- 更新日 2024.07.31
- カテゴリー 動画の作り方
PR動画にBGMを挿入するメリットとは?選び方や配布サイトを紹介
PR動画を制作することになり、BGMを挿入したいと考えている方もいるでしょう。
本記事では、PR動画にBGMを挿入するメリットや選び方、配布サイトなどを紹介します。PR動画にマッチするBGMを見つけて利用するためにお役立てください。
なお、PR動画の制作会社の探し方・選び方がわからない!という方は動画幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
BGMとは
BGMは、バッググラウンドミュージックの略で、動画の背景にかかっている曲のこと。BGMは動画の雰囲気を作り出すのに不可欠なものです。動画のバックで曲を流すことで、緊張を和らげる・迫力が出る・期待感を高める・モチベーションを上げるなど様々な効果が得られます。魅力的な動画を制作したり、視聴者の感情を誘導できたりするため、最後まで飽きずに視聴してもらいやすくなります。
PR動画に使える著作権フリーのBGM配布サイト
続いて、PR動画に使える著作権フリーのBGM配布サイトを紹介します。
YouTube Audio Library
YouTube Audio Libraryは、YouTubeの公式が提供するBGMサイトです。2024年7月時点で約1,500以上のBGMが利用できます。無料かつ著作権フリーなので、コストパフォーマンスを抑えて動画制作したい場合は有効活用すると良いでしょう。
また、YouTube Audio Libraryは、YouTubeにログインすれば誰でも利用が可能です。その場で聴いてお気に入り登録したり、ジャンル・ムード別に分けられていたりするので使い勝手も抜群です。
Audiostock
画像引用:Audiostock
Audiostockは、株式会社オーディオストックが提供するBGM・効果音の配布サイト。同サイトは、80万点を超えるBGMと効果音が用意されており、商用利用が可能です。さらに、毎月5,000点以上の新作が追加され続けているので、常に新しいBGMを利用できるでしょう。
また、検索機能も優れており、ジャンル・イメージなどをはじめ、サイト側で動画にあうBGMを紹介しています。自社の商材に適したBGMを探して利用しやすくなっています。
Snow Music
画像引用:Snow Music
Snow Musicは、クリエイター向けの音楽素材提供サイトです。同サイトはループ(繰り返し)を元にした音源が多く用意されていることが特徴。曲の自己主張がなく、一定のトーンをキープする動画に利用しやすくなっています。例えば、動画のイントロやナレーション中に適しているでしょう。
また、不定期でコンテンツが追加されるので、新しい音源をダウンロードしてPR動画に活用しやすくなっています。
Epidemic Sound
画像引用:Epidemic Sound
Epidemic Soundは、海外の音楽ライセンスサービスです。同サービスの音源は、完全ロイヤルフリーになっているので、安心してPR動画のBGMとして利用できます。
同サービスは海外の新鋭音楽クリエイターが楽曲の制作にかかわっており、非常にクオリティが高いです。Spotifyといった音楽サービスで人気のある英語ボーカル曲も豊富に揃っているため、海外の音源を動画に使いたいケースに向いているでしょう。
甘茶の音楽工房
画像引用:甘茶の音楽工房
甘茶の音楽工房は、動画やWeb、イベントなどに使えるフリーの音楽素材・BGM素材サイトです。同サイトには500万点以上の素材が用意されており、その中から自社に適したBGMを探して利用できます。用意されているサウンドは、アコースティックからエレクトロまで多種多様。
ただし同サイトの更新が2019年で停止しているので、トレンドの音源は探せない可能性がある点に注意しましょう。
騒音のない世界
画像引用:騒音のない世界
騒音のない世界は、無料で音楽素材をダウンロードして使えるサイトです。同サイトは、毎月1日に新曲をリリースしており、トレンドの音楽素材を見つけやすくなっています。また、各素材の再生回数が表示されるのも特徴です。一目で人気のある曲を判断でき、そのような曲を選んでPR動画に使えるでしょう。
PR動画にBGMを挿入するメリット・効果
続いて、PR動画にBGMを挿入するメリットと効果を見ていきましょう。
動画を飽きさせない
PR動画にBGMを挿入すると、視聴者を飽きさせない効果があります。音楽がない動画だと、時間が経つにつれて集中力が切れたり、途中で飽きられたりしてしまいます。しかし、BGMを挿入すると動画に雰囲気を加えたり、強弱を付けたりできます。そのため、テンポよく視聴してもらいやすくなるでしょう。
不要なノイズを消せる
PR動画にBGMを挿入することで、不要なノイズを消すことが可能です。撮影した動画は、どんなに気をつけていてもノイズが入ってしまうことがあります。その時にBGMを入れると、そちらに視聴者の意識が向くのでノイズが気にならなくなります。そのため、動画に多少ノイズが入ってしまっても、撮り直しをしなくて済むでしょう。
イメージを追加できる
BGMにはイメージ誘導効果があります。例えば、BGMによって明るい・楽しい・面白い・驚き・緊張など様々なイメージを追加できます。動画のシーンごとで雰囲気を調整でき、視聴者が抱くイメージを狙った方向に誘導しやすくなるでしょう。
視聴者の感情を誘導できる
BGMにはイメージだけでなく、感情を誘導する効果もあります。ゆっくりしたBGMであればリラックスしたり、アップテンポなBGMなら高揚したりします。視聴者の感情を変化させられ、印象に残る動画を作れるでしょう。さらに、長く視聴者の印象に残れば、商品への興味を高める効果も期待できます。
PR動画に挿入するBGMの選び方
続いて、PR動画に挿入するBGMの選び方を見ていきましょう。
動画との雰囲気
BGMを選ぶ際は、動画との雰囲気を確認することが大切です。動画とBGMがマッチしないと、どれだけ良い内容だったとしても台無しになります。せっかく商品のアピールに成功しても、興味を持ってもらえないでしょう。そのため、動画の雰囲気にあうBGMを選んで挿入してみてください。
著作権
PR動画に挿入するBGMを選ぶなら、著作権の確認が必要です。全ての楽曲は基本的に著作者の権利が保護されているからです。知らなかったとしても、無断で使用すると罪に問われる可能性があります。BGM配布サイトに著作権の有無が書かれているケースが多いので、確認して使用しましょう。
料金
PR動画に使うBGMを選ぶ際は、どのくらいの料金がかかるか確認しましょう。利用できるBGMには、有料と無料のものがあります。有料の場合、1曲ごとに料金がかかったり、月額料金がかかったりするなど、配布サイトごとに異なります。使いたい楽曲を見つけたら、料金体系を確認してみてください。
商用利用
企業の事業活動で利用するなら商用利用が可能なものを選びましょう。配布サイトによって、商用利用の有無が異なります。商用利用が不可なのに、勝手に使ってしまうと罰則を受ける可能性があります。配布サイトの規約に書かれているので、確認した上でBGMを利用しましょう。
PR動画にBGMを挿入する際の注意点
続いて、PR動画にBGMを挿入する際の注意点を紹介します。
こだわり過ぎない
PR動画のBGMはこだわり過ぎないようにしましょう。あまりにもBGMにこだわって時間をかけすぎると動画制作の期間が延びる可能性があります。良いと思った素材を見つけたら、まずは動画に挿入して使ってみてください。
使うBGMを整理しておく
PR動画に使うBGMを見つけたら、整理することも大切です。動画には様々なBGMを使うことが多いので、整理しておくと後からスムーズに取り出して使用できます。ジャンルやイメージごとにフォルダに分けて、わかりやすいように管理しましょう。
音量調整をする
PR動画にBGMを挿入する際は、音量を調整する必要があります。BGMの音が大きすぎると、人が喋る声が聞こえなくなってしまいます。そのため、人が話している時はBGMを小さめにしましょう。さらに、動画の内容ごとに音量を調整すると、強弱が出てメリハリのある動画に仕上がります。
PR動画に効果的なBGMが使われている事例
最後にPR動画に効果的なBGMが使われている事例を見ていきましょう。
横浜ゴム株式会社 GEOLANDAR X-AT
横浜ゴム株式会社の製品である「GEOLANDAR X-AT」を紹介する動画です。同製品は重厚感のあるデザインをしており、動画では力強いBGMが採用されています。製品とBGMの雰囲気がマッチしており、製品の魅力がより伝わってくる動画に仕上がっています。
また、動画内で車のエンジン音がする場面では、BGMの音量を小さくすることで車の迫力やタイヤのパワーを表現しているのも印象的です。
株式会社ジンズ 新卒採用 メッセージムービー
メガネの製造・販売をする株式会社ジンズの採用PR動画です。1分39秒の動画ですが、BGMを切り替えずに1曲のみを挿入しています。一定のリズムのBGMにより、最後までテンポよく視聴できます。さらに、落ち着いたBGMを採用することで、映像に集中できることも特徴です。
石川県珠洲市 観光PR動画
石川県珠洲市の観光PR動画です。爽やかなBGMを背景に、景色やご飯など珠洲市の観光名所を紹介しており、現地の風を感じるようなすがすがしい気持ちに浸りながら視聴できます。
【まとめ】PR動画のBGMを紹介しました
ここまでPR動画のBGMを紹介しました。BGMは動画に欠かせない要素です。挿入することで、雰囲気を伝えたり、視聴者の感情を誘導したりする効果が期待できます。PR動画に使えるBGMは国内外の配布サイトで探して使えます。本記事を参考に、自社のPR動画にマッチするBGMを見つけて使用しましょう。
なお、PR動画の制作会社の探し方・選び方がわからない!という方は動画幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
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この記事を書いた人
坂田憲亮
専門分野: Webマーケティング
フリーランスのSEOマーケター/Webライター。業界大手の採用メディア制作部を経て30歳を機に独立。各種オウンドメディアのSEO構築、ディレクション、ライティング、取材撮影、デザインまで一環して担当する自称・マルチクリエイターとして多岐にわたり活躍中。