ドローン空撮動画の費用と料金相場を徹底解説【2024年最新版】

ドローン空撮動画の費用と料金相場を徹底解説

空撮といえば真っ先に想起されるほどドローンは動画撮影でお馴染みになりました。高所から俯瞰した全景の映像だけでなく、クレーンやレールの代わりにオフィス内の風景や人物を追う「追跡型ドローン」の低空撮影も活躍し、ますます需要が増えています。

その一方で、次のような悩みもつきもの。

・どれくらいの費用か分からない
・ドローン空撮動画の相場は?
・制作会社の公式サイトだけじゃ選べない

そこで、本記事では費用が分かりにくいドローン空撮を依頼する際の料金・相場を解説。さらにドローン空撮を依頼するときの注意点も2つ紹介していますので参考にしてください。

※動画制作を依頼したいが選び方がわからない!という方は動画幹事にご相談ください。
あなたの要件を丁寧にヒアリングし、最適な制作会社をご紹介します。

【無料】ドローン空撮におすすめの動画制作会社を紹介してもらう

目次
  1. 1. ドローン空撮動画の相場と料金
    1. 1-1. 10〜30万円の内訳
  2. 2. ドローン空撮動画の料金・費用の事例
    1. 2-1. 空撮パッと!!
    2. 2-2. 株式会社ドローンエンタープライズ
    3. 2-3. ドローン空撮.com
  3. 3. ドローン空撮動画の料金・相場で注意したいポイント
    1. 3-1. 空撮できない区域がある
    2. 3-2. 天候(風)による事故やキャンセルに注意
    3. 3-3. ドローン空撮時の保険内容を確認する
  4. 4. 【コラム】ドローンは室内撮影でも活用できる
  5. 5. ドローン空撮動画の費用と料金相場まとめ
    1. 5-1. 動画制作をプロに依頼したいという方へ

ドローン空撮動画の相場と料金

ドローン 相場

ドローンで撮影する相場は10〜30万円が目安です。映像撮影料が8〜12万円、残りが編集料。トータル20万円以内で収まることが大半で、4K、8Kなど高画質にこだわる場合はドローンの機体や搭載するカメラが変わるので30万円近くになります。

色が美しいシネマカメラなど重い機材を搭載する場合は業務用のドローンを使用することがあり、10万円台の一般的なドローンと違い「風に揺られにくい」「重いカメラも積載できる」「フライト可能時間が長い」などハイスペックになるため撮影料金も高額。

撮影技術にほぼ差はありませんが、高価なドローンやカメラを使うことで映像の幅が広がります

10〜30万円の内訳

映像撮影料

ドローン空撮をメインとする動画の撮影料金。編集なしの撮影のみの場合は8〜12万円です。

フライト料

追加料金です。1日〇万円、1時間◯万円と規定している会社もあります。映像撮影料金は1箇所のみが基本。場所の移動や日にちを変更して撮影する場合は追加料金が発生します。

キャンセル料金

雨天、強風などで中止になった場合にかかる費用です。金額は〇〇円や総料金の〇%など、制作会社によって異なります。悪天候による撮影不可の場合、キャンセル料金がかからないところもあるので制作会社に確認しておきましょう。

編集料

動画の編集料金です。空撮した映像の編集料金は10〜30万円に含まれていますが、動画のオープニング映像の編集次第では料金が追加される場合があります。動画全体の編集も込みでいくらになるかは制作を依頼する際に確認してください。

出張費・交通費

制作会社のスタッフの出張費は別途かかる場合がほとんどです。交通費・宿泊費など、どれくらい費用が発生するかは事前に確認しておきましょう。

撮影申請料

ドローン撮影における申請料です。例えば都内での撮影は50,000円前後、撮影申請料がかかります。制作会社によってドローンの撮影許可の申請料が別途になっている可能性もあるため、事前に確認してください。

【無料】おすすめのドローン空撮動画制作会社を紹介してもらう

ドローン空撮動画の料金・費用の事例

ここでは、実際の動画制作会社の料金事例を見ていきましょう。

なお、ドローンや空撮に強い動画制作会社をお探しの方は、下記の記事も参考にしてください。
関連動画ドローン撮影のおすすめ動画制作・映像制作会社まとめ
関連記事空撮におすすめ動画制作・映像制作会社まとめ

空撮パッと!!

空撮パッと!!

空撮パッと!!は宮城県仙台市にある株式会社クロマテックシステムズが運営するドローン空撮のサービスです。

料金が明確で、事前の下調べがしやすい特徴があり、保有機体はすべて対人対物保険加入済み。そして日本全国包括許可を取得済みなので、多くの場所で許可申請なく撮影が可能です。

・撮影料金
一般的な撮影:130,000円/日
高解像度の撮影:150,000円/日(上限5フライト)
追加フライト:5,000円/1フライト
許可が必要な空域での飛行:基本料金の一律20%

株式会社ドローンエンタープライズ

株式会社ドローンエンタープライズ

株式会社ドローンエンタープライズは東京都中央区で年間200案件ドローン空撮を行う動画制作会社です。フライト数に制限なしのシンプルな料金設定で、安室奈美恵「Dear Diary」のミュージックビデオのドローン撮影や、GINZA SIXの屋内ドローン撮影などの実績があります。北海道や福岡でも撮影を行なっているので、全国への出張も可能です。

・撮影料金
スタンダード3h撮影費:75,000円
1日撮影費:135,000円

出張費:
東京・神奈川・千葉・埼玉は無料
群馬・栃木・茨城・山梨・静岡東部:1万5000円
他エリア:2万~8万円

キャンセル料金:
天候不良(雨天・強風)による飛行不可と前日までに同社が判断した場合はキャンセル・延期が無料

ドローン空撮.com

ドローン空撮.com

ドローン空撮.comは東京都港区にある株式会社A.L.I.Technologiesが運営するドローン空撮のサービスです。静止画の撮影からPR動画の制作まで3つのプランを用意し、制作実績は600社1,500件以上。

全国1,500名以上のパイロット網があり場所を問わず撮影可能であることも強みです。

・撮影料金
静止画プラン:30,000円〜
静止画+動画プラン:50,000円〜
映像制作プラン:200,000円〜(ドローン空撮以外の通常撮影も含む)

・キャンセル料金
撮影7日前のキャンセル:各サービス料金の25%
撮影前日のキャンセル:各サービス料金の75%
撮影当日のキャンセル:全額100%のキャンセル料金

※なお、制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。
予算や目的を丁寧にヒアリングし、あなたに最適な動画制作会社をご紹介します!

【無料】ドローン撮影に強い動画制作会社を紹介してもらう

ドローン空撮動画の料金・相場で注意したいポイント

空撮できない区域がある

小型無人機等飛行禁止法

画像出典:国土交通省

ドローンの空撮は「小型無人機等飛行禁止法」によって飛行できない区域があり、無人航空機を飛行させる場合には、国土交通大臣の許可を受ける必要があります。

例えば150m以上の空域、空港周辺、政府機関・他商業施設などの人口集中地区の上空が禁止区域に該当し、事前に制作会社に確認するか、自社で地方航空局に確認する必要があります。

  • 東京航空局(管轄:北海道・東北・関東・甲信越・静岡地方)
  • 大阪航空局(管轄:東海3県・北陸3県・近畿・中国・四国・九州・沖縄地方)

制作会社のサイトに「国土交通省より全国包括許可を取得している」 と記載ある場合は、空港周辺と150m以上を除く地域は基本的に申請なしで撮影可能なので、選ぶときの目安にするといいでしょう。

天候(風)による事故やキャンセルに注意

ドローン空撮時のアクシデントは珍しくありません。強風の場合は事故のリスクがあり、撮影可能かどうかの判断は制作会社に委ねることになります。強風や雨などの悪天候によって撮影ができない場合があり、その際キャンセル料が発生するかは事前に確認しておいた方がいいでしょう。

悪天候による撮影中止により、制作の遅れやリスケが困難な場合もあるので、あらかじめリスクは想定しておいてください。

先ほど紹介した「空撮パッと!!」によると、撮影可能な風量の目安は次のようになっています。

最良:2m/s以下 良:5m/s以下 可:8m/s以下

ドローン空撮時の保険内容を確認する

保険の種類

保険内容

対人保険

ドローン空撮中に人を巻き込んで怪我などさせてしまった場合、保険会社

から支払われる補償

対物保険

ドローンが墜落し、建物や車などを破損させてしまった場合、保険会社

から支払われる補償

プライバシーの侵害

ドローン空撮によって、写真や映像に人や建物が映り込んだことによる

プライバシー侵害の訴訟を受けた場合、保険会社から支払われる補償

二次災害による保険

ドローンやカメラなどが公共物に当たって出火し、火事などの二次災害

起きた場合の損害に対して保険会社から支払われる補償

ドローン空撮では、主に上の4つのリスクが考えられます。万が一の場合、制作会社が保険に入っているのかは事前に確認しておいてください。

ほとんどの制作会社は保険に加入しており、1事故につき5億円、10億円まで保証ありなどの記載があります。その上で、上の4つのアクシデントに対応しているか、またフリーランスや個人のカメラマンに依頼する場合は損害保険の加入の有無も確認しましょう。

【無料】おすすめのドローン空撮動画制作会社を紹介してもらう

【コラム】ドローンは室内撮影でも活用できる

ドローンは外観の空撮のイメージが強いですが、最近では室内での撮影によく利用されています
会社や学校、店舗などの撮影でカメラを移動する際、クレーンやレールを使うと数万〜数十万円の費用がかかってしまいます。

そのため、ドローンを使うとカメラの移動がスムーズで、機材の撤収もしなくて良いので、撮影費や撮影日数を削減することができるのです。

【無料】おすすめのドローン空撮動画制作会社を紹介してもらう

ドローン空撮動画の費用と料金相場まとめ

以上、ドローン空撮動画の相場を解説してきました。もう一度ポイントを整理します。

◎ドローン空撮動画の相場
10〜30万円

◎ドローン空撮動画の注意点
・空撮できない区域がある
・天候(風)による事故やキャンセルに注意
・ドローン空撮時のの保険内容を確認する

ドローンは高所からの俯瞰映像だけなく、被写体と一緒に移動する追跡撮影にも重宝される機材です。会社紹介動画や、サービス・商品紹介動画など、さまざまな場面で活用してください。

※動画幹事には、その他の動画制作の費用・相場を解説した記事もあるのでご参考ください。

関連記事動画制作の相場・料金を徹底解説!費用を抑えるコツも紹介!

動画制作をプロに依頼したいという方へ

なかなか自分で探す時間がない・そもそも制作会社の違いが分からないという方は動画幹事にご相談ください。動画幹事は、あなたに最適な映像制作会社を「人力で」マッチングするサービス。

専門のコンサルタントが丁寧にヒアリング、予算や目的に合わせて最適な会社を選定・紹介します。

コンサルタントのご紹介 動画幹事 コンサルタント 岩田真 岩田 専任のコンサルタントが、
お客様の予算と目的を丁寧にヒアリング。
最適な会社をピックアップ・ご紹介させていただきます!
初心者の方でも安心してご相談いただけます。

相談料は「完全無料」。まずは相場の情報を知りたいなどの情報提供のみでも大丈夫です。
お気軽にご連絡ください!

【無料】おすすめのドローン空撮動画制作会社を紹介してもらう