動画のアイデア出しに!オススメのサイトや事例もご紹介【2024年12月最新版】

「動画を作りたいけどアイデアが出てこない…」
「動画のアイデアを何個か出すよう上司に言われた」
「動画のアイデアを出すのに何を参考にすればいい?」

動画を使ったマーケティングの需要は年々増え、5Gが普及すれば今まで以上に動画は重要になります。しかしYouTube全盛の時代と言え、経験もない人がおいそれと企画なんて思い浮かびません。

そこで本記事では、動画の良いアイデアを引き出すためのアプローチ方法、面白いアイデアの参考サイトや事例を紹介します
アイデアといえば、ひらめきや才能勝負と思われがちですが、ポイントを理解すれば攻略法があります。最後まで読んで実践してみてください。

※動画のアイデアが出なくて困っている!という方は動画幹事にご相談ください。
あなたの要件を丁寧にヒアリングし、最適な制作会社をご紹介します。

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目次
  1. 1. 動画作りで良いアイデアを出すためにできること
    1. 1-1. 先に目的とターゲットを明確にする
    2. 1-2. 悩み・課題から逆算して考える
    3. 1-3. とにかく事例をたくさんみる
    4. 1-4. 「普通」とのギャップを考える
  2. 2. 動画のアイデア出しにオススメのサイト
    1. 2-1. YouTube【動画の冒頭に注目】
    2. 2-2. Vimeo【クオリティの参考に】
    3. 2-3. おもしろ系メディア【SNSでの拡散を目指すなら】
    4. 2-4. 動画制作会社のホームページ【予算の参考に】
  3. 3. 面白いアイデアでバズった事例
    1. 3-1. 【アロンアルフア】胸キュン接着ラブストーリー『君に、くっつけ!』
    2. 3-2. 【au】意識高すぎ!高杉くん 「三人の遠足」篇
    3. 3-3. 【マサイ族がカップヌードルを初めて食べた】反応が衝撃だった...!!
  4. 4. 動画のアイデアを出すためのポイントまとめ
    1. 4-1. 動画制作をプロに依頼したいという方へ

動画作りで良いアイデアを出すためにできること

動画のアイデアを出す4ポイント

先に目的とターゲットを明確にする

動画のアイデアを出すときに陥りがちな失敗が、万人にウケそうな企画を考えること。しかし、これは砂漠の中で針を探すようなもの。いくら時間をかけて悩んでもアイデアは浮かびません。

アイデアを出すために最初にすべきは、「動画の目的」を明確にするこ。例えば商品購入が目的の動画なら、多くの人に見てもらえる動画より、商品を買いたくなる企画を考えるほうが大切かもしれません。「動画の目的」を具体的にすることで、方向性が絞られてきます。

次に、年齢や性別、年収などターゲットを絞ることで、動画のアイデアを出しやすくなります。ターゲットは次の6つまで考えると良いでしょう。

  1. 性別
  2. 年代
  3. 年収
  4. 住んでいる場所
  5. 家族構成
  6. 趣味・休日の過ごし方など

ここまでターゲットを絞り込めば、動画の世界観や訴求ポイントなどが限られてくるため、アイデア出しがグッと楽になります。

悩み・課題から逆算して考える

次にアイデアを出す前に、ユーザー(視聴者)の悩みや課題を考えます。

筆者は様々な企業の商品・サービス紹介のPR企画(記事)を考えてきましたが、「面白いアイデアはないかな?」と考えても、なかなか思いつきません。

しかし、視聴者の課題は何か?どんな映像を届ければ悩みは解消されるかを探ることで、必要な要素が浮かんできます

筆者の体験談を挙げると、「髪の毛のカツラをPRする企画を考えてください」と言われたことがあります。そこでまずは、カツラを検討している人が抱えている不安や、購入に踏み込めない理由を考えました。

リサーチする中で多かった悩みが「日常生活の中でカツラがバレないか不安」でした。
そこで筆者が考えたアイデアは日常生活における検証企画。

・カツラをかぶってジェットコースターに乗る(強風でもバレないか)
・サッカーボールを100回ヘディングする(強い衝撃でもバレないか)
・滝に打たれる(突然の豪雨や多量の汗でもバレないか)

このように、ユーザーの悩み・課題から逆算して必要な要素を考え、そこにエンターテイメント性を加えることで良いアイデアは浮かびます

動画においては、奇抜なアイデアよりオーソドックスな動画のほうが視聴者に刺さる場合もあります。必ずしも突飛な面白い動画を考える必要はありません。

とにかく事例をたくさんみる

アイデアを出すなら、過去のアイデアを参考にすることも大切です。いきなり完全オリジナルのアイデアを出せるなら誰も苦労しません。有名なヒットメーカーの方々も、先人たちの映像を参考にし、そこから独自のアイデアにアレンジしています。

むしろ奇抜なアイデアを生み出している人ほど、他者の動画をたくさん見ているでしょう。とにかく多くの動画事例を見て、まずはマネから始めてみましょう

事例を見るときの分析ポイント

闇雲に動画を流し見するのも悪くありませんが、効果を上げたいなら目的を持って分析することです。例えば採用動画を作りたいと考え、競合のAという動画を見る場合。

ターゲット

男子大学生の新卒

動画の長さ

2分59秒

媒体

自社サイト、YouTube、Facebook

戦略

入社2年前の先輩のインタビューが中心

成績を上げれば勤続年数が少なくても出世できる会社であることをアピール

以上のような4項目を分析することで、動画のアイデアの参考になります
誰をターゲットにしているか?動画の長さは適切に感じるか?動画を配信してる媒体はどこか?入社したいと思わせるフック、導線はなにか?など。

これらを分析した上で、動画を作るときは「残業がない企業」「休日も社員同士で遊びに行くほど人間関係が良好」をアピールするなど、戦略の部分を変えたアイデアが何パターンか浮かびます
動画幹事では、目的別に動画の事例を集めていますので、下記から参考にしてください。

関連ページ:動画・映像制作の事例記事一覧

「普通」とのギャップを考える

動画でインパクトを与えるためには違和感・サプライズが重要です。まずは「普通」のシチュエーションを想定し、そこから常識や固定概念とのギャップを考えることでアイデアは生まれます。例えば、下の資生堂の動画事例がその一つ。

よくある女子高校生の日常風景かと思いきや、実は化粧をした男子生徒だったというサプライズ設定。資生堂のメーク力をPRし、1000万回以上再生され話題になりました。

視聴者は動画を見るときに、一定の先入観を持っています。

「商品紹介の動画ならメリットや値段の安さをアピールしてくるだろう」
「美男・美女を起用してオシャレなキラキラ映像にしてくるだろう」

このような視聴者が抱いている「普通」とのギャップを考えることで、インパクトのある動画を生み出せます

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動画のアイデア出しにオススメのサイト

YouTube【動画の冒頭に注目】

YouTube【動画の冒頭に注目】

続いては、動画のアイデア出しにおすすめのサイトを4つ紹介します。

まず参考にしたいサイトは定番の「YouTube」。毎日YouTuberがしのぎを削り、大量の動画がアップされているので、日頃から見ている方も多いでしょう。

YouTubeでは関連する動画が同時に表示されるので、様々な動画を見つけやすいことが特です。再生回数や高評価ボタン、チャンネル登録者数などから、人気の動画も分析できます。

そして、YouTubeは動画が始まる前や、動画の再生途中に「TrueView動画広告」といった数秒でスキップできるCMが流れます。続きを見たくなる動画のポイントを検証することもオススメです。

また、YouTubeは動画の検索エンジンであることもポイント。自分が狙いたいキーワード、ユーザーの悩みごとや検索キーワードを打ち込むことで、どんな動画が上位表示されるかを研究すると良いでしょう。

そして、YouTubeを見るときのおすすめは動画の冒頭に着目すること。YouTubeは開始3秒で40%のユーザーが離脱すると言われており、人気の動画は冒頭部分に続きが見たくなる導線が盛り込まれています。

せっかく良い動画のアイデアが浮かんでも、最後まで見てもらえないと意味がありません。下のように、どんな工夫が凝らされているのか注目してください。

・冒頭に動画のハイライトを見せる
・最初に出演者が視聴者に呼びかける
・いきなり違和感を出して興味を引く

Vimeo【クオリティの参考に】

Vimeo【クオリティの参考に】

2つ目は、クリエイター向け動画共有サイト「Vimeo(ヴィメオ)』です。
インディーズ映画監督、映像作家、写真家、デザイナー、アニメーターなど、プロのクリエイターがアカウントを持って動画を投稿します。

Vimeoの特徴は、プロによる映像クオリティの高さ。アート的な動画やInstagramに投稿するオシャレな動画のアイデアが欲しい方におすすめ。海外の動画が豊富にあることもポイントです。

おもしろ系メディア【SNSでの拡散を目指すなら】

おもしろ系メディア【SNSでの拡散を目指すなら】

おもしろ系メディアの動画はSNSと相性がよく、拡散されてバズる可能性もあります。認知拡大を狙う場合の参考になります。

おもしろ系メディアの代表が株式会社バーグハンバーグバーグが運営するWebメディア「オモコロ」。動画に特化した「オモコロチャンネル」は、奇抜なアイデアの動画が並んでおり、しかも制作費のかからないものが多いのでアイデアの参考になります

例えば下の、『スーパーで買える最強の焼肉のタレを作った結果』の動画事例。

市販の焼肉のタレを全部ブレンドするという一見エンターテイメントに思える動画ですが、しっかり焼肉のタレの商品PRもできています。

単に面白さだけでなく動画マーケティングの参考にもなるサイトなのでおすすめです。

動画制作会社のホームページ【予算の参考に】

動画制作会社のホームページ【予算の参考に】

最後は動画の制作会社の実績ページやノウハウの紹介を見ること。

上の画像の株式会社プルークスは低予算の30万円からCGを駆使するような200万円以上の幅広いレンジの動画があります。実写・アニメーション共に実績が豊富なので、イメージする動画が見つけやすいことも特徴

また、各動画の事例をクリックすると、動画の制作時に意識したポイントが書かれているため、アイデアを生み出す参考になります。プルークス以外にも、予算別の動画事例が見られる株式会社プルークスの実績ページもおすすめです。

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面白いアイデアでバズった事例

最後に、面白いアイデアでバズった参考事例を3つ紹介します。どこを注目すべきを解説しますので、動画を作るときの参考にしてください。

【アロンアルフア】胸キュン接着ラブストーリー『君に、くっつけ!』

まずは、接着剤で有名なアロンアルフアのPR動画。プラモデルが友達の奥手な女子高校生に、学校イチのモテ男が接着してくるというアニメーション動画です。

2人の恋愛模様を「接着(キス)」「剥がれる(別れる)」「お遊び(仮止め)」など、接着剤に関する用語を用いたラブストーリーにした演出がウケています。

通常の商品動画は、接着力や使いやすさなどのメリットを訴求しますが、それでは広告色が強すぎて視聴者が離れてしまうことがあります。

この動画は、商品PRにありがちな固定観念を排除し、アロンアルフアに興味がない層にも受け入れられ拡散されました。認知拡大に成功した動画事例です。

【au】意識高すぎ!高杉くん 「三人の遠足」篇

次はauがiphoneで5Gデータ使い放題という通信サービスをPRするために制作した動画。

男の子2人と女の子1人の3人で遊ぶが、男の子2人は通信速度が速い5Gに夢中に。
その間に女の子は1人でスイーツ食べ放題をするというストーリーになっています。

この動画は人気シリーズauCMの高杉くんの一つで、他社でもストーリー型の広告動画はバズる傾向にあります。同動画も2022年1月時点で3,800万再生を超えています。

【マサイ族がカップヌードルを初めて食べた】反応が衝撃だった...!!

続いても商品やサービス紹介の参考になる動画です。アフリカと日本を繋ぐ「Cheka TV (チェカTV)」の企画の一つで、マサイ族が日清カップヌードルを食べたら、どんな反応をするかを検証したもの。

動画は114万回以上再生され、他にもマサイ族が日本酒を飲んでみた、ケニア人がウォシュレットを体験してみたなどの動画も人気です。

このように、ギャップのある人が「〜〜を試したみた系」の動画はエンタメ性とPR性の一石二鳥でおすすめ

新商品や新サービスを外国人に使ってもらう、または女性用の商品を男性が使う、年配の男性の商品を女子高校生が使って反応を楽しむなど、ギャップを用いたアイデアが考えられます。

以上は参考になる動画の一部なので、その他の面白い動画事例を20個集めた記事も参考にしてください。

関連記事:面白い動画のビジネス活用事例20選!制作するときのポイントも解説

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動画のアイデアを出すためのポイントまとめ

以上、動画制作のアイデアを出すためのポイント、参考サイト、参考事例の3つを解説してきました。もう一度、アイデアを出すためのポイントを整理します。

①先に目的とターゲットを明確にする
②悩み・課題から逆算して考える
③とにかく事例をたくさんみる
④「普通」とのギャップを考える

閃きや才能だけに頼らなくても、きちんとポイントを整理することでアイデアは生まれます。最初は完全オリジナルのアイデアを考えるのではなく、過去の成功事例をアレンジすることから始めるといいでしょう。

数をこなしていけばアイデア出しのコツや成功パターンも掴めてくるので、ダメ出しを恐れずに沢山のアイデアを出すこと。自分ではイマイチと思っていたアイデアが採用されることもあります。

本記事を参考に、目的を達成できる動画のアイデアを生み出してください。
動画のアイデアが浮かんだら、次に意識して欲しいのは動画制作の注意点。以下の記事を参考に、実際の動画制作に踏み込みましょう。

関連記事:動画制作でやってはいけない注意点を1~10まで全て解説します!

動画制作をプロに依頼したいという方へ

本記事を読んでも、やはりアイデアを出すのが難しいそう、考える時間がないという方は、プロに依頼するのが一番。
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