- 更新日 2024.04.08
- カテゴリー 動画制作の事例
株式会社ピー・ディー・ネットワークインタビュー|企業ブランディングをベースとした動画制作に強みのある会社
東京・港区を拠点とする株式会社ピー・ディー・ネットワークは「企業ブランディングをベースとした動画制作」がウリの会社です。これまで2,000社、5,000本以上の動画制作の実績があり、「視聴者の心をグッと掴む動画」に定評があります。
今回は中村様に、同社の強みやサービスのこだわりを伺いました。
株式会社ピー・ディー・ネットワークの会社概要
ーまずは会社の成り立ちを教えてください
弊社の代表は日本テレビの元社員で、20年に渡って報道番組やスポーツ番組のプロデューサーを務めてきました。2002年に独立して起ち上げたのがピーディーネットワークです。
創業当初から経済番組やドキュメンタリー番組の制作に携わり、「企業が自社でさえ気付いていない魅力を発見して深掘りする」「経営者にあらゆる角度から話を伺って本音を引き出す」といった「取材力」を培ってきました。
現在は、それらテレビ番組制作に加え、その知見を活かした「企業ブランディング」、具体的にいうと「動画制作をはじめ、ロゴやタグラインの制作、HPの制作など、企業のブランド価値を戦略的に向上させる為のあらゆる施策」の提供も行っています。
株式会社ピー・ディー・ネットワークの強み
ー動画制作において強みとされていることはなんでしょうか?
スマートフォンが普及し、YouTubeやTikTok等のソーシャルメディアの利用者が増えつづける今、私たちにとって動画はこれまで以上に身近なものになってきました。
そのような中でまず注目される動画、目を引く動画は「ハイレベルな編集効果が施された動画や、インパクトのあるカットが用いられた動画、つまりはカッコいい動画」です。もちろんそういった動画を制作するには労力がかかりますし、センスも必要です。視聴者も「お!カッコいい!」となってくれます。
ただし、その動画より更にカッコいいものが登場した瞬間に古いモノは忘れ去られます。キツイ言い方ですがそれが現実です。
よってピーディーネットワークでは「ただカッコいいだけの動画」ではなく「視聴者の心をグッと掴む動画」をご提供できるよう意識しています。そうすることで視聴者の潜在意識に「動画で伝えたいこと」がいつまでも残り続けることになるのです。
株式会社ピー・ディー・ネットワークの制作実績とこだわり
株式会社ピー・ディー・ネットワークの制作実績
ーこれまで制作されてきた動画の実績紹介をお願いします
アスカネット様/製品紹介動画(日本語ver. ※別途、英語ver.も制作)
こちらは動画幹事さんにお繋ぎいただいた案件です。クライアントである株式会社アスカネット様は「イノベーション」をキーワードに様々な事業を展開されており、当案件では新事業の核として展開されている「空中ディスプレイ」の製品紹介動画の制作をご依頼いただきました。
撮影前のヒアリングを、社長様はじめ、技術担当者様、営業担当者様など、幅広い役職の方に行わせていただいたところ、「この新事業のメインとなる営業先は、実は日本国内ではなく、欧米や中東で富裕層向けサービスを展開しているカーディーラーや高級レストラン」ということが分かりました。
よって、視聴者が動画の世界観にスッと入れるよう出演者を外国人で統一、欧米や中東でウケる画作りをするべく制作スタッフは外国人を数多く登用、外国のように見えるロケ地の選定と、まずは撮影環境を整えました。
その上で、「空中ディスプレイというあまり馴染みのないものを紹介するには、同製品の技術的特長を説明するより、“製品を導入したらこうなる!”というシーンを重ねていった方が興味をお持ちいただける」とご提案しました。クライアントにはその方向性でご賛同いただき、最終的に「空中ディスプレイが使われている近未来的なシーン」を5つ重ね、約3分でも満足感のある動画に仕立てることができました。
その他、採用向け動画、周年記念動画、展示会用動画、交通広告用動画、店舗デジタルサイネージ用動画など、様々な用途の動画を手がけています。
不動産研究所様/採用向け動画
RYODEN様/周年記念動画
第一環境様/展示会用動画
小田急ビルサービス様/交通広告用動画
まい泉様/店舗デジタルサイネージ用動画
いずれも「ヒアリング」を大切にし、クライアントの目指す「ゴール(視聴者の態度変容)」をしっかりと設定した上で制作しているので、納品後には「動画そのものの仕上がりに満足しているのはもちろん、動画を制作していく中で自分たちの課題を改めて整理できたことが良かった」というお声をよくいただきます。
撮影前の「ヒアリング」に強いこだわり
ーご紹介いただいた動画制作において意識している点・こだわりを教えてください
ピーディーネットワークが動画制作を行う際は、撮影前の「ヒアリング」に最も時間をかけます。「この動画を見た視聴者にどのような態度変容をもたらしたいか」「その為にはどのような構成要素が必要か」「それは何を撮影することで表現できるか」といったことを徹底的に擦り合わせていくのです。
もちろん経験だけに頼るのではなく、過去の実績データやAIツールを用いた予測データなども照らし合わせて話を進めていきます。よって1回、2回の打ち合わせを経て「では撮影を始めます」といったことには絶対になりません。最低でも5回以上、多い時には10回以上の「ヒアリング」を経て撮影に臨みます。
仮に「納期まで1ヶ月しかない」という時でも、2週間は「ヒアリング」の期間に当て、残りの2週間で撮影・編集・MA(ナレーションを収録したり、効果音を付ける)、プレビューを行います。
クライアントからしてみれば、なかなか撮影が始まらないので「本当に間に合うのかな?」とご不安になるかもしれませんが、急いで撮影をしてしまったばかりに「全然イメージと違うのでもう一度やり直し」といった状況に陥ってしまうのはよくあることです。
まさに「急がば回れ」。ヒアリングをしっかりした方が最終的な制作期間は短縮できます。
株式会社ピー・ディー・ネットワークの制作料金
ー続いて制作料金の目安を教えてください
基本となる料金は以下の通りですが、ここにCGやアニメーションを加えたい、ドローンで撮影した画を加えたいなど、クライアントのお望みの内容によって都度お見積りを出すようにします。
- 30万円~ イベント記録動画
- 50万円~ 従業員・役員インタビュー動画
- 100万円~ 企業紹介動画、製品・サービス紹介動画
また、「この予算内におさえたい」といったご相談をいただければ、それに応じたベストなクオリティがどのようなものになるかをご提示します。
動画制作をお考えの方へ
ー発注者が上手く動画制作を依頼するポイントは何でしょうか?
最も大切なのは「自社が抱えている課題」と「それを解決するにはどのようなゴール(視聴者の態度変容)を目指せばいいのか」を明確にしていただくことです。ただし、いざご発注いただく際は、それがなんとなくでしか見えていなかったり、社内で意見が統一できていなかったりすることがほとんどです。
よって制作会社には「まず課題とゴール(視聴者の態度変容)の設定を一緒に整理していきたい」ということをリクエストしていただくのが良いかと思います。そうすることで、正しいスタートが切れるだけでなく、「意外な課題」や「もっと押し出していくべき魅力」など、新しい発見にもつながります。
ー「こんな相談はお任せください」というものがあれば教えてください
「こういったゴールを達成する為に、このようなテイストの、このような流れの動画を作りたい」といった具体的なご相談をいただくことは稀です。ピーディーネットワークではもっと手前の時点でのご相談を大歓迎しています。
例えば「動画の有効性を知りたい。いざ作った後の活用方法を知りたい」「自分たちが抱えている課題を解決するには、どういった動画を作ればいいか知りたい」といったご相談です。むしろその方がゼロから一緒に考えさせていただくことができ、より「視聴者の心をグッと掴む動画」を制作することができます。
経済番組やドキュメンタリー番組の制作の知見を持ったスタッフが、「複雑なビジネスモデルを理解してもらう為の動画」「就職志望者を増やす為の動画」といった外向けの動画から、「社内の士気を高める為の動画」「業務内容の理解を深める為の動画」といった内向けの動画まで、「ゴール(視聴者の態度変容)」から逆算したご提案をいたします。
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