インタビュー動画の作り方・手順を解説|制作時のフローや注意点まで紹介【2024年最新版】

インタビュー動画の作り方・手順を解説|制作時のフローや注意点まで紹介

施策の新たな打ち手を探しているマーケターや、採用力を強化したい人事担当者のなかには、自社でインタビュー動画を取り入れようと思っても、
「インタビュー動画はどうやって作るの?」
「そもそも作るためには何を用意したらいいの?」
「作る際は何に気をつけるべき?」

と作り方に関して分からない方も多いことでしょう。

インタビュー動画はユーザーや在籍社員のリアルな声を伝えられるため、自社の魅力を発信するのに効果的です。
社員・社長の声をリアルに発信する採用活動のためのインタビュー動画を撮りたいと考えている人事担当者の方も多いはず。インタビュー動画によって、求職者と企業とのミスマッチをなくして早期離職を防止することにつながるかもしれないと思い、自社でも取り入れてみたいと考えているのではないでしょうか。

また、広告やSEOなどの集客施策をやりこんだが、これ以上の成果が見込みづらくなったことで悩むマーケターのなかにも、「お客様インタビュー動画」の作成を考え始める方もいるでしょう。お客様のインタビュー動画によって自社の商品やサービスの売上を伸ばそうと図っていると思われます。

しかし、今までインタビュー動画の制作をやったことがなく、どうやってインタビュー動画を作ればいいのか分からないため、「インタビュー動画 作り方」などで検索しているのではないでしょうか。

そこで本記事では、インタビュー動画の作り方や制作時の注意点などをまとめています。これからインタビュー動画を作りたいとお考えの方は、ぜひご一読ください。

※インタビュー動画の制作をお考えの方は、動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。

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目次
  1. 1. インタビュー動画を作る際に必要な機材
    1. 1-1. カメラ
    2. 1-2. 三脚
    3. 1-3. マイク
    4. 1-4. 照明
    5. 1-5. 動画編集ソフト
  2. 2. インタビュー動画の作り方(手順)
    1. 2-1. 1. 構成を作る
    2. 2-2. 2. 撮影環境を整える
    3. 2-3. 3. 撮影を行う
    4. 2-4. 4. 撮影したインタビューを編集・完成
  3. 3. インタビュー動画を作る際の注意点・コツ
    1. 3-1. ターゲットを明確にする
    2. 3-2. セリフに気を配る
    3. 3-3. 撮影本番までに練習してもらっておく
    4. 3-4. 撮影現場を和やかにする
    5. 3-5. 動きや演出などメリハリをつける
    6. 3-6. 完成動画にアイキャッチをつける
  4. 4. インタビュー動画の参考事例
    1. 4-1. 採用インタビュー|社内のリアルな雰囲気を伝える
    2. 4-2. 開発インタビュー|開発者の想いが伝わりやすい
    3. 4-3. ユーザーインタビュー|第三者の声で信頼感を醸成する
  5. 5. まとめ|インタビュー動画の作り方
    1. 5-1. インタビュー動画の制作をプロに依頼したいという方へ

インタビュー動画を作る際に必要な機材

まずは、インタビュー動画に必要な機材として、以下の5つをご紹介します。機材をお持ちでない方や購入の予算が立てにくい方はレンタルも可能なので、どういった機材を借りればよいのかチェックしておきましょう。

機材

概要

カメラ

一眼レフカメラがおすすめだが、スマホでも可能

三脚

カメラを固定することで手ブレを防止できる

マイク

音声の聞き取りやすさを高められる

照明

撮影場所の明るさが足りない場合は準備しておくとよい

動画編集アプリ

動画を編集するためのソフトやアプリ


スマホでも制作はできますが、動画の質を高めるためには一眼レフカメラも用意しておいたほうが安心です。
下記では、各項目について詳しく解説していますので、合わせてご確認ください。

カメラ

可能であれば、異なるアングルで撮影できるように複数のカメラを用意しておくのもおすすめです。いろいろなアングルの素材があればメリハリある動画に編集でき、視聴者の離脱を防げます。

特に一眼レフのカメラであれば、インタビュイー(インタビューを受ける人)を中心にピントを合わせられるため、対象をわかりやすく強調できます。ただし、一眼レフカメラは、最低限動画撮影機能や外部マイク端子があるカメラを選ぶようにしてください。近年はほとんどのカメラに搭載されていますが、中古品などから探す場合も機能に問題ないか必ず確認しましょう。

また、連続録画時間が30分までと制限のある一眼レフカメラも多いので、30分ごとに休憩するなどインタビュー時間への留意も必要です。

一眼レフカメラの用意が難しい場合は、スマホで撮影する方法もあります。親しみやすさを演出したいときなど、動画の趣旨によってはスマホ撮影のほうが適切なケースもあるため、一度手持ちのスマホを使って試してみるのもよいでしょう。

初心者でも扱いやすく、比較的安価で動画撮影も対応しているカメラを1つご紹介します。

キヤノン(Canon) デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X10

※画像引用:キヤノン(Canon) デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X10

重さが約449gと軽量で、フルHD 60fpsにて撮影すれば、動きが速い被写体も違和感ない映像として滑らかなに撮れます。タッチ操作で各項目を調節できる機能も搭載されているので、初心者でも安心して使えます。

三脚

画質が悪くならないためにも定点で撮影できる三脚を用意しましょう。手でカメラを持ってしまうと、手ブレ(カメラが揺れて映像が乱れること)が生じてしまい、動画のクオリティを下げてしまう危険性があります。

また、外での撮影時は予想外の強風や揺れなどによってカメラのバランスが崩れてしまう可能性もあるため、安定性の高い三脚を選ぶと安心です。

初心者でも扱いやすく、比較的安価な一眼レフ用三脚を1つご紹介します。

マンフロット|Manfrotto Element MII三脚 MKELMII4RD-BH

画像引用:Element MII アルミニウム4段三脚キットRD

1.55 kgと三脚のなかでは軽量で、4段式のアルミ製の三脚です。直感的な操作で脚の長さを調節できたり、2段階の開脚ができる搭載もあります。

マイク

インタビュー動画は語っている内容を適切に視聴者に伝えることが大切なので、聞き取りやすさを高めるための外付けマイクも必ず用意しましょう。

カメラに内蔵されたマイクでも録音自体はできますが、音声をクリアにするためには、衣服に取り付けて使用する「ピンマイク」や音声をしっかり拾える「ガンマイク」などの外付けマイクが必須です。

また、音声が聞き取りづらいと視聴者に悪い印象を与え、動画の離脱率を高めてしまう可能性もあります。そのため、風などの雑音が入るのを防ぐ「ウインドジャマ―」も必ずマイクにセットしてください。

以下はAmazonで販売されているピンマイクです。胸元にピンマイクをつけて使用します。ノイズキャンセリングチップを採用しており、騒音を消せるのでインタビュー音声が聞き取りやすくなります。

ピンマイク

参考:Amazon

照明

インタビュー動画の場合、話し手の表情を明るく見せるために、照明にもこだわることが大切です。室内の明かりだけでは足りないケースも多く、撮影に十分な明るさが用意できると動画の印象がガラッと変わります。

たとえば照明用の機材を利用すれば、段階的に明るさを調整できたり光の種類を変更することで雰囲気を変えられたりとさまざまな効果が見込めます。クオリティの高い動画を撮影するには、対象に対して斜め45度や後方などの3方向から光を照らす「三点照明」がおすすめですが、照明が多く必要となるため、影の入り方に気をつければ室内の光+LEDライトを組み合わせて撮影することも可能です。

また、機材の用意が難しい場合でも、太陽光が当たる窓際で撮影するなど光量や光の差し込み方にも工夫するとよいでしょう。

初心者に扱いやすい照明を1つご紹介します。

照明 Yongnuo 600 LEDビデオライトLED カメラ&ビデオカメラ用

画像引用:Amazon

Yongnuo 600 LEDは、重さ1.35kgでサイズが260×188×40mm、使いやすい重さと大きさが特徴です。光量が100段も切り替えできます。また、付属のCTフィルタによって、白色や赤色に変えることもできます。

動画編集ソフト

インタビューを撮影した後は公開に向けて編集を行うため、編集ができるソフトをパソコンにインストールする必要があります。

近年は多様な編集機能が搭載されたアプリをスマホでインストールしてスマホでも動画編集ができます。しかし、動画の質・作業効率を高めるならパソコンでの編集+パソコンでの編集ができる動画編集ソフトのインストールがおすすめです。

たとえば全くの未経験の方には下記のソフトが取り入れやすいでしょう。

Adobe Premiere Rush
DaVinci Resolve

Adobe Premiere Proなど上記よりもさらに機能が充実しているツールもありますが、使いこなすにはハードルが高いので、上記の2つが初心者にはおすすめです。インタビュー動画は簡単なようにも見えますが、実は編集に力を入れる必要があり、後述する参考事例も動画初心者には難しいポイントがあります。

編集する技術や機材がない場合は、編集だけをプロに依頼することも視野に入れるとよいでしょう。

インタビュー動画の費用と料金相場を知りたい方は、下記記事を参照ください。
関連記事:インタビュー動画の費用と料金相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】

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インタビュー動画の作り方(手順)

インタビュー動画の作り方

大まかな流れを理解し、どのように準備を進めていくべきか確認していきましょう。

1. 構成を作る

インタビュー動画は、動画を作る目的に合わせて構成を組み立てることが大切です。あらかじめ構成を決めておくことで内容にずれが生じず、視聴者に説得力を与えることができます。
インタビューする内容が定まっていないまま撮影を行うと、インタビュイーの回答があいまいになってしまう可能性が高いです。あらかじめ、どのような内容の質問を行うのかをインタビュイーに伝えておくことで、インタビュイーも心の準備がしやすくなります。動画の構成が決まったら、必ずインタビュイーに質問内容を共有しましょう。

「自社に応募してくれる人を増やしたい」「採用した人の定着率を高めたい」など採用を目的とした場合なら、インタビュー内容に「どういった業務をしているのか」「仕事を通じてやりがいを感じることは何か」などを聞くようにするとよいでしょう。

ほかにも、「商品・サービスの利用者を増やしたい」という意図があるなら、購入理由や感想、使用することによって起きた変化などをユーザーに聞いてみましょう。何を重視して開発したのか、どういった課題を解決できるのかなどを開発者に答えてもらうのもおすすめです。

2. 撮影環境を整える

たとえば出演者の撮影場所はどこにするのか、どういった背景が適切かも考えます。白壁や本棚の前など、撮影場所によって視聴者に与える印象が変わってくるため、インタビュー動画を作る目的を踏まえた場所選びを心がけましょう。

できる限りインタビュー内容や目的に応じた場所で撮影しましょう。その方が、視聴者もよりインタビュー内容が耳に入ってきやすくなります。
目的別の主な撮影場所は、あくまで例ですが以下のとおりです。

・採用のための社員インタビュー:実際に社員が働く場所(例:オフィス、屋外の現場など)
・社長インタビュー:重要な会議が行われそうな場所(例:社長室、応接室など)
・開発者インタビュー:実際に働いている現場(例:工場、研究所など)
・販売促進のお客様インタビュー:お客様の身近な場所(例:カフェ、公園など)

あまりにも動画の目的と撮影場所が異なる場合「なんでこの場所で撮影しているのだろう」と、話している内容以外に視聴者が気を取られる可能性があります。その結果、インタビュー動画の内容に集中しづらくなるでしょう。

機材については、基本的に「インタビュー動画に必要な機材」の項目で紹介したカメラやマイク、三脚があると安心です。室内でのインタビューの場合は、環境に応じて照明も用意しましょう。

また、インタビュイーの手配や日程調整なども忘れずに行います。インタビュイーにはあらかじめ質問内容や動画の意図を伝えておき、回答の準備ができる余裕を持たせることも大切です。

3. 撮影を行う

当日になったら、カメラや照明の位置を整えて撮影に向けた準備を行います。
まずは撮影・録音が問題なくできるかを確認し、急なトラブルが発生しないように備えましょう。撮影環境によっては飛行機や自動車の音などが入ってしまう場合もあるので、関係者全員には騒音の状況に応じて撮影を止める可能性があることを伝えておくのもおすすめです。

カメラや照明、マイクなど機材に不備がないことを確認できたら、撮影に移ります。

補足 撮影時は、背景についても気を配ることが大切です。インタビュー動画の場合、動画の下部にテロップをつけることも多いので、全体的なバランスを考えて撮影するポジションを決めておきます。
背景も、社外秘の製品など映ってはいけないものが入り込んでいないか、本棚に並んでいる本が適切かなど、細かい点まで注意するとよいでしょう。


4. 撮影したインタビューを編集・完成

インタビューを撮影し、動画の素材がそろったら編集を行います。
編集は、会話の間に生じた無音部分の削除や、発言内容を文字起こしした字幕・強調したい箇所へのテロップ付けなどを行い、見やすく・伝わりやすくすることが大切です。

テロップを入れることで、音声だけでなく文字(視覚)でも話している内容を理解できます。例えば商品を購入したお客様にインタビューする際、購入理由など重要な内容のテロップを赤太字に変えれば、「ここが重要なんだ」とより集中して視聴したり印象に残りやすくなります。そのため、インタビュイーの視聴者に対するメッセージがより強く伝わりやすくなるのです。

ただし、インタビュー動画を制作する上で最も難しい工程が「編集」です。撮影自体は比較的簡単ですが、上記を意識した編集となるとかなりの時間がかかることも考えられます。動画編集に不安な方は編集だけをプロに依頼することも検討するとよいでしょう。

※作り方や必要な機材がわかってもインタビュー動画の制作に自信がない方は、動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。

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インタビュー動画を作る際の注意点・コツ

インタビュー動画を作る際の注意点・コツ

インタビュー動画は、他のジャンルの動画よりも作り方が比較的シンプルです。最低限の機材でも制作することはできるため、社内のリソースだけでもチャレンジしやすいと言えるでしょう。

ただし、内製するにしろ外注するにしろ、押さえておきたいポイントはいくつかあります。こちらでは特に以下の6つについて紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ターゲットを明確にする

インタビュー動画を制作するにあたって、採用活動の強化や商品・サービスへの理解促進、企業のブランディングなどさまざまな目的が考えられます。そのため、どういった人に見てほしいのか、ターゲットを明確にしてから作ることが大切です。たとえばターゲットの年齢や性別、どのような課題を抱えているのかなどを設定し、具体的なイメージを膨らませていきましょう。

ターゲットがはっきり決まっていないと、視聴者が知りたい情報を適切に発信できず、結果的に誰にも刺さらない動画になってしまいます。動画の軸がぶれないようにするためにも、必ずターゲットは明確にしておきましょう。

セリフに気を配る

インタビュー動画を制作する際、発言する内容(セリフ)にも配慮しましょう。話す内容をあらかじめ厳密に決めておく必要はありませんが、差別用語を使ってしまっていないか、問題発言につながるような表現になっていないかなどを注意しておくと安心です。

また、気づかないうちに使ってしまいがちなのが、「専門用語」です。専門用語は業界内でしか通用しないことが考えられ、視聴者を置いてけぼりにしてしまう可能性があります。専門用語はできるだけかみ砕いて説明したり使用時はテロップで注釈を追加したりと、専門外の人が見た場合でも意味が伝わる動画となるよう心がけましょう。

撮影本番までに練習してもらっておく

インタビューを受ける社員やお客様のほとんどは、インタビューには慣れていない素人です。素人がいざカメラを向けられると、緊張して表情・話し方・手振りなどがぎこちなくなり、何度テイクをやってもやり直しすることが生じ、撮影時間内に収まらなくなる可能性もあります。

原稿を用意して誰かにインタビューを見てもらったり、インタビューを受ける人が自身のスマホやカメラで実際に自身を撮影してインタビュー練習してもらっておくことをおすすめします。

撮影現場を和やかにする

インタビュー動画の撮影に入る前に心がけたいのが、撮影現場を和やかにすることです。

例えば和やかにする方法として、緊張感をほぐして互いに意見を言いやすくする「アイスブレイク」があります。インタビュー前に自己紹介の時間を設けたり出身地について雑談したりすることで、自然体でインタビューに答えられるように場の雰囲気を整えられます。そのため、視聴者にリアルな空気感を伝えられたり、相手も本音を言ってくれたりとさまざまなメリットがあるのです。

動きや演出などメリハリをつける

構成や構図にも関わってくるポイントではありますが、ただ1人の人が話すインタビュー動画の場合、流れが単調になってしまい視聴者が飽きてしまうことも考えられます。

とはいえ、出演者は役者ではありませんので、過度な演出は不自然になってしまいます。そこで、編集技術で補うことも想定しておきましょう。
たとえば商品の紹介なら、その商品を使っている場面をワイプ(小窓)で流したり、商品に関連したグラフを表示したりといった方法があります。また、大事なポイントのときは表情が分かるように顔を大きく写すなど、ちょっとした工夫を行うだけでもメリハリある動画に変えられますので、「視聴者が動画を最後まで見たくなるか」という点を意識して編集するとよいでしょう。

完成動画にアイキャッチをつける

動画が完成したからといって、必ずターゲット層に見てもらえるとは限りません。仕上げに、クリック率を高めるためのアイキャッチ画像を用意しましょう。

特にYouTubeに公開することを想定しているのであれば、一覧などで表示したときに目を引く画像(=アイキャッチ)を用意しておくことが大切です。印象的なアイキャッチをつければ、動画の視聴数アップを狙えるため、忘れずに設定しましょう。

インタビュー動画の撮影・編集時のコツについての詳細は、下記記事をご参照ください。
関連記事:インタビュー動画の撮影・編集を行うコツ!作成するメリットや事例を解説

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インタビュー動画の参考事例

採用インタビュー、開発者インタビュー、ユーザーインタビューの3つのパターンについて紹介するので、自社で作る際の参考にできるものがあればぜひ取り入れてみてください。

採用インタビュー|社内のリアルな雰囲気を伝える

営業手法の1つであるインサイドセールスを支援する「ブリッジインターナショナル株式会社」のインタビュー動画です。動画は採用を目的としており、複数の社員に仕事のやりがいや職場のよい点などをインタビューしています。

ただインタビューを行うだけでなく、実際の仕事風景や社員同士が会話をしている様子も動画に取り入れることで、よりリアルな社内の雰囲気を視聴者は感じ取れます

また、インタビューを通して「残業が発生しにくい」「フォロー体制が整っている」と発信したり、動画の後半に福利厚生施設としてマッサージルームを完備していることを伝えたりと、会社で働くメリットがわかりやすく伝えられているので、視聴者の応募意欲を増すことにもつながりえます。


開発インタビュー|開発者の想いが伝わりやすい

クラウド型ERPシステム(統合基幹業務システム)を開発している「株式会社ウィザード」の開発者インタビュー動画です。中小企業向けのサービスであることを冒頭で説明しており、どういった企業に使ってほしいのか、どのような点で他のサービスに対する優位性があるのかを明確に示しています。

また、動画内でシステムの画面サンプルを提示したり、テロップとグレーの背景をセットにして文字を見やすくしたりと参考にできるポイントも多いです。1人へのインタビューながら、首から上を写す「アップショット」と腰から上を写す「ミディアムショット」など複数の構図が用いられているため、画面にメリハリも生まれています。

テキストや画像だけのインタビュー記事よりも、動画のほうが開発者の想いなどが生々しく伝わり、サービスに対する興味関心を高められるでしょう。

ユーザーインタビュー|第三者の声で信頼感を醸成する

トレーニングスタジオ「トライリングス」を運営しているトライリングス株式会社のインタビュー動画です。入会したきっかけや利用後の変化など会員のリアルな声を届けていますが、「実際のお客様」という第三者からの声なので、信頼感の醸成にもつながります。会員の入会目的や性別もバラバラなので、「自分も入会できそう」という気持ちを視聴者に思い起こさせることも可能です。

また、撮影スタッフにもトレーニングを試してもらい、どのような効果があったのかも動画内で発信している点も特徴です。初回利用者でも効果を実感できることを伝えているため、入会を検討している方へのアピールにもつながります。

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まとめ|インタビュー動画の作り方

インタビュー動画は、自社の魅力を発信する方法として多くの会社が導入しています。インタビュー動画を効果的に取り入れることで企業の課題解決にもつなげられるため、本記事で紹介した作り方や注意点などを押さえて動画制作を進めるとよいでしょう。

また、どのようなインタビュー動画を作ればよいのかイメージがつかないという場合は、多くの事例を確認するのもおすすめです。各社の事例を見ることで、どういったポイントに気をつけるべきか、自社で取り入れられるポイントはないかなどを考えることができるので、より動画の質を高められるはずです。

動画幹事では、動画に関するさまざまな情報を発信しているので、今後インタビュー動画を取り入れようとお考えの方はぜひ合わせてご確認ください。

関連記事:インタビュー動画事例まとめ!かっこいい・おしゃれなインタビュー動画のポイントも解説

インタビュー動画の制作をプロに依頼したいという方へ

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コンサルタントのご紹介 動画幹事 コンサルタント 岩田真 岩田 専任のコンサルタントが、
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