企業のプロモーション動画事例20選。活用法を交えて紹介

商品やサービスの魅力を伝えたり、採用活動の一環として利用したりなど、動画は企業のプロモーションにおいて様々な場面で活用されています。「売上を伸ばしたい」「企業の認知度を高めたい」といった理由から動画制作をお考えの方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、企業動画のプロモーション事例や動画制作のポイント、動画を活用するメリットをまとめました。企業ブランディングやサービス紹介などカテゴリ別に紹介しているので、「他社の動画を参考にしたい」「制作時の注意点を知りたい」という方はぜひご活用ください。

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目次
  1. 1. 企業プロモーション動画とは?
  2. 2. 企業プロモーション動画の活用事例
    1. 2-1. 企業ブランディングプロモーション動画
    2. 2-2. 採用ブランディングプロモーション動画
    3. 2-3. サービス紹介プロモーション動画
    4. 2-4. 商品紹介プロモーション動画
  3. 3. 企業プロモーション動画の制作3ポイント
    1. 3-1. プロモーションの目的を定める
    2. 3-2. 企業・採用プロモーションは「誰に向けた発信」なのかを明確に
    3. 3-3. サービス・商品プロモーションは「切り口」が重要
  4. 4. 企業プロモーション動画の活用メリット
    1. 4-1. 視覚・聴覚に訴えかけられ「記憶」に残りやすい
    2. 4-2. 言葉だけでは難しいイメージを表現できる
    3. 4-3. 短い時間で多くの情報を伝えられる
  5. 5. 企業プロモーション動画の制作相場
  6. 6. 【まとめ】企業プロモーション動画の制作について
    1. 6-1. プロモーション動画をプロに任せたい方へ

企業プロモーション動画とは?

マーケティング用語としてのプロモーションには「企業への関心や商品への購買意欲を促進させるすべてのコミュニケーション活動」という意味があります。つまり、企業プロモーション動画とは「消費者を含むステークホルダーの企業への関心、商品への購買意欲を促進させることを目的とした動画」です。

プロモーションが、PR・広報や販売促進、広告を含む包括的な言葉であるのと同じように、企業プロモーション動画も、目的の異なるさまざまな動画を包括したものです。たとえば、他社と明確に区別するため・企業価値を高めるための企業ブランディング動画など。それを含め、企業プロモーション動画には主に以下の3つの種類があります。

  • 企業ブランディング動画
  • 採用ブランディング動画
  • 商品・サービス紹介動画

企業プロモーション動画の活用事例

まずはプロモーション動画の活用事例を企業ブランディング・採用ブランディング・サービス紹介・商品紹介の4カテゴリに分けて紹介します。

自社で制作したいカテゴリがあれば、ぜひ参考にしてみてください。

企業ブランディングプロモーション動画

【霧島酒造株式会社】


動画時間:2分6秒

焼酎メーカーである「霧島酒造株式会社」の企業ブランディングプロモーション動画です。
清らかな水が生まれる様子を風の音や水滴の落ちる音、雲の流れる映像などで表現し、焼酎造りへのこだわりを示しています。

連続した自然の描写は、霧島連山という、この酒造メーカーならではの地域性を出して他社と差別化しています。

また、焼酎がグラスに注がれる様子を様々な角度で見せ、視覚的・聴覚的に印象付けている点もポイント。動画の後半では大勢でお酒を楽しんでいる音声とナレーションとを被せ、焼酎が日常に根付いていることを表現しています。

【MSD株式会社】


動画時間:2分10秒

医薬品の開発・販売を行う「MSD株式会社」の企業ブランディングプロモーション動画です。
研究開発の困難さとケイビング(洞窟探検)とを結びつけ、人々の生命を救うために製薬会社が挑み続けることの重要さを発信しています。

また、動画はただきれいな映像を残すだけでなく、ゴールに到達するまでの準備や苦しい道のりも凝縮して映像化。黙々と洞窟を進む男性の様子とナレーションの落ち着いた声が連動し、乗り越えた先の美しさをさらに印象付けています。

【タクトホーム株式会社】


動画時間:30秒

新築分譲住宅・注文住宅の施工・販売を中心としたハウスメーカー「タクトホーム株式会社」の企業ブランディング動画です。

設計・営業・施工など、チームが一丸となって家づくりに取り組む様子を、フルアニメーションで表現。「100年つづく家を創るために」どのような想いで取り組んでいるのか、どのような事業なのか、だれでもすぐに理解できるようコンパクトにまとめられています。

【森ビル株式会社】


動画時間:1分

複合商業施設を中心とした都市再開発事業で知られる、森ビル株式会社の企業ブランディング動画です。

東京を世界一の都市にするため、街づくりに取り組んできた森ビルの歴史を「DESIGNING TOKYO」をコンセプトに振り返ります。1956年の西新橋森第二ビルを皮切りに、六本木ヒルズ、表参道ヒルズなど、CGを多用した美しい映像とシンプルなナレーションで紹介。都市のあるべき姿を問い続ける自社の想いをアピールしています。

【macaroni(株式会社トラストリッジ)】


動画時間:1分32秒

株式会社トラストリッジが運営する、レシピ動画・グルメ情報を発信するWebメディア「macaroni」の企業ブランディング動画です。

レストラン、ショップ、自宅など、食に関わるさまざまな場所で、自然に「macaroni」をチェックする女性の姿を軽快なBGMとともに描写。「何気ないこのときが幸せ」「このきっかけを作るのはmacaroni」というメッセージに、幸せな笑顔と人のつながりを大事にしたいという願いが込められています。

採用ブランディングプロモーション動画

【デロイトトーマツグループ】


動画時間:3分35秒

世界各国に拠点を持つビジネスコンサルティングファーム、デロイトトーマツグループの採用ブランディング動画です。

新卒・中途、さまざまな経緯で入社した社員達が、入社時の自身と向き合い、過去の自分とどう変化したのか、これからの自分はどうあるべきかを語っています。個人の多様性を尊重し、潜在的な才能を輝かせる「People First」な組織であることをうまくアピールできている事例です。

【セキ株式会社】


動画時間:0分34秒

印刷やデザイン、ホームページ制作など幅広い事業を展開するセキ株式会社の採用ブランディングプロモーション動画です。新卒をターゲットにしており、自社をPRするのではなく、どういった人材を求めているかを短い動画内でシンプルにまとめています。

また、本動画はナレーションを入れずにBGMのリズムに合わせて動画と静止画が交互となるよう構成されている点が特徴。テンポよく動画が進み、終盤には社員同士が会話する様子を映し出すことで会社の雰囲気を感じさせる作りとなっています。

【株式会社ポーラ】


動画時間:3分26秒

化粧品メーカー「株式会社ポーラ」の採用ブランディングプロモーション動画です。
ビューティーコーディネーターの採用を目的に制作され、実際に働いている方のインタビューを中心に構成。会社の魅力以外にビューティーコーディネーターならではの魅力、喜びを感じる点なども伝えてることで、その職業に就きたい人のみに向けた訴求となっています。

また、同動画は上下に白い余白を設け、特筆すべきコメントをテロップとして紹介。上部には常に企業のロゴが表示されており、どの企業の採用プロモーションなのか明確に示せる作りです。

【博報堂DYホールディングス】


動画時間:2分35秒

博報堂・大広・読売広告社などを傘下に従える広告グループ、博報堂DYホールディングスの新卒向け採用ブランディング動画です。

説明会で質問しても会社は本音を話してくれない。そんな就活生の悩みを解決する「絶対に本音で話さざるを得ない説明会」の模様を動画化。登壇した社員が質問に回答している裏には、それが建前だと知っている関係者が控えており、ドッキリで登場して本音の回答を迫ります。

会社も就活生も本音で話せれば、就職活動はもっと良くなるはず。そんなメッセージが込められた動画です。

【株式会社ロフト】


動画時間:9分18秒

渋谷・池袋をはじめ、全国に生活雑貨専門店「ロフト」を展開する、株式会社ロフトの新卒向け採用ブランディング動画です。

「台本のないチーフ座談会」をコンセプトに、店舗・部署の異なるチーフ5人が集まり、箱から取り出した学生からの質問にランダムに答えていきます。回答に関連した「先輩たちの働く様子」も挿入され、雑貨店であるロフトならではの働き方をイメージできる作りになっていることが特徴です。9分という長さを感じさせない内容になっています。

サービス紹介プロモーション動画

下取り・買取りサービス【株式会社大塚家具】


動画時間:5分43秒

株式会社大塚家具が公開している下取り・買取りサービスのプロモーション動画です。
下取り・買取りした家具をどのように修理しているのか、インタビューを交えながら塗装や皮の張替えなどが行われる様子を解説しています。

また、各部門のスタッフが修繕時に心がけている点を説明することで家具に対する真摯な思いを伝え、家具を売却することへの心理的負担を軽減YouTube動画の説明欄に公式サイトへのリンクも掲載することで、視聴者への誘導もスムーズに行っています。

配車アプリ【株式会社Mobility Technologies】


動画時間:1分33秒

タクシー配車アプリサービス「JapanTaxi」を提供する株式会社Mobility Technologiesのプロモーション動画です。サービスの認知拡大を目的に制作され、3部構成を通してアプリ活用のメリットを訴求しています。

また、1990年代ドラマの再現や特殊メイクなどを交えながら、ユーモアたっぷりに制作されている点もポイント。セリフや心の声にすべてテロップを入れ、音声が流せない環境でも内容が分かるように練られています。

まなびポケット【エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社】


動画時間:1分49秒

エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社の取り扱っている教育クラウドプラットフォーム「まなびポケット」を紹介するプロモーション動画です。アニメーションや図などで表現するインフォグラフィックの手法が採用されており、サービスの特徴が視覚的に表現されています。

また、ナレーションによる解説を聞くことでサービスのメリットをより具体的に把握することが可能。アニメーションも細かく動くため、静止画を組み合わせた動画より飽きずに見続けやすい構成となっています。

freeeプロフェッショナル【freee株式会社】


動画時間:1分8秒

会計ソフトをはじめとした業務向けクラウドツールを提供するfreee株式会社。freee株式会社が提供するサービスのひとつである「freeeプロフェッショナル」を紹介するプロモーション動画です。シンプルなインフォグラフィックとアニメーションを組み合わせ、ビジネスツールを統合するメリットをわかりやすく解説しています。

さまざまなツールをバラバラに利用し、業務がサイロ化しがちな中小企業では、ITへの理解が深くないことも。あえて、ERPなどの専門用語を使わない配慮がされています。

Payme【株式会社ペイミー】


動画時間:1分7秒

株式会社ペイミーの給与即日払いサービス「Payme」を紹介するプロモーション動画です。従業員の離職に大きく影響する、給与の問題点。それを解決するPaymeのサービス、利用メリットをわかりやすいアニメーションで表現しています。約1分というコンパクトな動画ながら、必要なことをすぐに理解できるよう構成されているのが特徴です。

サービスサイトでお馴染みのブランドキャラクターが、動画に登場している点もポイント。統一されたイメージで自社サービスをアピールしている好例です。

商品紹介プロモーション動画

料亭の味 無添加【マルコメ株式会社】


動画時間:1分30秒

味噌を中心とした食品メーカー、マルコメ株式会社の商品「料亭の味 無添加」を紹介するプロモーション動画です。母のようになりたくない少女が成長し、感謝の気持ちを持つまでのストーリーを、優しいタッチのアニメーションで表現。家族の心をつなぐ、あたたかな味噌汁。料亭の味をアピールしています。

YouTubeの再生回数は189万回を超えており、商品の認知という意味では大成功だったといえるでしょう。

クリーミージェラート【ハーゲンダッツ ジャパン株式会社】


動画時間:0分20秒

ハーゲンダッツ ジャパン株式会社の新商品「クリーミージェラート」を紹介するプロモーション動画です。動画内ではそのまま食べる方法だけでなく、少し溶かしてから混ぜ合わせて食べる方法も提案。新しい食べ方を訴求することで「真似したい」気持ちを喚起し、新商品への興味関心をアップさせます。

また、静止画を組み合わせてコマ撮り風に映像化している点も特徴。ポップなBGMや手書きのイラストなどと相まって、かわいらしさも表現されています。

360°ドライブレコーダー【株式会社ハッピートーク】


動画時間:2分12秒

株式会社JVCケンウッドの商品「360°ドライブレコーダー 」を紹介するプロモーション動画です。
360°全方位撮影に対応している点や明るさ調整機能、24時間タイマー録画などドライブレコーダーの機能を具体的に説明し、商品の魅力を訴求しています。

また、実際に録画される映像だけでなく、アニメーションも活用しながら性能を解説。動画説明欄にはより詳しい機能が分かるリンク先が示されているため、購入促進の効果も期待できます。

ドレープフロードライヤー IB-WX3【シャープ株式会社】


動画時間:1分45秒

総合電気機器メーカー、シャープ株式会社の商品「ドレープフロードライヤー IB-WX3」を紹介するプロモーション動画です。ドライヤーを嫌がって逃げてしまう1〜2歳児でも、これなら大丈夫。そんな新しい切り口で、商品の新機能「ジェントルモード」をアピールしています。

動画内では機能に関する解説はほぼありませんが、子供が「静か」「熱くない」と言っていることで特徴を把握することが可能。低予算でも、アイデア次第で面白いプロモーション動画を作れる好例です。

SAXA(サクサ)【コクヨ株式会社】


動画時間:3分4秒

文房具・オフィス家具などの製造メーカー、コクヨ株式会社が販売するハサミ「SAXA(サクサ)」を紹介する商品プロモーション動画です。通常のハサミとなにが違うのか、できることを見せたうえで、特徴をしっかり解説するオーソドックスな構成となっているのが特徴。4種類あるラインナップの説明と、適した用途も紹介しています。

特別な演出がされているわけではないものの、じっくり見てしまう爽快さも感じられる不思議な動画。モノをハサミで切る視覚・聴覚が意識されていることが伺えます。

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企業プロモーション動画の制作3ポイント

次に、プロモーション動画の制作ポイントを確認していきましょう。
プロモーション動画を作る上で意識したい点は下記の3つです。

・プロモーションの目的を定める
・企業、採用プロモーションは「誰に向けた発信」なのかを明確に
・サービス、商品プロモーションは「切り口」が重要

どのプロモーション動画を制作するかでポイントは変わってくるため、1つ目の項目は特に心がけるようにしてください。
では、それぞれについて詳しく解説していきます。

プロモーションの目的を定める

プロモーション動画を制作する上で欠かせないのが「プロモーションの目的を定める」ことです。

例えばプロモーション動画を制作する目的としては下記が挙げられますが、目的がブレたり、あれもこれもと詰め込みすぎたりすると、企業側の意図が視聴者に伝わらない構成になってしまう可能性があります。

・企業名やサービスの認知拡大
・企業ブランドの価値を高めるブランディング
・ホームページへの誘導や商品購入、求人への応募などの行動喚起

企業のブランディングや認知拡大であれば「かっこよさ」や「インパクト」を重視した構成も考えられますが、商品購入が目的であれば「商品を買うことで得られるメリット」を明確に伝えたほうが行動喚起につなげやすいでしょう。

企業・採用プロモーションは「誰に向けた発信」なのかを明確に

企業・採用プロモーションの場合、「誰に向けた発信」なのかを明確にすることも大切です。
企業プロモーションであれば主婦層へのイメージアップを図ったり、経営層への訴求を狙ったりなど、情報を届けたい相手をはっきりさせることで、動画の方向性や配信先、配信時間を決めやすくなるでしょう。

ターゲットを決めるときは、年代・性別・家族構成・住んでいる地域・年収・趣味趣向の6つは設定しましょう。例えば、30代男性がターゲットであっても、父親であればイクメンを、独身であればモテをアピールするなど戦略は変わってきます。
また、採用プロモーションの場合でも新卒向けなのか中途向けなのかを設定しないと、視聴者が「自分ごと」として動画を視聴しない可能性があります。採用したい人材が具体的に決まっていれば、その人物像に合わせた動画を制作するようにしましょう。


サービス・商品プロモーションは「切り口」が重要

サービス・商品のプロモーション動画は、「切り口」を変えて制作することも重要です。
競合他社との差別化を図りたいときにも自社の強みを活かせる切り口があれば、プロモーションをしやすくなります。視聴者が何を求めているのか・何を訴求すると売上につながるのかなどを分析し、動画制作に役立てましょう。

また、同じサービス・商品であっても、異なる切り口を用いることで視聴者に与える印象を変えられます。売り出し方に迷ったときは、下記のような手法を取り入れてみるのもよいでしょう。

・役者を起用する
・素人の感想や専門家の意見を取り入れる
・地域ごとに発信する情報を変える

では、それぞれについて詳しく解説します。

役者を起用する

役者を起用すると出演料がかかりますが、映像のクオリティは格段に上がります。撮影に慣れていない演者であれば、いざカメラが回ると緊張して表情が硬くなるなど、納得のいくクオリティが出しにくくなります。

素人の感想や専門家の意見を取り入れる

素人の感想や専門家の意見を取り入れると、商品・サービスに説得力が増します。例えばツールの操作性を訴求したい場合、素人の方が使っている様子を撮影して使用感をインタビューしてみること手軽さをアピールできます。また、専門家の意見は権威性が働くため、素人の方と同じ意見であっても納得してもらえる可能性が高まるでしょう。

地域ごとに発信する情報を変える

エリアターゲティングできる動画広告を活用する際は、自分に関連のある情報だと捉えてもらうために地域に最適化した動画を配信するのもおすすめです。「○○県にお住まいの方、限定!」「○○市に新規オープン!」など、対象地域を定めて配信することで広告の効果を高められるでしょう。

※動画幹事ではプロモーション動画の作り方に特化して解説した記事もあります。以下も参考にしてみてください。

関連記事プロモーションビデオの作り方とは?4つのポイントや事例で解説

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企業プロモーション動画の活用メリット

新聞・雑誌への掲載やSNS・メルマガでの情報発信など、プロモーションには動画以外にも様々な手法がありますが、特有のメリットが豊富にある点も動画の特徴です。また、先ほど挙げた動画以外のプロモーション手法にも展開しやすく、二次的な活用にもつなげられるでしょう。
こちらではプロモーション動画の活用メリットについて、3つのポイントを紹介します。

視覚・聴覚に訴えかけられ「記憶」に残りやすい

プロモーションに動画を活用するメリットとしてまず挙げられるのが、視覚・聴覚に訴えかけることで「記憶」に残りやすい点です。

例えば「伯方の塩」「越後製菓」「イナバ物置」など商品名だけでCMのフレーズが頭に思い浮かぶものも多く、この商品ならこの会社…と認知している方もいるのではないでしょうか。
また、認知度の高さは企業への信頼感にもつながり、「ネームバリューがあるから買う」など購入検討時の判断材料にしている方もいることでしょう。

「記憶」に残る動画は、それだけでプロモーションに一役買っています。
テレビCMやWeb広告など、視聴者が目にする機会を増やすことで、より効果的なプロモーションを実現できるでしょう。

言葉だけでは難しいイメージを表現できる

アニメーションや実写、CGなど、動画は表現できる幅が広く、言葉だけで伝えきれない難しいイメージを表しやすいです。BGMの曲調やナレーションの話し方なども工夫できるため、「ゆったりとしたBGMを使って落ち着いた雰囲気を表現したい」「効果音を用いてインパクトを出したい」など様々な希望を叶えられます。

また、商品の利用方法を説明したい場合でも、動画であれば細かな手順を示せます。
テロップで簡潔にまとめつつ、ナレーションでより深く説明するなど、商品に合った訴求方法を展開できるでしょう。

短い時間で多くの情報を伝えられる

短い時間で多くの情報を伝えられるのもプロモーション動画のメリットです。
静止画の場合は文字や画像による情報のみですが、動画になると文字・画像に音声が加わるため、同じ時間であってもより多くの要素を詰め込めます

また、たとえ静止画を組み合わせた動画であっても、動きを加えることで飽きさせない構成にすることも可能です。プロモーションにおいて伝えたい情報を最後まで見てもらうことは重要なポイントですが、動画であれば工夫を凝らすことで視聴完了数の向上も目指せます

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企業プロモーション動画の制作相場

企業プロモーション動画制作を依頼する場合は、費用相場を把握しておくことが大切です。

動画幹事は「動画を作りたい人」と「動画制作会社」とを結ぶマッチングサービスを提供しています。以下は動画幹事経由で発注された「動画制作の発注金額データ」から作った企業プロモーション動画制作の費用相場グラフです。

企業プロモーション動画制作相場

平均の発注金額は107.7万円。中央値は75万円になっています。
相場帯の割合で見ると、50~100万円が36%で最多。また、10~200万円で見るとおよそ8割となっています。企業プロモーション動画制作を依頼する場合は10万円~200万円の予算を見ておくとよいでしょう。

【まとめ】企業プロモーション動画の制作について

本記事では、企業におけるプロモーション動画の事例や制作時のポイントなどをお伝えしました。

プロモーション動画は種類が多岐に渡っており、何を目的とするかによって制作時に意識するポイントが変わってきます。そのため、まずは動画を活用することでどうなりたいかを考えることが大切です。

今回ご紹介した事例は、いずれも企業のプロモーションにつながるポイントが含まれています。「商品の認知度が低い」「中途採用の応募数が少ない」などプロモーションにお悩みの方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

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