- 更新日 2024.07.24
- カテゴリー 動画広告
Instagram動画広告の種類を事例付きで紹介!広告出稿手順や運用のコツも解説
2023年11月時点で6,600万人以上の国内利用者がおり、20~40代と若い世代の利用率が高いInstagram。Instagram広告を用いて若い世代へのアプローチを検討しているマーケティング担当者は下記のことで悩んでいませんか?
「Instagram広告の出し方がわからない」
「外注する場合の費用はどのくらい?」
「Instagram広告の運用のコツってどのようなもの?」
若い世代への認知度アップや新規顧客獲得を狙い、今回初めてInstagramに動画広告を出そうと思っているが、どんな種類があってどのような効果があるのかわからないことだらけでしょう。
この記事では、事例とともにInstagram動画広告の種類、広告の出し方、課金方法や運用のコツを紹介します。記事を最後まで読めば、Instagramに広告を出稿する際にどのようなことに気を付ければいいのか見えてきます。また、まだInstagramに広告を出すか悩んでいるという人も、記事を読めば前向きな検討ができることでしょう。
※Instagramへの動画広告を考えているが上手く運用できるか不安なため、専門業者に依頼したい方は動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。
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Instagram動画広告の種類|事例付き
Instagramの動画広告には、主に「フィード」「ストーリーズ」「発見タブ」「リール」の4種類あります。ここでは事例と共にそれぞれの特徴を紹介します。
項目 |
フィード広告 |
ストーリーズ広告 |
発見タブ広告 |
リール広告 |
ファイルタイプ (推奨) |
MP 4、MOV または GIF |
MP 4、MOV または GIF |
MP 4、MOV または GIF |
MP 4、MOV |
アスペクト比 (推奨) |
4:5 |
9:16 |
4:5 |
9:16 |
解像度 (推奨) |
1,080 x 1,080 ピクセル以上 |
1,080 x 1,080 ピクセル以上 |
1,080 x 1,080 ピクセル以上 |
500 x 888 ピクセル以上 |
メインテキスト (推奨) |
125文字以内 |
125文字以内 |
125文字以内 |
72文字以内 |
最大ハッシュタグ数 (推奨) |
30 |
記載なし |
記載なし |
記載なし |
動画の長さ |
1秒~60分 |
1秒~60分 |
1秒~60分 |
0秒~60秒 |
最大ファイル サイズ |
250 MB |
250 MB |
250 MB |
4 GB |
最小幅 |
500ピクセル |
500ピクセル |
500ピクセル |
記載なし |
アスペクト比の 比率許容誤差 |
1% |
1% |
1% |
記載なし |
フィード広告
Instagram アプリを開いた時のフィード(タイムライン)に配置される広告です。自分が実際にフォローしているユーザーの投稿と同じ形式で表示されます。表示される頻度は3~5投稿に1回程度。アカウントIDの下に「広告」と表示されています。
事例
ディズニースタジオの公式Instagramのフィード動画広告。最新映画「バズ・ライトイヤー」のPRになります。15秒の間に映画の大まかなあらすじを説明。音声なしでも内容が分かるように字幕が表示されています。
音声ありにすると、映画の主題歌やBGMなどを聴けます。また、実際に映画で演じる声優さんの演技力に魅了されるため、映画館で続きを見たくなる効果もあるのです。映画のタイトルと公開日を分かりやすく表示し、一目見てユーザーが映画の内容を把握できるようになっています。
メリット
自分がフォローしている投稿に紛れて広告が出てくるため、自然にユーザーの目につきます。「詳しくはこちら」とCTAボタンが設置されているため、広告を見て気になったユーザーは企業の公式サイトに飛ぶことができ、自然な流れでユーザーを自社サイトへと誘導できます。
ストーリーズ広告
24時間で消えるストーリーズに配信される縦型の画像・動画広告。フィードの上部にアイコンが円形で表示されます。ユーザーが未視聴のものは円形のアイコンの枠が赤く表示。通常のストーリーズは24時間で消えますが、広告の場合は24時間経っても消えません。ストーリーズを開いて1投稿後に表示、その後は3~4投稿に1回の頻度で表示されます。タイミングによっては、広告が2回連続で表示されます。
15秒以下の動画広告が再生可能です。15秒以上の動画の場合、1~3枚のストーリーに分割されます。ストーリーズの動画広告では、動画が表示された後に「続きを見る」というオプションが表示されます。
事例
SEOツールであるSEMRUSHのストーリーズ動画広告。世界的に有名なアメコミヒーローを連想させるキャラクターと、必要最低限の文章がユーザーの目に止まり、印象に残りやすくなります。
上下部のタグと被らないように、中心部分に広告部分を持ってきています。
メリット
最近はフィード投稿よりも、ストーリーズ投稿が若いユーザーの間で主流となっています。その分、ストーリーズ広告は若いユーザーの目に止まる機会も多く認知度アップが期待できます。
広告を見て商品やサービス内容が気になったユーザーが自然とWebサイトへと飛べる導線が確保されており、CV率や問い合わせアップなども期待できます。
発見タブ広告
発見タブは、検索ページを開いた際の画像一覧にある写真や動画をクリックして閲覧している際の投稿の間に表示されます。画像一覧の中に表示されるわけではありません。ユーザーの検索や興味関心に基づく潜在的なニーズに刺さるような広告であれば、ユーザーの目に止まりやすく、自社の商品やサービスを認知してもらいやすいです。
事例
検索ページ上の画像をスクロールさせた数枚目に出てくる動画広告。スキンケアブランド「サムバイミー」の動画広告です。実際にモデルが自社製品であるスキンケア製品(化粧水、美容液、クリーム)を使い、皮膚の免疫機能をアップさせる効果をアピール。商品の使い方も動画内で理解できます。
無音でも理解できるように字幕が表示。動画の下部にはキャンペーン情報が常時静止画で表示されています。商品の情報だけでなく購入に応じたお得な情報も提供できるのです。まさしく、動画と静止画を組み合わせた動画広告になります。
メリット
ユーザーが発見タブを開くのは何か新しい情報を探している時なので、能動的にコンテンツを探しているユーザーにアプローチが可能です。また、ユーザーにとっては関連性が高く、パーソナライズされた投稿と並んで表示されるため、その流れでユーザーの意識も広告に向きやすいです。
リール広告
リールはホーム下のタブ(検索タブの隣のタブ)から閲覧可能。最大30秒のショート動画を表示させます。リールの広告は、縦型のフルスクリーンで、一般のユーザーが投稿したリールの間に広告が表示されます。リールではフォローしているアカウント以外の動画も表示され、一般の投稿と同様に「いいね」やコメントなどのリアクションも可能です。
事例
AIとプロによるLP(ランディングページ)やバナーを制作するエアデザインのリール動画広告です。通常のリール投稿は人物や動物の投稿が多いですが、この事例はテキストのみのリール広告のため、差別化となりユーザーの目を引きやすいのが特徴。画面右下の「…」をクリックすることで、広告の詳細が表示されます。CTAボタンが導入されているため、気になったユーザーはすぐに公式ホームページに飛ぶことが可能です。
メリット
Instagramリール広告はスマホの画面いっぱいに広告動画を表示でき、ユーザーの興味を引きやすいです。BGMやエフェクトなど目を引きやすい編集もできます。そのため、エンタメ性を追加した広告配信も可能です。
※現在Instagramへの動画広告を考えているが、上手く運用できるかどうか不安なため、専門業者に依頼したい方は動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。
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Instagram動画広告の課金形式
Instagram動画広告の課金形式は主に4つです。
課金形式 |
特徴 |
CPC(クリック課金) |
|
CPM(インプレッション課金) |
|
CPV(動画再生回数に応じて広告費用が発生) |
|
CPI(アプリがDLされるごとに広告費用が発生) |
|
課金方法は宣伝したい内容ごとに決めるといいでしょう。形式ごとにおすすめの広告を紹介しています。実際に自社で広告を出す際の参考にしてみてください。
CPC(クリック課金)
ユーザーがクリックした回数に応じて広告費用が発生する課金形態。クリックされなければ費用は発生しません。
「CPC=1つのキャンペーンの消費金額÷クリック数」で算出されます。
例えば1キャンペーンでの消費金額が40,000円、クリック数が4,000回であった場合、CPCは10円となります。費用相場は変動制ではありますが、1クリックあたり約40~100円になります。
ただし、Instagram内で競合が多いジャンルの場合、クリック単価が高くなる傾向にあるため注意しましょう。
おすすめのシーン
クリックに焦点を当てた課金方法のため、自社のWebサイトへ誘導して申込みを獲得したい場合に最適。トラフィック、エンゲージメント、アプリのインストールなどに力を入れたい時におすすめの広告です。
CPM(インプレッション課金)
広告がユーザーの画面に表示される回数(インプレッション)に応じて広告費用が発生する課金形態です。インプレッション1,000件ごとにかかる平均コストを計算します。
「CPM=1つのキャンペーンの消費金額÷インプレッション数×1,000」で計算されます。
例えば、1キャンペーンでの消費金額が40,000円、インプレッション数が50,000回であった場合、CPMは800円(インプレッション1回あたりの費用は0.8円)となります。費用相場は変動制ではありますが、1インプレッションあたり0.5~1円程度です。
おすすめのシーン
広告の表示を目的に配信されるため、ユーザーの目につきやすく、ブランディング重視の広告と相性がよいです。ブランドの認知度アップに効果的で、他にもリーチ増大、エンゲージメント、動画の再生数アップに力を入れたい時におすすめの広告です。
CPV(動画再生回数に応じて広告費用が発生)
動画の再生回数に応じて広告費用が生じる課金形式。「ThruPlay(スループレイ)」とも呼ばれます。動画が最後まで、または15秒以上再生された回数に対してかかるコストを計算します。
15秒以下の場合は再生が完了した時点でカウント、15秒より長い動画の場合、動画が15秒以上再生された時点でカウントされます。
「CPV=1つのキャンペーンの消費金額÷動画視聴回数」
例えば、1キャンペーンでの消費金額が40,000円で動画視聴回数が5,000回であった場合、CPVは8円となります。CPVの費用相場は1再生あたり約4~7円です。
おすすめのシーン
動画の再生回数に焦点を当てた課金形式のため、動画広告の再生数アップ、商品やブランドの認知度アップなど、幅広い顧客層へのリーチに効果的です。
CPI(アプリがDLされるごとに広告費用が発生)
アプリがダウンロードされるごとに広告費用が発生する課金形態です。
「CPI = 1キャンペーンでの消化金額 ÷ インストール数」
例えば、1キャンペーンでの消費金額が40,000円で500件のインストールがあった場合、CPIは80円となります。費用相場は1インストールあたり約100円~150円です。
おすすめのシーン
名前の通り、アプリをダウンロードさせたいときにおすすめの広告です。ただし、CPMやCPCに比べるとインプレッション数やクリック数は伸びにくいことに注意しましょう。
※事例や出稿にかかる費用をみても自社で上手く運用できるか不安な方は、動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。
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Instagram動画広告の配信手順・出稿の仕方
Instagram動画広告の種類や事例、課金形式が分かったら、次は実際に広告を配信してみましょう。ここでは広告を出稿する際の手順を解説します。
関連記事:Instagram動画広告の出稿手順!出稿前に用意するものや出稿時のコツも紹介
Facebook広告マネージャのアカウントを開設する
2012年にFacebook社がInstagramを買収したことで、InstagramもFacebook社のサービスになります。まずはFacebookビジネスマネージャ(Facebook企業ページと広告アカウントを管理、整理する無料ツール)のアカウントを開設します。その手順は以下のとおりです。
Facebookの指定URLにログイン(facebookのアカウントIDからログイン可能)します。
「ビジネス設定」をクリックし「アカウント作成」をクリック。その後、広告アカウント名の記入を求められるので、会社名やサービス名を記載します。
ビジネスマネージャーのアカウントが開設できたら、すべてのツールから「ビジネス設定」をクリックし「広告アカウント」から新しい広告アカウントを追加します。
キャンペーンを作成する
Instagramの設定から、FacebookページとInstagramアカウントを連携させてください。Facebook広告マネージャーの設定画面からキャンペーンの設定を選択。。広告キャンペーンの中にある、「+作成」から新しいキャンペーンを作成しましょう。
新しいキャンペーンは、認知・検討・コンバージョンの3つの段階の中から商品・サービスに合ったものを選択します。
予算・ターゲティング方法を設定する
キャンペーンを選択後、キャンペーン名と詳細情報、予算などを決めていきます。予算は1日の予算もしくはキャンペーン全体を通して設定する通算予算から選択可能です。
次にターゲティング方法(オーディエンス)や配置の設定を決めます。下部にある予算と期間では、広告を配信する日程と予算を選択してください。
オーディエンス・配置を設定する
オーディエンスはユーザーの属性、「カスタムオーディエンス」もしくは「類似オーディエンス」を選択します。
「カスタムオーディエンス」とは、Facebook利用者の中から既存のユーザーを見つけ出す機能、「類似オーディエンス」はそこからさらに特徴が似ているユーザーを探して広告を配信する機能です。つまり「類似オーディエンス」はカスタムオーディエンスの拡張版になります。
配置では自動配置と手動配置のどちらかを選択します。自動配置は配信できるものすべてに配置される設定です。
広告を作成する
配信したい動画を選択、リンク先も記入して広告名や広告に表示される名前を入力します。広告の設定画面で、Instagramのアカウントが紐づいてることを確認し、画面右側に表示されるプレビューでユーザーへの見え方をチェックします。
Instagram動画広告制作・運用のコツ
Instagram動画広告について基本的な知識を理解したうえで、実際に広告を配信する際、失敗しないよう広告の制作過程や運用する際のコツをまとめています。
目的・ターゲットを明確にする
目的・ターゲットを明確化することで、情報を届けたいユーザーの心に刺さる動画を作れるでしょう。まずは認知拡大、CV率アップ、新規顧客獲得など広告を配信する目的を明確にしてください。目的を明確にしたうえで、ターゲットを絞ります。
Instagramの動画広告では細かいターゲティング設定が可能です。「年齢」「性別」「エリア」などの個人の属性や「いいねした投稿」など個人の興味関心などによってもターゲティングできます。
ユーザーの「いいね」履歴から「スポーツ・アウトドア」「テクノロジー」「ビジネス・業界」「フィットネス・ウェルネス」「レジャー施設」「食品・飲料品」などのユーザーの興味関心に沿ったターゲティングも可能。自社の商品・サービスに近いカテゴリーを選ぶといいでしょう。
しかし、カテゴリーを絞りすぎるとリーチできるユーザーも限られてしまいます。
例えば、健康食品を販売しているからといって「食品・飲料品」のみを選択すると、ターゲットの絶対数は少なくなります。「スポーツ・アウトドア」や「フィットネスウェルネス」など他のカテゴリーも選択してみてください。
動画の長さは15秒以内がおすすめ
動画が長すぎるとユーザーに飽きられて視聴離脱の原因にもなるので、広告は15秒以内がおすすめです。動画広告を出せる秒数は、フィード・ストーリーズいずれも60秒間ですが、コンパクトな長さ(15秒程度)が好まれます。ストーリーズはタップで次のストーリーズへ移動されてしまうため、冒頭の数秒間に商品・サービスの訴求ポイントを入れるようにしましょう。
冒頭の2秒で惹きつける演出にする
スクロール形式のInstagramは、フィードに広告を掲載してもユーザーの興味を引くものでなければ、そのまま広告に目を向けることなく流されてしまいます。ストーリーズも1タップで次のストーリーズ画面に移行します。そのため、動画の冒頭2秒でユーザーを惹きつけるよう内容の工夫すが大切です。
例えば、スキンケア商品の広告であれば、動画冒頭に「ニキビ」「シミ」「肌トラブルに悩むあなたに」など、実際の肌トラブルが起きている肌の写真を添えてターゲットが頭を抱えているであろう悩みを掲げます。実際に肌トラブルに悩んでいるユーザーは広告に惹きつけられるでしょう。
このように動画冒頭にターゲットが抱える悩みを具体的・リアルに示すことで、ユーザーの目を引くことが可能です
無音でも伝わる動画を意識する
Instagramの利用はモバイル端末が多く、通勤や通学の電車の中などでは音声なしで投稿や広告を見る機会が多いです。そのため、音声を出せない環境においても、ユーザーに商品・サービスの魅力が伝わるように工夫する必要があります。
ナレーションの言葉をテキストとしても表示させる、商品の使用方法を実際に披露して見せるなど、音声なしでもユーザーに伝わりやすい動画作りを意識しましょう。
テキストの位置に気を付ける
ストーリーズ広告において、動画の上下ぎりぎりに配置すると、プロフィールアイコンやCTAボタンと重なって見えなくなります。文字が被らないよう、動画再生画面におけるテキストやロゴの位置に注意しましょう。
規定違反・炎上しないように広告内容を配慮する
一度でも炎上してしまうと企業のイメージダウンにもつながります。そこからユーザーに根付いたネガティブな企業イメージは挽回するのが難しいもの。広告を公開する前に何度も内容を確認しましょう。広告作成担当とは別部署の者に客観的な視点で見てもらうのもおすすめです。
Instagramの広告には一定の審査基準があります。Facebook広告には「差別的な表現」「たばこ」「成人向けコンテンツ」「商標・著作権侵害」「暴力的なコンテンツ」「誤解を招く表現」など「禁止コンテンツ」が30種類あります。該当してしまうと、広告出稿の承認が降りません。そのため、ポリシーはしっかりと目を通しておきましょう。
一般投稿と動画のサイズを合わせる
Instagramを利用するユーザーに限らず、SNS上で広告投稿を好んで見る人は一般的にほとんどいません。そのため、動画広告ではひと目で広告だと認識されないような工夫が必要です。
動画広告のサイズが一般投稿と違うと、ユーザーは広告だと感じてしまう恐れがあるため、動画広告と一般投稿のサイズは合わせるのが良いです。動画広告をアップする際、はInstagramがおすすめしている比率(アスペクト比)に合わせましょう。
広告の種類 |
比率(アスペクト比) |
フィード広告 |
4:5 |
ストーリーズ広告 |
9:16 |
発見タブ広告 |
4:5 |
リール広告 |
9:16 |
Instagram動画広告の事例7選
Instagram動画広告を活用している企業は様々です。本章では、有名企業の事例を7つ紹介します。
- Netflix
- Panasonic
- ANA
- ツヴァイ
- VISA JAPAN
- ニフティ不動産
- ブルガリ
Instagram動画広告 の制作時に役立つので、ぜひ参考にしてみてください。
Netflix
今でこそ動画配信サービスとして知られているNetflix。登録者数を伸ばすためにInstagram動画広告を活用していました。
動画にはテキストを一切入れず、ブランドロゴのみを表示。シンプルな広告ですが、ブランドロゴのイメージがユーザーの印象に強く残ります。その結果、知名度・売上ともに向上しました。
Panasonic
高級トースターの新モデルを販売するにあたって、フィードとストーリーズで動画広告を出稿したPanasonic。動画広告内では、機械操作が苦手な人でも簡単に使えることをアピールしました。
また、トーストの美味しそうな見た目に惹かれて「高級トースターでパンを焼いてみたい」と思うユーザーが続出。その結果、旧モデルと比べて販売台数は約2倍にアップしました。
ANA
新しいブランドメッセージを大勢の人に認知してもらいたいという目的を達成するため、ストーリーズ広告を配信したANA。著名アスリートや障がい者をはじめ、国籍・年齢・性別 が異なる様々な人を起用しました。
3枚の静止画をテンポのいいスライドショーにして、アスリートの姿を大きく映し出したのもポイント。目標値を24%上回る200万人以上にリーチでき、ブランドの認知拡大に成功しました。
株式会社ツヴァイ
業界最大級の結婚相談所「ツヴァイ」を運営している企業です。新規会員を獲得するため、ストーリーズ広告を活用。対象者を若い女性に絞り、その人たちにあったメッセージを発信していました。
広告感を抑えるために、一般ユーザーが使うステッカー・テキストもあえて入れています。
動画を3つのカードに分けて、ユーザーが続きをみたいと思うような工夫も実施。
その結果クリック数は63%と大幅に増加し、クリック単価を41%も削減できました。
VISA JAPAN
クレジットカードでお馴染みのVISA JAPAN。デビットカードを若年層(18〜25歳)に認知させるべく、ストーリーズ広告を利用しました。動画広告にはサーフィンで活躍するアスリートを起用。
広告画面を2分割にして、アスリートのストーリーとブランドロゴ・訴求が同時にできるように工夫を凝らしています。その結果、金融業界の平均値を上回る結果となりました。
ニフティ不動産
複数の不動産サイトを一括で検索できるアプリを運営しているニフティ不動産。より多くの人にアプリをインストールしてもらうため、Instagramで動画広告を出稿しました。
ユーザーの関心を惹くようにスピード感のある動画を制作。その結果、既存動画と比べてリーチ数を4倍に伸ばすことに成功しています。
アプリのインストール数も23%向上し、インプレッション単価を70%削減しました。
ブルガリ
ブルガリは高級宝飾品を専門に取り扱っている企業です。子どものための慈善団体「セーブ・ザ・チルドレン」とパートナーシップを結んで10周年を達成。寄付活動を認知してもらうため、Instagram動画広告を活用しました。
寄付活動を後押しすべく、50人以上のインフルエンサーからも寄付を呼びかけてもらったのも特徴です。
このことから、Instagram動画広告は自社製品のアピール以外にも活動の周知や推進にも役立つことが分かります。
Instagram動画広告に関する質問
Instagram動画広告に関する質問をまとめました。
Instagram動画広告の入稿規定やルールは?
Instagram動画広告の入稿規定・ルールは以下のとおりです。どの広告に出稿するかによってサイズやテキスト量が変動するので、確認してください。
項目 |
フィード広告 |
ストーリーズ広告 |
発見タブ広告 |
リール広告 |
ファイルタイプ (推奨) |
MP 4、MOV または GIF |
MP 4、MOV または GIF |
MP 4、MOV または GIF |
MP 4、MOV |
アスペクト比 (推奨) |
4:5 |
9:16 |
4:5 |
9:16 |
解像度 (推奨) |
1,080 x 1,080 ピクセル以上 |
1,080 x 1,080 ピクセル以上 |
1,080 x 1,080 ピクセル以上 |
500 x 888 ピクセル以上 |
メインテキスト (推奨) |
125文字以内 |
125文字以内 |
125文字以内 |
72文字以内 |
最大ハッシュタグ数 (推奨) |
30 |
記載なし |
記載なし |
記載なし |
動画の長さ |
1秒~60分 |
1秒~60分 |
1秒~60分 |
0秒~60秒 |
最大ファイル サイズ |
250 MB |
250 MB |
250 MB |
4 GB |
最小幅 |
500ピクセル |
500ピクセル |
500ピクセル |
記載なし |
アスペクト比の 比率許容誤差 |
1% |
1% |
1% |
記載なし |
Instagram動画広告の出稿前にやらなければいけないことも。詳しくは「Instagram動画広告の出稿手順!出稿前に用意するものや出稿時のコツも紹介」をご覧ください。
Instagram動画広告の長さや画像サイズは?
Instagram動画広告に限らず、どの媒体でも広告が長すぎると視聴者が離脱する原因に。そのため、15〜120秒以内にすることが大切です。動画の冒頭に対象者が抱える悩みを具体的に提示すれば、短い動画でも印象に残る可能性がアップします。
Instagram動画広告の画像サイズは、前述したとおり利用する広告枠によって異なります。動画広告を作成する前に広告規定をよく確認しましょう。
関連記事:Instagram動画広告の出稿手順!出稿前に用意するものや出稿時のコツも紹介
Instagram動画広告にかかる費用は?
Instagram動画広告にかかる費用は、広告形態によって異なります。一般的な相場は1ヶ月で3〜10万円といわれています。Instagram動画広告の最低出稿金額は1日100円です。より多くのユーザーに届けるなら、その分費用がかかります。
Instagram動画広告は企業が自由に予算を設定できるのが特徴です。まずは 少額から実践し、運用結果を見ながら出稿金額を増やしていくと良いでしょう。
【まとめ】Instagram動画広告を紹介しました
Instagramの動画広告は細かいターゲティング設定が可能で幅広い世代(特に若者)にリーチが可能です。知名度アップや新規顧客獲得は十分に期待できます。
Instagramの動画広告と言っても種類や課金形式は様々です。Instagram動画広告の場合は、目的に応じて課金形式を選択するといいでしょう。自社で動画を制作する場合は運用のポイントを上手く活かして動画を制作してください。
とはいえInstagram動画広告の動画制作にも一人でできることには限りもあるので、困ったら専門業者にご相談をしてみてはいかかでしょう。
なかなか自分で探す時間がない・そもそも制作会社の違いが分からないという方は動画幹事にご相談ください。動画幹事は、あなたに最適な映像制作会社を「人力で」マッチングするサービス。
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岩田
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