- 更新日 2024.09.01
- カテゴリー 動画マーケティング
【比較表付】オンライン展示会のおすすめプラットフォーム9選!失敗しない選び方も紹介【2024年最新版】
「オンライン展示会のおすすめプラットフォームを知りたい」
「そもそもどのプラットフォームを選べばよいかわからい」
新型コロナウイルスの拡大で、従来の宣伝方法では売上達成を見込めず、オンライン展示会開催を検討している販促部門の担当者または営業担当者は上記のことで悩んでいませんか。ただ、多種多様なオンライン展示会サービスが存在し、「どれを使えば良いかわからない」と悩んでいる方も多いです。
そこで本記事では、オンライン展示会のおすすめプラットフォームを比較しつつ、選び方とともにご紹介します。
※オンライン展示会で活用する動画コンテンツで悩んでいる、コンテンツを作成する時間がないという方は動画幹事にお問い合わせください。予算や目的などをヒアリングした上で、御社に最適な動画制作会社を選定します。相談料・紹介料はいっさいかかりません。
比較表付|オンライン展示会のおすすめプラットフォーム9選
システム名 |
特徴 |
料金 |
おすすめの企業 |
---|---|---|---|
ZIKU |
・会場を歩きながら会話できる ・CG技術なしで3Dブースを作成 |
・1ブース:15万円 ・来場者1,000人ごとに20万円 |
来場者とのコミュニケーションを 重視したい企業 |
そのまま展示会 |
・ソニークオリティの 3D空間を再現できる ・コンテンツは出展者側で 自由に入れ替え可能 |
198万円〜 |
ハイクオリティな映像で 展示会を開催したい企業 |
EventHub |
・イベント開催をスムーズに 進める機能が充実 ・イベントに関するデータを 一元管理できる |
要問い合わせ |
オンラインとオフラインの 両方に注力したい企業 |
Airmesse |
・360度のパノラマVRで 展示会を再現 ・商談につながる機能との 連携が充実し |
要問い合わせ |
商談機会の拡大に注力したい企業 |
WEB EXPO Master |
・同一画面で複数の商品を 紹介できる ・Web会議ツールとの連携で 商談が可能に |
1ブース月額20,000円〜 |
一度に複数の商品をPRしたい企業 |
EXPOLINE |
・オンライン・オフラインの 垣根を超えたイベント実現 マーケティング企業のノウハウを活用可能 |
要問い合わせ |
オンライン・オフラインのハイブリッドで イベントを開催したい企業 |
V-MESSE |
・必要機能をワンパッケージで提供 ・シームレスなオンライン商談が可能 |
要問い合わせ |
できるだけ多くの 機能を使いたい企業 |
DMMオンライン展示会 |
・Webの知識ゼロでも すぐに出展できる ・出展料ゼロで利用できる |
要問い合わせ |
今すぐ展示会に出展したい企業 |
ネクシビ |
・会場のデザイン作成の 手間がかからない ・出展品数に応じて 料金が決まる |
・スタンダード:150万円〜 ・VS:250万円〜 |
手間をかけずにリアルな 展示会を開催したい企業 |
本章では下記のカテゴリーに分けて、それぞれご紹介します。
- 臨場感のあるプラットフォーム
- 商談に繋げやすいプラットフォーム
- かんたんに展示会を開催できるプラットフォーム
臨場感のあるプラットフォーム2選
ZIKU
画像引用:ZIKU
ZIKUのおすすめポイント
・オンライン展示会会場をアバターで歩きながら実際に声を掛けられる
・CG技術なしで3Dブースを作成できる
ZIKU(ジクウ)は、参加者が「アバター」として展示会に参加できるオンラインプラットフォームです。同サービスでは、アバターとして会場内を歩き回り、出展者側から来場者に対して声を掛けることができます。
画像引用:ZIKU
マイクを通して実際に「音声」で話せるため、違和感なくリアルなイベントのようなコミュニケーションを図ることができます。出展側は、自分たちの「ブース」を作成可能です。ブースの外観や内観を複数のデザインパターンから選び、見てもらいたい動画や資料をアップロードするだけ。CG技術なしで、誰でも簡単に作成できます。
外部システムでは、YouTubeやVimeoといった動画配信ツールと連携が可能です。プラットフォームでは、1ブースのみの利用から6ブース用ホールまで用意されているため、大小問わずさまざまな規模の展示会に対応しています。
提供会社 |
株式会社ジクウ |
|
---|---|---|
機能 |
オンライン商談 |
◯ |
ウェビナー配信 |
◯ |
|
チャット |
◯ |
|
ユーザー動向のデータ化 |
◯ |
|
無料トライアル |
要問い合わせ |
|
導入実績 |
・NPO法人 AppExchange コンソーシアム |
|
ブースや来場者数の上限 |
なし (大規模の場合は要問い合わせ) |
|
外部システムとの連携 |
YouTube、Vimeo |
|
料金 |
・1ブース:15万円 ・来場者1,000人ごとに20万円 ・他オプション |
|
サポート体制 |
要問い合わせ |
|
おすすめの企業 |
来場者とのコミュニケーションを 重視したい企業 |
そのまま展示会
画像引用:そのまま展示会
そのまま展示会のおすすめポイント
・ソニークオリティの3D空間を再現できる
・コンテンツは出展者側で自由に入れ替え可能
そのまま展示会は、SONYグループの「SoVeC株式会社」が運営しているオンライン展示会プラットフォームです。同サービスは、SONYクオリティのバーチャル空間を実現。SoVeC株式会社が展示会に必要なCGと必要機能、予算をヒアリングした後、動画を制作してくれます。
展示会で利用したい紹介動画や画像、PDFなどのコンテンツは自由に入れ替え可能です。チャットや名刺交換なども出展社側で自由に設定ができます。
セキュリティについても、SONYグループの厳格な基準を設定しています。小規模なイベントはもちろん、大規模イベントにおけるアクセス時のサーバーダウンや個人情報漏洩リスク対策も十二分に行われています。企業のみならず自治体案件でも安心です。
提供会社 |
SoVeC株式会社 |
|
---|---|---|
機能 |
オンライン商談 |
◯ |
ウェビナー配信 |
◯ |
|
チャット |
◯ |
|
ユーザー動向のデータ化 |
◯ |
|
無料トライアル |
なし |
|
導入実績 |
・組合まつり in TOKYO〜 技と食の祭典!! ・バーチャルコンクリートテクノプラザ2021 ・ヴァーチャル産業交流展2020 |
|
ブースや来場者数の上限 |
16ブース ※来場者数は要問い合わせ |
|
外部システムとの連携 |
Zoom |
|
料金 |
198万円〜 ※要問い合わせ |
|
サポート体制 |
要問い合わせ |
|
おすすめの企業 |
ハイクオリティな映像で 展示会を開催したい企業 |
商談に繋げやすいプラットフォーム4選
いくらリアルな空間でも、参加者のアクションに繋がらなければ意味がありません。ここでは、商談に繋げやすいプラットフォームをご紹介します。
EventHub
画像引用:EventHub
EventHubのおすすめポイント
・イベント開催をスムーズに進める機能が充実
・イベントに関するデータを一元管理できる
EventHub(イベントハブ)は、オンラインイベント、オフラインイベント、両方を組み合わせたハイブリッド形式にも対応しているプラットフォームです。EventHubには、ブース出展やライブ商談、チャット、動画配信など豊富な機能が充実しています。MA(マーケティングオートメーション)ツールとも連携できるため、顧客管理や顧客とのコミュニケーション促進も可能です。
イベントに関するデータは全てプラットフォーム上で管理できます。例えば、チケット販売や決済、参加者情報、イベント後のアンケート実施など、さまざまな情報を管理可能です。ログイン方法を共有しておけばスタッフも情報を見られるため、情報共有の大幅な効率化が期待できるでしょう。
提供会社 |
株式会社EventHub |
|
---|---|---|
機能 |
オンライン商談 |
◯ |
ウェビナー配信 |
◯ (他ツールとの連携で可能) |
|
チャット |
◯ |
|
ユーザー動向のデータ化 |
◯ |
|
無料トライアル |
なし |
|
導入実績 |
・株式会社SmartHR ・アトラシアン株式会社 ・キャディ株式会社 |
|
ブースや来場者数の上限 |
要問い合わせ |
|
外部システムとの連携 |
Marketo Engage(MAツール) Smart Entry(名刺管理ツール)など |
|
料金 |
要問い合わせ |
|
サポート体制 |
要問い合わせ |
|
おすすめの企業 |
オンラインとオフラインの 両方に注力したい企業 |
Airmesse
画像引用:Airmesse
Airmesseのおすすめポイント
・360度のパノラマVRで展示会を再現
・商談に繋がる機能との連携が充実している
Airmesse (エアメッセ)は、展示会を疑似的に体験できるプラットフォームです。同サービスでは、360度のパノラマVRで展示会を再現しており、参加者は本物の展示会に来たような感覚で見て回れます。また、来場者の動向をログ情報として細かく記録。サービス運営側から分析結果を教えてもらうことも可能です。ユーザー動向を掴むことでリード獲得に役立てられるでしょう。
他にも、参加者からの質問に自動回答する「チャットボット」やWeb会議との連携など、商談作りのきっかけとなる機能が充実しています。対応ブースや参加者数の上限は記載されていませんが、「大規模展示会」向けのサービスのようです。規模の大きいオンライン展示会を開催される際は検討してみてはいかがでしょうか。
提供会社 |
セキュアロジック株式会社 |
|
---|---|---|
機能 |
オンライン商談 |
◯ |
ウェビナー配信 |
◯ (他ツールとの連携で可能) |
|
チャット |
◯ |
|
ユーザー動向のデータ化 |
× |
|
無料トライアル |
なし |
|
導入実績 |
・三井製糖 ・株式会社スコープ ・株式会社新規開拓 |
|
ブースや来場者数の上限 |
要問い合わせ |
|
外部システムとの連携 |
Zoom |
|
料金 |
要問い合わせ |
|
サポート体制 |
要問い合わせ |
|
おすすめの企業 |
商談機会の拡大に注力したい企業 |
WEB EXPO Master
画像引用:WEB EXPO Master 公式HP
WEB EXPO Masterのおすすめポイント
・同一画面で複数の商品を紹介できる
・zoomやTeamsなどのWeb会議ツールとの連携で商談が可能に
WEB EXPO Masterは、自社だけの小規模な展示会や、たくさんの企業が集まる大規模な展示会まで、さまざまなタイプの展示会に対応しているプラットフォームです。
WEB EXPO Masterは一般的なオンライン展示会ツールとは異なり、同じ画面上に複数の商品を並べられます。複数の商品情報は1ページに収まるため、ページ遷移による離脱防止につながります。
ZoomやMicrosoft TeamsなどのWeb会議ツールを連携すれば、その場で商談を行うことも可能です。動画の埋め込みやセミナー配信もできるなど、商談機会の創出につながる機能が揃っています。
提供会社 |
株式会社システムズナカシマ |
|
---|---|---|
機能 |
オンライン商談 |
◯ (他ツールとの連携で可能) |
ウェビナー配信 |
◯ |
|
チャット |
◯ |
|
ユーザー動向のデータ化 |
◯ |
|
無料トライアル |
あり (1ヶ月間) |
|
導入実績 |
・富士通Japan株式会社 ・富士テレコム株式会社 ・ダイトロン株式会社 |
|
ブースや来場者数の上限 |
要問い合わせ |
|
外部システムとの連携 |
Zoom、Teamsなど |
|
料金 |
1ブース:月額20,000円〜 |
|
サポート体制 |
要問い合わせ |
|
おすすめの企業 |
一度に複数の商品をPRしたい企業 |
EXPOLINE
画像引用:EXPOLINE
EXPOLINEのおすすめポイント
・オンライン・オフラインの垣根を超えたイベント実現
・創業50年を超えるイベントマーケティング企業のノウハウを活用
EXPOLINEは、オンライン・オフラインの垣根を超えてすべてのイベントを実現するBtoBのイベントプラットフォームです。
創業50年を超えるイベントマーケティング企業である博展グループのノウハウやリソースをフル活用し、ユーザーが実現したいイベントをサポートしてくれます。
イベントの体験から管理まで一元で提供されており、また各種ツールとの連携にも対応しているのでイベント後の商談までしっかり繋げられるでしょう。
提供会社 |
株式会社スプラシア |
|
---|---|---|
機能 |
オンライン商談 |
◯ |
ウェビナー配信 |
◯ |
|
チャット |
◯ |
|
ユーザー動向のデータ化 |
◯ |
|
無料トライアル |
なし |
|
導入実績 |
・Sansan株式会社 ・株式会社イベントアンドコンベンションハウス ・弁護士ドットコム株式会社 |
|
ブースや来場者数の上限 |
要問合せ |
|
外部システムとの連携 |
ZOOM、oViceなど |
|
料金 |
要問合せ |
|
サポート体制 |
集客 / PR 制作・撮影/配信 など |
|
おすすめの企業 |
オンライン・オフラインのハイブリッドで イベントを開催したい企業 |
簡単に展示会を開催できるプラットフォーム3選
「展示会にかけられるリソースがない」という企業も多いでしょう。そういった企業向けに、かんたんにオンライン展示会を開催できるプラットフォームをご紹介します。
V-MESSE
画像引用:V-MESSE
V-MESSEのおすすめポイント
・かんたん、低コスト、スピーディーに展示会を開催
・必要機能がまとめて提供されている
V-MESSEは、自社開催のオンライン展示会ができるプラットフォームです。「かんたん、低コスト、スピーディー」をコンセプトとしており、ブースや管理システムの構築にかかるコストと時間を省力化しています。ウェビナー配信やチャット機能、アンケート機能、オンライン商談機能など、オンライン展示会に必要な機能をワンパッケージで提供しています。展示会の企画さえ決めてしまえば、あとは必要機能を選ぶだけで開催可能です。
システム連携では、同社が提供する電子カタログ閲覧サービス「iCata(アイカタ)」と連携しています。オンライン上でのカタログ閲覧はもちろん、サービス上で告知も可能です。
会社の規模に関係なく、基本的にどのような企業でも利用できます。料金や来場者の条件については要相談となっているので、一度相談されてみてはいかがでしょうか。
提供会社 |
凸版印刷株式会社 |
|
---|---|---|
機能 |
オンライン商談 |
◯ |
ウェビナー配信 |
◯ |
|
チャット |
◯ |
|
ユーザー動向のデータ化 |
◯ |
|
無料トライアル |
なし |
|
導入実績 |
要問い合わせ |
|
ブースや来場者数の上限 |
要問い合わせ |
|
外部システムとの連携 |
iCata (同社の電子カタログ閲覧サービス) |
|
料金 |
要問い合わせ |
|
サポート体制 |
集客施策の立案・実行、 コンテンツ企画、 MA施策の立案・運用など |
|
おすすめの企業 |
できるだけ多くの機能を使いたい企業 |
DMMオンライン展示会
画像引用:DMMオンライン展示会
DMMオンライン展示会のおすすめポイント
・Webの知識ゼロでもすぐに出展できる
・出展料ゼロで利用できる
DMMオンライン展示会は、簡単操作でオンライン展示会を開催できるプラットフォームです。「出展までカンタン1時間」をコンセプトとしており、画面の案内にしたがって設定入力するだけで短時間でブースを作成できます。
ツールの「使いやすさ」に徹底的にこだわっているのも同サービスの魅力です。テキストや画像素材を入れるだけでブースを登録できたり、少しの設定だけで商談ルームを作れたりと、とにかく操作がわかりやすいです。
出展料が一切かかりません。一部有料プランはあるものの、基本的には無料で利用できます。気軽にトライできるので、「とりあえず展示会をやってみたい」という企業にはおすすめです。
提供会社 |
合同会社DMM.com |
|
---|---|---|
機能 |
オンライン商談 |
◯ |
ウェビナー配信 |
× |
|
チャット |
× |
|
ユーザー動向のデータ化 |
◯ |
|
無料トライアル |
なし |
|
導入実績 |
・エムラボ株式会社 ・株式会社ビンク ・アライアンサーズ株式会社 |
|
ブースや来場者数の上限 |
要問い合わせ |
|
外部システムとの連携 |
要問い合わせ |
|
料金 |
要問い合わせ |
|
サポート体制 |
要問い合わせ |
|
おすすめの企業 |
今すぐ展示会に出展したい企業 |
ネクシビ
画像引用:ネクシビ
ネクシビのおすすめポイント
・会場のデザイン作成の手間がかからない
・出展品数に応じて料金が決まる
ネクシビは、株式会社フジヤが運営するオンライン展示会プラットフォームです。ネクシビでは、すでに会場やブース、機能が用意された「パッケージプラン」を提供。出展側は最初からデザインされた会場を利用するため、デザインの設計やCGを作成する手間がかかりません。また、会場は12種類のデザインから選択するだけなので簡単です。
料金プランは「スタンダード」と「VS(バーチャルスペース)」、「ネクシビPRIME」の3つです。スタンダードは2SCG方式で150万円、VSはパノラマ3D方式で250万円となっています。フルオーダーメイドの「ネクシビPRIME」は要問い合わせとなっています。
ネクシビは、「2Dでいいからオンライン展示会を開催したい」という層から、「リアルな展示会を開催したい」という層まで、幅広い企業におすすめできるツールといえるでしょう。
提供会社 |
株式会社フジヤ |
|
---|---|---|
機能 |
オンライン商談 |
◯ |
ウェビナー配信 |
◯ |
|
チャット |
◯ |
|
ユーザー動向のデータ化 |
◯ |
|
無料トライアル |
1ヵ月無料 (サーバー利用料金のみ) |
|
導入実績 |
要問い合わせ |
|
ブースや来場者数の上限 |
要問い合わせ |
|
外部システムとの連携 |
要問い合わせ |
|
料金 |
・スタンダード:150万円〜 ・VS:250万円〜 |
|
サポート体制 |
要問い合わせ |
|
おすすめの企業 |
手間をかけずにリアルな展示会を 開催したい企業 |
※オンライン展示会用動画制作をお考えの方は、動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。
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オンライン展示会プラットフォームの選び方
おすすめのオンライン展示会プラットフォームをご紹介しましたが、「数あるなかからどのように選べば良いの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、オンライン展示会プラットフォームの選び方についてお伝えします。
1. 必要な機能を確認する
オンライン展示会プラットフォームといっても、プラットフォームごとに搭載されいている機能はさまざま。ブースの出展方式や商談機能、チャット機能、ユーザーの行動データの取得、動画配信などプラットフォームの機能を確認し、自社に必要なものを選びましょう。
たとえば、展示会中にそのまま商談に移りたい場合は、ビデオ形式で商談ができる「ライブ商談機能」のあるプラットフォームがおすすめです。イベント終了後の参加者の反応を知りたい場合は、「アンケート機能」のついたプラットフォームを選ぶと良いでしょう。
2. 他システムと連携しているかどうか
たとえば、ZoomなどWeb会議ツールとの連携、YouTubeやVimeoなど動画配信サービスとの連携などがあげられます。その場で商談を行いたい場合、Web会議ツールと連携していれば、シームレスに商談を行えます。検討しているプラットフォームにどのようなツールと連携しているのか、事前に確認しておきましょう。
来場者情報を効率的に管理したいのなら、MAツールとの連携もおすすめです。メールの自動配信や行動分析など、マーケティング活動を自動化できます。
3. 参加人数などプラットフォームの規模はどうか
イベントの参加可能人数などプラットフォームの規模を確認しておきましょう。また、参加者だけでなく、出展側のブース数の上限なども重要です。
プラットフォームによっては「自社開催の展示会に特化」など、小規模なイベントにのみ対応しているプラットフォームもあります。1,000人や1万人単位など大きなイベントを開催しないのであれば、多くても数百人程度、ブース数も10〜20程度あれば十分です。
せっかく来場してもらったのに環境が不安定でプレゼンがうまくいかない、などロスが起きないよう確認をしておきましょう。
「それなら大規模イベントに対応しているプラットフォームを選べば良いのでは?」と思うかもしれません。ただ、大規模なものは料金が高い傾向にあります。自社の予算と目的に見合ったプラットフォームを選ぶようにしましょう。
4. 予算に合うかどうか
オンライン展示会にかかる費用が、自社の予算の範囲内かどうか、あらかじめ検討する必要があります。先述のように、参加者数が1,000人、1万人単位の大規模プラットフォームになると料金は高くなります。(数百万円する場合も)
予算内で収めるためにも、どのくらいの規模感のイベントを開催したいのか、どのような機能を必要としているのか、事前に社内で検討しておきましょう。
5. 顧客にどのようにリーチできるか
顧客(展示会の参加者)に対して、どのようにリーチできるかも考えておきましょう。
たとえば、展示会中にそのまま商談まで進みたいのか、資料だけダウンロードしてもらえば良いのか、イベント後にアンケートを実施できれば良いのか。企業によって目的はさまざまです。
プラットフォームによってアプローチ機能も異なります。迷ったら、ライブ商談からメール配信、アンケート、顧客の行動分析など、アプローチ機能がワンストップで揃っているものがおすすめです。自社の予算や目的に応じてプラットフォームを選ぶようにしましょう。
オンライン展示会のメリット
自社に合ったオンライン展示会プラットフォームを選ぶためにも、まず前提として「オンライン展示会のメリット」を押さえておきましょう。そもそも、オンライン展示会にはどのようなメリットがあるのか。参加者、主催者それぞれの視点からメリットをお伝えします。
参加者側のメリット
・移動時間がかからない
・身だしなみを気にしなくて良い
・気になる商品を短時間でチェックできる
オンライン展示会はWeb上で開催されるため、どこかに移動する必要がありません。ネット環境さえあれば自宅で参加できるので、身だしなみもそこまで気にする必要がないです。
展示会全体がマップ(どこに何のブースがあるのか等)で表示されている場合、どこに何が展示されているかが即座にわかります。担当者にチャットで話を聞けたり、ウェビナーにも参加できるなど、気になる商品があれば短時間でチェックできます。
主催者側のメリット
・参加者のデータ取得が容易
・リアル展示会よりも費用を抑えられる
オンライン展示会は、オフライン展示会よりも効果測定がしやすいメリットがあります。データ分析機能のあるプラットフォームを使えば、参加人数や展示会参加に至った経路、参加者の会場やブースでの滞在時間、重点的に見られたページ、離脱率など多くのデータを簡単に取得可能です。
また、オンライン展示会では会場費が必要なく、ブース用の装飾品や展示会で使用するポスターやカタログなどを用意する手間やコストも不要です。出展費が抑えられることは開催頻度を増やせることにもつながり、新規顧客の開拓や既存顧客との関係性強化にも役立つでしょう。
オンライン展示会のメリットや出展方法の詳細は、下記記事をご参照ください。
関連記事:オンライン展示会とは?メリットや出展方法、参考事例、開催までの手順まで紹介
オンライン展示会開催までの手順
オンライン展示会の開催が初めてだと、まず何をすれば良いかわからず、不安を覚えるかもしれません。オンライン展示会開催までの手順を整理することで、全体像を把握してみましょう。
まずは、「何のためにオンライン展示会を開催するのか」という目的を明確にします。目的が決まったら、出展パターンやコンテンツ内容を詰めて、具体的にどう準備するか決めましょう。展示会には司会進行や商談対応などスタッフも必要です。誰が何をするのかを明確にしておいてください。
また、展示会で入手した参加者リストを、どのように活用して成約につなげるかも重要です。参加者の次のアクションにつなげるためにも、アフターフォローを忘れずに行いましょう。
オンライン展示会を開催する詳しい手順については、以下の記事をご覧ください。
関連記事:オンライン展示会とは?メリットや出展方法、参考事例、開催までの手順まで紹介 | 動画幹事
【まとめ】自社に最適なオンライン展示会プラットフォームを選ぼう
本記事では、おすすめのオンライン展示会プラットフォームをご紹介しました。各プラットフォームの形式をはじめ、特長やサポート体制など、システムによって特色は異なります。
自社に合ったプラットフォームを選ぶためにも、自社の導入目的や予算を明確にし、運営側の導入実績なども下調べしておくことが大切です。
動画制作をプロに依頼したいという方へ
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この記事を書いた人
三浦 麗市
専門分野: SEO、ライティング
Webライター。大学在学中よりSEOライティングを学び後にフリーランスとして独立。また並行して飲食店も経営しています。仕事のモットーは「顧客第一主義」