社員インタビュー動画は4種類|事例・作るメリット・質問例も紹介【2024年最新版】

社員インタビュー動画

社員インタビュー動画は企業の魅力をアピールするだけでなく、採用、会社紹介など幅広く活用できます。採用を増やしたり新たな商品を開発して、社員自らが会社や商品について直接答える動画を作れば、視聴者は会社や商品に対してより信ぴょう性を感じます。

とはいえ、初めて社員インタビュー動画を作るとなると、

「どんな社員インタビュー動画を作ればいいか分からない」
「そもそも自分たちで作れるのか」
「動画内ではどのような質問をすればいのか」
などと悩ましい点も多いはず。

本記事では、社員インタビュー動画の種類から事例、制作するメリット、相場などを解説します。インタビュー動画を制作するか検討中という人も、最後まで記事を読めば社員インタビュー動画を自社でも取り入れたくなるはずです。

※現在、社員インタビュー動画の制作を考えていて、動画の制作を依頼したい方は動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。

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目次
  1. 1. 社員インタビュー動画の種類
    1. 1-1. 1人の社員に焦点を当てるタイプ
    2. 1-2. 複数の社員を出演させるタイプ
    3. 1-3. 対談・座談会形式のタイプ
    4. 1-4. 密着型タイプ
  2. 2. 社員インタビュー動画の参考事例
    1. 2-1. おしゃれな動画の事例
    2. 2-2. かっこいい動画の事例
    3. 2-3. 面白い動画の事例
  3. 3. 社員インタビュー動画を作るメリット
    1. 3-1. 企業への信頼感に繋がる
    2. 3-2. ミスマッチ採用が減る
    3. 3-3. 会社説明会や展示会などに活用できる
  4. 4. 社員インタビュー動画の質問例
    1. 4-1. 会社の魅力を引き出す質問
    2. 4-2. 仕事内容を理解してもらう質問
    3. 4-3. 私生活に関する質問
  5. 5. 社員インタビュー動画を作る際のコツ・注意点
    1. 5-1. 台本などの準備が必要
    2. 5-2. 視聴者を飽きさせない演出を取り入れる
    3. 5-3. 社員の紹介動画にならないように注意する
    4. 5-4. プライバシーは考慮する
    5. 5-5. ネガティブな面も伝える
  6. 6. 社員インタビュー動画の外注費用相場
  7. 7. 社員インタビュー動画まとめ

社員インタビュー動画の種類

社員インタビュー動画には、いくつかの種類があります。実際に社員インタビュー動画を作る際、どのような動画が最適か、動画選びの参考にしてみてください。

1人の社員に焦点を当てるタイプ

■メリット

出演者が1人のため、予算が少なく済み、撮影のスケジュールも組みやすいです。
視聴者は、他に目移りすることなくインタビューを受けている1人の社員の話を集中して視聴できるため、動画の内容が印象に残りやすくなります。

■デメリット

出演者が1人な分、代わり映えしない動画になってしまいがちです。

そのため、視聴者が退屈しないようにカットやアングル、撮影場所にこだわる必要があります。1人の社員のインタビュー内容を1つの動画で全て公開するのではなく、part1では業務内容について,part2では将来のビジョンについてなど、複数に分けてシリーズ化することで動画の続きが気になるようになり、視聴者を飽きさせません。

■おすすめの企業

動画公開まで時間がない企業、予算を少しでも抑えたい企業

複数の社員を出演させるタイプ

■メリット

立場や職種の違う複数の社員にインタビューすることにより、学生だけでなく、既に働いている世代など、幅広い層の視聴者が共感しやすい動画になります。

例えば、学生に向けた新卒社員のインタビューで「会社に入って最初に任された仕事は?」「入社前と入社後のギャップ」など、より具体的な業務内容や就職後の本音を聞きます。そのため、学生が実際に就職した際のビジョンを描きやすくなったり、企業に対して不安感がなくなれば応募もされやすくなります。

■デメリット

複数の社員が出演するため、制作時間や費用が「1人の社員に焦点を当てるタイプ」よりもかかります

■おすすめの企業

新卒だけでなく幅広い年齢層や職種の採用を希望する企業

対談・座談会形式のタイプ

複数の社員同士が対談、座談会をしながらインタビューする動画です。求職者だけではなく、消費者が見ても面白味のある動画です。

■メリット

対談、座談会形式のインタビュー動画は社員同士の緊張もほぐれ、話しやすい環境になりやすいです。
例えば、入社後の失敗談などを誰かが最初に暴露する流れで、他の社員も自分のことが話せるようになり、1人のインタビューでは引き出せないような内容を引き出せることがあります。

上記の動画事例のように台本がない場合、社員同士のやり取りにリアルさがあり、仲の良さなどが視聴者に伝わります。

■デメリット

対談・座談会タイプは大まかな撮影の流れはあっても、台本がないことがほとんどです。そのため、最終的にどのような動画が完成するか読めないこともあります

■おすすめの企業

社員の仲や会社の雰囲気を中心に伝えたい企業

密着型タイプ

特定の社員に密着してインタビューするドキュメンタリー風の動画です。

■メリット

「自分がこの会社に入社したらどんな生活を送ることになるのか」と、視聴者が自分の将来を想像しやすく、共感が得やすい動画になります。

■デメリット

密着型なので、出演者は1人であっても撮影場所が多くなり、その分撮影時間も伸び、費用もかかってきます

■おすすめの企業

出演者が1人でも代わり映えのある動画をつくりたい企業

もっとインタビュー動画を見たいという人は以下の記事を参考にしてみてください。

参考記事インタビュー動画事例まとめ!かっこいい・おしゃれなインタビュー動画のポイントも解説

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社員インタビュー動画の参考事例

ここでは自社でインタビュー動画を作る際の参考になる動画を紹介します。

おしゃれな動画の事例

求職者に向けた、佐川グローバルロジスティクスの社員インタビュー動画で、一人の社員に密着したドキュメンタリーになっています。いきなり密着が始まるのではなく、動画の冒頭、映像をキラキラさせる演出で本編の映像と差別化したおしゃれなオープニングを採用し、視聴者の興味を引き付けます

ナレーションつきで聞き取りやすく、細かいタイムスケジュールの記入、専門用語は注釈入りで内容が分かりやすいです。

また、社員の想いが強い部分「自ら考えた付加価値で会社に貢献する」のテロップを大きく強調させているのが、この動画のおしゃれ演出のポイントです。

かっこいい動画の事例

求職者に向けた、ソニーの社員インタビュー動画です。

動画の冒頭部分は映像とBGMだけの演出で、オフィスの様子を伝えているのが印象強いです。あえて字幕を入れないことで、社員がオフィスを歩いていたり、仕事をしている様子、社員の表情に注目させる演出が社員のかっこよさをさらに磨く動画になります。複数の社員にインタビューし、カットごとに場所やアングルを変えて社員のスマートさを表現し、視聴者を飽きさせません

面白い動画の事例

求職者だけではなく消費者が見ても面白い株式会社ロフトの座談会形式の社員インタビュー動画です。

インタビューの台本がなく「実際に働いてみて感じた入社前と入社後のギャップ」「ロフトでやらかした一番の失敗と反省」など、箱に入っているお題から話が広がっています。暴露話のような内容になっていくのが斬新で面白い動画です。

他にも、トークテーマが変わるごとに、かわいい効果音をつけ、視聴者の関心を引き戻す効果があります。また、「え?」「ありますよね?」など社員が自然と発した言葉に字幕をつけることで、いかに社員が自然体であるかを強調。
社員同士の仲の良さが視聴者に伝わる動画になります。

入社後のミスを社員同士で暴露し合い、企業の良い面ばかりではなく、ネガティブな面も伝えることで、視聴者に「正直な会社だ」といった印象を与え、企業への信頼性も高まります

もっとインタビュー動画の事例が見たいという人は以下の記事を参考にしてください。
参考記事インタビュー動画事例まとめ!かっこいい・おしゃれなインタビュー動画のポイントも解説

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社員インタビュー動画を作るメリット

社員インタビュー動画を作るメリット

種類や事例を見て社員インタビュー動画のイメージはつかめたものの、そもそもインタビュー動画を取り入れるべきかまだ決まっていない、検討中の企業も多いはず。

企業への信頼感に繋がる

社員インタビュー動画で、社員が単に商品やサービスの魅力をアピールするのではなく、商品ができるまでの過程や裏話、苦労話を話すことによって、社員の商品やサービスへの想いが視聴者に伝わりやすくなります。そのため、企業への信頼感につながり、商品やサービスへの購買欲を掻き立てるのです。

ミスマッチ採用が減る

社員インタビュー動画によって、就職希望者には社員同士の仲の良さや会社の雰囲気がリアルに伝わります。そのため、退職率が減ってミスマッチのない採用にもつながるのです。

会社説明会や展示会などに活用できる

社員インタビュー動画は会社の魅力を伝えるだけではなく、採用動画や会社説明動画として、会社説明会や企業HPなど多くの場で活用できます。一度、動画を制作すれば、翌年の採用の際に動画を使うことができ、制作費用が1回で済みます。TwitterやFacebookなどのSNSで拡散も可能です。

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社員インタビュー動画の質問例

社員インタビュー動画のメリットも把握して自社で動画を作る際、会社の魅力を伝えるために、社員への質問選びは重要です。
ここでは「社員インタビュー動画でどんな質問をすればいいのか分からない」という人に、インタビュー時の質問例をいくつか挙げていきます。

会社の魅力を引き出す質問

【質問例】
・入社を決めた要因は?
・入社前と入社後のギャップは?
・入社してよかったと感じていることは?

このような質問は、企業側には分からない「現場で働く社員だからこそ感じる会社の魅力」を聞き出せます。社員が話すことにより信憑性が増し、企業のイメージアップにもつながります。

【質問例】
・会社の経営理念をどう思いますか?

会社の上層部やトップが会社理念を説明すると押しつけがましいですが、社員が会社理念に対して、持論を展開し、本音ベースで話すことで、親しみやすくなります。経営層が持つ理念とはまた違ったとらえ方や考え方を垣間見れて、会社を身近に感じることができます

仕事内容を理解してもらう質問

【質問例】
・所属部署、チームの説明をお願いします
・最初に任された仕事は?
・今している仕事の内容は?

企業側が説明するよりも、実際に現場で仕事をしている社員が直接説明するほうが、仕事内容が具体的で分かりやすくなります

【質問例】
・仕事で大変だったことは?
・仕事のやりがいは?
・今後どのようなポジションにつきたいか?
・理想のキャリアは?

このような質問をすることで、応募者が元々興味のあった分野以外の業務内容にも関心を持つことがあります。

私生活に関する質問

【質問例】
・勤務後は何をしていますか?
・休みは月にどのくらいありますか?
・休みの日はどのようにして過ごしていますか?

社員のキャラクターを明らかにするような質問も、社員インタビューでは視聴者に会社のことを知ってもらうために重要です。社員がどれだけ充実した休日を過ごせているかで、入社後、仕事とプライベートが両立できているかどうかの判断材料になります。

【質問例】
・趣味は?
・最近ハマっていることは?
・家族構成は?

一歩踏み込んだプライベートな質問をすることで、社員に対して親しみがわくと同時に、会社にも親しみを持ちやすくなります。「こんな社員と一緒に仕事をしたい」と視聴者に思わせることで、求人応募率も上がり採用につながります。

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社員インタビュー動画を作る際のコツ・注意点

社員インタビュー動画を作る際のコツ・注意点

台本などの準備が必要

社員インタビューを作る際は、ぶっつけ本番ではなく、台本や原稿などの事前準備が必要です。質問内容などは事前にインタビューする相手に伝え、質問の答えを用意してもらうことで、スムーズに撮影が進みます。

視聴者を飽きさせない演出を取り入れる

視聴者を飽きさせないためにも、撮影場所、カット、アングルにはこだわる必要があります。人物だけではなく、オフィスの様子を伝える動画を入れるといいです。BGMも、動画全体を通して同じものを使うのではなく、シーンによってBGMを変えることがおすすめです。社員の意思が強い部分、本音を話す部分はテロップなどを入れ他の部分より目立たせる工夫が必要です。

社員の紹介動画にならないように注意する

社員インタビュー動画は、あくまでも会社や商品の魅力を伝える動画です。会社の魅力を引き出せる質問を選び、社員の紹介動画になってしまわないように注意する必要があります。

プライバシーは考慮する

プライバシーな質問も、1歩間違えばプライバシー侵害とも捉えられます。そのため、撮影時に出演者には無理なく答えられる範囲内での質問をする、実名は伏せペンネームでの出演をOKにする、家など個人が特定できるような内容は避けるなどに心がけましょう。

ネガティブな面も伝える

会社の良い点ばかりではなく「こんな苦労があったが、このようにして乗り越えた(あるいは対策中)」という本音・ネガティブな面も伝えてみるのも工夫の一つです。すると、「あえてネガティブなことも伝えるのは正直な会社で信用できる」と思ってもらえ、視聴者の心に刺さりやすく共感を持てる動画になります。

※現在、社員インタビュー動画の制作を考えていて、動画の制作を依頼したい方は動画幹事にご相談ください。予算や目的をヒアリングし、最適な会社を選定します。相談料も紹介料も一切かかりません。

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社員インタビュー動画の外注費用相場

初めて社員インタビュー動画を制作するという企業は、プロの制作会社に任せるのが無難でしょう。

動画の種類

相場

撮影条件

動画の長さ

制作期間

インタビュー

10~30万円

ロケ:1ヶ所

キャスト:社員

機材:1カメラ

120秒以内

2週間

~

 1か月

インタビュー

社内風景

30~80万円

ロケ:2ヶ所

キャスト:社員

機材:1カメラ

180秒以内

1

 ~

     1.5か月

密着取材

80~200万円

ロケ:2~3ヶ所

キャスト:社員

機材:1~2カメラ

オーダーメイド

1.5か月

~

2か月

社員インタビュー動画の相場は人数、撮影規模によって変わります。インタビューだけの撮影は10~30万円、社内などの風景も撮影する場合は30~80万円、密着して撮影する場合は80~200万円ほどかかってきます。

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社員インタビュー動画まとめ

社員インタビュー動画は採用動画や会社説明動画など、様々なシーンでの活用が可能です。制作時のポイントとして、ぶっつけ本番はNG、原稿や台本を事前に準備して、撮影の際は撮影やアングルにもこだわる必要があります。

自社でも制作は可能ですが、初めて社員インタビュー動画を作る企業は制作会社に依頼すべき
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