【事例あり】インフォグラフィック動画制作の手順や特徴を解説【2024年最新版】

「サービスを視覚化できる、インフォグラフィック動画を活用したい」
「他社のインフォグラフィック動画の活用事例を知りたい」
「インフォグラフィック動画の制作手順が知りたい」

現在さまざまな業界で、動画を活用したPR活動や情報発信などが行われています。そのような中、インフォグラフィック動画の活用が増えています。

インフォグラフィックとは、アニメーション・イラスト・図・表などを用いて、情報・データ・知識を視覚化し、ユーザーにわかりやすく伝わるように表現したもの。とくにクラウドサービスのような、目に見えないものを提供する場合に最適です。

そのような理由から、本記事ではインフォグラフィック動画の活用事例をご紹介。また、制作会社に依頼する際のポイントについてもお伝えしています。ぜひ、自社の動画活用の参考にしてください。

※なお、制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。
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目次
  1. 1. インフォグラフィック動画とは?
    1. 1-1. グラフ・表
    2. 1-2. フローチャート
    3. 1-3. 地図
    4. 1-4. 相関図
    5. 1-5. ピクトグラム
  2. 2. インフォグラフィック動画制作の特徴
    1. 2-1. 複雑なデータや情報を直感的にわかりやすく表現できる
    2. 2-2. ターゲット層拡大の役に立つ
    3. 2-3. SNSとの相性が良い
  3. 3. インフォグラフィック動画の主な活用シーン
    1. 3-1. 動画広告
    2. 3-2. 採用
    3. 3-3. 商談・プレゼンテーション
    4. 3-4. IR情報・株主総会
  4. 4. インフォグラフィック動画の制作事例
    1. 4-1. サービス紹介
    2. 4-2. 事業紹介
    3. 4-3. IR・株主総会
    4. 4-4. 環境、社会問題
  5. 5. インフォグラフィック動画の制作依頼ポイント
    1. 5-1. 目的を明確にする
    2. 5-2. 視覚化する情報の整理
    3. 5-3. 見やすいデザインを意識する
  6. 6. インフォグラフィック動画制作の流れ
  7. 7. インフォグラフィック動画制作の費用相場
  8. 8. 【まとめ】インフォグラフィック動画の活用事例について
    1. 8-1. インフォグラフィック動画をプロに任せたい方へ

インフォグラフィック動画とは?

インフォグラフィック動画は、情報を視覚的に表示する「インフォグラフィック」を動画として映像化したものです。複雑で文章のみでは分かりにくい情報を図やアニメーションにすることで、相手に伝わりやすくすることができます。

そもそもインフォグラフィックは、情報(Information)と画像(Graphics)を掛け合わせた言葉で、図やグラフなどの画像を指すのが一般的です。このインフォグラフィックに動きを取り入れることで、より分かりやすく情報を伝えられ、相手の印象に残るような情報発信ができます。

インフォグラフィックには、以下のような種類があります。

グラフ・表

グラフや表のインフォグラフィックは、情報を完結にまとめられるのが特徴。複雑な情報を整理してシンプルにまとめることで、相手は全体像を把握しやすくなります。

また強調したい部分については文字を装飾したり、背景のレイアウトを工夫したりするのが効果的。多量の情報をまとめるのにも適しているため、調査結果を提示したいときに役立ちます。

フローチャート

フローチャートは、要素を順番に説明したいときに最適です。ユーザーは視覚的にプロセスを確認できるので、文字で説明するよりも流れをイメージしやすくなります。

プロセスが複雑なときや工程数が多いときなどに有効で、番号を割り振ったり、背景を工夫したりすることで一連の流れをスムーズに伝えられます。

また、事業戦略を説明したいときにも有効なため、プレゼンテーションや株主総会で使用する資料でも活躍するでしょう。

地図

地図は、幅広いシーンで活用されるインフォグラフィック。店舗の位置やアクセス方法をはじめ、地域ごとのデータをまとめたいときに利用されます。

また、店舗の周辺情報を掲載する際にもおすすめです。周辺のサービスや地域の特色をふまえた販促活動を実施できます。

相関図

相関図は、全体像を分かりやすく表したいときに便利なインフォグラフィック。パターンや傾向を把握するのに役立ち、IR情報から採用活動などの幅広いシーンで活用されています。

また相関図は、組織図を分かりやすく伝えたいときにも便利です。組織構造を完結にまとめるのに優れているため、複数の子会社があるときや組織構造が複雑な場合でも、分かりやすく関係性をまとめられます。

ピクトグラム

ピクトグラムは、情報を絵やアイコンとして表したものです。トイレやパーキング、食事処などでよく使用されています。

ピクトグラムは、情報を直感的に伝えられるのがメリット。言語の壁を気にせずに使用できるので、グローバルなシーンで活躍が見込めます。

インフォグラフィック動画制作の特徴

まずは、インフォグラフィック動画の特徴についてお伝えします。

複雑なデータや情報を直感的にわかりやすく表現できる

冒頭でもお伝えした通り、インフォグラフィック動画は、複雑なデータや情報を直感的にわかりやすく表現できます。

  • フォントサイズを変える
  • フォントの色を変える
  • アニメーションをつける

など、メリハリをつけて重要なポイントを強調することが可能。情報やデータにイラストやアニメーションを用いることで、ユーザーの目を飽きさせないため、離脱防止に役立ちます。

ターゲット層拡大の役に立つ

インフォグラフィック動画は、ターゲット層の拡大に役立ちます。専門的な知識が必要な情報でも視覚的に表現できるので、専門知識を持たない一般ターゲット層へアピールする際に活用可能です。またイラストにて表現方法が調整できるので、難しそうなイメージをわかりやすく訴求し、動画を見てもらいやすくなります。

そのような理由から、IR・株主総会といったフォーマルなシーン・社内情報の共有・会社説明会資料など、さまざまなシーンで活用できます。

SNSとの相性が良い

インフォグラフィック動画は、SNSとの相性がよいです。視覚的に情報を伝えると、難しい内容もわかりやすいので、共感かつ拡散されやすくなるというメリットがあります。情報がわかりやすく、キャッチ―な見た目になっていると、他に説明するための参考資料としてユーザーがシェアしてくれます。

結果として自社の動画がたくさんのユーザーに視聴され、ターゲットにも届きやすくなるでしょう。

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インフォグラフィック動画の主な活用シーン

動画広告

インフォグラフィック動画は、数分間という短い時間で情報を伝える動画広告に有効です。情報を完結にまとめるのに優れているため、短時間で必要な情報を伝えられます。

動画広告では、「短い時間でいかに魅力や必要性を伝えるか」がポイントです。インフォグラフィック動画を活用することで、サービスの魅力や必要性を相手に分かりやすく伝えられます。

採用

インフォグラフィック動画は、採用活動の円滑化を図るのにも効果的です。社員のインタビューや社内風景を動画にすることで、文字では伝わらない雰囲気や魅力を伝えられ、企業と求職者間のミスマッチを減らしやすくなります。

文章のみで会社説明をする場合、入社後に「実際に勤務してみたら想像と違った」のような理由で、早期退職が発生するケースも珍しくありません。インフォグラフィック動画を活用すれば、求職者は職場の雰囲気や先輩社員の具体的なイメージがしやすくなり、入社後のミスマッチを減らせるでしょう。

また静止画や文章では分からない魅力を伝えることができれば、就職意欲の向上にも期待できます。

商談・プレゼンテーション

インフォグラフィック動画は、商談・プレゼンテーションで訴求力を高めるのにもおすすめ。
サービスや商品への理解を促せるため、必要性を感じてもらいやすくなります。

商談・プレゼンテーションでは、知識がない人や薄い人にアプローチしなければならないケースもあるでしょう。しかし、口頭の説明だけで知識がない人に魅力や必要性を理解してもらうのは、容易なことではありません。

インフォグラフィック動画を用いれば、視覚的に魅力や必要性を伝えることができ、理解を得やすくなります。また、セールストークや資料の準備に関する労力を減らせるため、営業スタッフの負担軽減にもつながるでしょう。

IR情報・株主総会

インフォグラフィック動画はエビデンス(根拠)やデータの提示が求められるため、IR情報や株主総会にも効果的。大量のデータを活用しながら理論的に説明ができるため、相手からの理解を得やすくなります。

IR情報や株主総会の資料を確認するのは株主をはじめ、自社と利害関係にあるステークホルダーと呼ばれる方たちです。自社の現状や事業戦略を説明する際には、抽象的ではなく、根拠を用いた客観的かつ理論的な説明が求められます。

インフォグラフィック動画を活用すれば、根拠を分かりやすく提示しながら、理論的に説明をすることが可能です。

インフォグラフィック動画の制作事例

インフォグラフィック動画の、制作事例についてお伝えします。サービス紹介・事業紹介・IR・株主総会・環境、社会問題の4軸にフォーカスして紹介しますので、自社の目的にあわせて参考にしてください。

サービス紹介

ふるさと納税サイト【さとふる】

動画時間:4分50秒

さとふるのインフォグラフィック動画活用事例です。実際のサイト画面を活用しながらイラストで作成されたナビゲーターが、ふるさと納税サイトの使い方をわかりやすく解説。エフェクト(強調表現)を使用し、説明している場所をわかりやすく伝え、重要なことをユーザーが見逃さないように工夫しています。

音声に合わせてイラストのナビゲーターの口元が動くので、まるで実際の人が説明しているかのようです。また、実際のサイト画面では小さくて見えづらい部分を、ポップアップ(最前面に飛び出すように現れるウィンドウ)で表示して見やすくしていることも特徴です。

ふるさと納税による税金控除解説【ふるまる】

動画時間:5分2秒

ふるまるのインフォグラフィック動画活用事例です。ふるさと納税による税金控除の流れをわかりやすく解説。イラスト・アニメーションにて、テキストでは伝えられない立体的な部分をわかりやすく表現しています。

図や矢印を使って、税金控除の順番や流れを説明しているので、視聴したユーザーはその順番通りに進めるだけで申請できるようになっています。

給与即日支払いサービス【Payme(ペイミー)】

動画時間:1分07秒

Payme(ペイミー)のインフォグラフィック動画活用事例です。給与即日支払いサービスという目に見えないサービスを、イラスト・アニメーション・音声で説明。動画の冒頭で雇用者の悩みを伝え、同サービスを解決案として提示しています。

またメリットを伝える部分では、実写では大人数での撮影が必要なシーンでも、イラストならではの方法でわかりやすく訴求。同時に制作費用も抑えることができます。

自動貯金アプリ【finbee(フィンビー)】

動画時間:2分11秒

finbee(フィンビー)のインフォグラフィック動画活用事例です。動画の冒頭で同アプリのできること(結論)から伝えており、貯金が続かず貯まらない理由をイラスト・アニメーションで表現。同アプリのロゴであるハチも登場して、サービスの説明をしています。

『積み立て貯金』『歩数貯金』など、さまざまな自動貯金方法を表現しており、そのシーンに適した効果音も使われているので、情報がより立体的に訴求されています。

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事業紹介

会社紹介【佐川グローバルロジスティクス】

動画時間:1分28秒

佐川グローバルロジスティクスのインフォグラフィック動画活用事例です。地図や架空の街を活用して説明しており、同社の社会的役割をわかりやすく訴求。会社内の業務もイラスト・アニメーションにて表現されています。

音声とイラストが緻密に連動しているので、ユーザーに伝わりやすくなっています。

会社紹介【大和工業グループ】

動画時間:2分22秒

大和工業グループのインフォグラフィック動画活用事例です。同社の歴史や経営理念をイラスト・アニメーション・音声で伝えており、さらに事業内容も説明。イラストを見るだけでも、直感的に同社の伝えたいことをわかりやすく訴求しています。

【GDO(ゴルフダイジェスト・オンライン)】

動画時間:4分10秒

GDO(ゴルフダイジェスト・オンライン)のインフォグラフィック動画活用事例です。
「3分でわかるGDO」と題し、GDOのサービスをギュッと凝縮。イラスト・グラフ・音声などを活用し、同社について解説し、事業内容・市場環境・GDOの強み・今後の方針などをわかりやすく訴求しています。

ナレーションにあわせてイラスト・アニメーションで見える化しているので、視覚+聴覚に伝わりやすくなっています。

【清栄コーポレーション】

動画時間:11分39秒

清栄コーポレーションのインフォグラフィック動画活用事例です。とある家族を中心にストーリーが進み、地震の危険性をさまざまな角度から解説して、住居における耐震の重要性をイラスト・アニメーションで訴求。さらに耐震だけでは十分でないことを化学的に説明し、制震の重要性も解説しています。

その後、同社で制震商品を提供していることを伝え、同商品が制震できる証拠を実写で表現しています。インフォグラフィックと実写を組み合わせることで、リアリティを高めることができる事例です。

【東京都下水道局】

動画時間:4分04秒

東京都下水道局のインフォグラフィック動画活用事例です。普段あまり目にすることのない、家庭の汚水が下水に流れた後の状態を、イラストを使って解説。下水道の役割を視覚化してわかりやすく伝えています。

知っているようで知らない、下水道局の役割や仕組みが一目でわかる動画です。

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IR・株主総会

 IT FOR

動画時間:6分17秒

幅広いIT事業を展開する株式会社IT FORの決算報告に関するインフォグラフィック動画。冒頭で企業の沿革をフローチャートで説明しており、事業全体を把握しやすくなっています。

動画中盤には地図で展開状況を掲載。視聴者は、直感的に展開状況をイメージすることが可能です。また動画後半の実績報告では表やグラフで実績が簡潔にまとめられているのに加え、ナレーションで補足説明がおこなわれているため、情報を把握しやすくなっています。

【サイバーエージェント】

動画時間:6分45秒

サイバーエージェントのインフォグラフィック動画活用事例です。主にグラフや図を活用しており、事業内容をイメージできるイラストを使って、どのような事業を展開したのかを視覚的に訴求。カラフルなイラストは活用せず、「青地に白字」のようなシンプルでわかりやすい表現で伝えています。

京セラ株式会社

動画時間:1分20秒

京セラのインフォグラフィック動画活用事例です。

注目したいポイントは文章を分解して一区切りごとに喋り、区切った語句毎にイラストを使ってわかりやすく説明している点
ファインセラミックスに傷が付きにくい材質を説明するときには、ドリルでファインセラミックスを傷つける様子をイラストを使って描写し、非常にイメージしやすいものとなっています。

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環境、社会問題

【川崎市】

動画時間:3分30秒

川崎市のインフォグラフィック動画活用事例です。川崎市の魅力や特徴を、統計情報をもとにアニメーションで表現した映像。イラスト・アニメーションで見える化したデータに加えて、BGM・効果音・テロップをふんだんに使うことで、ナレーションなしでも伝わる動画です

【筑波大学】

動画時間:2分14秒

筑波大学のインフォグラフィック動画活用事例です。発展途上国等の飲料水に生息している細菌を、光触媒で殺菌する仕組みをイラスト・アニメーションで訴求。光触媒が活動し、細菌類を分解してきれいな水に変わっていく様子を表現しています。

効果音とテロップを適宜使っているため、ナレーションなしでも十分伝わる映像になっています。

国土交通省(羽田空港紹介)

動画時間:3分28秒

国土交通省のYouTube公式サイトで公開されている、羽田空港に関するインフォグラフィック動画です。国ごとにおける国際線の利用状況や増便に関するメリットが、アニメーションを活用して説明されており、視覚的に情報を捉えられる仕様です。

また動画ではナレーションや字幕でアニメーションを補足。アニメーションの背景には全体を通じてブルー系が採用されており、統一感のある見やすいデザインとなっています。

【きっかけ食堂】

動画時間:3分08秒

きっかけ食堂のインフォグラフィック動画活用事例です。団体紹介から今後の事業展開までをまとめた動画になっており、イラスト・アニメーション・テロップを中心に表現。

移住ではなく、現状を維持しながら東北を支援したい人のニーズに対応したサービス提供をPRしています。全体的にテロップが多めに使われており、テキストで伝わりにくい部分をアニメーションで補強しています。

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インフォグラフィック動画の制作依頼ポイント

インフォグラフィック動画を、制作会社に依頼する時のポイントについてお伝えします。

目的を明確にする

インフォグラフィック動画を活用する目的を明確にして、制作会社に伝えましょう。目的をしっかり伝えないと、他の動画との違いや伝えたい内容の違いを、ユーザーに訴求できません。

例えば「サービスの効果を視覚的に伝えたい」「サービス利用のビフォーアフターを伝えたい」など。目的を明確にして依頼することで、それに沿ったインフォグラフィック動画を制作できます。

視覚化する情報の整理

情報量過剰によるデメリット

インフォグラフィック動画の制作を依頼する時は、視覚化する情報を整理しておくことが重要です。インフォグラフィックは、静止画・動画・イラストなど幅広い表現方法があるため、どのような情報でも視覚化可能。

そのため情報が過剰になりやすいので、情報を整理して優先順位を決め、動画にする意味がない情報は削除する判断が必要です。情報量と動画の尺のバランスを考慮して、ユーザーが読み取れないほど情報を詰めすぎないように気をつけましょう。

見やすいデザインを意識する

情報を直感的にわかりやすく伝えられるのが特徴のインフォグラフィック動画は、分かりやすさを重視する制作会社を選びましょう。派手さ重視のデザインはインパクトがあるものの、重要な部分が分かりづらく、理解しにくい資料となる可能性があります。

制作会社はそれぞれに特色があり、デザインの方向性や得意とする分野が異なるため、公式サイトにて事例や理念などを確認するのがおすすめです。目的のインフォグラフィック動画の制作実績が豊富、または得意とする制作会社を選ぶことで、自社が理想とする仕上がりに期待できます。

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インフォグラフィック動画制作の流れ

インフォグラフィック動画は、大まかに以下の流れで制作を進めていきます。

  1. 目的とターゲットを明確に定める
  2. 情報の収集と整理
  3. 全体像の決定と絵コンテを作成する
  4. パーツごとに制作を進める
  5. パーツを組みあわせて最終調整を図る

まずは、インフォグラフィック動画を制作する目的とターゲットを明確に定めましょう。目的とターゲットを明確化することでコンテンツに一貫性をもたせることができ、方向性がブレるのを防げます。

目的とターゲットが決まったら、必要な情報を収集。情報量が多すぎると分かりづらくなる可能性があるため、集めた情報は取捨選択して整理することが大切です。

つぎに整理した情報をもとに絵コンテを作成し、全体像を構築。絵コンテは動画のシーンを図やイラストにしたもので、動画のベースです。作成することでスムーズに制作を進められます。

全体像が固まったあとは、パーツ制作です。イラスト・表・グラフ・BGM・ナレーションなどをそれぞれで作成。パーツの素材にネット上のフリー素材を使用する際は、著作権に注意しましょう。

パーツの制作ができたら、絵コンテをもとに組みあわせていきます。最終調整を加え、最後にテストで問題ないかを確認したら完成です。

インフォグラフィック動画制作の費用相場

インフォグラフィック動画は、社内のみでの制作・運用も可能です。しかし、ハイクオリティなものを制作する場合には、社内にスキルやノウハウをもったスタッフが必要となります。

もしも社内で専門スタッフの確保が難しいときは、制作会社への外注がおすすめです。

【インフォグラフィック動画制作の費用相場】

動画時間

費用の目安

1分未満

10~60万円

3分未満

20~80万円

3分以上

60万円~

上記は大まかな目安となる費用相場ですが、内容によっても料金は大きく異なります。たとえば、簡易的なインタビュー撮影であれば10万円ほどから制作できる場合もありますが、大規模な会社PR動画だと100万円以上の費用がかかることもあります。

また制作会社によっても費用が異なるため、外注をするときは複数社から見積もりを取って比較しましょう。

【まとめ】インフォグラフィック動画の活用事例について

本記事では、インフォグラフィック動画の活用事例と、制作会社に依頼する時のポイントについてお伝えしました。インフォグラフィック動画は、複雑なデータや情報を直感的にわかりやすく訴求できます。

アニメーション・イラスト・図・表などを用いて視覚化できるので、クラウドやアプリのような、目に見えないサービスを提供する場合に最適です。

また制作会社に依頼する時には、目標を明確にし視覚化する情報量を調節することが重要である事をお伝えしました。本記事で紹介した内容を参考にしていただき、ぜひインフォグラフィック動画の活用にお役立てください。

インフォグラフィック動画をプロに任せたい方へ

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