- 更新日 2024.04.26
- カテゴリー 動画の作り方
告知動画の作り方5ステップ|作成のポイント・事例なども紹介
社外のイベントを開催することになり、多くのユーザーを集客するために告知動画の作成を検討している方もいるのではないでしょうか。
本記事では、告知動画の作り方や作成のポイントなどを紹介します。告知動画の作成でやることは多岐にわたるので、作成時の参考にしてみてください。
なお、告知動画の制作会社の探し方・選び方がわからない!という方は動画幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
イベント動画制作についてお悩みの方はこちらもチェック イベント動画とは?種類・失敗しない作り方・事例などを紹介
告知動画とは
告知動画とは、何かしらの情報を知らせるための動画のことです。主にイベント集客や新商品発表、キャンペーン告知などをする際に使われます。
告知動画を作ると、以下のような効果が得られます。
- 短時間で多くの情報を伝えられる
- 行動を促しやすい
- イベント後も活用できる
告知動画を含む動画コンテンツは、テキストよりも一度に多くの情報を伝えられるのが特徴です。さらに、映像やアニメーション、字幕、BGMなどを使うことで、視聴者の視覚や聴覚に訴えられます。告知動画を見た視聴者の印象に残りやすく、その後の行動を促しやすくなります。
また、一度作った告知動画は再利用が可能です。イベントが終了した後に何度も使い回せるでしょう。
告知動画の作り方
続いて、告知動画の作り方を紹介していきます。
企画を練る
告知動画を作る際は、まずどのような動画を作るのかを考えましょう。企画を考えることで、動画の方向性が見えてきます。そのためにも、目的やターゲットを決める必要があります。これらがわかれば、具体的に制作する動画のジャンルや内容などがイメージしやすくなるでしょう。
例えば、目的は「集客数を増やしたい」「売上につなげたい」などです。ターゲットは、性別・年齢・住んでいる地域・年収・趣味・悩みなどになります。できる限り具体的に考えるほど、理想の告知動画が作りやすくなります。
構成を考える
続いて、告知動画の構成を考えていきましょう。構成とは企画内容をもとに、どのようなストーリーで動画を制作するか決める工程です。企画によって動画のストーリーが大きく異なるので、テーマに沿ったものを作成してみてください。
例えば、イベントを告知する動画であれば、どのストーリーにすれば視聴者の興味をひけるのか、パートごとにどう演出すれば期待感を高められるのかを考えましょう。
動画を撮影・編集する
動画の構成ができたら、実際に映像を撮影したり、動画の素材を作成したりします。複数パターンの撮影をしておくと、編集する際の選択肢が増えて動画を作りやすくなります。もしも実写での撮影が難しいなら、アニメーションやイラストなどを活用しましょう。
撮影や素材の準備ができたら、映像のカット、BGMの挿入など映像を加工して完成させます。編集する際は、全体の流れを見ながら行うとテーマに沿った動画を作れるでしょう。
サムネイルを作成する
サムネイルとは、動画が再生される前に表示される静止画のことです。どんなに良い告知動画を作成しても、ユーザーにクリックされないと視聴してもらえません。一目で動画内容がわかったり、思わずクリックしてしまったりするようなサムネイルを作成してみてください。
動画を配信する
告知動画が完成したら、ユーザーに視聴してもらうためにYouTubeやSNS、Webサイトなどで配信しましょう。SNSにはユーザー同士でシェアする機能があるので、話題性があると拡散される可能性があります。そのため、SNSアカウントのフォロワーが少ない状態でも、多くのユーザーに視聴してもらえるでしょう。
Webサイトで配信する場合は、企業側からアプローチしないと動画を見てもらえない可能性があります。配信後は動画を視聴してもらえるように積極的に行動しましょう。
告知動画の作成に使えるテンプレートサイト
続いて、告知動画を作成する際に使えるテンプレートサイトを紹介していきます。
Canva
Canvaは、初心者でも簡単に画像・動画などを作成できるサービスです。すでにサービス内に数多くのテンプレートが用意されており、それらを加工したり編集したりすることで、プロのような告知動画を作成できます。また、スマホ用、facebook用、Instagram用など、用途別にテンプレートがあります。
Pixta
Pixtaは、9,370万点以上の写真・動画・イラスト・音楽などの素材を利用できるサイトです。素材はWebサイト、デジタルサイネージ、イベント展示用のアニメーションなど、幅広いシーンで活用できます。さらに、イベントやスポーツなどカテゴリー検索もできるので、スムーズに利用したい動画素材を見つけられるでしょう。
アマナイメージズ
アマナイメージズは、動画CMや広告に最適な2,800万点の動画素材を利用できるサイトです。全国の名所・日本人動画・ドローン映像・風景・ビジネス動画など、さまざまな素材が用意されています。中でも日本風の素材が充実しており、日本の企業はもちろん、自治体の告知動画にも活用しやすいでしょう。
告知動画を作るときのポイント
続いて、告知動画を作るときのポイントを紹介していきます。
冒頭に視聴者の興味をひく工夫をする
告知動画を最後まで視聴してもらうには、冒頭で視聴者の興味をひく工夫を入れましょう。視聴者に続きを見たいと思わせることで、最後まで視聴してもらえる可能性が高まります。例えば、キャッチコピーを入れたり、ダイジェストを入れたりする工夫が挙げられます。
目的を明確にする
告知動画は、目的を明確にしたうえで作成しましょう。目的が決まっていなければ、ターゲットに最適な告知動画を作れないからです。目的がわかっていれば、それを達成するための動画の方向性が見えてきやすくなります。
申し込みの導線を入れる
告知動画を作る際は、申し込みの誘導を入れましょう。誘導を入れないと、告知動画を見てもらうだけになってしまい成果につながりません。そのため、動画にはイベントの申し込み先や問い合わせ先などを入れてみてください。
情報を入れすぎない
告知動画は伝えるメッセージをシンプルにすることが大切です。情報を入れすぎると何を伝えたいのかわからなくなるからです。伝えるメッセージを1〜2つくらいに絞ると、視聴者に企業が伝えたいことが伝わりやすくなります。そのためにも、目的やターゲットを明確にしたうえで、動画を通して何を伝えるのかを考えてみてください。
第三者目線で作る
告知動画は自己満足の作品にならないようにしましょう。ターゲットユーザーが求める情報を伝えなければ、最後まで視聴してもらえません。ただ費用をかけて動画を作っただけになるので、制作にかけたコストが無駄になってしまいます。告知動画を作る際は、ターゲットを明確にして、第三者(参加者)目線で、興味をひくような動画を意識してみてください。
ショート動画を活用する
告知動画を作る際は、60秒以内のショート動画を活用するのも1つの方法です。ショート動画は、YouTubeショート、TikTok、Instagramのリールなど、活用シーンが豊富です。時間が短く気軽に再生できるので、あまり時間がない人にも動画を視聴してもらえる可能性があります。
告知動画の作成事例
最後に告知動画の作成事例を見ていきましょう。
オトメイトパーティ2022
オトメイトパーティー2022というイベントの告知動画です。2024年4月時点で約1.9万回再生されています。
本動画は、冒頭でキャッチコピーを表示した後に、イベントの開催情報を詳しく説明する流れになります。
動画の特徴は、冒頭で「乙女に贈る夢のステージ、3年ぶりに開幕」というキャッチコピーで、若い世代に向けた告知であることを伝えている点です。視聴者が自分ごとに感じて動画を最後まで見てもらいやすくなります。
他にも、動画のアニメーションもクオリティが高く、最後まで飽きない工夫がされています。
四日市競輪
四日市競輪のイベント告知動画です。2024年4月時点で約4万回再生されています。
本動画は冒頭でキャッチコピーを表示した後に、イベントの開催情報を説明する流れです。ただ情報を紹介するのではなく、8秒あたりから突然転調し、過去イベントの映像が流れます。競輪選手が本気で勝負する迫力ある映像が流れるので、思わず見入ってしまうような動画です。。
国立環境研究所 A-PLAT KIDS
出典:国立環境研究所 A-PLAT KIDS|YouTube
国立環境研究所の「A-PLAT KIDS」というイベントの告知動画です。2024年4月時点で約2,400回再生されています。
本動画は、小学生向けに環境問題への興味と理解を深める目的で制作されました。動画の内容は、気候変動における「適応とは」という小学生には難しいテーマです。そのため、イラストやアニメーション、最低限の文字数の字幕、聞きやすいナレーションを活用することで、子供でも理解しやすい工夫がされています。
他にも、生徒役が質問して先生が解説する構成となっています。視聴者が感じる疑問を解決しながら「適応」の説明をすることで、理解が深まりやすくなるでしょう。
横浜謎解き街歩き
横浜謎解き街歩きイベントの告知動画です。2024年4月時点で約2.6万回再生されています。
本動画では横浜謎解き街歩きの楽しみ方が紹介されています。動画の特徴は、実際に2人の女性が謎解きをしながら街歩きをする映像が流れる点です。視聴者は楽しみ方をイメージしやすくなり、イベントに興味を持ちやすくなるでしょう。
他にも動画の冒頭で「旅行したいけど、計画するのが面倒」という視聴者の悩みが訴求されており、ターゲットが明確に伝わってきます。
生駒市 IKOMA SUN FESTA
出典:生駒市 IKOMA SUN FESTA|YouTube
奈良県生駒市のファミリーイベント「IKOMA SUN FESTA」の告知動画です。2024年4月時点で約5,000回再生されています。
本動画は、イベントの魅力を伝える内容になります。イベントの開催情報は動画の終盤に簡潔に紹介するだけで、動画のほとんどで過去イベントの様子を映しています。家族が楽しくイベントに参加している様子や雰囲気が伝わってくるので、思わず参加したくなるでしょう。
【まとめ】告知動画の作り方を紹介しました
ここまで告知動画の作り方を紹介しました。告知動画は企画立案からはじまり、構成・撮影・サムネイル作成・公開という流れで作られます。特に企画や構成の事前準備が大切なので、入念に行いましょう。本記事を参考に、告知動画の作成を進めてみてください。
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この記事を書いた人
坂田憲亮
専門分野: Webマーケティング
フリーランスのSEOマーケター/Webライター。業界大手の採用メディア制作部を経て30歳を機に独立。各種オウンドメディアのSEO構築、ディレクション、ライティング、取材撮影、デザインまで一環して担当する自称・マルチクリエイターとして多岐にわたり活躍中。