- 更新日 2024.08.30
- カテゴリー 動画の作り方
インフォマーシャルの制作費用相場や制作費を抑える方法を解説
「インフォマーシャル制作費用ってどのくらいかかるの?」
「インフォマーシャル制作の内訳を知りたい」
「インフォマーシャル制作費用を抑えたい」
本記事ではこれらの悩みを解消していきます。費用の内訳や制作費を抑える方法を知れば、リーズナブルな価格で依頼できる可能性がアップします。
この記事を参考に、インフォマーシャル制作を進めていきましょう。
なお、インフォマーシャル制作に強みを持つ会社の探し方・選び方がわからない!という方は動画幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
インフォマーシャル制作費用と費用相場
はじめに、インフォマーシャル動画の制作費用と費用相場について解説します。インフォマーシャル広告は短尺か長尺か、放送局や広告枠によって金額が変動していきます。
結論からいうと、インフォマーシャル制作費用は最低でも50万円以上かかります。商品説明やインタビューなどさまざまな要素を含み、撮影時間も長いためです。初めてインフォマーシャルを制作する場合は、短尺からスタートさせた方が良いでしょう。
1〜5分の動画:50〜600万円
1分〜5分の短尺といわれる動画を作成する場合は、50〜600万円ほどかかります。放送局や尺、撮影時間の長さによって金額は変動します。
一般的な費用相場は以下のとおりです。
短尺 |
制作費用相場 |
1分 |
50~250万円 |
2分 |
50~300万円 |
3分 |
100~600万円 |
視聴者が限られているケーブル局やCS局などの安い広告枠を利用することで、制作費を抑えられるでしょう。
5〜29分の動画:〜1,000万円
長尺は短尺よりも撮影時間が長く、編集も必要になるので費用が高くなりがちです。
一般的なインフォマーシャル制作費用は以下のとおりです。
長尺 |
制作費用相場 |
14分 |
100~800万円 |
29分 |
150~1,000万円 |
しかし後述する「インフォマーシャル広告の費用を抑える方法」を知っておくことで制作費用を安くできるでしょう。
インフォマーシャル制作費用の種類・内訳
続いて、インフォマーシャル制作費用の種類・内訳を紹介します。どの内訳にどのくらい費用がかかるのかを理解しておくことで、制作会社の見積もりが適正かどうか判断しやすくなるでしょう。
制作費(撮影・編集・出演料)
制作費はインフォマーシャルを作成する際に発生する費用です。制作費には、撮影・編集・出演料の3つが含まれます。
制作費の種類 |
当てはまるもの |
費用 |
撮影 |
|
【ロケ、ハウススタジオ使用料】 【人件費】 1日あたり80〜100万円程度 人件費はスタッフの人数、 拘束日数、撮影エリアによって変動 |
編集 |
|
編集作業をするごとに発生 (一部シーンの修正に数十万円かかるケースも) |
出演料 |
|
起用するタレントによって料金は変動 知名度の高いタレントの場合、 1,000〜2,000万円程度かかる可能性がある |
撮影の日数を減らしたり、短尺にしたり、シンプルな構成にしたりすることで、制作費用を抑えられる可能性があります。
媒体別の費用
媒体費とは、インフォマーシャルを出稿するためにテレビ局に支払う費用のことです。地上波・系列局からケーブル局、CS局、独立U局と選択肢があります。
インフォマーシャルを出稿する番組の内容、曜日、出演者によって費用は変動します。最初のうちは小規模な放送局に出稿し、効果を計測したうえで徐々に費用を増額した方が安心でしょう。
地上波・系列局
地上波や系列局など、全国で放送されているテレビ局の広告枠に出稿する場合、さまざまな年齢層の視聴者に見てもらえることがメリットです。
幅広い年齢層の視聴者にアプローチできる分、媒体費は高額に。例えば平日の日中枠で29分放送する場合は、最低40万円ほどかかります。知名度の高い放送局だと、さらに費用がかかります。
また厳しい審査をクリアする必要があるので、初めてインフォマーシャル広告を出稿する人には難しいかもしれません。
ケーブル局・CS局・独立U局
ケーブル局・CS局・独立U局に出稿する場合、地上波・系列局と比較すると視聴者は限られますが、その分媒体費を抑えられます。
放送局の種類 |
概要 |
ケーブル局 |
地上デジタルチューナー内蔵テレビに接続すれば視聴できる 有線放送サービス(東京の場合はジェイコム東京など) |
CS局 |
パラボラアンテナの設置・チューナーを用意することで視聴できる 現在日本で受信できるCS局は「スカパー!」のみ(有料放送) |
独立U局 |
ローカル局よりもさらに狭い地域にフォーカスした番組を放送する局のこと (東京の場合は東京メトロポリタンテレビジョン) |
例えば平日の日中枠で29分放送する場合、10万円以下で出稿可能です。地方のCS局なら、1万円で出稿できるところもあります。
出稿申請が地上波・系列局と比べて、厳しくありません。初めてインフォマーシャルを利用する方におすすめといえます。
出稿して売上アップを実現したら、徐々に地上波や系列局を活用するのが基本的な流れです。
広告枠別の費用
テレビ局の広告枠には、タイムとスポットの2種類があります。
広告枠 |
概要 |
放送期間 |
タイム |
広告主が番組のスポンサーとなり、 番組放送中にインフォマーシャルを流す形式 |
6ヶ月 |
スポット |
時間帯のみを指定してインフォマーシャルを流す形式 |
1週間〜 |
タイム
タイムとは広告主が番組のスポンサーとなり、番組放送中にインフォマーシャルを流す形式を指します。事前にインフォマーシャルを放送する番組を選定できます。番組を指定できるので、スポットよりも費用が高いです。
放送期間が6ヶ月と長いので、企業のブランディングや売上を伸ばしたい商品の紹介などで活用すると良いでしょう。
スポット
スポットとは時間帯のみを指定してインフォマーシャルを流す形式を指します。放送される番組はランダムです。最低放送期間が1週間と短いので、テストで放送することも可能です。タイムと比べて費用があまりかからないので、初めて依頼する方に向いているでしょう。
インフォマーシャル動画制作の費用を抑える方法
インフォマーシャル動画制作の費用を抑える方法は、以下のとおり3つあります。
- キャラバン型(協賛型)を利用する
- 短いインフォマーシャルを制作する
- 小規模な放送局から広告を出稿する
これらの方法を実践することで、数十万〜数百万円ほど制作費用を削減できるかもしれません。
キャラバン型(協賛型)を利用する
インフォマーシャル動画制作の費用を抑える方法の1つとして、キャラバン型(協賛型)を利用することが挙げられます。
キャラバン型(協賛型)とは、複数の企業と一緒にスポンサーになることを指します。1つだけでなく、さまざまな商品を紹介する番組形式です。
もし単独でインフォマーシャルを作成する場合、短尺で50〜600万円〜、長尺で〜1,000万円以上必要です。
キャラバン型(協賛型)にした場合、スタジオを1日貸し切って5〜8社分の映像を一度に撮影するので、制作費を安くできます。有名人の出演料やスタジオ代なども複数社で支払うため、1社あたり200万円程度に抑えられます。
短いインフォマーシャルを制作する
1〜5分の短尺の場合、長尺よりも撮影時間が少ないので、全体的に制作費を抑えられます。しかし、尺が短いため伝えられる情報量はあまり多くありません。短い時間でも視聴者の購買意欲を高められるようなものを作りましょう。
成分や素材の詳細よりも商品を手に入れた後、どのように変わるかを伝えた方が購買意欲を刺激できるはずです。また期間限定、数量限定など今を逃すと手に入らない可能性があることを伝えると、視聴者が購入してくれる可能性がアップします。
小規模な放送局から広告を出稿する
先ほどお伝えしたとおり、地上波・系列局はさまざまな年齢層の視聴者が確認する分、媒体費が高くなります。
放送局 |
費用 |
地上波・系列局 |
40万円〜 |
ケーブル局・CS局・独立U局 |
1〜10万円 |
最初は小規模な放送局から広告を出稿しましょう。地上波と比べると、アプローチできる人数は少ないかもしれません。しかし小規模な放送局なら、10万円以下で出稿できるので、コスパ良くお客様を集められるでしょう。
【まとめ】インフォマーシャルの制作費用について紹介しました
本記事ではインフォマーシャルの制作費用について紹介しました。短尺の場合は50万円〜、長尺の場合100万円以上かかります。その他媒体費、広告費がかかることも理解できたでしょう。
インフォマーシャルの制作費用を抑える方法としては、以下の3つが挙げられます。
- キャラバン型(協賛型)を利用する
- 短いインフォマーシャルを制作する
- 小規模な放送局から広告を出稿する
これらをうまく活用することで、リーズナブルな価格で制作会社に依頼できるはずです。ぜひ参考にしてください。
なお、インフォマーシャル制作に強みを持つ会社の探し方・選び方がわからない!という方は動画幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
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