- 更新日 2024.07.31
- カテゴリー 目的別おすすめ動画制作会社
病院の採用動画の事例|動画の種類・制作の流れ・活用シーンを紹介
病院の採用数を増やすために、採用動画の制作を検討している方もいるでしょう。しかし、どのようなものを作れば良いのか、イメージできていないところかもしれません。
本記事では、病院の採用動画の事例を紹介します。事例を参考に、自分たちの病院での活用を検討しましょう。
なお、病院採用動画の制作会社の探し方・選び方がわからない!という方は動画幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
病院の採用動画の種類
病院の採用動画には様々な種類があります。採用動画の種類を把握して、病院がどのような動画を作りたいのかを明確にしましょう。
病院の採用動画の主な種類は以下のとおりです。
- 病院・職種・職場紹介:病院・職種・職場の情報や雰囲気を紹介する
- インタビュー:実際に働く人に質問をしてリアルな情報を届ける
- ドキュメンタリー:治療や患者と接するなど実際の仕事風景を紹介する
- 座談会:職員同士が集まって仕事や職場などに関するリアルトークをする
求職者に対して、どのような情報を届けたいのかを考えた上で採用動画を制作しましょう。
病院の採用動画の事例
続いて、病院の採用動画の事例を紹介していきます。
横浜市立市民病院 病院紹介
令和2年5月に新築・移転した横浜市立市民病院の紹介動画です。1人の患者の入院から退院後までをストーリー形式で紹介していることがポイントです。1人の患者に対して、様々な職種の職員が寄り添っているところが映像でみられます。動画を視聴した求職者は、就職後にどのような仕事をするのか、患者と向き合うのかをイメージしやすくなります。
また、病院の外観や病院内の施設なども映像でみられるため、自分が働くかもしれない職場のイメージが可能です。
独立行政法人 国立病院機構仙台医療センター 病院紹介
独立行政法人の国立病院機構仙台医療センターが採用PRをするために制作した病院紹介動画です。動画はアイコンキャラクターの「文太郎」が案内する形でセンターの紹介をしていることがポイントです。キャラクターを出すことで、親しみやすさを感じられます。
冒頭では病院へのアクセス、周辺環境、概要などを紹介したり、病院が大切にしていることを求職者にアピールしたりしています。
また、動画内では実際に働いている人へインタビューをしていることもポイントです。職員のリアルな情報を知ることで、職場の雰囲気や仕事内容などを具体的にイメージできます。さらに、動画の最後に看護師の先輩から求職者へのメッセージを届けており、求職者からの応募につなげています。
医療法人FUKUJIN 病院紹介
医療法人FUKUJINの病院紹介動画です。動画では病院の取り組み・働き方・考え方などを紹介しています。冒頭で「病気を治す+おもてなしの心=気持ちのいい医院」というキャッチコピーを伝えて、病院が大切にしていることをアピールしています。
動画内容のメインは職員へのインタビューです。インタビューでは「会社の魅力は?」「教育体制は?」「どんな方に来てほしいですか?」といった質問に職員が回答しています。動画を視聴した求職者は、病院の魅力はもちろん、どんな人を求めているのかを把握しやすくなっています。
ごとふ動物病院 病院紹介
福岡県にあるごとふ動物病院の紹介動画です。動画の前半は動物病院のアクセスや実績、仕事内容などを紹介しています。実際に動物を治療しているシーンと一緒に仕事内容を紹介することで、求職者はどのような仕事をするのかイメージしやすくなります。
また、動画の後半は動物看護師や院長へのインタビュー形式です。「どんな病院なのか」「将来像」などを伝えており、病院の魅力をアピールしています。さらに、産休や育休制度を紹介することで、働きやすい職場であることが伝わってきます。
医療法人社団紀洋会 暮らし動画
医療法人社団紀洋会の採用動画です。採用動画ですが、病院の紹介というより、暮らしやすさや働きやすさを紹介しているのがポイントです。例えば、自然や伝統行事、風情ある城下町など、病院がある兵庫県丹波篠山市の紹介をしています。暮らしやすさをアピールしており、求職者に「ここで働きたい」と思ってもらいやすくなります。
また、動画の中盤では働きやすさをアピールしているのがポイントです。「シフト勤務が多い介護職員は平日休みが取りやすい」「夜勤明けの翌日は休みでプライベートの予定が立てやすい」などを伝えており、どのような働き方なのかを知ることが可能です。
また、県外からの就職者が増えていることも紹介しています。月額1万円で住める寮、里帰り休暇、自治体への移住・定住に伴う住まいの補助制度を伝えることで、県外からの応募につなげています。
医療法人仁医会 看護師の仕事ルーティン
医療法人仁医会の看護師の仕事ルーティンを紹介する動画です。2020年にあいちリハビリテーション病院へ入職したスタッフ(看護師歴3年目)に1日密着して、仕事内容や働いているスタッフなどを紹介しています。
動画ではただ仕事の風景を映像にするのではなく、映像にあわせてアフレコで仕事の説明をしているのがポイントです。まだ仕事をしたことがない人でも、具体的なイメージを掴みやすくなります。さらに、出勤から退勤までを紹介しているので、求職者は実際の職員のリアルな仕事内容を把握しやすくなります。
また、職員同士が笑顔で話す場面もあり、良い雰囲気の職場であることがわかります。
熊本赤十字病院 外科専攻医の1日
熊本赤十字病院の外科専攻医の1日に密着した動画です。実際に働く映像とともに、字幕で補足情報を伝えています。
動画のポイントは、医師が手術をするシーンが入っていることです。実際の手術シーンをみることで、現場の雰囲気や緊張感などが伝わってきます。
また、動画にはテンポの良いBGMとカット割が使われており、最後まで視聴してもらいやすい工夫を行っています。
済生会中央病院 働く職員の様子紹介
済生会中央病院の働く職員の様子を紹介する動画です。動画は病院で働く日常を切り取った形で医師や看護師などの働く姿を映像にしています。患者に寄り添う姿、真剣な表情で手術をする姿、笑顔でコミュニケーションを取る姿などをみられるので、職場の雰囲気がわかりやすくなっています。
また、本動画では「済生会中央病院で叶えたい夢は?」という問いかけをしていることも特徴です。問いに対して「使命感を持って仕事がしたい」「自分のスキルを活かして仕事したい」など、職員がどのような想いで働いているのかを知れます。そのため、仕事に対する想いに共感した求職者からの応募につながります。
水戸協同病院 研修医の1日
水戸協同病院の研修医の1日に密着した動画です。本動画は職場の音声をそのまま映像にしているので、現場のリアルな雰囲気を感じられます。さらに、救急外来や救急車対応など、緊迫したシーンもみられるため、実際の仕事を把握しやすくなっています。
また、動画内で密着している研修医へのインタビューを載せている点がポイントです。仕事で大切にしていることや職場の魅力、今後の目標を知れて、求職者の興味を高めるきっかけになります。
医心館 介護士インタビュー
医心館で働く介護士にインタビューした動画です。本動画は介護士へのインタビューのみで構成されています。
インタビューでは以下の質問に対して、複数の介護士が回答しています。
- 入職理由
- 担当業務
- 多職種の魅力
- 入職して良かったこと
- 目標・夢
- メッセージ
この動画は、実際に働いている人の雰囲気はもちろん、職員1人ひとりの仕事に対する想いを知れる動画です。そのため、求職者に対して施設の魅力が伝わりやすくなっています。
豊栄病院 先輩インタビュー
豊栄病院の看護師採用をするための先輩インタビュー動画です。母として子を思う優しい女性看護師と地域医療への貢献を目指す男性看護師が、それぞれの思いを語る動画になります。
動画では、就職を決めた理由、仕事の魅力、仕事で大変な部分、目標などを伝えていることがポイントです。患者を笑顔にするために、どんな想いで仕事をしているのかを知れるため、それに共感した求職者からの応募につなげられます。
また、本動画は医療ドラマの予告やダイジェストのような構成であることもポイントです。採用動画ですが、映像作品を楽しむように最後まで視聴が可能です。
東京調剤センター 社員座談会
東京調剤センターの2021年先輩社員の座談会動画です。4人の薬剤師が「在宅医療に取り組んで想像以上に大変だったこと」「休日の過ごし方」など、複数のテーマに対して自分たちの想いや考え、経験などを赤裸々に語っています。
座談会の参加者には、薬局長と新卒入社した薬剤師がいるので、それぞれの立場の回答を聞けます。様々な話を聞けるため、求職者にとって就職先選びで参考になる情報が豊富です。
また、座談会は明るい雰囲気だったり、笑顔が多かったりするので柔らかい雰囲気が伝わってきます。
公立藤岡総合病院 研修医座談会
公立藤岡総合病院の研修医座談会の動画です。1年次研修医の質問に対して、2年次研修医7人が台本無しのぶっつけ本番で回答していることがポイントです。台本がない座談会なので、それぞれの研修医の本音を聞けます。
特に動画後半の「忘れられない患者さんとの思い出」という質問では、患者と関わる医師だからこそのエピソードを聞けます。仕事で大切にしていることや患者との関わり方などを知れるため、求職者が研修医としてどんな働きをしたいのかを考えるきっかけになります。
病院の採用動画を制作する流れ
病院の採用動画を制作する流れは以下のとおりです。
- 目的を明確にする
- ターゲットを絞る
- 伝える内容をまとめる
- 動画の撮影・編集をする
- 公開する
まず採用動画の目的を明確にしましょう。目的によっても、制作する動画の内容が違ってきます。例えば、会社説明会への参加者を増やしたいのか、採用ページの応募者数を増やしたいのかなどが考えられます。
続いて、制作する採用動画が誰に向けた動画なのかを決めましょう。ターゲットごとに作る動画の内容が異なります。ターゲットを絞れると、病院が求める人材に最適な動画の内容を検討しやすくなります。
ターゲットと目的が決まったら、採用動画で伝える内容をまとめましょう。職場や仕事の魅力、アピールポイントなどを絞ります。伝える内容はシンプルにすることで、求職者に情報が伝わりやすくなります。
採用動画で伝える内容をまとめたら、実際に撮影・編集をしていきます。そして、動画が完成したら病院のホームページやSNSなどで公開して、求職者に動画を視聴してもらいましょう。
病院の採用動画の活用シーン・方法
病院の採用動画は、様々な場面で活用されています。これから採用動画を制作したいなら、活用シーン・方法を把握することで、効果的な使い方ができます。
病院の採用動画の主な活用シーン・方法は以下のとおりです。
活用シーン・方法 |
概要 |
採用サイト |
病院の採用サイトに掲載する 採用コンセプトや病院が大切にしていることなどを表現する |
オンライン説明会・Webセミナー |
オンライン説明会やWebセミナーで再生する 病院について詳しく知ってもらうために施設や職種紹介などを行う |
オフライン説明会のオープニング・エンディング |
オープニング動画は説明会参加者の意欲を高めたり、 雰囲気を作ったりするために使う。 採用メッセージやコンセプトなどを伝える エンディング動画は説明会の締めに使われる。 説明会のまとめ、学生へのメッセージなどを伝える |
SNS |
X(旧Twitter)、Instagram、YouTubeなどに採用動画を公開する SNSには病院のことを知らないユーザーが多い可能性が高いため、 病院のことを知ってもらう動画にする |
病院の採用動画を活用するメリット
最後に病院の採用動画を活用するメリットを紹介していきます。
ブランドコンセプトに共感してもらえる
病院の採用動画を活用すると、ブランドコンセプトを伝えられます。ブランドコンセプトとは、病院が果たすべき使命や提供する価値などのことです。採用動画では、病院が大切にしていることを映像として発信できます。
例えば、患者に寄り添うことを大切にしているなら、医師や看護師などの職員が親身になって患者を治療・看護する映像を作れます。そうすることで、求職者がブランドコンセプトに共感しやすくなるでしょう。
仕事内容や施設などの理解が深まる
病院の採用動画を作って公開すると、仕事内容や施設など病院に関する求職者の理解が深まります。採用動画に限らず、動画は映像、テキスト、音楽、声、イラストなど様々な要素を使って情報を伝えられます。そのため、テキストで病院の紹介をするより、採用動画のほうが情報の理解が深まるでしょう。
また、動画はいつでも再生が可能です。求職者が好きなタイミングで病院の紹介動画を視聴して理解を深めてもらえます。
実際に働く姿やキャリアイメージができる
病院の採用動画の活用は、求職者が実際に働く姿やキャリアイメージを掴みやすくなります。職員の密着やインタビュー、座談会などを動画にできるからです。実際に働く人の映像をみたり、声を聞いたりすることで、求職者が入職後の仕事をイメージしやすくなります。
求職者にポジティブな印象を持ってもらえると、会社説明会への参加や採用活動への応募につながる可能性があります。
【まとめ】病院の採用動画を紹介しました
ここまで病院の採用動画を紹介しました。採用動画には、病院の紹介や職員インタビューなど様々な種類があります。病院の採用ターゲットや目的などによって、適した動画を制作しましょう。本記事を参考に、病院の採用動画を制作してみてください。
なお、病院採用動画の制作会社の探し方・選び方がわからない!という方は動画幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
最適な動画・映像制作会社を
プロが選定・紹介します!
※ 気に入った会社が無ければ会う必要はありません。
お急ぎの方は
お電話ください
03-6457-3550
(24時間受付中)
この記事を書いた人
坂田憲亮
専門分野: Webマーケティング
フリーランスのSEOマーケター/Webライター。業界大手の採用メディア制作部を経て30歳を機に独立。各種オウンドメディアのSEO構築、ディレクション、ライティング、取材撮影、デザインまで一環して担当する自称・マルチクリエイターとして多岐にわたり活躍中。