- 更新日 2025.06.01
- カテゴリー 動画・映像制作の相場・料金
1分動画をフリーランスに依頼する際の費用相場は?メリットや注意点も紹介【2025年最新版】
1分動画の制作をフリーランスに依頼したいが費用の相場がわからないという方もいるかと思います。本記事では、1分動画の制作にかかる費用の相場を紹介します。また、フリーランスへ依頼するメリットやポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
1分動画をフリーランスに依頼する場合の費用相場は3~50万円以上
1分の動画制作の依頼先は、主に動画制作会社かフリーランスになります。フリーランスに依頼する場合は3~50万円程度、制作会社に依頼する場合は5~100万円程度が相場になるでしょう。費用を抑えたい方は、フリーランスへの依頼がおすすめです。
種類 |
制作会社 |
フリーランス |
インタビュー |
50,000円~ |
30,000円~ |
セミナー・イベント |
150,000円~800,000円 |
150,000円~500,000円 |
会社紹介・PR |
150,000円~1,000,000円 |
150,000円~ |
商品・サービス紹介 |
100,000円~1,000,000円 |
100,000円~ |
YouTube動画 |
10,000円~500,000円 |
10,,000円~300,000円 |
アニメーション |
100,000円~1,000,000円 |
100,000円~1,000,000円 |
また、予算が厳しい場合は、動画の長さを短くすると費用を抑えられます。
※「まずは予算がいくら必要なのか知りたい」という方は、以下のボタンをクリックしてください。おおよその料金を見積もることができます。
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動画制作費用の内訳とそれぞれの費用相場
動画制作費用は、大きく分けると企画・制作に関わる費用、撮影に関わる費用、編集に関わる費用の3つに分けられます。
制作する動画の種類や求めるクオリティによっては不要になるものがありますが、代表的な内訳と費用相場を解説していきます。
企画・制作に関わる費用
企画・制作には、動画の構成や台本を作成し、動画制作の進行を管理する工程などが含まれます。
企画・制作に関わる費用は、トータルでおよそ10~50万円程度が相場です。しかし、フリーランスに依頼する場合は企画構成で1万円程、ディレクション費を含めても5万円が相場になるでしょう。
撮影に関わる費用
大規模な機材や本格的なスタジオ、大人数のスタッフを必要としない小規模な映像制作であれば、撮影費用はおおよそ5万円〜10万円ほどに抑えることが可能です。
主な費用項目としては、以下のようなものがあります。
- 撮影費
- スタジオ利用料
- ロケハン(ロケーションハンティング)費
- 機材使用料
- スタイリスト費用
- キャスティング費
- 車両・交通費
- 美術費や衣装代
- 宿泊費
中でもコストがかかりやすいのは、撮影費、スタジオ利用料、機材費、キャスティング関連費用です。
このうち、キャスティングやスタイリストなどの人件費やスタジオ使用料を除けば、フリーランスの映像制作者がカバーできる範囲も多く、費用の軽減に期待できます。
編集に関わる費用
動画編集の費用は、おおむね3万円〜10万円程度が相場です。ただし、ナレーションの挿入や音響効果の追加など、オプションによってはさらに費用がかかる場合があります。
編集作業の主な内訳としては、次のような項目が挙げられます。
- 編集作業費
- 音響効果費用
- MA(音声編集)費用
- ナレーション収録費
- マスター動画の制作費
ただし、有名なタレントやナレーターを使う場合はナレーションの人件費だけで10,000円を超えてしまうこともあります。費用を安く抑えたい場合には、動画編集やナレーションなどの工程をフリーランスに依頼すると安く抑えられるでしょう。
フリーランスに依頼する場合は、技術力や経験のレベルに差があるため、仕上がりの品質や編集スタイルをあらかじめチェックすることが重要です。
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1分動画をフリーランスへ依頼するメリット
フリーランスへ依頼するメリットは、主に以下の3つです。
- 料金相場が安い、費用を抑えやすい
- 作業ごとに依頼できる
- 細かいスケジュール調整が可能
以下で各項目の詳細を解説していきます。
料金相場が安い、費用を抑えやすい
フリーランスに依頼をする場合は、動画制作会社に依頼をするよりも費用を抑えられます。
実績数を増やしたいと思っているフリーランスのクリエイターの方は、相場よりも安い価格で依頼を受けていることがあるからです。
ただし、料金だけで選んでしまうとクオリティの低い動画が提出されることもありえるため、依頼の前に実績や制作した動画などを確認するとよいでしょう。
作業ごとに依頼できる
フリーランスに依頼する際は、必要な作業だけを依頼できるという点もメリットです。
動画制作には企画構成・編集などさまざまな工程がありますが、自社スタッフでは難しい部分や自社でやる必要がない部分だけをフリーランスに依頼できます。動画制作の一部工程を依頼することで、空いたリソースをほかの部分に割り振ることができます。
細かいスケジュール調整が可能
フリーランスに依頼する場合は、スケジュールを調整してもらいやすいという点もメリットです。
動画制作会社への依頼では制作工程に複数の人が関わっていることが多いため、スケジュールを柔軟に変更することが難しい傾向があります。一方、個人で活動しているフリーランスの場合は、制作会社に比べると柔軟に対応してくれる傾向があります。
ただし、急な納期の調整や多すぎる修正はトラブルの原因にもつながるので、どこまで対応してくれるかを依頼する際に確認しておくとよいでしょう。修正回数の上限を指定している場合もあり
ます。
動画制作をフリーランスに依頼するのにおすすめのサイト
フリーランスに動画制作を依頼する場合は、フリーランスの方が登録しているサービスで探すことになります。フリーランスに依頼できるおすすめのサービスは次の4つです。
サービス名 |
特徴 |
形態 |
ランサーズ (Lancers) |
|
クラウドソーシング |
クラウドワークス (Crowd Works) |
|
クラウドソーシング |
ココナラ (coconala) |
|
スキルシェア |
Indeed |
|
求人 |
クラウドシーシング:インターネットを通して外注する仕組みの総称
スキルシェア:個人の持つ経験や知識、時間を提供して対価を得る仕組み。
以下で、それぞれのサービスの特徴とおすすめポイントを紹介していきます。
ランサーズ
画像引用:ランサーズ
おすすめポイント
- 導入企業400,000社以上の実績があるので、安心して利用できる
- 350種類以上のカテゴリがあるため、ほとんどの業種で依頼可能
- 独自サービスによって、個人と契約できない場合でもフリーランスに依頼できる
ランサーズは、2008年にサービスを開始した大手のクラウドソーシングサービスです。導入企業数は400,000社を超えており、ランサー(依頼を受ける人)も数多く登録しています。
Webシステム開発やWebデザイン、アプリ開発からイラスト制作、動画制作、コンサルティングまで、350種類以上の業務を依頼可能です。
また、個人への発注ができない方に向けてランサーズディレクションパートナーというサービスも提供しています。ランサーズの公認パートナーと法人契約をしてディレクション業務を委託し、作業はフリーランスが行うという仕組みになっています。このサービスを利用することで、社内規則で個人へ依頼が出来ない場合でもフリーランスに作業を依頼可能です。
クラウドワークス
画像引用:クラウドワークス
おすすめポイント
- 登録しているワーカーの数が480万人以上のため、フリーランスを見つけやすい
- 78万社以上の企業が利用している実績があるので、安心して利用できる
- 依頼できる業務は250種類以上のため、ほとんどの業務を依頼可能
クラウドワークスは、登録しているユーザー数が480人で業界トップクラスのクラウドソーシングサービスです。「応募が来るまで最短1分」を謳っているほどユーザー数が多いことが特徴です。
利用している企業数も78万社を超えており、伊藤忠商事や経済産業省、TBSなど有名企業や省庁も利用しているため実績や信頼度も十分と言えるでしょう。
依頼できる内容もシステム開発やアプリ開発、デザインや動画制作、ライティングなど幅広く扱っており、依頼できる業務は250種類以上扱っています。そのため、特定の分野に特化したワーカーも多く登録しており、業務の一部を委託する場合でも適した人材を見つけやすくなっています。
また、最短3日で即戦力になるフリーランスを紹介するマッチングサービスの「クラウドテック」も提供しています。質の良いフリーランスに依頼をしたい場合は、クラウドテックの利用を検討してみてもよいかもしれません。
ココナラ
画像引用:ココナラ
おすすめポイント
- 450種類以上のカテゴリを扱っているため、ほとんどの作業を依頼可能
- PRO認定を受けた出品者に依頼をすると、クオリティの高い動画制作が期待できる
- ビジネス向けに特化したサービスを提供しているので、ビジネスでも使いやすい
ココナラは、450種類以上のカテゴリを扱っている日本最大級のスキルマーケットサービスです。基本的には、出品者がそれぞれのスキルを出品しているのでそれを購入して依頼をする仕組みになっています。
出品者のスキルはアマチュアレベルからプロレベルまで様々ですが、クオリティを優先したい場合はPRO認定されている出品者を選ぶと失敗しにくくなります。ただし、PRO認定されるためには厳しい審査があるので、全体から見るとPRO認定された出品者はあまり多くありません。
また、ビジネス向けに特化したココナラビジネスというサービスも提供しています。ココナラビジネスでは、出品されているスキルの品質が良いだけでなく、請求書払いや源泉徴収機能、チャットによるサポートを利用可能です。
Indeed
画像引用:Indeed
おすすめポイント
- 世界トップクラスの求人検索サービスのため、依頼相手を見つけやすい
- 無料でも利用できるので、コストを抑えられる
- 検索機能で絞込めるので、フリーランスを探すことも可能
Indeedは、世界トップクラスの求人検索サービスです。日本ではIndeed Japanが運営しています。
登録されている履歴書の数は海外を含めて2.45億もあり世界中の求職者が利用しているサービス
です。
基本的に無料で利用できますが、有料プランを利用すると求人情報が表示されやすくなる仕組みです。フリーランス契約の求人にも利用できるので、クラウドソーシングやスキルシェアサービスで依頼したいフリーランスが見つからなかった場合に求人を出してみるとよいでしょう。
フリーランスに依頼する際の注意点
広告や宣伝として効果的な動画をつくるためには、マーケティング視点や事業視点も重要です。マーケティング目的の動画を制作する際には、ただ見栄えのよい動画を作れば良いわけではなく、想定したターゲットに届くように動画を制作・運用する必要があります。
フリーランスに依頼をする場合は、マーケティングの知識がある方に依頼するか、企画や運用等の工程をマーケティング知識のある自社スタッフで行うとよいでしょう。
1分動画制作について気になる疑問
最後に、1分動画制作について気になる疑問をまとめて紹介します。
1分動画を制作するメリットは?
1分動画を作成するメリットは、主に以下の4点です。
- 短時間なので離脱されにくい
- 内容がまとめられていて分かりすい
- スマホから簡単に確認できる
- エンゲージメントを維持しやすい
短時間なので離脱されにくい
1分という短い時間の動画のため、離脱されにくいという点が1つ目のメリットです。
サービスや商品の紹介動画の場合は、最後まで動画を見てもらわないと伝えたい情報を漏れなく伝えることができません。1分という短い時間であれば途中で飽きにくく、最後まで見てもらいやすくなります。
内容がまとめられていて分かりすい
1分の動画は尺が限られているため、必要な要素だけをまとめなければいけません。そのため、制作時に自然と一番伝えたい情報に絞ったメッセージをつくることになり、内容的にシンプルでまとまりのある動画が完成することが多いです。
スマホから簡単に確認できる
1分の動画なら隙間時間で視聴できるため、再生時間の長い動画に比べて手軽に見られます。特に近年ではスマホで動画を見る方も増えているので、隙間時間で手軽に見られる1分動画はより多くの人に見てもらいやすくなっています。
エンゲージメントを維持しやすい
動画分析会社が公表しているデータによると、動画が1分以内であれば視聴者のエンゲージメントを7割以上維持できるとされています。(エンゲージメント:動画に対する視聴者の関心や反応)
1分動画を制作する時のポイントは?
1分動画を制作する際のポイントは、主に5つです。
- 伝えたい内容を整理する
- ターゲット層を明確にする
- 問題提起・解決策の提示・結論の流れで構成を作成する
- 短い動画を複数つなぎ合わせる
- 早送りを利用する
伝えたい内容を整理する
1分動画は1分という短い時間の中に情報を詰め込むため、伝えたい情報を整理することが大切です。伝えたい情報に優先順位を付け、外せない順から盛り込んでいきましょう。無理やり詰め込んでしまうと何を伝えたいのかわからない動画になってしまうこともあるため、優先順位が低い情報は切り捨てた方が良いケースもあります。
情報の整理が苦手な方には、6W1Hに当てはめる方法がおすすめです。6W1Hは、誰が(who)誰に(whom)いつ(when)どこで(where)何を(what)なぜ(why)どうやって(how)の7項目です。この7項目に当てはめて伝えるべき情報を整理してみてください。
ターゲット層を明確にする
1分動画を作る際は、視聴者のターゲットを明確にしましょう。
例えば、ターゲットが男性なのか女性なのか、学生なのか社会人なのか高齢者なのかによって、作るべき動画の構成が大きく変わってきます。また、出演するキャストや演出の仕方、配信するプラットフォームもターゲット層に合わせる必要があるので、ターゲット層を明確にすることは大切です。
問題提起・解決策の提示・結論の流れで構成を作成する
1分動画を作る際は、問題提起・解決策の提示・結論という流れにすると、短い時間でも内容が伝わりやすい動画にできます。一例ですが、最初にターゲット層に当てはまりそうな事柄を列挙して視聴者の関心を集め、解決策を提示し、キャンペーンでアクションを促す、という流れはよく使われています。
また、印象に残りやすいフレーズを盛り込んだり、SNSでの拡散を意識した構成にすることも大切です。冒頭の5秒だけ見て離脱されてしまうことも少なくないので、最初の数秒で視聴者を引き込むことを意識して構成を作りましょう。
短い動画を複数つなぎ合わせる
短い動画を複数つなぎ合わせることも1分動画を作るポイントの1つです。
複数の素材を使うことで動画にメリハリが付くため単調にならず、視聴者が飽きて離脱してしまうことを防ぐ効果が期待できます。動画に使用する素材が多すぎても情報過多になるおそれがあるので、全体のバランスを見ながら調整していくとよいでしょう。
早送りを利用する
1分動画では、早送りを利用することもポイントです。
動画の内容によっては適しませんが、料理動画などのHow to動画の場合は単調になりがちなシーンを早送りすることでテンポの良い動画にできます。早送り映像を使う際は、テロップなどで補足説明をすると内容が分かりやすくなるのでおすすめです。
フリーランスに依頼する以外に、制作費用を抑える方法は?
1分動画の制作費用を抑えるためには、以下のような方法があります。
- 画像素材や音楽素材にフリー素材を使う
- ナレーションや出演者に自社スタッフを使う
- 遠征費用がかからないように撮影する
画像や映像、音楽素材はフリー素材を使用することで費用を抑えることができます。ただし、フリー素材の場合は他社も同じ素材を使っていることがあるので、他社の動画と素材が被ってしまわないように気をつけましょう。
また、動画のキャストに自社スタッフを採用することでもコストダウンができます。自社でできる部分は自社スタッフで行い、自社でできない部分だけをフリーランスに依頼するという手段がおすすめです。
1分動画を安価に制作するならフリーランスに依頼
しよう
1分動画の制作にかかる費用やフリーランスに依頼するメリット、制作時のポイントなどを解説してきました。
1分動画を安く制作したい場合は、フリーランスに依頼すると費用を抑えられるのでおすすめです。依頼するフリーランスの方を探す際は、本記事で紹介したサービスを活用してみてください。
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