日本のPV・MV制作費ランキングTop5|外注費の相場も紹介【2024年最新版】


PV制作を検討しており、日本の高額な制作費がかかった事例が気になっている人もいるでしょう。PV制作を適切な費用で依頼したいと悩んでいるかもしれません。

本記事では、日本のPV・MV制作費ランキングや外注費用の相場などを解説します。自社の予算を決める際にお役立てください。

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目次
  1. 1. 日本のPV・MV制作費ランキングTop5
    1. 1-1. 1.浜崎あゆみ/My Name's Women
    2. 1-2. 2.浜崎あゆみ/fairyland
    3. 1-3. 3.浜崎あゆみ/Green
    4. 1-4. 4.浜崎あゆみ/Jewel
    5. 1-5. 5.浜崎あゆみ/Virgin Road
  2. 2. 日本以外のPV・MV制作費ランキングTop5
    1. 2-1. 1.マイケル・ジャクソン&ジャネット・ジャクソン/Scream
    2. 2-2. 2.マドンナ/Express Yourself
    3. 2-3. 3.マドンナ/Die Another Day
    4. 2-4. 4.マドンナ/Bedtime Story
    5. 2-5. 5.マイケル・ジャクソン/Black or White
  3. 3. PVを制作する費用相場
  4. 4. PVの制作費用の内訳
    1. 4-1. 企画費
    2. 4-2. 人件費
    3. 4-3. 諸経費
  5. 5. PVの制作費用を抑える方法
    1. 5-1. フリーランスへの依頼を検討する
    2. 5-2. 静止画をメインにする
    3. 5-3. 工程を部分的に依頼する
    4. 5-4. 動画の尺を短くする
    5. 5-5. 複数の会社から見積もりを取得する
  6. 6. 失敗しないPV制作のためのポイント
  7. 7. 動画制作・映像制作に使える補助金・助成金まとめ
  8. 8. PV制作を依頼するなら動画幹事にお任せ
  9. 9. 日本のPV制作費ランキングを紹介しました

日本のPV・MV制作費ランキングTop5

早速、日本のPV・MVの制作費ランキングを紹介していきます。

順位

アーティスト

曲タイトル

費用

1

浜崎あゆみ

My Name's Women

約200万ドル(約2億8,000万円)

2

浜崎あゆみ

Fairyland

約200万ドル(約2億8,000万円)

3

浜崎あゆみ

Green

約160万ドル(約2億2,400万円)

4

浜崎あゆみ

Jewel

約110万ドル(約1億5,400万円)

5

浜崎あゆみ

Virgin Road

約100万ドル(約1億4,000万円)

※日本円は1ドル140円で算出

PV・MV制作費ランキングは、いずれも公式に発表されているものではありません。また、2014年時点の情報をもとにしています。そのため、あくまで参考としてご覧ください

1.浜崎あゆみ/My Name's Women

制作費ランキング1位は、浜崎あゆみの「My Name's Women」です。2014年12月15日にリリースされたアルバム「MY STORY」に収録されていました。制作費は約200万ドル(約2億8,000万円)かかったようです。

PVは海外のストリップ劇場のような店内が舞台で、浜崎あゆみが歌って、バックダンサーが音楽にあわせてダンスをしています。観客が歌を聴きながら盛り上がっているようなPVです。

出典:浜崎あゆみ / My Name's Women|Youtube

出典:これまでに作られたミュージッククリップ(PV)の高額制作費の順位 TOP40を発表!|NEWSTOPIART

2.浜崎あゆみ/fairyland

制作費ランキング2位は、浜崎あゆみの「Fairyland」です。2005年8月3日にリリースされた36枚目のシングルに収録されています。制作費は1位のMy Name's Womenと同じく、約200万ドル(約2億8,000万円)かかったようです。

島のジャングルがPVの舞台になります。浜崎あゆみとバックダンサーが綺麗な浜辺と木で作られたステージで歌って踊っている映像が中心です。PVの中では、ジャングルや浜辺などをドローンで空から撮影したり、木のステージを燃やしたりして迫力ある演出がされています。

出典:浜崎あゆみ / fairyland|YouTube

出典:これまでに作られたミュージッククリップ(PV)の高額制作費の順位 TOP40を発表!|NEWSTOPIART

3.浜崎あゆみ/Green

制作費ランキング3位は、浜崎あゆみの「Green」です。2008年12月17日にリリースされた44枚目のシングルに収録されています。制作費は約160万ドル(約2億2,400万円)かかったようです。

PVの舞台は古い時代の中国です。人で賑わっている街の中を浜崎あゆみが歩きながら歌うシーンから始まり、サビに入ると舞台の上で歌うシーンに切り替わります。バックダンサーは扇や鳥籠を持ってダンスをしており、大がかりなPVです。

出典:浜崎あゆみ / GREEN|YouTube

出典:これまでに作られたミュージッククリップ(PV)の高額制作費の順位 TOP40を発表!|NEWSTOPIART

4.浜崎あゆみ/Jewel

制作費ランキング4位は、浜崎あゆみの「Jewel」です。2006年11月29日にリリースされたアルバム「Secret」に収録されています。制作費は約110万ドル(約1億5,400万円)かかったようです。

PVは一面に宝石がついた花や木が生えている場所が舞台です。落ちてくる葉っぱや雪なども全て宝石があしらわれており、タイトルになっている「Jewel」の世界観を表現しているPVです。

出典:浜崎あゆみ / JEWEL|YouTube

出典:これまでに作られたミュージッククリップ(PV)の高額制作費の順位 TOP40を発表!|NEWSTOPIART

5.浜崎あゆみ/Virgin Road

制作費ランキング5位は、浜崎あゆみの「Virgin Road」です。2010年9月29日にリリースされた50枚目のシングル「L」に収録されています。制作費は約100万ドル(約1億4,000万円)かかったようです。

PVは結婚がテーマになっており、浜崎あゆみが教会で結婚式を挙げ、そのまま夫とともに車でどこかに向かっていく流れのPVです。PV中には車の爆破、銃の発砲、軍用ヘリコプターに追われるといった迫力あるシーンが加えられています。

出典:浜崎あゆみ / Virgin Road|YouTube

出典:これまでに作られたミュージッククリップ(PV)の高額制作費の順位 TOP40を発表!|NEWSTOPIART

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日本以外のPV・MV制作費ランキングTop5

続いて、世界のPV・MVの制作費ランキングを紹介していきます。

順位

アーティスト

曲タイトル

費用

1

マイケル・ジャクソンと

ジャネット・ジャクソン

Scream

約1,180万ドル(約16億5,200万円)

2

マドンナ

Express Yourself

約1,040万ドル(約14億5,600万円)

3

マドンナ

Die Another Day

約870万ドル(約12億1,800万円)

4

マドンナ

Bedtime Story

約840万ドル(約11億7,600万円)

5

マイケル・ジャクソン

Black or White

約760万ドル(約10億6,400万円)

※日本円は1ドル140円で算出

PV・MV制作費ランキングは、いずれも公式に発表されているものではないので、あくまで参考としてご覧ください

1.マイケル・ジャクソン&ジャネット・ジャクソン/Scream

制作費ランキング1位は、マイケル・ジャクソンとジャネット・ジャクソンの「Scream」です。制作費は約1,180万ドル(約16億5,200万円)かかったようです。日本のPV制作費1位である浜崎あゆみの約6倍近くもの費用がかかっています。

PVの舞台はモノクロのSF世界です。当時の最先端技術のCGとマイケル・ジャクソンとジャネット・ジャクソンによるキレのあるダンスでPVが構成されています。

出典:​​Michael Jackson, Janet Jackson - Scream (Official Video)|YouTube

出典:最も”お金がかかっている”ミュージックビデオTOP10を紹介! 1位はキング・オブ・ポップのあの曲[動画あり]|tvgroove

2.マドンナ/Express Yourself

制作費ランキング2位は、マドンナの「Express Yourself」です。制作費は約1,040万ドル(約14億5,600万円)かかったようです。

曲のタイトル(自分を表現)のとおり、マドンナの人物像を強く表現したPVです。SF映画の「メトロポリス」をオマージュしたPVで、男性社会からの女性の解放をテーマにしています。

PV冒頭のマドンナは綺麗なドレスや髪型など女性らしい格好をしています。映像が進んでいくにつれて、マドンナが「下着姿になる」「男性のスーツを着る」「セクシーな髪型にする」など、自分を解放していくような内容です。

出典:Madonna - Express Yourself (Official Video)|YouTube

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3.マドンナ/Die Another Day

制作費ランキング3位は、マドンナの「Die Another Day」です。制作費は約870万ドル(約12億1,800万円)かかったようです。

Die Another Dayは、映画「007/ダイ・アナザー・デイ」の主題歌として発表されました。

PVは曲のタイトルになっているDie Another Day(死ぬのは別の日)のとおり、死に直面しても生き抜くことがテーマです。

出典:Madonna - Die Another Day (Official Video)|YouTube

出典:最も”お金がかかっている”ミュージックビデオTOP10を紹介! 1位はキング・オブ・ポップのあの曲[動画あり]|tvgroove

4.マドンナ/Bedtime Story

制作費ランキング4位は、マドンナの「Bedtime Story」です。制作費は約840万ドル(約11億7,600万円)かかったようです。

Bedtime Storyは、マドンナの内省的なメッセージが込められた作品です。PVには当時の先進的なデジタルエフェクトが使われています。さらに、マドンナが歌っているシーンやダンサーが踊っているシーンなどもPVに加えられています。

出典:Madonna - Bedtime Story (Official Video) [HD]|YouTube

出典:最も”お金がかかっている”ミュージックビデオTOP10を紹介! 1位はキング・オブ・ポップのあの曲[動画あり]|tvgroove

5.マイケル・ジャクソン/Black or White

制作費ランキング5位は、マイケル・ジャクソンの「Black or White」です。制作費は約760万ドル(約10億6,400万円)かかったようです。

PVでは「人種の違いを超える」といったメッセージが込められています。PVの前半はマイケル・ジャクソンが様々な国・人種と一緒にダンスを踊る映像です。終盤では、1人の人物が映し出され、黒人・白人・男性・女性とリズムにあわせて変身していきます。

出典:Michael Jackson - Black Or White(Official Video - Shortened Version)|YouTube

出典:最も”お金がかかっている”ミュージックビデオTOP10を紹介! 1位はキング・オブ・ポップのあの曲[動画あり]|tvgroove

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PVを制作する費用相場

PVには様々な種類があり、制作を外注する場合は費用がかかります。事前にどのくらいの費用がかかるかを把握しておくと、外注先の選定を行いやすくなります。

動画の種類

概要

相場

会社PR動画

店舗や施設などの事業内容を紹介する動画

10〜200万円以上

社員紹介動画

採用活動に使われることが多く、社員へのインタビューで

社内の雰囲気を伝える動画

10〜200万円以上

商品・サービスの

プロモーション動画

会社提供する商品・サービスを紹介して認知度を高める動画

10〜200万円以上

テレビCM動画

商品・サービス、会社の認知度を高める動画

100〜500万円以上

上記の費用はあくまで参考程度です。依頼するPVの内容によって費用が変動します。

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PVの制作費用の内訳

PVの制作費用の内訳

PVの制作費用を紹介しましたが、主に3つの項目に分けられます。

企画費

企画費に構成される項目は以下のとおりです。

  • 企画構成(制作スタッフ選定、スケジュール管理、機材選定など)
  • ディレクション(クライアント打ち合わせ、撮影準備、現場の指揮など)

企画費の目安は2〜50万円です。よく企画を練るもの、ノウハウ・経験のあるディレクターが起用されるほど費用が高額になります。

人件費

人件費を構成する項目は以下のとおりです。

  • キャスト費
  • カメラマン費
  • 編集費

PV制作の人件費の目安は5〜300万円以上です。スタッフの人数や能力、期間などによって、費用が大きく変動します。

諸経費

PV制作には、企画費と人件費の他に、諸経費として以下の費用がかかります。

  • 撮影機材費
  • スタジオ費
  • 出張費
  • 音響効果費(楽曲の購入、使用料など)
  • MA費(編集時の効果音やナレーションなど)
  • マスターデータ費(DVDやBlu-rayを複製する際のデータ)
  • 著作権費

PVの内容によって必要なものが異なるので、制作を依頼する際は正確に伝えましょう。

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PVの制作費用を抑える方法

PVの制作費用を抑える方法

PV制作は依頼内容によりますが、費用が高額になる可能性があります。できるだけコストを抑えたい人は、費用を抑える方法を把握しましょう。

フリーランスへの依頼を検討する

PV制作をフリーランスに依頼すると、法人よりも費用を削減できます。フリーランスは個人で活動をしているため、動画制作だけに特化しておりコストが安くなるからです。

法人の場合は、1つの案件に複数人がかかわります。さらに、動画制作以外にも事業全体を維持するための費用が必要です。

依頼するフリーランスによっては、大幅なコスト削減につながります。

ただし、フリーランスに依頼する際は信用面に注意しましょう。1人で活用しているため、本人が稼働できなくなるとPV制作に遅れが生じます。

静止画をメインにする

PV制作は、静止画をメインにすると費用を削減できます。撮影や編集の手間を抑えられるからです。

特に動画の撮影やCG、アニメーションなどが必要な映像は制作費が高額になります。

制作費用を抑えたい人は、自社で保有する写真のスライドショーや、カタログ商品の写真の編集などを活用しましょう。

工程を部分的に依頼する

PV制作には様々な工程があり、まとめて発注すると費用が高額になる可能性があります。自社で対応できない工程のみを外注すると、その分のコストを削減可能です。

例えば、動画撮影を自社で行って編集のみを外注したり、撮影のみプロに依頼したりすることが考えられます。

PV制作を依頼する際は、自社で対応できる作業があるか社内で確認してみてください。

動画の尺を短くする

PVの尺を短くするほど、制作費用を抑えられます。動画の尺が長いほど撮影や編集に時間がかかるからです。制作にかかる作業が少なくなるため、大きなコスト削減になるでしょう。

例えば、PV内で伝える内容を1つに絞る、不要な間・冗長部分をカットするなどの施策が考えられます。動画自体が長いと視聴者に飽きられるといったデメリットもあるので、PV制作をする際は短い尺を意識しましょう。

複数の会社から見積もりを取得する

PV制作を依頼するなら、複数社から見積もりを取得すると内容を比べられます。そのため、見積もりが安い費用の会社にPV制作を依頼することが可能です。

見積もりの相談をする際は、依頼内容を正確に伝える必要があります。間違った情報を伝えてしまうと、正確な見積もりが出てきません。後になってから追加費用が発生するトラブルになる恐れがあるので避けましょう。

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失敗しないPV制作のためのポイント

PV制作を外注する際は、自社で対応するよりもコミュニケーション量が増えるため、希望のものが出来上がらない可能性があります。失敗しないポイントを把握して、希望のPVを制作できるように準備しましょう。

PV制作を失敗しないポイントは以下のとおりです。

  • 実績のある会社を見つける
  • 制作会社に丸投げしない
  • PV制作以外のサービスを確認する

PVの制作会社を選定する際は実績の確認が欠かせません。会社の実績を確認して、自社の要望に似た事例があれば、満足のいくPVを制作してもらいやすくなります。

また、制作会社に作業を丸投げしないことも大切です。制作会社が自社の要望を把握しきれていないと、要望とは違ったPVが完成する可能性があるからです。先方と積極的にコミュニケーションをとり、意思の疎通を行いましょう。

PV制作だけでなく、プラスαのサービスも確認が必要です。例えば、マーケティングに強い制作会社に依頼すれば、PV完成後に効率よく集客をしてもらえます。

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動画制作・映像制作に使える補助金・助成金まとめ

PV制作をしたいが、どうしても予算がない場合は補助金・助成金の活用がおすすめです。条件があり審査を通過しなければなりませんが、動画制作にかかる費用の一部を負担してもらえます

動画制作・映像制作に使える補助金・助成金は以下のとおりです。

補助金・助成金

概要

最大補助額

補助率

IT導入補助金

中小企業・小規模事業者が

課題・ニーズに合った

ITツールを導入する際に、

経費の一部を補助する制度

450万円

1/2以内

持続化給付金

感染症拡大によって、大きな影響を

受ける事業者を対象に、事業の

継続・再起の糧になる事業全般に

使用できる給付金を支給する制度

中堅・中小企業・

小規模事業者:

200万円

フリーランスを含む

個人事業者:

100万円

記載なし

事業再構築補助金

ポストコロナ・ウィズコロナ時代の

経済社会の変化に対応するために、

新分野展開・事業転換・業種転換など

思い切った事業再構築に

意欲がある事業者を支援する制度

1億5,000万円

3/4、2/3、

1/3、1/2

※申請枠にとって変動

出典:IT導入補助金|一般社団法人 サービスデザイン推進協議会

出典:持続化給付金制度の概要|経済産業省

出典:事業再構築補助金 公募要領|事業再構築補助金事務局

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PV制作を依頼するなら動画幹事にお任せ

PV制作を依頼するなら、動画幹事にお任せください。動画幹事ではお客様の要望をヒアリングし、最適な動画制作会社を紹介します。

要望に合う動画制作会社を紹介するので、PV制作をスムーズに進められます。PV制作を検討しているなら、気軽にお問い合わせください。

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日本のPV制作費ランキングを紹介しました

ここまで日本・世界のPV制作費ランキングを紹介しました。

PV制作は尺や依頼内容などによって費用が高額になります。逆に工夫をすることで、制作費の削減が可能です。

PV制作費の把握や依頼に、本記事をお役立てください。

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