- 更新日 2024.12.01
- カテゴリー 動画広告
動画広告を使いこなそう!事例をもとに動画広告の種類やメリットを徹底解説【2024年12月最新版】
「自社で動画広告を活用したい」
「映像でしか表現できないイメージや雰囲気なども広告で伝えたい」
「自社に最適な動画広告を知りたい」
本記事ではそんな方のために、動画広告の事例をもとに広告の種類やメリットについてお伝えします。YouTubeやWebサイトを閲覧していると、さまざまな動画広告を目にします。また、TwitterやFacebookなどのSNSを閲覧の際、急に流れる動画広告などもあります。今は動画の時代といわれているので、自社PRも動画を活用したいと考えているのではないでしょうか。
しかし、動画広告を活用したいと思っても、どれが自社の目的に合った広告なのか判断が難しいと思います。
そこで本記事では事例をもとに動画広告3種類の解説と、メリットについてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
※なお、制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。
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動画広告の種類
動画広告には「インストリーム」「インバナー」「インリード」の3種類があります。以下でそれぞれの特徴を解説します。
インストリーム動画広告
インストリーム動画広告とは、YouTubeやAbemaTVなどでよく使用されているタイプの動画です。動画再生の前後や途中に流れる動画広告のことで、スタンダードな動画広告フォーマット。
映像・音声・文字を用いて、動画コンテンツと同じ画面を利用し、商品やサービスの魅力を伝えられます。商品やサービスの宣伝をはじめ、ブランディング目的や、テレビCMとの連動施策に活用される事例が増えています。
インバナー動画広告
インバナー動画広告とは、Yahoo!のトップページなどで見られるような、バナー広告の動画バージョンのことです。ユーザーがサイトに訪れた瞬間に、音声なし動画が自動再生。設置場所は従来のバナー広告枠に出稿されます。
特徴としては、動画サイト以外の広告枠にも出稿できるので、動画サイトをあまり利用しないユーザーに対してもターゲティング配信が可能です。ちなみにインバナー動画広告は、インディスプレイ広告とも呼ばれています。
インリード動画広告
インリード動画広告とは、ユーザーがWebページをスクロールし、動画広告が画面に表示された瞬間に再生される広告です。ニュースサイトなどで見かけるタイプの広告で、コンテンツの間に挟まれた形で配置されています。ユーザーがコンテンツを読んでいると、突然画像が動くので、注意を引きやすいという特徴があります。
広告が画面に表示されていなくても再生が始まるインバナー広告と違い、インリード広告は内容を冒頭から視聴させられるので、ストーリー性を持った広告と相性が良いです。
動画広告の活用事例
動画広告を活用している事例を紹介します。事例をみることによって、活用イメージが湧きやすくなりますので、ぜひ参考にしてください。
インストリーム動画広告
HubSpot無料CRM【IT】
動画時間:58秒
HubSpot CRMのインストリーム動画広告です。無料の範囲内で利用できる同サービスの機能を動画で紹介。「誰がどのように同サービスを活用すべきか」を動画内で伝えているので、ターゲットに刺さりやすいです。
リピリカ化粧水インストリーム動画【製造小売】
動画時間:18秒
リピリカ化粧水のインストリーム動画です。同商品を実際に使っているところを撮影して、使用シーンを表現。効果音が文字化され、女性をターゲットにした表現方法とかわいらしさをイメージしています。
オータグループ【アミューズメント】
動画時間:15秒
パチンコ&スロットのオータグループのインストリーム動画広告です。15秒という短い時間の中で、同社が伝えたい想いを凝縮。戦国時代を世界観にして表現しています。
インバナー動画広告
OYO LIFE【不動産】
OYO LIFEのインバナー広告です。借りられる部屋と内装の一部が次々と紹介されていき、部屋の魅力を訴求。どの部屋が紹介されているかを、緑の枠でわかりやすくしています。
shutterstock【画像サービス】
画像を提供するサービス「shutterstock」のインバナー広告です。ダウンロード可能な画像を次々と表示し、活用シーンをイメージできるように表現。画像が大きくなる演出が目に留まりやすいです。
Surface【パソコン】
Microsoftが提供する「Surfaceシリーズ」のインバナー広告です。Surfaceシリーズのパソコンが次々と紹介されていく映像で、簡単なスペックと価格のみを表示。短時間で複数の商品を見比べられるので、「詳細を知りたい」というユーザーをサイトに誘導可能です。
インリード動画広告
syoss【物販】
Henkelが提供する、カラートリートメント「syoss」のインリード動画広告です。実写とアニメーションを複合した動画広告で、短時間でも必要な情報を端的に配信。アンケート調査の結果や、お客さまの声までもイラストにて動画内に挿入されています。
また同社は、インリード動画広告に使った動画を、自社サイトでも活用しています。
ケルヒャー【物販】
ケルヒャーのインリード動画広告です。同商品の使用シーンを収録しており、ユーザーに購入後のイメージを訴求。同商品使用のビフォーアフターを見せることで、視覚的に効果を伝えています。
EPIC【ゲーム】
EPICゲームストアのインリード動画広告です。同サービス内でプレイできるソフトを、次々と紹介して魅力を訴求。「ユーザーに無料登録を促す」という目的が明確になっている動画広告です。
動画広告の活用メリット
最後に各動画広告の活用メリットについてお伝えします。また、動画広告の費用を決定する、課金形式の簡単な説明も記載しておきますので、知識として覚えておくと役立つと思います。
インストリーム動画広告はインパクトを与えるのに効果的
インストリーム広告は、動画コンテンツと同じフォーマット上で再生されるため、大画面で表示可能です。映像や音、文字をフル活用してターゲットに伝えられるので、ユーザーにインパクトを与えられます。テレビCMに近い広告なので、訴求内容を効果的に伝えられます。
ただし、ユーザーに強制視聴させている面もあるので、情報量をつめ込まずシンプルに表現することが重要です。
インバナー動画広告はターゲットユーザーへの訴求が可能
インバナー動画広告は、DSP(広告配信を希望している側が掲載する枠を買い付けるプラットフォーム)などを経由してターゲティング配信ができます。ユーザーが過去にクリックしたカテゴリの広告を表示できるので、顕在化したニーズにアピール可能。基本的に音声なしのため、映像とテキストで訴求できるように工夫して配信することがポイントです。
静止画のディスプレイ広告と同様に、一度訪問したことがあるユーザーの行動を分析したリターゲティングやオーディエンスターゲティングが可能なことも特徴の1つといえるでしょう。
インリード動画広告は読了率の高いコンテンツとの相性が抜群
インリード動画広告は、上記でも少し触れましたが、ストーリー性のあるコンテンツと相性が良い広告です。広告が画面に表示されたタイミングで動画が始まるので、コンテンツを読んでいるユーザーに冒頭から視聴してもらえる可能性が高め。
ストーリー性のある内容にしておくと、最後まで視聴してもらいやすいため、自社商品の魅力をユーザーに伝えられます。
【動画広告の課金形式】
動画の課金形式には、「CPM(cost-per-mille)」「CPC(cost-per-click)」「CPV(cost-per-view)」があります。
・CPM…広告表示1,000回当たりで課金。潜在顧客に広告を配信する際に有効
・CPC…動画広告が1回クリックされる毎に課金。ターゲティング広告に有効
・CPV…広告再生1回当たりの費用を再生数で割った金額が課金。
こちらの課金形式も、動画広告を選ぶうえでの検討材料にしていただければと思います。
動画広告の配信費用の相場は以下の記事を参照してください。
【まとめ】動画広告の種類やメリットについて
本記事では動画広告の種類と事例、メリットについてお伝えしました。動画広告にはそれぞれ特徴があるので、自社の目的に合わせて使い分けることが重要です。
しっかりとターゲティング設定をし、動画広告を活用すれば、商品やサービスの販売やブランディングの向上に役立ちます。動画広告を活用する際には、ぜひ本記事でお伝えしたポイントを参考にしてください。
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この記事を書いた人
吉崎 孝幸
専門分野: Webディレクション・Webライティング
元パン屋。マーケティングとライティングの面白さにハマり、生地作りから記事作りに転身。現在は店舗ビジネスを中心にWebコンサルティングやWebディレクションを行っている。
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