった雰囲気で仕事をしているのか」などの定性的な情報が、文字や写真よりも伝わりやすいという利点があるのです。
現在、エンジニアの数は圧倒的に足りておらず、エンジニアの採用担当者は今後少ない人材の中で優秀なエンジニアを獲得する必要があります。企業によって従業員のワークスタイルが変わるので、求職者は動画を通じてさらに「どういった会社なのか」「どのような人が働いているか」なども知りたいと感じているでしょう。
エンジニアの採用動画の事例
エンジニアの採用動画にはさまざまな種類が存在します。ここではエンジニアの採用動画を作る際に参考になる動画を紹介します。
社員の1日密着動画
この動画は新卒2年目の若手エンジニアの出社から退社までの1日をまとめた内容です。株式会社ファーストロジックという不動産投資サイト「楽待」を運営しているシステム開発会社が投稿している採用動画です。
会社に到着した様子や開発現場のシーン、最後には退社の様子などを映すことにより、一日中密着している演出がなされています。このような動画を作成することで、視聴者が入社後の働き方のイメージをより膨らませる効果が期待できるのです。
シーンの合間にインタビュー形式で自己紹介、業務内容の説明や上司との会話シーンを交えており、会社の雰囲気を伝える工夫がなされています。この動画ではエンジニアが開発作業のしやすい環境が整えられ、上司に相談しやすい雰囲気が伝わります。
業務内容が伝わりづらい、社員や会社の雰囲気をアピールしたい企業にとっておすすめな動画です。
社員のインタビュー動画
ソフトウェア開発会社であるSky株式会社の求職者向けの社員インタビュー動画です。社員とインタビュアーの一対一でのインタビュー形式の動画構成となっています。
インタビュー中は常に社員を映しており、左からの映像と右からの映像を交互に切り替えた演出をしています。また社員はカメラ目線ではなく、インタビュアーに向かって話しています。
視聴者に向かって訴えているような印象を与えることなく、社員の発言を客観的な視点で聞ける効果があります。
エンジニアには「長時間労働」といった負のイメージが少なくともついていることから、この動画では同社が毎週水曜日に定時退社日を設けてプライベートを充実させているエピソードを交えながら、ワークライフバランスの取りやすい企業であることをアピールしています。
こちらの動画は業務用の計量・包装機の製造販売を担う株式会社イシダのシステムエンジニア採用動画です。こちらもインタビュー形式の動画ですが、Sky株式会社の動画と異なる点は、合間に社員の仕事風景を入れていることです。
インタビューで語っている内容に関連するシーンを挿入することで、より視聴者にイメージを与えることができます。例えばインタビューで社員間のコミュニケーションについて語っている時に、社員同士の会話のシーンを入れるといった工夫がされています。
インタビュー動画は社員の生の声を発信できます。そのため、現状どのような社員がいるのかを対外的に伝えられていないという課題をお持ちの企業や、社員の雰囲気や熱意を視聴者に伝えたい企業におすすめです。
役員・社長とのインタビュー動画
IT企業のヤフー株式会社(以下ヤフー)の求職者向けの役員とのインタビュー動画です。役員自らが会社のミッションや求める人物像について熱く語っています。視聴者には、役員の熱意を感じながら会社のミッションや求める人物像が把握できる効果があるのです。
先ほどご紹介した社員インタビュー動画と同様に役員インタビューの映像と合間に会社の風景を入れています。ヤフーはリモートワークにも力を入れており、実際のリモートワークの映像も挿入する工夫もされています。
役員や社長自らが求職者に対して会社や求める人物像などを強く伝えたい場合におすすめな動画構成です。
座談会形式の動画
この動画はIT企業であるIBMグループの女性エンジニア3名が求職者向けに座談会形式でキャリアや会社について語っています。現在の業務内容や仕事のやりがいだけではなく、学生時代の専攻や入社前に抱いていたIT業界や会社に対する誤解についても触れています。
インタビュアーを含めて4名全員が映っている映像と、それぞれのアップ映像が切り替わる動画構成です。会場以外の映像を入れることなく、座談会の雰囲気をそのまま伝えてるような演出をされています。
このような演出とすることで、社員同士が本音で語り合っているように伝わり、実際の現場の雰囲気や仕事の進め方、プライベートの過ごし方などがより伝わりやすくなります。
座談会形式だと、一度に複数の社員の意見を聴くことができます。そのため、様々な社員の魅力や価値観を一本の動画で伝えたい企業にはおすすめです。
リモートワーク形式
AI(人工知能)のビジネス活用やシステム構築を担う株式会社インテージテクノスフィアではリモートワークを意識した採用動画を制作されています。この動画では若手のエンジニアがWeb会議ツールを介してインタビューや座談会を行っています。
このような演出を入れることで、会社がリモートワークを推進しているイメージを視聴者に与えることができます。さらに、どういった形でWeb会議による社員同士の合意形成を図っているのかを実際に見ることができるため、入社後のリモートワークの風景もイメージが湧くでしょう。
コロナ禍により社員の出社が難しく、動画制作を自社内で行うことが難しい場合はこのような形式で行うことも有効だといえます。
会社紹介動画
この動画はコミュニケーションアプリ「LINE」を中心にインターネット関連事業を展開するLINE株式会社(以下LINE)の求職者向けの会社紹介の動画です。様々な国のエンジニアがいること、開発拠点の数や場所、LINEが掲げる3つのコアバリュー(企業が最も重要であると考える価値観)など「会社」に関する情報を提供しています。
淡々とナレーターが会社の事業内容や経営理念などを説明するのではなく、綺麗なオフィスを映しつつ、様々な社員がインタビュー形式で発言していることが特長です。これにより会社の情報だけでなく、どのような社員が在籍しているのかについても把握できます。
特にLINEは日本人だけでなく海外の現地社員も出演。この演出により、LINEがグローバル企業であることをアピールしています。
会社そのものをアピールしつつ社員の雰囲気を伝えたい企業に、この「会社紹介動画」がおすすめです。
※現在、エンジニアの採用動画の制作を考えていて、動画の制作を依頼したい方は動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。
採用活動のトレンド
採用活動における動画制作は多様化しておりますが、最近では、縦型動画やドローンを使った採用動画がトレンドです。
スマホでフルスクリーン再生可能な縦型動画は、InstagramのストーリーやTikTokなどのSNSで視聴されることが前提となります。SNSで縦型のフルスクリーン動画を流すことにより、SNSの利用率の高い若い世代に視聴されるメリットがあります。
ドローンにカメラを取り付けて、さまざまな角度から職場の風景を撮る手法も増えています。ドローンを用いることで人間の目線では撮影できない臨場感のある映像を撮ることができるメリットがあります。
エンジニアの採用動画を作る際は、他社の採用動画と差別化するためにこのようなトレンドを用いることで、求職者の印象に残りやすくなります。売り手市場であるエンジニアの求人状況において、数ある採用動画のなかから一人でも多くの求職者に自社の動画を見てもらうには、トレンドを入れることで話題性のある動画を作って目立つことも手段の1つです。
採用動画のトレンドについて詳しくは下記の記事で紹介していますので、是非ご一読ください。
関連記事:【2021年度版】採用動画のトレンドを解説!構成のコツや成功例も紹介!
エンジニア向けの採用動画を作る際のポイント
ここまでさまざまな採用動画の手法について紹介してきましたが、重要なのは「何のために動画を作るのか」「どのような内容を視聴者に伝えたいのか」といった動画を作る目的を明確にすることです。
ここではエンジニア向けの採用動画を作る際に考慮すべきポイントを2点紹介します。
会社のミッションや業務内容を伝える
具体的にどういった会社か、社員がどのような業務を行っているかを求職者が把握できることで、入社後のミスマッチを減らせる可能性があります。仕事内容について特にエンジニア職はWeb系、業務系など多岐に存在していて業務内容も複雑なので、より明確に社員の業務内容や会社の事業内容を伝えることが重要です。
会社や社員の雰囲気を伝える
就職先企業を選ぶうえで「職場の雰囲気の良さ」を重視している求職者は多いです。そのため、いかに会社や社員の雰囲気を動画で伝えるかが重要です。オフィスに自信を持つ企業はオフィスを意識的に映すようにしたり、社員のキャラクターや雰囲気を伝えたい場合は社員インタビュー動画を活用するといった工夫ができます。
【まとめ】エンジニア採用における動画の活用
エンジニア採用においてさまざまな動画の活用方法があります。様々な事例がありますが、なにより「自社がどのような求職者に応募してほしいか」「求職者に対してどんなメッセージを主に伝えたいか」を明確にすると、採用動画の種類を選びやすくなります。
今回の記事で挙げた事例をもとにどのような動画を採用活動に取り入れるべきかをご検討ください。自社でも制作は可能ですが、初めて採用動画を作る企業は制作会社に依頼すべきです。
どうしてもどの動画制作会社を選べばいいか迷う際は、動画幹事に一度気軽に相談してみてはいかがでしょうか?専門のコンサルタントが丁寧にヒアリング、予算や目的に合わせて最適な会社を選定・紹介します。
コンサルタントのご紹介
岩田
専任のコンサルタントが、
お客様の予算と目的を丁寧にヒアリング。
最適な会社をピックアップ・ご紹介させていただきます!
初心者の方でも安心してご相談いただけます。
動画・映像制作の相場ガイドブックを
無料でプレゼントします!!
動画の相場に関するガイドブックを
無料でプレゼントいたします!
■ 会社・店舗・学校紹介動画
■ サービス・商品紹介動画
■ 採用・リクルート動画
■ Youtube
■ アニメーション動画
■ セミナーイベント動画
■ インタビュー動画
の相場の情報を徹底解説。
さらに相場を理解するためのポイントや
動画を業者に依頼する前の準備方法も
合わせて解説。
動画制作を依頼したいが、相場が分からず心配
という方はぜひダウンロードしてください。
この記事を書いた人