ライブコマース成功事例11選!日本市場の現状や成功の秘訣まで解説【2024年9月最新版】

ライブコマースを始めたいが、詳しいことはよくわからない。参考になる成功事例や配信方法を知りたい。そんな企業担当者に向け、日本のライブコマースの現状や参考にしたい成功事例、成功の秘訣、配信方法を解説していきます。

※なお、ライブコマースに対応している会社がわからない・選べない!という方はお気軽にご相談ください。あなたの目的・予算に合う最適な会社をご紹介します。相談料も紹介料も無料です。

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目次
  1. 1. そもそもライブコマースとは
  2. 2. 日本のライブコマース市場の現状
  3. 3. 日本におけるライブコマースの成功事例
    1. 3-1. アパレルの成功事例3選
    2. 3-2. 食品の成功事例2選
    3. 3-3. 雑貨の成功事例3選
    4. 3-4. 化粧品の成功事例3選
  4. 4. ライブコマースと相性が良い業種
  5. 5. ライブコマースで成功するための秘訣
    1. 5-1. 課題を整理する
    2. 5-2. 視聴者とのコミュニケーションを大切にする
    3. 5-3. ライブ視聴者だけの特典を設ける
    4. 5-4. アーカイブに残す
  6. 6. ライブコマースの始め方
  7. 7. ライブコマースの配信方法
    1. 7-1. SNSやYouTubeで配信するパターン
    2. 7-2. 自社ECサイトにライブコマース機能を追加するパターン
    3. 7-3. ECモールで配信するパターン
  8. 8. 動画制作会社を比較する際のチェック項目
    1. 8-1. 制作会社の評価シート
    2. 8-2. 担当者の評価シート
  9. 9. ライブコマースの活用事例 まとめ
    1. 9-1. ライブコマースをプロに任せたい方へ

そもそもライブコマースとは

日本でライブコマースと呼ばれる「Livestream Commerce」とは、直訳すると「ライブ配信商取引」という意味。つまり、ライブコマースとは「SNSやECサイトなどのライブ配信機能を活用し、視聴者とリアルタイムかつインタラクティブにやり取りする商品販売方法」のことです。

テキストや写真では伝えきれない商品の魅力・活用方法を映像で紹介できること、チャット機能を活用し、視聴者とリアルタイムにコミュニケーションできることがライブコマースの特徴。ライブ配信中の画面で商品をタップすると、ECサイトの購入ページへ飛べるサービスもあります。

比較的高い購入率を期待できるライブコマースは、世界的に注目の高まる商品販売方法です。特にEC大国である中国では、オンライン販売に欠かすことのできない手法としてライブコマースが定着しています。

日本のライブコマース市場の現状

中国においてライブコマースが定着していることは、世界のEC事情を調査したレポート「The Future Shopper Report 2023」を見ても明らか。中国では、ショッパー(EC買い物客)の実に81%が「ライブコマースでの商品購入」を経験済みです。

画像出典:The Future Shopper Report 2023

これに対し、ライブコマースで商品購入経験のある日本人ショッパーはわずか15%。MMD研究所が2021年に実施した調査結果でも、なんらかの形でライブコマースを認知している人は過半数以下の43.2%。実際にライブコマースを視聴して商品を購入した人は5.8%にとどまっています。

画像出典:MMD研究所

中国やインドでライブコマースが盛んなのは、国土が広大で実商品を確認できない、模造品が多く商品の信頼性を担保できないなど、日本と異なる事情も考えられます。中国のライブコマースで、KOL(Key Opinion Leader)と呼ばれるインフルエンサーを起用することが多いのはこのため。

ただし、そうした事情を差し引いたとしても、ライブコマースの日本市場はまだまだ発展途上であることは事実です。

日本におけるライブコマースの成功事例

逆の見方をすれば、ライブコマースが発展途上の日本だからこそ、市場への参入メリットも大きいと考えられます。まだライブコマースを認知していない過半数以上のショッパーへ適切にアプローチすることで、自社商品の潜在的な顧客へリーチ可能。そのためには、成功事例を参考にしながら、自社にとって最適な方法を確立させることが重要です。

ここでは、特に活用事例の多い「アパレル」「食品」「雑貨」「化粧品」分野に絞り、日本におけるライブコマースの成功事例を紹介していきます。

アパレルの成功事例3選

UNITED ARROWS

画像出典:UNITED ARROWS

自社ブランド含め、国内外の多彩なブランドを取り扱うアパレルショップ「UNITED ARROWS」は、ライブコマース「LIVE Shoppinng」を展開しています。月に1〜2回のペースで、新着商品やおすすめ商品を店舗スタッフがライブ配信で紹介。配信画面の左上に表示されるアイコンをクリックすると、同社ECサイトの購入ページへジャンプできます。

チャットによる視聴者コメントが配信画面に表示され、出演者自ら質問や疑問に答える形で進行。着心地やサイズ感、コーディネートのヒントまで紹介してくれるため、配信を視聴した方が店舗に足を運ぶことも多くなったようです。

UNIQLO

画像出典:UNIQLO LIVE STATION

UNIQLO LIVE STATIONは、総合アパレルブランド「ユニクロ」が提供するライブコマースサービスです。ライブ配信で商品やコーディネートを紹介するスタイルを基本に、切り口の異なるさまざまな特集企画を配信していることが特徴。60代のゲストを招いた大人の着こなし、小柄なスタッフがお悩み解決など、幅広い層が楽しめる内容です。

チャット機能を活用した質疑応答、アイコンクリックで購入ページへジャンプなど、ライブコマースの特徴を網羅しつつ、プレゼント企画などで特別感も演出。公式ECサイトのほか、ユニクロアプリやインスタグラムなどでも視聴可能です。

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スーツのAOKI

画像出典:スーツのAOKI

スーツのAOKIは、インスタライブを活用したライブコマースに取り組んでいます。春の通勤コーデ、入学式おすすめブラウスなど、レディースのフォーマルファッションを中心に紹介。商品を紹介するスタッフとは別に進行役も音声で出演しており、受け付けたコメント、質問にリアルタイムで反応していくスタイルを採用しています。

インスタライブには「配信画面をタップして購入ページへジャンプする」機能はありませんが、アーカイブをうまく利用しているのも特徴。過去のライブ配信をクリックすると、紹介した商品が一覧表示され、購入ページへジャンプできる工夫が施されています。

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食品の成功事例2選

漬物専門店「四十萬谷本舗」

石川県の漬物専門店「四十萬谷本舗」の事例。店舗で販売している商品を紹介しています。

ポイントは、「個人」に話しかけていること。たとえば、配信開始直後に入室してきた視聴者に対して「○○さん、こんばんは!」と名前で呼びかけています。

配信を行う時は、積極的に視聴者とコミュニケーションを取ることが大事。その時、不特定多数の相手に話すのではなく、なるべく「個人」に対して話しかけましょう。なぜなら、参加者全員に話しかけるよりも、視聴者一人一人に向かって話しかけた方が視聴者は「自分のことを気にかけてくれている」と感じて嬉しくなるためです。

なるべく「個人」に対して話すようにすると、視聴者に良い印象を抱いてもらえます

オンラインアンテナショップ「かさ舞」

株式会社3rdcompassが運営するオンラインアンテナショップ「かさ舞」の活用事例。
青森県八戸市の酪農家やカフェなどが現地から商品の紹介をしています。

ポイントは、ライブ配信の視聴者限定のプレゼントがあることです。

具体的には、カフェのECサイトで何か商品を買えばコーヒーがプレゼントしてもらえます。視聴者をECサイトでの購入へとつなげる方法として、「視聴者限定」のプレゼントを用意し、割引を行うと効果的。特別感が生まれて、より買いたい気持ちになります。

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雑貨の成功事例3選

無印良品

画像出典:無印良品

生活雑貨の「無印良品」では、ライブコマースサービス「ライブショッピング」を展開しています。自社ECサイトにライブコマースツール「Firework」を組み合わせ、チャットによるコミュニケーション、ライブ配信中の購入を実現していることが特徴。アーカイブ視聴中に、気になる商品の「ハイライト場面」へジャンプすることも可能です。

インテリアアドバイザーが通常とは違った使い方・Tipsを紹介するなど、だれが見ても楽しめる内容になっていることもポイント。自社ECサイトでの配信だけでなく、インスタグラムでもライブ配信しています。

ニトリネット

画像出典:ニトリネット

生活雑貨・インテリアショップの通販サイト「ニトリネット」では、ライブコマースサービス「ニトリLIVE」を配信中です。インタラクティブ動画システム「Tig」を活用し、視聴者とのスムーズなコミュニケーションを可能にしていることが特徴。左上の「Introduced Item」をクリックすると、配信内で紹介した商品の購入ページへジャンプできます。

配信内容ごとに「ニトリLIVE」「デコホームライブ」「ニトコーデ」「ニトリLOVE」の4カテゴリーが設けられており、カレンダーで配信日を確認できることもポイント。視聴者とのコミュニケーションを重視した、ライブコマースらしいサービスです。

古川紙工公式オンラインショップ

画像出典:古川紙工公式オンラインショップ

カレンダーやレターパッドなどの紙雑貨を販売する古川紙工公式オンラインショップでは、不定期で「古川紙工のライブコマース」を配信しています。新着コメントを確認できるチャット機能、紹介商品のリスト表示機能を持つライブコマースツール「Live Cottage」を活用しているのが特徴です。

小物の多い雑貨店らしく、商品紹介を中心としていることもポイント。店舗では販売しないオンライン限定品の紹介、ライブ視聴者のみの特典など、ライブコマースならではの特別感を演出した内容が好評の秘密です。

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化粧品の成功事例3選

SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE

画像出典:SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE

化粧品メーカー資生堂のオンラインストア「SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE」も、ライブコマースに取り組んでいます。新商品への理解を深めるためのメイクアップ術紹介、イベント会場からの中継など、さまざまなプログラムを配信。ライブコマースならではの特徴を活かし、使ってみなければわからない化粧品の質感をアピールしています。

たとえば、ベースメイクのテクニック紹介では、実際にメイクしながら手順を紹介。チャットに寄せられた質問に答えながら説明してくれます。また、そのときに使用している商品が左上に表示され、クリックすることで購入ページへジャンプする工夫が施されています。

FANCL LIVE SHOPPING(ファンケルライブショッピング)

画像出典:FANCL LIVE SHOPPING

化粧品・健康食品メーカー「ファンケル」のオンラインショップでは、ライブコマースサービス「FANCL LIVE SHOPPING」を展開しています。ライブ配信中にニックネームを設定するだけでコメント・質問を投稿可能。画面下に表示されるボタンをクリックすると紹介中の商品をカートに追加できます。

スタッフが質問に答えながら商品の使い方を紹介するプログラムのほか、自社工場からのライブ配信、有観客での配信など、内容がバラエティに富んでいるのも特徴。ライブ配信内限定のスペシャルプライス、先行販売受付など、ライブコマースならではの特別感も演出しています。

ジョンマスターオーガニック

ジョンマスターオーガニック

画像引用:ジョンマスターオーガニック

オーガニック化粧品などを販売する「ジョンマスターオーガニック」の活用事例。スタッフが一押しの商品を紹介しています。

ポイントは、配信に途中から参加した人にも配慮していること。
たとえば、ライブ配信限定クーポンのパスワードを、フリップに書いて設置しています。最後までフリップが設置されているので、途中から参加した人もパスワードがわかるようになっています。

ライブ配信は途中から参加する人も多いです。そのような人に対して配慮を忘れないことが大切。以下のように工夫するとよいでしょう。

・ライブコマースの仕組みを途中で再度説明する
・フリップなどを使って、お得情報が配信中いつでも見れるようにする

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ライブコマースと相性が良い業種

成功事例を見てもお分かりのように、ライブコマースと相性がいいのは以下の業種です。

  • アパレル
  • 食品
  • 雑貨
  • 化粧品

これらの業種の取り扱い商品に共通しているのは、写真やテキストでは商品の質感、大きさ、使い勝手、使い方などをイメージしにくいこと。動画・映像で質感・大きさ・使い勝手・使い方を表現できるライブコマースなら、視聴者に商品を具体的にイメージしてもらいやすくなります。

たとえばアパレルであれば、モデルの身長を表示することで視聴者にサイズ感を伝えることが可能。チャットの質問に回答して視聴者の不安を解消すれば、商品の購入にもつながりやすくなります。

ライブコマースで成功するための秘訣

ただし、相性がいいからという理由だけでライブコマースに取り組んでも、思うような成果を得られるとは限りません。ライブコマースの特徴を把握し、商品購入につながるポイントを押さえたライブ配信を心がけることが成功の秘訣。そのヒントとなるライブコマース成功のポイントを紹介していきます。

課題を整理する

どのようにライブコマースを活用させるかを明確にするため、まずは課題を整理しましょう。すると、どんなライブコマースを行うべきか方向性が見えてきます
まず、ライブコマースを導入する理由を言語化してみてください。

例えば、
・ECサイトでの売上がのびない
・インスタグラムアカウントを運用しているが、購入に結びついていない

課題を整理したら、次にその原因を深堀しましょう
・ECサイトの商品説明だけでは商品の魅力が伝わらないから
・インスタグラムのフォロワー数がまだ少ない

すると、以下のような解決策が見えてきます。
・ライブ配信でスタッフが商品を実際に使いつつ魅力を具体的に解説する
・ライブコマースの導入に加えてフォロワー数を増やす施策も必要
・「ライブコマース視聴者限定のキャンペーンを提供する」などの内容を予告する

このように、課題に応じてどのように動画コマースを取り入れるべきか、その方向性が変わってきます。まずは課題を整理することから始めましょう。

視聴者とのコミュニケーションを大切にする

配信者が主体となるライブコマースは、商品紹介に軸足を置きがちですが、なによりも視聴者とのコミュニケーションが重要です。コメントしてくれる視聴者一人ひとりに向き合い、質問や疑問点はライブ配信中にすべて解消できるよう心がけましょう。

なぜなら、視聴者とのインタラクティブなコミュニケーションは、ライブコマースの特徴であり大きなメリットの1つだからです。質問・疑問に丁寧に対応していくことで、購入へ向けた視聴者の心理的ハードルを下げることができるでしょう。個別対応してもらった視聴者は、自社への信頼を高めてくれる傾向にあるため、リピート購入につなげることも可能です。

そのためには、ライブ配信中のコメントを見落とさないことが重要。配信に出演するスタッフ以外に、視聴者のコメントをリアルタイムで確認する進行役を用意することがおすすめです。

ライブ視聴者だけの特典を設ける

ライブコマースならではの特別感を演出するため、ライブ視聴者のみに限定した特典を用意しましょう。ライブ配信中のみのキャンペーン価格、ライブ配信中に購入した方に追加のプレゼント、などが有効です。

参加した人のみという特別感を与えることで、視聴者の購買意欲を刺激できます。古くからテレビショッピングで利用されている手法ですが、ライブコマースでも有効です。事前に特典を告知しておくことで、ライブ視聴者数を増やす効果も得られるでしょう。

アーカイブに残す

ライブ配信終了後は、動画データとしてアーカイブを残しておきましょう。プログラムに興味があっても、リアルタイムに視聴できない人もいるからです。

アーカイブとして過去の配信を残しておけば、参加できなかった人も時間を見つけて試聴可能。見逃していた過去の配信を視聴してもらえれば、商品の購入につながることも期待できます。

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ライブコマースの始め方

ライブコマースのはじめ方は、以下の5ステップ。

  1. ターゲット・目的の明確化
  2. コンテンツ内容の決定
  3. ライブコマースのツールを決定
  4. 視聴者の集客
  5. リハーサルと配信本番

重要なのは「だれにどのようなアクションを起こしてもらうのか」を決める「ターゲット・目的の明確化」です。紹介する商品・出演者・撮影場所・機材を含む「コンテンツ内容の決定」も、配信用のツール選定も、ターゲット・目的が明確になっていてこそ適切に選択できるからです。

もちろん、入念に準備をしていても、ライブ配信を視聴してもらえなければ意味がありません。利用できるあらゆるメディアを活用し、少なくとも1週間前には集客施策を始めましょう。
ライブコマースのはじめ方については以下の記事もあわせてご覧ください。

関連記事ライブコマースの始め方!手順と失敗しないためのコツを解説

ライブコマースの配信方法

ここまで記事を読んで、外注せず自店舗でライブコマースを配信してみたいと考える方は、ライブコマースをどのように配信するかも最低限知っておく必要があります。
ライブコマースの配信方法は複数あり、目的に応じて適切なものを選ぶことが重要です。ここでは、主な3パターンを紹介します。

配信方法

画面タップで購入

その他特徴

SNS、YouTube

×

・利用料無料

ECサイトに埋め込み

・サポートがあることも

ECモール

・ECモールのユーザーにアプローチできる

SNSやYouTubeで配信するパターン

活用事例が特に多いのは主にInstagramとYouTubeの2つです。いずれも利用料がかからないのが大きなメリット。

ただし、SNSのライブ配信機能では、「画面をタップすると商品購入ページに飛べる」という機能はありません(現在開発中)。そのため、ECサイトのURLを概要欄に貼るなど工夫が必要です。

それぞれの特徴を説明します。

Instagram

Instagram

「インスタライブ」という機能を使って配信できます。アカウントさえあれば誰でも配信可能です。配信方法は簡単。アカウントを開き、アイコンをタップして「ライブ」を選択します。

Instagram

真ん中の配信ボタンをタップすれば配信を始められます。機能は以下のようにシンプルです。

・配信は1時間まで
・スマホでのみ配信・視聴可

機能がシンプルな分、普段の投稿の延長として気軽に配信しやすいのが特徴です。短い時間で、簡単な配信を行う場合に向いています。

YouTube

YouTube

「YouTube Live」という機能を使って配信できます。アカウントがあることに加えて、登録者が100人以上という条件があります。

・配信時間無制限
・スマホでもPCでも配信・視聴可

といった機能があるため、じっくり腰を据えて長時間配信する場合に向いています。

自社ECサイトにライブコマース機能を追加するパターン

自社のECサイトに、ライブコマース専用のツールを埋め込む方法。この方法であれば、「画面内の商品アイコンをタップしてECサイトに飛ぶ」という機能があります。おすすめのツールを2種類紹介します。

TAGsAPI

TAGsAPI

画像引用:TAGsAPI

月98,000円~で、サービスの利用に加えて専任コンサルタントによるサポートも受けられます。集客や成功事例の共有などの各種サポートも行ってくれるので、運用の知識が無くても安心です。

新規店舗から大手企業まで幅広い顧客が利用しており、サービス継続率も97%と高いのが、同ツールの使いやすさの裏付けともいえます。

Hands Up

Hands Up

画像引用:Hands Up

ECサイトが無くても導入が可能なのが大きな特徴。Hands Up内に簡単なECサイトを作って、そこに誘導することができます。

Hands Upもライブコマースでのコミュニケーション手法、集客、KPI設定、出演スタッフの育成まで全面的にサポートしてくれます。

ECモールで配信するパターン

大手ECモールのライブコマース機能を活用することもできます。こちらでも「画面内の商品アイコンをタップしてECサイトに飛ぶ」という機能があります。事例が特に多い楽天を紹介します。

楽天

楽天

画像引用:楽天

「楽天市場ショッピングチャンネル」でライブ配信ができます。
楽天でライブコマースを行う最大のメリットは、日本中の楽天会員をターゲットにできること。たとえば、「視聴者限定で楽天ポイント5倍」といったキャンペーンを打ち出して、楽天会員を惹きつけることができます。

ここまで読んで、どの配信方法がいいかわからない、選ぶのが難しいと感じた方はぜひ動画幹事にご相談ください。最適な配信方法をご紹介します。相談料もかかりません。

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動画制作会社を比較する際のチェック項目

最後に、制作会社・担当者を比較するときにチェックすると良い評価シートを紹介します。

役員や上司など「意思決定者」に知識がない場合、価格だけで発注先を選んでしまいがちです。安易に格安の制作会社を選んでしまうと、「全く成果のでない動画になってしまった」、「成果物をコントロールするのに時間がとられ、スケジュールが押してしまった」などの失敗があります。評価シートを活用し、多角的な視点から選定するようにしましょう。

制作会社の評価シート

カテゴリ

質問(評価ポイント)

会社A

会社B

企画設計

企画から一緒に行ってくれる制作会社か

要件定義書は丁寧で詳細まで書かれているか

実績

過去の制作実績の中に

イメージに近い動画はあるか

マーケ

ティング

集客まで考えてくれるか

動画マーケティングへの理解はあるか

×

過去に自社と同じ業界で

集客の実績はあるか

×

運用 動画公開後の運用も対応しているか

電話対応・訪問対応など公開後の

フォロー体制も充実しているか

過去の実績や提案などを通して、「何が得意な制作会社か」を判断するようにしましょう。動画制作を依頼する際に重要視している項目が得意な会社ほど、イメージに近いホームページができます。

担当者の評価シート

カテゴリ

質問(評価ポイント)

担当者A

担当者B

相性

 

担当者の話は分かりやすいか

専門用語を丁寧に説明してくれるか

メールや返信など担当者のレスポンスは良いか

自社の要望をしっかりヒアリングしてくれるか

熱意

担当者の提案の数は多いか

×

良い動画にするために

自分の意見をはっきり言ってくれるか

いくら有名で実績のある会社でも、担当者との相性が悪いと成果の出るプロジェクトになりません。担当者の動きもしっかり見ておくようにしましょう。

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ライブコマースの活用事例 まとめ

ライブコマースを始めたいが、詳しいことはよくわからない。参考になる成功事例や配信方法を知りたい。そんな企業担当者に向け、日本のライブコマースの現状や参考にしたい成功事例、成功の秘訣、配信方法を解説してきました。

EC大国である中国に比べ、日本ではまだまだライブコマースは認知されているとはいえないのが現状です。しかし、SNSをはじめとしたライブ配信の普及にともない、ライブコマースが受け入れられる下地は整いつつあります。競合の少ない今こそ、ライブコマースに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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