- 更新日 2024.12.01
- カテゴリー 動画制作の事例
金融業界の動画活用事例!銀行・保険・金融機関の商品参考動画をご紹介【2024年12月最新版】
「金融業界で動画コンテンツを活用したい」
「動画制作の際に注意しておくべきポイントを知りたい」
「他の金融機関の動画事例を見たい」
本記事では動画制作を検討されている方に、金融業界における動画活用についてお伝えします。最近、さまざまな業界で動画が活用されており、その流れは業界を超えて浸透しつつあります。金融業界でも、保険や投資信託などの無形商品を目に見える形に映像化して、サービスをわかりやすく伝えている企業もあるようです。
そのような理由から、金融業界の動画活用事例をご紹介。また、動画の活用するメリットについてもお伝えしています。ぜひ、自社の動画活用の参考にしてください。
※なお、制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。
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金融業界が動画マーケティングに取り組むメリット
まずは、金融業界で動画を活用する際のメリットについてお伝えします。
金融情報を視覚的に「わかりやすく」伝える
動画を活用すると、金融情報や商材を視覚的に伝えられます。金融商品は、目に見えない無形である事が多いので、正確に伝えることが難しい商品の1つ。しかし動画を活用することで、アニメーションやCGなどを使って見える化でき、有形商品のように表現すること可能です。結果として、商品の活用方法が伝わりやすくなるので、新規顧客獲得へとつなげられます。
長期的なアプローチにより既存顧客の定着を図る
動画を活用すると、自社の取り組みを長期的にアプローチでき、既存顧客の定着につなげられます。金融商品は、証券や保険など提供する商品自体の性能や品質に大差ないので、組み合わせを変えることでしか差別化が難しいのが特徴。競合との違いを説明しにくい商品です。
そこで自社金融商品の説明に加えて、ビジョンや想いを動画で積極的に配信し、ユーザーとの関係性構築に活用。自社のビジョンに共感してもらうことで、商品ではなくブランディングで差別化できます。
参考にしたい金融業界の動画活用事例
金融業界の動画活用事例をご紹介します。銀行・保険・証券など、計5カテゴリに分けていますので、自社の目的に合わせて参考にしてください。
銀行
静岡銀行クレジットカード「joyca」
動画時間:30秒
静岡銀行の動画活用事例です。キャッシュレスが増えてきている今のご時世に対して、セキュリティ上の心配があるので、受け入れにくいというユーザーの心を代弁するようなストーリーで訴求。その心配に対して同社が返答するというQ&Aを映像化した動画です。
広瀬 すずさんを起用することで、ユーザーに最後まで視聴してもらえるような工夫をしています。
ローソン銀行
動画時間:2分3秒
ローソン銀行の動画活用事例です。ローソン銀行のサービスを、アニメーションとナレーションで解説しており、同銀行のメリットとコンセプトを訴求。ユーザーが何気なく感じているちょっとした不安を例に挙げ、共感することで続きを視聴しやすくしています。
また、同銀行を立ち上げた思いを伝えることで、他銀行との差別化を図っています。
保険
アクサ生命保険
動画時間:7分44秒
アクサ生命保険の動画活用事例です。同社の商品「ユニット・リンク保険」を動画で解説しており、ナレーションとアニメーションでわかりやすく説明。「結論→問題定期→証拠(悩み共感)→結論」という、ユーザーが興味関心を抱きやすいシナリオテンプレートで動画を構成しています。
そのため、動画の時間が7分以上あっても最後まで視聴してもらいやすいです。
証券・FX
日本取引所グループ
動画時間:4分24秒
日本取引所グループの動画活用事例です。同社は会社紹介で動画を活用し、実写・アニメーション・イラストを使いながら会社の魅力を訴求。部署の説明の際、それぞれの現場を背景に使うことで各部署の役目や雰囲気がより伝わりやすくなっています。
動画の最後に、同社のビジョンや役割をまとめとして伝えることで、あたらめてユーザーに伝えたいことをアピールしています。
投資信託
オリックス銀行
動画時間:1分49秒
オリックス銀行の動画活用事例です。「世界社債アクティブファンド」について解説しており、実写・音声・イラスト・テロップを活用しながら視覚的に訴求。背景色とフォントをマッチさせているせいか、映像が見やすくなっています。
バックで流れているBGMが、動画全体の落ち着いた雰囲気をつくりだしています。
三菱UFJ国際投信
動画時間:4分8秒
三菱UFJ国際投信の動画活用事例です。投資信託について、初心者にわかりやすいように基礎的なことから説明しており、アニメーション・図(表)・テキストを活用して訴求。使用しているアニメキャラも馴染みやすいデザインなので、金融の堅いイメージを感じさせないようにしています。
ところどころで活用されているイラストが、動画内容の説明をよりわかりやすくしています。
フィンテック
応研株式会社
動画時間:3分14秒
応研株式会社の動画活用事例です。「大臣フィンテックサービス」の使用方法をスライド形式のプレゼンテーションのように解説しており、テキスト・イラスト・音声で訴求。映像のインパクトより、わかりやすさにフォーカスした動画構成になっています。
フィンテックサービスという、難しいイメージのある商品やサービスを紹介する時に参考になる事例です。
株式会社TKC
動画時間:5分8秒
株式会社TKCの動画活用事例です。「FinTechサービス」の説明を動画で行っており、ナレーションをわかりやすくするために、イラストで補強して動画を構成。実際の操作画面を使って解説することで、操作方法をよりわかりやすく伝えています。
画面左上にあるテロップが、現在解説している部分を表示しているので、道しるべの役割として活用されている点にも注目です。
金融業界で動画マーケティングを成功させるために
金融業界で動画マーケティングを成功させるために重要な1つのポイントをお伝えします。
目に見えない商品だからこそ「雰囲気」を大切に
先ほどもお伝えしましたが、金融商品は目に見えない商材の1つです。金融=「よくわからない」「怖い」というイメージをもたれやすいことがデメリット。そのネガティブなイメージを払拭するためには、動画を活用して自社の伝えたい「イメージ」を表現する必要があります。
そのためにはユーザーに伝えたい金融商品のイメージを決め、それを元に映像化することで訴求できます。たとえば、「わかりやすさ」を伝えたいのであれば、アニメーションを用いて説明に専門用語を使わず、ユーザーが日常で使っているものに例えて表現するなどです。
また動画を活用することで、金融商品を保有する将来的メリットを伝えることも可能。イラスト・図(表)・テロップなどを活用して、視覚的に表現することがポイントになります。
【まとめ】金融業界の動画活用について
本記事では、金融業界の動画活用事例とメリットについてお伝えしました。金融商品は無形のため、本来の価値を伝えるのが難しい商品です。また、金融に対する「よくわからない」「怖い」というネガティブなイメージがあるので、その印象をもとにユーザーが判断します。
動画を活用することで、無形商品を有形商品のように表現して伝えられるので、ポジティブなイメージを訴求可能です。また、会社のビジョンや想いなどを動画で伝えることで、ユーザーとの関係性を築き、息の長い付き合いにつなげられます。
本記事で紹介した内容を参考にしていただき、ぜひ金融業界での動画活用にお役立てください。
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この記事を書いた人
吉崎 孝幸
専門分野: Webディレクション・Webライティング
元パン屋。マーケティングとライティングの面白さにハマり、生地作りから記事作りに転身。現在は店舗ビジネスを中心にWebコンサルティングやWebディレクションを行っている。
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