インタラクティブ動画の事例・作り方を徹底解説【初心者向け】

動画マーケティングにはさまざまな手法がありますが、その中でも視聴者に適したコンテンツを配信できる「インタラクティブ動画」が近年注目を集めています。聞いたことはあるけど意味やどのような効果が得られるのかなど、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、インタラクティブ動画の意味や得られる効果・メリットなど基礎知識から作り方まで解説します。インタラクティブ動画の事例もご紹介しますので、より具体的なイメージを掴むためにぜひ参考にしてください。

※動画制作を依頼したいが選び方がわからない!という方は動画幹事にご相談ください。
あなたの要件を丁寧にヒアリングし、最適な制作会社をご紹介します。

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目次
  1. 1. インタラクティブ動画とは
  2. 2. インタラクティブ動画の効果・メリット
    1. 2-1. エンゲージメントを高められる
    2. 2-2. ユーザーのデータを蓄積できる
    3. 2-3. バズればPR効果がある
  3. 3. 参考にしたいインタラクティブ動画の事例
    1. 3-1. feel in bones 「触れる」動画【ナノ・ユニバース】
    2. 3-2. Brunch with the Girls【大塚製薬】
    3. 3-3. Keeping Up With The Bakers - 360° Film Experience【TED BAKER】
    4. 3-4. Disney Channel Whosie - INTERACTIVE VIDEO【Official Disney Channel Africa】
    5. 3-5. nteractive zombie movie adventure - DELIVER ME TO HELL - REAL ZOMBIES ATTACK【HellPizzaNZ】
  4. 4. インタラクティブ動画の作り方
    1. 4-1. 目標・ゴールを設定する
    2. 4-2. ゴールまでのシナリオを設計する
    3. 4-3. シナリオに合わせて動画を制作・撮影する
    4. 4-4. 動画をインタラクティブ化する
  5. 5. 【まとめ】インタラクティブ動画の制作について
    1. 5-1. インタラクティブ動画の制作をプロに依頼したいという方へ

インタラクティブ動画とは

インタラクティブ動画とは

インタラクティブ動画とは、動画内でクリックやタップなどのアクションを起こすことができる、視聴者体験型の仕掛けが組み込まれた動画のことです。

interactiveとは「相互の」という意味で、具体的には

・動画内で紹介されている商品をクリックすると商品詳細や購入ページが表示される
・動画の途中で選択肢が表示され、視聴者の選択によって異なるストーリーが展開される
・動画内に目次が表示され、クリックした項目までショートカットで移動する

といった動画がインタラクティブ動画に分類され、視聴者の選択・操作によって、より視聴者に適したコンテンツを提供できます。

従来の動画は配信者が一方的に動画を流し、視聴者は受動的に視聴することが多いですが、インタラクティブ動画は能動的であることが大きな違いです。

インタラクティブ動画の効果・メリット

次にインタラクティブ動画の効果・メリットをご紹介します。
動画制作の目的と照らし合わせながらご覧ください。

エンゲージメントを高められる

インタラクティブ動画の最大の効果・メリットは、エンゲージメントを高められることです。エンゲージメントとは、企業やブランド、商品とユーザーのつながりの強さを表す指標のことで、エンゲージメントを高めるにはユーザーとの対話や双方向のコミュニケーションが重要になります。

一方的に再生される従来の動画と異なり、ユーザー自身が操作できるインタラクティブ動画は対話や双方向のコミュニケーションが成立するため、エンゲージメントの向上に効果的です。

ユーザーのデータを蓄積できる

ユーザーのデータを蓄積できることも、インタラクティブ動画の効果・メリットです。インタラクティブ動画は、ユーザーが操作した内容をデータとして蓄積することができます。

動画内でどのクリックが多かったか、どの経路からのコンバージョンが多かったかなどのデータを貯めていけるため、分析や改善がしやすくなります。

バズればPR効果がある

バズればPR効果があることも、インタラクティブ動画の効果・メリットとして挙げられます。ユーザーが自ら操作できるインタラクティブ動画は、他者に伝えたくなるような驚きや感動、面白さを感じてもらえる内容・仕掛けを作ることで、SNSなどでの拡散も期待できます。

動画がバズることでより多くの人に企業やブランド、商品の認知を広めらるため、大きなPR効果を得ることが可能です。

参考にしたいインタラクティブ動画の事例

feel in bones 「触れる」動画【ナノ・ユニバース】

動画時間:2分21秒

セレクトショップ「ナノ・ユニバース」のインタラクティブ動画です。

着る人の直感的な感性をファッションで表現する「feel in bones」というスタイル提案のために制作された動画で、動画内に表示されたアイテム名をクリックすると購入できる仕組みになっています。男性モデルが着用しているアイテムにカーソルを合わせると商品詳細が表示されるほか、クリック先がECサイトになっているため、欲しいアイテムをスムーズに購入できます。

ただアイテムのみを紹介するのではなく、動画内で実際にモデルが着用しているシーンを紹介することで視聴者がよりイメージしやすいよう工夫されているところも注目したいポイントです。

Brunch with the Girls【大塚製薬】

動画時間:3分14秒

医薬品や食料品などの製造・販売を行う「大塚製薬」のインタラクティブ動画です。

サプリメントのプロモーション用に制作されており、ロサンゼルスで暮らす4人の女性が登場するドラマ仕立ての動画です。4人が自身の予定について話しており、その後の続きが気になる女性を1人選ぶことで話が進んでいきます。それぞれの女性のストーリーの中でも複数の選択肢があり、視聴者の選択によって結末が変わるため、思わず何度も見てしまいます。

肝心のサプリメントは女性たちの美容や健康をサポートするアイテムとしてさりげなく登場しており、動画の最後には視聴者に合ったサプリメントを診断するWebサイトに誘導する仕掛けが組み込まれています。いかに広告であること感じさせずに自然に誘導できるかも、視聴者を引き込むポイントだと言えるでしょう。

Keeping Up With The Bakers - 360° Film Experience【TED BAKER】

動画時間:2分18秒

イギリスで生まれたアパレルブランド「TED BAKER(テッドベーカー)」のインタラクティブ動画です。

動画にカーソルを当ててドラッグすると360°動かすことができる動画で、自分を中心にさまざまな角度から見ることができます。基本的にモデルは静止しているのですが、空や暖炉の火が動いていたり、子どもや使用人が登場したりなど細部にまで工夫が施されており、気づけばブランドの世界観に引き込まれています。

360°動かせるインタラクティブ動画は1回の視聴で得られる情報量が多いだけでなく、さまざまな視点で楽しむことができるので、何度も見返したくなること間違いないでしょう。

Disney Channel Whosie - INTERACTIVE VIDEO【Official Disney Channel Africa】

動画時間:18分57秒

ディズニーのアニメやドラマなどを放送する「ディズニーチャンネル」のインタラクティブ動画です。動画内では次々と2択の選択肢が出現し、クリックすることで動画が進んでいきます。

回答を繰り返すことでディズニーチャンネルの中で最も好きなキャラクターが分かるという、診断のようなユニークな仕組みです。ドラマのシーンがたくさん組み込まれており、見ているだけでキャラクターの面白さが伝わってきます。動画が進むにつれて、初めて知ったドラマでも思わず見てみたくなるインタラクティブ動画に仕上がっています。

nteractive zombie movie adventure - DELIVER ME TO HELL - REAL ZOMBIES ATTACK【HellPizzaNZ】

動画時間:3分58秒

ニュージーランドの宅配ピザ会社「HellPizzaNZ」のインタラクティブ動画です。

ゾンビに囲まれたオフィスから脱出した女性が辿り着いたコンテナの上でピザを注文し、ピザ屋の男性が配達に行くというなんともユニークなストーリーの動画です。動画内でさまざまな選択肢が表示され、視聴者の選択によって異なるストーリーが展開されます。ゲーム感覚で楽しめるため視聴者を引き込みやすく、動画の面白さが伝われば拡散されてより多くの人に見てもらえます。

まずはとにかく存在を知ってもらいたいという場合は、このように話題性を重視したインタラクティブ動画を制作するのも一つの方法かもしれません。

インタラクティブ動画の作り方

インタラクティブ動画の作り方

最後に、インタラクティブ動画の作り方を紹介します。
注意点なども説明していますので、制作時の参考にご活用ください。

目標・ゴールを設定する

まずは、何のためにインタラクティブ動画を作るのか、目標・ゴールを設定します。

具体的には、問い合わせや購買、会員登録、来店予約など、動画を通じてユーザーにどのような行動をとってほしいのかを考えます

この設定を怠ると、印象的な動画を作れたとしてもユーザーはただ楽しかった、面白かったという感情だけで終わってしまい、次の行動につなげることは難しいです。

目標・ゴールを設定してからそれを達成するために必要な仕掛けや内容、作成手段などを考えることで、より効率的かつ効果的にインタラクティブ動画を作ることができます。

ゴールまでのシナリオを設計する

目標・ゴールを設定したら、次はゴールまでのシナリオを設計します。

インタラクティブ動画の場合、企業の伝えたいことを発信するのではなく、ユーザーにどのような体験をさせたいのかを考えてシナリオを設定することが重要です。

また、従来の動画とは異なり、ユーザーの選択によってストーリーが変わるため、複数のストーリーを準備しておく必要があります。

面白くて引き込まれる動画であっても仕掛けが複雑だったり、視認性や操作性に欠けたりすると視聴者は離脱してしまいます。インタラクティブ動画を作るときのポイントは、制作側のPRではなく、視聴者目線で制作することです。

その他、動画制作における注意点は下記も参考にしてください。

関連記事:動画制作でやってはいけない注意点を1~10まで全て解説します!

シナリオに合わせて動画を制作・撮影する

次に、シナリオに合わせて動画を制作・撮影します。

実写やCG、アニメなど、どのような形式のインタラクティブ動画を作るかによって異なりますが、実写の場合は撮影のための機材やキャスト、ロケーションなどの手配が必要です。

ただシナリオに沿って撮影をするのではなく、主人公目線やドローン、360°動画などユーザーの目を引き、心を掴みやすい撮影方法を取り入れることで、「参加したい」と感じてもらえるインタラクティブ動画を作ることができるでしょう。

また、インタラクティブ動画の制作には適切なタイミングで的確に誘導するテクニックも必要なため、初めて取り組む企業の場合はプロの制作会社への依頼を検討してみるのもおすすめです。

動画をインタラクティブ化する

動画の準備ができたら、ユーザーがクリックやタップなどのアクションを起こせる仕掛けを組み込む「インタラクティブ化」を行います。

インタラクティブ化の際に注意したいのは、仕掛けやアクションをシンプルにすることです。クリックボタンが分かりづらかったり、多くのアクションを求めてしまうと離脱につながってしまいかねません。

コメントや吹き出しを挿入するなど、ユーザーにとって分かりやすいインタラクティブ化を意識しましょう。

以下でインタラクティブ動画が制作できるツール・サービスを紹介しますので、自社での制作をお考絵の方はぜひ参考にしてみてください。

YouTube Studio

YouTube Studio

https://support.google.com/youtube/answer/7548152?hl=ja&visit_id=637436170143435244-225723986&rd=1

YouTube Studioは、Googleが提供する無料のアプリです。

YouTubeチャンネルを管理するためのアプリで、カード機能や終了画面機能などインタラクティブ化の機能が搭載されています。カード機能は動画内にカードを表示させてユーザーにクリックやタップを促す機能で、アンケートの設置や動画への外部リンクの紐づけが可能です。

また、動画ごとの分析も可能なため、配信後のパフォーマンスを確認し、改善につなげることができます。

MIL(ミル)

MIL(ミル)

https://mil.movie/

MIL(ミル)は、MIL株式会社が提供するインタラクティブ動画制作サービスです。

ストーリー分岐や画像のスイッチング、ポップアップ、360°動画対応などインタラクティブ化の機能が豊富に搭載されています。専用の管理画面に動画をアップロードしてリンクの埋め込みやタグ付けを行い、ポップアップ画面を作れば簡単にインタラクティブ動画が制作できます。

3分の動画を1つ作る場合の費用は初期費用100,000円~、月額費用30,000円~で、企画から制作・配信・分析・改善までワンストップで提供。1ヶ月間無料で利用できるトライアルプランもあるため、一度試してみるのも良いでしょう。

Eko Studio

Eko Studio

https://eko.com/

Eko Studioは、Interludeというイスラエルの企業が提供する無料のインタラクティブ動画制作ツールです。

複数の動画を樹形図のように結びつけることでストーリーを分岐させ、一つのインタラクティブ動画に仕上げます。英語表記のツールではありますが、チュートリアル(使い方の教材)が用意されており、操作も直感的に行えるため安心して利用できます。

リーチ数(動画に接触したユーザーの数)などの簡易的な解析も可能なため、動画の改善にも役立てることが可能です。

【まとめ】インタラクティブ動画の制作について

本記事では、インタラクティブ動画の意味や効果・メリット、事例などをご紹介しました。

インタラクティブ動画は、実際に動画に触れることで視聴者の心を掴み、消費行動を促す高いプロモーション効果が期待できる動画です。

ただし、面白くて引き込まれる動画であっても仕掛けが複雑だったり、視認性や操作性に欠けたりすると視聴者は離脱してしまうため、視聴者目線で制作することを絶対に忘れてはいけません

新しい手法を取り入れてみたい、より効果的な動画コンテンツを作りたいという方は今回ご紹介した内容を参考に、自社の目的に合ったインタラクティブ動画の制作に取り組んでください。

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