動画マニュアル作成ソフト5つを比較!選び方やメリットも合わせて解説します【2024年最新版】

動画マニュアル作成ソフト5つを比較!選び方やメリットも合わせて解説します

「動画でマニュアル作成するにあたってソフトを導入したい」
「動画マニュアル作成ソフトにはどのようなものがあるのか知りたい」
「動画マニュアル作成ソフトってどのように選べば良いの?」

さまざまな業界で動画が活用されているいま、社内のマニュアルを「動画」で制作する企業が増えています。動画マニュアルは紙のマニュアルとは異なり、音声や字幕を活用することが可能なため、スタッフの理解度促進につながります。

そこで本記事では、マニュアルの作成をスムーズにする「動画マニュアル作成ソフト」について徹底解説。

おすすめのソフトをはじめ、ソフトの選び方やメリットまでお伝えしています。ぜひ、自社の動画制作の参考にしてください。

※動画マニュアルの作成をプロに依頼しようか検討している方は以下のボタンより動画幹事にご相談ください。

【無料】動画マニュアルにおすすめの制作会社を紹介してもらう

目次
  1. 1. 動画マニュアル作成ソフトの選び方
    1. 1-1. 料金体系
    2. 1-2. サポート体制
    3. 1-3. 多言語対応
  2. 2. 【比較】おすすめの動画マニュアル作成ソフト5選!
    1. 2-1. tebiki(テビキ)
    2. 2-2. iTutor(アイチューター)
    3. 2-3. Teachme Biz(ティーチミービズ)
    4. 2-4. ClipLine(クリップライン)
    5. 2-5. はたらきかたマニュアル
  3. 3. 動画マニュアルの作り方の4ポイント
    1. 3-1. 閲覧環境に配慮して動画を作る
    2. 3-2. 時間(尺)を長くしすぎない
    3. 3-3. 重要なポイントにはテロップを必ずつける
    4. 3-4. 場合によっては紙マニュアルも検討する
  4. 4. 動画マニュアル作成ソフトまとめ
    1. 4-1. 動画制作をプロに依頼したい方へ

動画マニュアル作成ソフトの選び方

動画マニュアル作成ソフトの選び方

まずは、動画マニュアル作成ソフトの選び方についてお伝えします。具体的には以下の3つのポイントを意識して選ぶとよいでしょう。

  1. 料金体系
  2. サポート体制
  3. 多言語対応

料金体系

動画マニュアル作成ソフトを選ぶときにまず重要な軸となるのが料金体系です。ソフトを導入すると初期費用をはじめ月額利用料、サポートのオプション料金などさまざまな料金が発生します。

しかしソフトによって導入・運営にかかる料金も異なるため、公式ホームページを見たり直接問い合わせたりして、あらかじめ上記内容を確認しておきましょう。

サポート体制

動画マニュアルはソフト内のクラウドで管理されるケースが多いため、ソフト内のサポート体制もチェックしておく必要があります。

動画マニュアルには組織の運営にかかわる大切な情報が詰まっており、一度作成すると長期間保管することになります。したがって「セキュリティは安全か」「データ損失に対する対策がされているか」など、リスク管理がなされているソフトを選ぶ必要があります。

多言語対応

コンビニや飲食店など外国人スタッフがいる場合、彼らに向けた「多言語対応の動画マニュアル」も用意しておくと良いでしょう。

 100以上の言語に対応しているものや、日本語の音声からそのまま外国語字幕を生成してくれるものまで、多様なソフトがあります。動画マニュアルを外国語対応にしておくだけで、外国人スタッフの理解度が格段に上がります。 

【無料】動画マニュアル作成ソフトについて相談する

【比較】おすすめの動画マニュアル作成ソフト5選!

動画マニュアル作成ソフトの選び方をお伝えしたところで、おすすめのサービスをご紹介します。

tebiki(テビキ)

tebiki

参照:tebiki

tebikiは普段のOJTをスマートフォンで撮影するだけで、動画マニュアルが作れるSaaS型のサービス。

撮影した動画に自動で字幕が追加され、100ヶ国語以上の言語を自動で翻訳します。また、社員の誰が動画を見たか、見ていないかを一元で管理することができ、教育担当者の業務負担も少なくなることがメリット。

特に、製造業・建設業・小売業・飲食サービス業・介護・医療などの業界で、中規模(従業員数50名~)の起業様にご利用されています。

以下の課題を感じている方はぜひ『tebiki』をご検討ください。
・紙マニュアルの作成・更新に時間・コストがかかりすぎている
・社員教育の時間・コストがかかりすぎている
・日本語での外国人スタッフの教育が難しい
・リモートでの教育、または遠隔地への教育がスムーズにいかない

多種多様な社員を抱えていて「できるだけ早く全社員にマニュアルを配信したい」という会社にオススメしたいサービスです。

 tebikiの概要 

初期費用

公式HPからの問い合わせのみ回答

月額費用

同上

ライセンス費用

同上

サービス内容

マニュアル動画制作の円滑化、導入計画の策定、活用方法の提案、
定着支援、多言語翻訳など

無料トライアル

あり(詳細は問い合わせからのみ回答)

【無料】動画マニュアル作成ソフトについて相談する

iTutor(アイチューター)

iTutor

参照:iTutor

iTutor(アイチューター)は、パワーポイントのような感覚でマニュアル動画を作成できるサービスです。以下の動画が簡単な使い方です。

たとえばファイルの移動方法やカレンダーの追加方法など、パソコンの画面上で操作するだけで半自動的に動画化。ファイルの出力も簡単です。パワーポイントをはじめPDFやDOCなど、共有したい環境に応じた形式に変更できます。

「自分たちで動画を作りたいけど作業時間が長くておっくう・・・」といった会社にはオススメのサービスです。無料トライアルもあるため一度試してみると良いでしょう。

iTutorの概要

初期費用

なし

月額費用

なし

ライセンス費用

15〜60万円(コースによって異なる)

サービス内容

マニュアル動画制作の円滑化、eラーニング制作、
無料セミナーの実施、無料メールサポートなど

無料トライアル

あり(21日間)

【無料】動画マニュアル作成ソフトについて相談する

Teachme Biz(ティーチミービズ)

Teachme Biz

参照:Teachme Biz

 Teachme Biz(ティーチミービズ)は、マニュアルの作成・共有・管理が簡単にできるサービスです。なかでも動画の並び替えやテロップの挿入がスムーズで、従来の動画制作の10分の1程度しか時間がかかりません。

その他にも検索機能やマニュアルの配信機能も搭載。マニュアルの作成や運営において「いかに工数を減らすか」が考え抜かれています。

そのため「多少コストをかけてでも社員の工数を減らしたい」といった会社にはオススメのサービスといえます。30日間無料で試せるトライアルもありますので、安心です。

Teachme Bizの概要

初期費用

50万円〜

月額費用

5〜30万円

ライセンス費用

-

サービス内容

マニュアルの作成・共有・管理の円滑化、
IPアドレス経由からのみのアクセス、閲覧権限の設定など

無料トライアル

あり(30日間)

【無料】動画マニュアル作成ソフトについて相談する

ClipLine(クリップライン)

ClipLine

参照:ClipLine

「ClipLine(クリップライン)」は、多店舗マネジメントのデジタル化に特化したサービスです。動画制作はもちろん、本部から現場へのマニュアル配信、Todoリストの設定、レポート・レビュー、学習進捗の管理など多彩な機能が充実。

組織全体へのスムーズな情報循環に特化していることから、本部と現場間のやりとりをスムーズにできます。

注目は充実のサポート体制。店舗の売上データ、顧客満足度調査データ、スタッフの労働時間や離職率データなどを総合的に分析し、注力すべきテーマやボトルネックの特定をサポート。分析や打ち合わせを通して可視化された課題からClipLineの教育カリキュラムまで設計してくれます。

多店舗展開している会社の「現場とのコミュニケーションを円滑化したい」「遠方にいるスタッフの業務進捗も把握したい」といったニーズに応えてくれます。

公式サイトは情報が少ないため、詳しい資料をダウンロードすることをお勧めします。

ClipLineの概要

初期費用

公式HPからの問い合わせのみ回答

月額費用

同上

ライセンス費用

同上

サービス内容

マニュアル動画の制作・配信、ToDoリストの設定、店舗の課題抽出、ヒアリング

無料トライアル

不明

資料ダウンロード

https://clipline.com/service/contact/document/

【無料】動画マニュアル作成ソフトについて相談する

はたらきかたマニュアル

はたらきかたマニュアル

参照:はたらきかたマニュアル

「はたらきかたマニュアル」は普段から使っている業務マニュアルを「電子コンテンツ化」させるツールです。マニュアルの作成から管理、編集、配信までマニュアル運営の一連のプロセスを担ってくれます。

また「作成だけ」「配信だけ」など必要なサービスのみを契約することも可能です。さらにSSLによる通信の暗号化、ファイアウォール設置などセキュリティ面もしっかりと固めています。

必要なプロセスだけを依頼できるため、「一旦マニュアル作成だけ何とかしたい」「とりあえず管理だけ依頼したい」といった会社にはオススメです。

初期費用

80,000円〜

月額費用

50,000円〜

ライセンス費用

-

サービス内容

マニュアルの作成・管理・編集、多言語翻訳機能、SSL暗号化など

無料トライアル

あり(14日間)

【無料】動画マニュアル作成ソフトについて相談する

動画マニュアルの作り方の4ポイント

動画マニュアルの作り方の4ポイント

最後に、動画マニュアルを作る際の4つのコツをお伝えします。動画マニュアル作成ソフトを導入しても、動画自体を作るのは自分たちです。

閲覧環境に配慮して動画を作る

閲覧環境に配慮して動画を制作します。スタッフ側が「スマートフォンで閲覧するのか、あるいはPCか」といった閲覧環境にも配慮。研修時に大きなスクリーンで流すといったケースもあります。

また、制作したマニュアルを「どのような場所・端末で見てもらうのか」を考えながら制作することも重要。たとえば、スマートフォンなら字幕の文字を大きめにする、大型スクリーンならできるだけ高画質にする、といった工夫があります。

時間(尺)を長くしすぎない

動画の時間(尺)を長くしすぎないようにしましょう。動画が長すぎると、スタッフが知りたい情報を探しにくくなったり、飽きてしまったりします。目安は1つの動画につき5分程度です。

しかし、マニュアルによっては5分では足りないケースもあるかと思います。その場合は、「基礎編」「応用編」など動画を複数に分けて作成するのがオススメです。

重要なポイントにはテロップを必ずつける

動画にはテロップ(字幕)も必ずつけるようにします。理由としては、音声のみでは内容の理解が追いつかないことがあるからです。

とはいえ、すべての音声に対してテロップを入れるのもNG。逆に映像を追えなくなるため、重要なポイントだけテロップを入れるようにしましょう。

場合によっては紙マニュアルも検討する

場合によっては、紙マニュアルも活用します。たしかに、多くの情報を伝えられる動画マニュアルは便利です。しかし、動画だけですべての情報を伝えられるわけではありません。

たとえば「精密な機械の使い方」「細かい作業の手順」など、動画で解説すると10分以上かかるような内容の場合、逆に非効率になってしまうケースも。そういった場合は、無理に動画にまとめずに紙マニュアルを作成しましょう。

動画マニュアル作成のコツについてはこちらのサイトも参考にしてください。
動画マニュアルの作り方を徹底解説!コツ・参考事例も全てご紹介します

【無料】動画マニュアル作成ソフトについて相談する

動画マニュアル作成ソフトまとめ

本記事では、おすすめの動画マニュアル作成ソフトをはじめ、ソフトの選び方やメリットをお伝えしてきました。

パワーポイントのようにサクサクと動画を作れるものや、音声から字幕を自動作成してくれるものなど、便利な動画マニュアル作成ソフトがたくさんあります。

ソフトによって費用はまちまちですが、業務の効率アップを図れるため会社の生産性アップにもつながります。また動画マニュアルだけでは伝えきれない部分もあるため、紙マニュアルと上手く使い分けることがオススメです。

本記事でご紹介した内容を参考に、ぜひ自社の動画マニュアル作成にお役立てください。

関連記事動画マニュアルは導入すべき?メリットやデメリット、導入事例まで詳しく紹介!

動画制作をプロに依頼したい方へ

本記事を読んで、やはり動画マニュアルの作成は自社ではなく、プロに任せたいと思われた方もいるでしょう。動画制作会社の選定は動画幹事にお任せください。動画幹事は、あなたに最適な制作会社を「人力で」マッチングするサービス。

あなたの予算や目的を専任のコンサルタントが丁寧にヒアリング。業者選びの手間なく、質の高いマッチングを受けることが可能です。

コンサルタントのご紹介 動画幹事 コンサルタント 岩田真 岩田 専任のコンサルタントが、
お客様の予算と目的を丁寧にヒアリング。
最適な会社をピックアップ・ご紹介させていただきます!
初心者の方でも安心してご相談いただけます。

相談料は「完全無料」。
まずは相場の情報を知りたいなどの情報提供のみでも大丈夫です。お気軽にご連絡ください!

【無料】動画マニュアルにおすすめの制作会社を紹介してもらう