オンライン展示会とは?メリットや出展方法、参考事例、開催までの手順まで紹介【2025年最新版】


新型コロナウイルス感染拡大に伴い、従来と同じ宣伝では目標としている売上に到達できないかもとお悩みのPR担当者も多いのではないでしょうか。実際に、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、多くのオフラインイベントが中止となっています。

そんな折に、なんとかインターネットの力で顧客に自社製品やサービスを伝えたいと思い、オンライン展示会という用語を耳にしたことがあるかもしれません。もしかしたら、オンライン展示会が従来の展示会と代替えとなるPRツールとして活躍するかもしれません。

とはいえ、オンライン展示会を開催となると、

「そもそもオンライン展示会とはどんなことができるのか」
「従来のリアルでの展示会と何が違うのか」
「オンライン展示会のメリットやデメリットは何があるのか」
「オンライン展示会開催までの手順はどうなるのか」

などと悩ましい点も多いはず。

本記事では、オンライン展示会でできることをまとめるだけでなく、顧客と自社のそれぞれのメリット整理、種類、事例、開催までの流れを解説します。オンライン展示会を制作するか検討中という人も、最後まで記事を読めば、オンライン展示会を自社でも取り入れたくなるはずです。

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目次
  1. 1. オンライン展示会とは
    1. 1-1. 映像提供
    2. 1-2. セミナー
    3. 1-3. 参加者とチャットで商談
  2. 2. オンライン展示会のメリット
    1. 2-1. 参加者側のメリット
    2. 2-2. 主催者側のメリット
  3. 3. オンライン展示会の出展方法
    1. 3-1. 出展パターン
    2. 3-2. コンテンツの種類
  4. 4. オンライン展示会の事例
    1. 4-1. イグスバーチャル展示会
    2. 4-2. ブラザー株式会社
    3. 4-3. 組合まつり in TOKYO ~技と食の祭典!!~
  5. 5. オンライン展示会開催までのステップ
    1. 5-1. ステップ1: 目的を明確化にする
    2. 5-2. ステップ2: 展示会出展パターンとコンテンツの種類を決める
    3. 5-3. ステップ3: 外注するもの・自前で用意するものを決める
    4. 5-4. ステップ4: 集客する
    5. 5-5. ステップ5: 当日の運営スタッフを確保する
    6. 5-6. ステップ6: アフターフォローする
  6. 6. オンライン展示会に出展する際の注意点
    1. 6-1. 出展費用がオフライン展示会より高くなることもある
    2. 6-2. 参加者が実際の商品に触れられない
    3. 6-3. ブースに人を呼ぶのが難しい
    4. 6-4. 技術のトラブル対応が難しい
  7. 7. オンライン展示会の費用が変動する要因
    1. 7-1. 3Dの導入
    2. 7-2. 動画コンテンツ量
    3. 7-3. 展示会の場所
  8. 8. オンライン展示会とは まとめ

オンライン展示会とは

オンライン展示会でできること

オンライン展示会とはWeb上で行う展示会で、オフラインで行っていた今までの展示会をオンライン上で行う新しいPR方法です。動画展示会、バーチャル展示会、Web展示会と表現されているものは、いずれも同様のものを表しています。

さまざまな表現がされているのは、オンライン展示会と言ったときに、その展示会でできることがたくさんあるからです。

オンライン展示会でできることを整理してみます。

映像提供

オンライン展示会では映像(動画)を用いて、商品やサービスを紹介できます。動画を用いることで、商品やサービスの具体的な活用方法をより効果的に伝えられるのです。

また、3D映像を画面上に配置することで、まるで実際の展示会の場を画面を通してのぞいているようにみせることもできます。たとえば、イグスバーチャル展示会では展示会場に足を踏み入れたかのような構築をしています。リアルな展示会場と同じ雰囲気で、人で混雑していないオンライン展示会を開催するのは魅力的でしょう。

さらに、オンライン展示会はデジタル開催なので、展示会内容データをそのまま保存して、後日自社サイトにアップして紹介することもできます。動画やサイトを作り込んだのが無駄にならず、恒久的に利用できます

セミナー

Eventhub

※画像引用元:Eventhub

オンライン展示会にセミナーを開催することができます。つまり、ウェビナー(ウェブ上でのセミナー)をオンライン展示会の一部として行うことができるのです。登壇者が著名人であれば、それだけで集客効果が期待できます。

セミナーそのものは、ライブ開催をすることが多いです。そうすることで、より臨場感のある展示会開催となります。もちろん、セミナー終了後は録画コンテンツとして自社サイトで公開するなど再利用することが可能です。

参加者とチャットで商談

オフライン展示会の魅力の一つは、参加者が製品開発者など関係者と直接話をすることができる点です。この魅力をオンライン展示会でも実現。チャット機能やビデオ通話などを駆使して直接商談できます。
オンライン展示会で紹介して終わりにしないで、参加者とコミュニケーションを取ることで、自社製品サービスへの興味関心を惹きつけることが可能です。

さらに、オンライン展示会では顧客リストを構築しやすいです。実際の展示会ではカタログを渡したっきりになってしまい、顧客情報を手に入れるのが難しいです。しかし、オンライン展示会では簡単に参加者にユーザー登録を促すことで、顧客リストの制作が簡単にできます。オンライン展示会への参加条件が登録制なら、参加者全員の顧客リストを手にすることができます。

出来上がった顧客リストは製品やサービスに興味のある人たちで溢れています。その人たちにアフターフォローをすることで、その後の営業活動も継続しやすく、商談につなげやすいです。

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オンライン展示会のメリット

オンライン展示会のメリット

オンライン展示会は主催者と参加者それぞれにメリットがあります。主催者側のメリットだけではなく、参加者側のメリットと分けてそれぞれに注目しましょう。

参加者側のメリット

移動時間がかからない

従来のリアルでの展示会では、現場に足を運ぶ必要がありましたが、オンライン展示会であれば地域・国問わず参加可能です。交通費や宿泊費がかからないため、参加者の負担を減らせます。

天候に左右されない

実際の展示会に足を運ぶとき、台風や雪などの天候だと参加者にとっては負担です。そういった天候が理由で交通機関が乱れているとき、開催そのものが危ぶまれます。
オンライン展示会では天候という偶然性に左右されることなく開催できるので、参加者も予定を立てやすいです。

身だしなみを気にする必要がない

身だしなみを気にせず気軽に参加できるのも魅力的です。自宅から参加をすることも可能で、服装、髪型、化粧に気を配らずに済むので、より多くの人を集めやすいです。

主催者側のメリット

参加者のデータ取得が容易

オンライン展示会への参加条件が登録制であれば、参加者全員の顧客リストを入手できます。これは実際の展示会では実現できないメリットです。顧客リスト構築はその後のPR活動で大きな武器になるでしょう。

参加者人数の制限が事実上無制限

オフラインの展示会では、ブースの大きさや開催時間により、対応できる参加者に限界があります。しかし、オンライン展示会であれば、サーバーダウンをしない限り、参加者を制限なく集めることができるのです。少なくともリアルの展示会よりもオンライン展示会の方が、より多くの参加者を集めることができます。

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オンライン展示会の出展方法

オンライン展示会の出展方法

オンライン展示会とひとまとめにされますが、その種類はいくつかあります。
どこに出展するか(出展パターン)と、どのような内容を展示会でお見せするか(コンテンツ)に分けて整理します。

出展パターン

オンライン展示会を開催することが決まっても、どこに出展するかを検討する必要があります。主に3パターンに分けられます。

自社サイト

自社サイトのコンテンツとして公開できます。すでに自社サイトが有名で多くのアクセスをあつめているときは、非常に高い集客効果が期待できます。

たとえば、Apple社は毎年iPhone発表のタイミングなどに併せて、新製品発表会を自社サイトで特設サイトを設けて配信しています。
Apple社公式サイト

ただし、自社サイトを再設計しなければいけない場合もあります。現在のサイト設計によっては新しくカテゴリを設けるなどの手間が必要になります。

また、自社コンテンツをどのようにPRするのかという課題もあります。自社サイトでオンライン展示会を開催していることが周知されなければ、誰も訪れず、開店休業状態に陥ります。ソーシャルメディアを活用するなどのオンライン展示会の宣伝が必要です。

合同開催

エクスポのようなイベントがオンライン展示会でも開催されています。合同開催であれば、同じ分野の出展者も集まるので、興味ある顧客へリーチしやすいのも従来の展示会と同じです。
例えば、一般社団法人日本インテリア協会(NIF)が主催した合同開催では20団体以上が集まって開催されました。
ただし、競合他社も出展していると、競合へ顧客が流れてしまうこともあります。

プラットフォーム

自社のみで展示会をするにせよ、他者と合同で行うにせよ、ゼロからサイト構築するのは大変です。そこで、オンライン展示会に特化したサービスを利用することもできます。ここでは、そのいくつかをご紹介いたします。

EventHub

EventHub

※画像引用元:EventHub

EventHubはイベント運営を支える豊富な機能をそなえるプラットフォームです。ライブ動画配信、質問、商談だけでなく、アンケート配信やアーカイブ配信などオンライン展示会で想定されるであろう機能は揃っており、参加者の離脱を防ぎます

また、事前予約ができる1対1の面談機能も備えていて、待ち時間が発生することなく、スムーズかつ効率的な交流を実現できます。多くの機能を備えていても、わかりやすい操作体系が好評を博しています。

さらに、オンライン展示会だけでなく、従来の展示会、そしてオンラインと従来型を組み合わせたハイブリッド展示会と多くの展示会に対応しているのが特徴を有して、日本マーケティングリサーチ機構調べ「オンラインイベント」に関する競合調査(2021年8月期)のイベント管理ツール第一位となりました。

DMMオンライン展示

■DMMオンライン展示

※画像引用元:DMMオンライン展示会

1分で基本的なオンライン展示会の準備が整う構成になるので、他業務の合間に構築することが可能です。もちろん、その後も展示会内容の修正、更新が可能なので、少しずつ展示会を充実させていくこともできます。参加者のデータもしっかりと集めることができます。

他社では500,000円からと出展料がかかることが多いですが、DMMオンライン展示会は無料サービスなので、気軽に出展できます。

コンテンツの種類

オンライン展示会で提供するコンテンツは複数種類があります。自社が届けたいコンテンツによって適切な手段を考える必要があります。

3Dブース(VR)

3Dを駆使してブースを構築するため、オフライン展示会と類似の臨場感をもつことができます。たとえば先述のイグスバーチャル展示会では、VRを駆使してサイト全体を会場さながらに演出しています。ただし、制作が大変で、2ヶ月以上の開発期間と500,000円以上の経費が必要になることが多いです。

2Dブース

画像を中心とした構成になります。画面が動かず一画面に収めることができ、シンプルで情報全体を見渡しやすく、制作も3Dと比べるとしやすいです。
たとえば、ブラザー株式会社のサイトでは、シンプルでみやすくしている一例として挙げられます。

ブラザー株式会社

※画像引用元:ブラザー株式会社

ウェビナー

登壇者が著名人であれば、多くの集客が見込めます。実際の会場と同じような臨場感を演出するために、ライブ開催で行うことが多いです。参加者にとっても、著名人の話を聞けるのは有益となりやすく、話を聞くことで知見を深めることができます。

また、製品説明の際に映像提供をすれば、よりわかりやすいです。

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オンライン展示会の事例

オンライン展示会の事例

オンライン展示会とはどのようなものか、いくつか事例を紹介します。3Dブース、2Dブース、合同展示会、それぞれが含まれる事例を取り上げました。

イグスバーチャル展示会

イグスバーチャル展示会

※画像引用元:イグスバーチャル展示会

3Dを駆使してリアルの展示会の様子に限りなく近づけている例です。自社サイトを展示会ブース風にしており、サイトをクリックして周遊し、製品情報を動画やpdfで確認することで会社の製品や様子がわかるようになっています。

ブラザー株式会社

ブラザー株式会社

※画像引用元:ブラザー株式会社

2Dを上手に活用している事例です。製品写真には実際の商品写真が利用されており、新製品などユーザーが見たいと思える製品が目立つようになっています。また、ウェビナーやチャット相談への導線もしっかりと確保されているのが特徴です。

組合まつり in TOKYO ~技と食の祭典!!~

組合まつり in TOKYO ~技と食の祭典!!~

※画像引用元:組合まつり in TOKYO

オンライン展示会が合同開催で行われる事例です。このサイトはSoVeC社のサービス『そのまま展示会』を用いて、リアルとバーチャルの融合したハイブリッド型展示会を開催しました。参加団体数100を越えた大規模なイベントになっています。
オンライン展示会のさらなる事例について詳細は以下の記事を参考にしてみてください。

※関連記事:オンライン(バーチャル)展示会の事例7選!やり方や開催時の注意点も解説

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オンライン展示会開催までのステップ

オンライン展示会開催までのステップ

はじめてオンライン展示会を開催となると、次に何をしてよいかわからず、不安を覚えるかもしれません。オンライン展示会開催までの手順を整理することで、全体像を把握してみましょう。

ステップ1: 目的を明確化にする

まずはオンライン展示会の開催目的を明確にしましょう。新型コロナウイルスの影響で開催できないのはオンライン展示会開催のきっかけかもしれませんが、目的になりえません。オンライン展示会の目的が明確でないと、オンライン展示会開催そのものが目的となってしまいます

オンライン展示会開催することで、
・顧客リストを獲得することが目的か
・製品問い合わせ数を増やすことが目的か

など、どこでオンライン展示会の成果を図るかを明確に立ててから、オンライン展示会の準備をはじましょう。

ステップ2: 展示会出展パターンとコンテンツの種類を決める

自社サイトかプラットフォーム利用がよいのか。自社サイトがすでに有名サイトであって、サイト構成を変更することも容易なら、自社サイトでオンライン展示会を開催してライバル社との差別化につながります。そうでないときはプラットフォーム利用を検討してみましょう。

また、3Dで作り込むのか、2Dを基本とするのかは印象がだいぶ変わります。3Dあれば臨場感を生み出すことがしやすいですが、準備期間や費用は2Dよりもかかるので、よく検討しましょう。

ステップ3: 外注するもの・自前で用意するものを決める

オンライン展示会で提供するコンテンツ制作方法を検討しましょう。

製品やサービスのカタログPDFや解説動画がすでにあれば、再利用できて経費を抑えられます。一方で、イベント用の動画制作は手間が増え、機材なども必要となるため外注することが多いです。

一から作る場合、動画制作なども含めてワンストップで業者に依頼することも可能ですが、費用がかかります。動画の構成や長さなどに応じて費用も変わってきます。

関連記事動画制作の相場・料金を徹底解説!費用を抑えるコツも紹介!

ステップ4: 集客する

コンテンツ制作と同時に始めて、開催日まで集客を続ける必要があります。すでにSNSを運用している場合は、そこで告知することになるでしょう。SNSを運用していない場合、自社サイトで告知するだけでなく、顧客リストを利用して、ダイレクトメールや職場訪問などを検討してみてはいかがでしょうか。

ステップ5: 当日の運営スタッフを確保する

当日対応スタッフとして必要な人手は司会進行、登壇者、そのサポート、商談チャット対応、参加者の方と話をする営業マン、通信トラブル対応をする人などが想定されます。オンライン展示会だからといって、当日までに準備したコンテンツを公開して当日何もすることがないわけではありませんので、注意してください

特に商談チャット対応者や営業マンは、来場予定参加者数をもとに適切な人数を確保することで、ブース来客者に好印象をもたらすことができます。

ステップ6: アフターフォローする

オンライン展示会開催そのものが目的ではないはずです。たとえば、参加者リストを入手し今後のビジネスにつなげることが目標であれば、その参加者リストをどのように活用するかが成約のカギといえます。メールでお礼を伝えるのか、営業担当が直接コンタクトをとるのかなど、オンライン展示会開催後のアクションを検討しておきたいところです。

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オンライン展示会に出展する際の注意点

オンライン展示会に出展する際の注意点

オンライン展示会の注意点に留意することで、より魅力的な展示会を開催したいところです。

出展費用がオフライン展示会より高くなることもある

ブースを確保したり人件費がかからないので、オフライン展示会よりもコスト削減ができると考えるかもしれません。しかし、どのようなオンライン展示会を開催するかによって金額も変わってくるため、場合によってはオンライン展示会の方がコスト高になることもありえます。

参加者が実際の商品に触れられない

オフライン展示会とは違い、実際の商品やサービスを直接体験しづらい(またはできない)ことを常に念頭に入れて対策を講じましょう。たとえば、サンプル試供品の提供が簡単にできるような導線をサイトに用意するのは解決策につながります。

商品紹介が中心のオンライン展示会であるなら、実際に使っている様子を動画などで紹介したいところです。

また、チャット相談など対人対応を検討することで、参加者の疑問に即座に答えることができます。

ブースに人を呼ぶのが難しい

オフライン展示会なら呼び込みができます。しかし、オンライン展示会はPULL型(待ち型)の営業しかできません

合同開催なら主催者が宣伝をしてくれますが、自社サイトであればSNS利用や取引先にDMを送って周知をするなど、展示会参加までの集客活動が必要です。

技術のトラブル対応が難しい

オンライン展示会を自社サイトで行うときは、すべての技術的な問題を主催者がクリアしなければいけません

特にライブ開催を考えている場合は要注意です。機材トラブルで配信できない、ネットワークトラブルで配信できないという事態に備え人員を配置しましょう。想定客数を上回ってしまいサーバーが落ちてしまうと大きな機会損失になります。サーバーの増強をしておくなど事前に対策を講じておきましょう。

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オンライン展示会の費用が変動する要因

オンライン展示会の費用が変動する要因

オンライン展示会の開催方法やコンテンツ内容によっては、オンライン展示会が従来の展示会よりも費用がかかることがあります。
例えば、DMM音欄展示会は無料で出展することができますが、meet×meetでは500,000円からとなっていて、各社さまざまな価格が設定されています。

ここでは、どのような点がオンライン展示会の費用の変動に影響するのか、まとめました。

3Dの導入

3Dを導入してVR環境を構築すれば、実際の展示会と雰囲気が近くなりますが、2Dよりも費用がかかります。2Dで既存の写真を利用すれば、10万円くらいから準備をすることもできますが、3D導入となると、30万円以上がかかります。

開催しようとしているオンライン展示会で実際の展示会風にするのが望ましいかどうかを判断して、3Dが必要かを検討してください。

動画コンテンツ量

動画コンテンツを作成するかしないかは大きな違いを生み出します。商品やサービスの紹介のために動画があるとわかりやすいのはいうまでもありません。しかし、たとえば2分ほどの社員インタビュー動画を制作すると、30万円以上かかるのが相場です。

動画制作費用のさらなる事例について詳細は以下の記事を参考にしてみてください。

関連記事「動画制作の相場・料金を徹底解説!費用を抑えるコツも紹介!」を見る

展示会の場所

オンライン展示会をプラットホームを利用して開催、あるいは合同開催となれば、出展費用がかかります。自社サイト内で展示会に必要なコンテンツ制作などを賄うことができれば、費用削減になるかもしれませんが、それだけ準備する時間と手間が必要です。最低でも2ヶ月の準備期間は用意したいところです。

オンライン展示会にかかる費用の相場については、下記記事で詳しく説明していますので、ご参照ください。
関連記事:オンライン展示会の費用はいくら?出展料の目安や開催方法別に解説

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オンライン展示会とは まとめ

オンライン展示会は上手に活用すれば、従来の展示会の代替え手段ではなく、新しい成約へつなげることができます。

これまでお伝えした通り、自社でもオンライン展示会のコンテンツの制作は可能ですが、初めてのオンライン展示会でノウハウがないのであれば、制作会社に依頼すべきです。特に、動画は参加者の印象に大きな影響を与えますので、しっかりと制作をしたいところ。

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