- 更新日 2024.06.14
- カテゴリー 動画制作の事例
イベント告知動画とは|メリット・制作時のポイント・事例などを紹介
社外のイベントを実施することになり、集客するための告知動画を作りたい方もいるのではないでしょうか。
本記事では、イベント告知動画のメリットや制作時のポイント、事例などを紹介します。これからイベント告知動画を制作したい方は、参考にしてみてください。
なお、イベント告知動画の制作会社の探し方・選び方がわからない!という方は動画幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。
イベント動画制作についてお悩みの方はこちらもチェック イベント動画とは?種類・失敗しない作り方・事例などを紹介
イベント告知動画とは
イベント告知動画とは、企業や団体が主催するイベントやセミナー、発表会などの告知をするための動画のことです。動画を活用することで、テキストよりも短時間で多くの情報を伝えられます。さらに、映像・音・字幕などを使うことで、視聴者の視覚や聴覚に情報を訴えられます。そのため、イベント告知動画を活用すれば、効率的にイベント情報を知らせられるでしょう。
イベント告知動画の種類
イベント告知動画の主な種類は以下のとおりです。
- ティザー動画:イベントの開催を予告する動画
- プロモーション動画:イベントの内容や情報などを伝える動画
- デジタルサイネージ動画:ディスプレイやタブレットなどで流す動画
- オープニングムービー:イベントの開会式や冒頭で流す動画
- エンディングムービー:イベントの閉会や終盤で流す動画
- セミナー動画:イベントを記録して不参加の人に届ける動画
さまざまな種類があるので、自社の用途にあわせて最適な動画を制作しましょう。
イベント告知動画を作るメリット
続いて、イベント告知動画を作るメリットを紹介していきます。
エンゲージメントを向上させられる
イベント告知動画を制作すると、ユーザーのエンゲージメントの向上が可能です。動画は紙媒体とは異なり、視覚と聴覚を使ってユーザーに情報を訴求できるからです。動画を視聴した人は、数秒〜数分の短時間でより多くの情報を得られるため、エンゲージメントが高まりやすくなります。
また、ユーザーのエンゲージメントが高まれば、行動を促しやすくなります。イベントへの参加や商品購入などにつながりやすくなるでしょう。
イベント後の活用もできる
イベント告知を含む動画コンテンツは、紙媒体と違って何回でも利用できます。イベント後に不参加の人に届けたり、他の動画の制作に利用したりできるでしょう。コストパフォーマンスが非常に高いので、社内の共有フォルダなどで大切に保管して、次回以降のイベント告知動画の素材として活用してみてください。
コンバージョンの向上につながる
イベント告知動画は、短時間で多くの情報を伝えられるため、ユーザーのイベントへの興味・関心を高めやすくなります。その状態でイベントへの参加を促せれば、申し込み数や問い合わせ数の増加を期待できるでしょう。イベントのコンバージョンを向上させたいなら、イベント告知動画の利用が効果的です。
SNSで拡散されやすい
話題性の高いイベント告知動画を制作して、ユーザーに面白いと感じてもらえれば、SNSで拡散してもらえる可能性があります。より多くのユーザーに動画を視聴してもらえるので、イベントの認知が高まるでしょう。そして、イベントに興味を持つ人が増えれば、申し込みや問い合わせなどにもつながります。
イベント告知動画を作る流れ
イベント告知動画をスムーズに制作するために、どのような流れで作るのか把握しておきましょう。
主な制作の流れは以下のとおりです。
- 企画を決める:テーマ・目標・目的を考える
- シナリオを作る:動画の構成を考える
- 動画の撮影・素材を作る:映像を撮ったり、動画の素材を作成したりする
- 動画を編集する:カット、BGM・テロップ挿入など映像を加工する
- サムネイルを作る:動画再生前に表示される静止画を作る
- 公開する:WebサイトやYouTube、SNSなどで配信する
1つの動画を制作するための期間は、短くて数日、長いと数週間以上かかるケースもあります。どのような工程でイベント告知動画を作るのか把握して、漏れなく作業を行いましょう。
イベント告知動画を作るポイント
続いて、イベント告知動画を作るポイントを紹介していきます。
目的を明確にする
イベント告知動画を作る際は、目的を明確にすることが大切です。目的がわかれば制作する動画の方向性をイメージしやすくなります。ゴールから逆算して、テーマやコンセプトを決められます。そのため、理想と現実のズレを最小限に抑えられるので、自社が作りたいイベント告知動画を制作できるでしょう。
視聴者目線で作る
イベント告知動画は視聴者目線で作る必要があります。動画を視聴するのはユーザーであり、制作者ではないからです。自己満足の動画は情報が多すぎたり、ターゲットとミスマッチな内容だったりするなど、最後まで視聴してもらえない可能性があります。イベント告知動画を作る際は、視聴者の視点に立って興味を持ってもらえそうな内容にしましょう。
冒頭にキャッチコピーを入れる
イベント告知動画を最後まで視聴してもらうには、冒頭の数秒が非常に大切です。冒頭で視聴者の興味をひければ、動画を最後まで見てもらえる可能性が高まります。そのためにも、キャッチコピーや視聴者が抱える悩み・課題などを入れて興味をひきつけましょう。
画面の動きを止めない
動画を作る際は、基本的に画面の動きを止めないようにしましょう。イベント告知動画は広告の1種なので、画面の動きを止めてしまうと視聴者をひきつけられなくなります。そのため、動画には映像やアニメーションなどを加えてみてください。静止画や文章が多い場合は、動的なモーションを挿入すると良いでしょう。
伝えたいメッセージをまとめる
イベント告知動画を作るなら、伝えたいメッセージをまとめましょう。メッセージが多すぎると、動画を通して何を言いたいのかが理解しづらくなります。動画を制作する目的を明確にしたうえで、メッセージを1〜2つに絞って伝えてみてください。
動画の時間を5分以内にする
イベント告知動画を作る際は、尺を5分以内にしましょう。告知動画はあくまでイベントの情報を伝えるためのものです。動画が長くなると、その分途中で離脱される可能性があります。適切な尺でまとめて、視聴者に簡潔に情報を伝えましょう。
イベント告知動画の事例
最後にイベント告知動画の事例を見ていきましょう。
三井不動産株式会社 ECO EDO 日本橋 2016 ~五感で楽しむ、江戸の涼~
出典:三井不動産株式会社 ECO EDO 日本橋 2016 ~五感で楽しむ、江戸の涼~|YouTube
三井不動産株式会社が日本橋で行ったイベントの告知動画です。2024年4月時点で約4,000回再生されています。
本動画は、イベントの実際の映像を使って様子や雰囲気を伝えています。動画を通して、風鈴、浴衣など夏を涼しく過ごすための日本ならではの文化を感じられるでしょう。
他にも和風のゆったりしたBGMを採用することで、江戸をテーマにしたイベントの世界観を伝えています。
学校法人専門学校 東洋美術学校 70周年記念動画
出典:学校法人専門学校 東洋美術学校 70周年記念動画|YouTube
東洋美術学校の70周年を記念して作られた動画です。2024年4月時点で約2,250回再生されています。
本動画は「70」と「100」という数字が中央に据えられているだけの非常にシンプルな構成です。しかし、モーショングラフィックを使うことで、さまざまなデザインや動きで数字が表現されています。美術学校ならではの洗練されたデザインの動画といえるでしょう。
エビフェス!2021告知動画
2021年に二子玉川で行われた「エビフェス!」のイベント告知動画です。2024年4月時点で約1,040回再生されています。
本動画では、過去のイベントの映像や写真などを使ってイベントの魅力を伝えています。動画の特徴は、冒頭で過去のイベント映像を流している点です。イベントを知らない人でも様子や雰囲気を知りやすくなっています。
また、イベントの魅力を1つずつ丁寧に説明しているのもポイントです。例えば、夢のキッチンカーを紹介するパートで実際の料理の写真を挿入することで、視聴者に「食べたい」と感じてもらえてイベントへの参加を促せるでしょう。
鹿児島県曽於市 曽於市で誕生するミライ
出典:鹿児島県曽於市 曽於市で誕生するミライ|YouTube
鹿児島県曽於市の魅力を告知する動画です。2024年4月時点で約300回再生されています。
本動画は、曽於市出身の彼女と結婚に踏み切れない20代男子が主役のストーリー形式で市内の魅力を紹介しています。動画内には観光名所や特産品を提供する飲食店などのスポットが登場するので、ストーリーを楽しみながら市の魅力を知れるでしょう。
横浜謎解き街歩き
横浜謎解き街歩きイベントの告知動画です。2024年4月時点で約2.6万回再生されています。
本動画では、実際に2人の女性が謎解きをする映像を使ってイベントの遊び方を紹介しています。動画の特徴は、謎解きをするだけでなく、ゲームを楽しみながら横浜の街歩きも楽しめることを伝えている点です。ゲームに参加しなければ訪れないような場所に行く体験ができるので、視聴者のイベントへの興味を高められるでしょう。
株式会社コーユービジネス ロジスグラス
出典:株式会社コーユービジネス ロジスグラス|YouTube
株式会社コーユービジネスが提供する商品「ロジスグラス」の展示ブースでの商品紹介動画です。2024年4月時点で2,220回再生されています。
本動画は実写とアニメーションを活用して、商品紹介をしています。非常にインパクトのある動画になっており、クオリティが高く、来場者が目をひくような仕上がりです。また、専門用語を使わないで商品説明がまとめられているので、商品に詳しくない人でも魅力を簡単に知れるでしょう。
四日市競輪
四日市競輪のイベント告知動画です。2024年4月時点で約4万回再生されています。
本動画の特徴は、前半と後半で全く異なる演出をしている点です。前半はイベントのキャッチコピーと開催情報が説明されます。しかし、8秒あたりから突然映像が転調して過去イベントの映像が流れます。迫力のあるレース映像を見られるので、視聴者の目線を釘付けにできるでしょう。
Future of Work Japan 2018
出典:Future of Work Japan 2018|YouTube
Future of Work Japan 2018というイベントのオープニング動画です。2024年4月時点で約8,300回再生されています。
本動画の特徴は、非常にクオリティの高いアニメーションが使われている点です。現代のビジネスを取り巻く状況は「産業構造の変化」「グローバル化」「飛躍的な技術進歩」などの要因から予測が困難です。常に激しい変化を繰り返している現代と、細胞分裂をしているようなアニメーションがマッチしており、思わず見入ってしまう仕上がりになっています。
生駒市 IKOMA SUN FESTA
出典:生駒市 IKOMA SUN FESTA|YouTube
奈良県生駒市のファミリーイベント「IKOMA SUN FESTA」の告知動画です。2024年4月時点で約5,000回再生されています。
本動画の特徴は、過去イベントの様子をふんだんに使っている点です。動画を見るだけで食べる・遊ぶ・体験するといったイベントの魅力を知れます。文字が最小限に抑えられていることで、映像からダイレクトにイベントの雰囲気を味わえるようになっています。
株式会社サイバー・バズ
株式会社サイバー・バズの採用サイトのファーストビュー用として作られた動画です。2024年4月時点で約2,350回再生されています。
本動画は、タイポグラフィでメッセージを端的に伝えていることが特徴です。そもそも同社はインフルエンサーサービスやSNSマーケティングなどを手がける会社です。デザイン性に優れた動画にすることで、技術力が高いという企業ブランディングにつながっているでしょう。
【まとめ】イベント告知動画を紹介しました
ここまでイベント告知動画を紹介しました。イベント告知動画はイベントやセミナーなどを知らせるために使われています。そして、作ることでエンゲージメントの向上やSNSでの拡散などのメリットがあります。本記事を参考に、イベント告知動画の制作を検討してみてください。
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この記事を書いた人
坂田憲亮
専門分野: Webマーケティング
フリーランスのSEOマーケター/Webライター。業界大手の採用メディア制作部を経て30歳を機に独立。各種オウンドメディアのSEO構築、ディレクション、ライティング、取材撮影、デザインまで一環して担当する自称・マルチクリエイターとして多岐にわたり活躍中。