かっこいい企業動画を作りたい!期間や予算、事例まとめ【2024年4月最新版】

企業紹介や採用活動、商品・サービス紹介など、企業の様々なプロモーションに活用されている動画ですが、「インパクトのあるかっこいい動画を作りたい」とお考えの担当者様も多いことでしょう。

ですが、実際にかっこいい動画を作ろうとしても、具体的なイメージが湧かない、作り方が分からないなどで悩んでしまうケースも珍しくありません。

本記事では、かっこいい企業動画の事例やかっこいい動画を制作するためのポイントをご紹介。プロに動画制作を依頼する場合の費用・納期の目安や発注から納品までの流れなども詳しくお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

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目次
  1. 1. かっこいい「企業動画事例」
    1. 1-1. 企業紹介
    2. 1-2. 採用動画
    3. 1-3. 製品プロモーション
    4. 1-4. サービス紹介
    5. 1-5. 食品
  2. 2. かっこいい動画を制作するためのポイント
    1. 2-1. 伝えたいこと、目的を明確にする
    2. 2-2. ストーリー性をもたせる
  3. 3. プロに動画制作を依頼する場合の相場
    1. 3-1. 制作費用
    2. 3-2. 納期
    3. 3-3. 発注から納品までの基本的な流れ
  4. 4. 【まとめ】かっこいい動画制作について
    1. 4-1. かっこいい動画をプロに任せたい方へ

かっこいい「企業動画事例」

企業紹介

TAGUCHIグループ 会社案内【TAGUCHIグループ】

動画時間:1分38秒

TAGUCHIグループの会社案内の動画です。

建設機械用アタッチメントの製造や修理・メンテナンス、解体など、グループが展開する事業を実写とCGを組み合わせて紹介。それらの映像に壮大な雰囲気のBGMが加わることで、まるで映画の予告シーンを見ているかのようなかっこいい動画に仕上がっています。

ワークポートWeb CM【株式会社ワークポート】

動画時間:15秒

株式会社ワークポートの会社紹介動画です。

プロボクサーの井上尚弥選手を起用し、スパーリングに合わせて転職に悩む人を後押しする言葉を投げかけるかっこいい動画になっています。動きにも言葉にも力強さがあり、15秒という短時間でも心に響くインパクトのある動画です。

採用動画

森下仁丹 第四新卒採用「オッサンたちへ」編【株式会社森下仁丹】

動画時間:1分17秒

株式会社森下仁丹の採用動画です。

「オッサンたちへ」という言葉から始まり、第一線から退いた人やずっと同じ場所から抜け出せない人、引退してもまだやれると感じている人が想いを語っていきます。モノクロの映像に低めのトーンのナレーションと落ち着いた雰囲気もありながら、「自分たちが主役だ」と熱い想いを抱き一歩踏み出せるようなかっこいい動画に仕上がっています。

採用動画「尖ったヤツだけやってこい」【RFA digital brains株式会社】

動画時間:4分

RFA digital brains株式会社の採用動画です。

動画タイトルが「尖ったやつだけやってこい」なので、同社が求める人材像を明確に伝えている動画。社員のインタビューを聞くだけでも、同社のコンセプトが伝わる表現になっています。カメラワークがかっこいい動画です。

製品プロモーション

Adidas Ultraboost 19【Adidas】

動画時間:30秒

Adidasのランニングシューズ「UltraBOOST 19」のプロモーション動画です。

実写とアニメーションを組み合わせ、走るという行為をかっこよく表現。主なターゲットである若者に響く刺激的な演出が施されており、思わず目を奪われるかっこいい動画に仕上がっています。

YORO JAPAN CRAFTED プロモーション動画【ミズノ】

動画時間:3分1秒

ミズノのゴルフクラブ「YORO JAPAN CRAFTED」のプロモーション動画です。

ゴルフクラブ製造工場の様子と職人のインタビューで構成されており、職人のプロ意識と匠の技によって作り出される高品質のゴルフクラブであることを紹介。職人たちの日々の熱き戦いが伝わってくるようなBGMもかっこいい動画です。

サービス紹介

ミュージックアプリWebCM【AWA】

動画時間:30秒

株式会社AWAが提供する音楽ストリーミングサービス「AWA」の紹介動画です。

奥行きのある3DCGを活用し、洗練されたかっこいい動画に仕上げています。実際の表示画面を見せながらサービスの機能を紹介することで、どのようなことができるサービスなのかがよりユーザーに伝わりやすい動画になっている点もポイントです。

広告分析ツールプロモーションムービー【XICA magellan】

動画時間:1分13秒

株式会社サイカが提供する広告分析ツール「XICA magellan」の紹介動画です。

CGや英語のナレーションを組み合わせたかっこいい動画に仕上がっています。イベントや展示会、セミナーのオープニングでの活用が目的の動画のため、サービスの詳細より映像のインパクトを重視。映像の盛り上がりを終盤にもってくるストーリー展開にすることで、最後まで飽きずに見ることができる動画になっています。

食品

湖池屋 プライドポテトCM【湖池屋】

動画時間:30秒

湖池屋の「プライドポテト」の紹介動画です。

歌唱力抜群の女子高生が全力で歌を歌っている姿が印象的な、かっこいい動画になっています。動画の冒頭でユーザーの心を掴めるだけでなく、最後まで見入ってしまうインパクトの強さも魅力の動画です。

大光食品プロモーションPV【株式会社大光食品】

動画時間:2分5秒

株式会社大光食品のプロモーション動画です。

ハムやソーセージ、ハンバーグなどの食品製造工場で、食肉が加工されて出来上がるまでの過程を紹介。普段見ることのない工場で働く人たちのかっこいい姿や商品が丁寧に作られている様子を伝えることで、商品だけでなくブランドの価値向上にもつながる動画に仕上がっています。

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かっこいい動画を制作するためのポイント

かっこいい動画を制作するためのポイントを2つご紹介します。

伝えたいこと、目的を明確にする

かっこいい動画を制作するためには、まず「伝えたいことや目的を明確にすること」が重要です。

何も決めずに動画を作り始めると、内容にブレが生じるだけでなく、伝えたいことが伝わらないただ単にかっこいい動画に仕上がってしまいます。せっかくかっこいい動画が作れても効果が思うように得られないということも珍しくないため、制作前には必ず伝えたいことや目的を明確にしておきましょう。

その際に気をつけておきたいのが、1つの動画に対して目的は1つに絞ること。会社を知ってもらう、商品・サービスを購入してもらう、ホームページに訪問してもらうなど動画を作る目的は様々ですが、目的を詰め込み過ぎてユーザーを混乱させてしまうケースも多いです。

目的を1つに絞ることで作るべき動画の内容もより明確になり、ユーザーに伝わりやすいかっこいい動画を作ることができます。

ストーリー性をもたせる

かっこいい動画を制作するためには、「ストーリー性をもたせること」も重要なポイントです。

ストーリー性のない動画は広告色が強まり、ユーザーに避けられる傾向がありますが、ストーリー性を持たせることで、ユーザーを惹きつけ、関心や共感を高められるかっこいい動画を作ることができます。

ストーリー性のある動画を作るためには、起承転結を明確にすることや冗長にならないなど気をつけるべき点があり、初めて動画を制作するという場合には難しく感じる可能性があるため、制作会社と一緒にユーザーに伝わりやすいストーリーを考えてみることをおすすめします。

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プロに動画制作を依頼する場合の相場

プロに動画制作を依頼する場合、制作費用や納期はどのくらいかかるのかをご紹介。発注から納品までの基本的な流れもお伝えします。

制作費用

動画の目的

費用の目安(動画1本の制作費用

商品・サービス紹介

10〜200万円以上

会社・店舗・学校紹介

10〜200万円以上

採用・リクルート動画

10〜200万円以上

セミナー・イベント動画

5〜50万円以上

インタビュー動画

5〜40万円以上

アニメーション動画

10〜300万円以上

YouTube動画(編集のみ)

5,000円〜50万円

ドローン空撮動画

10〜30万円

テレビCM

100〜500万円以上

プロに動画制作を依頼する場合の相場は、動画の目的や長さ、撮影条件・時間、キャスティング、演出、制作期間などによって大きく異なります。

会社・店舗・学校紹介の動画を例に挙げると、画像のみを使ったスライドショー動画は10~30万円くらいで依頼できますが、CGなどの特殊な演出を行った動画の場合は200万円以上の費用がかかります。

かっこいい動画に関してはインパクトのある凝った演出になることが多いため、200万円以上の制作費用が必要になると考えておいたほうが良いでしょう。ただし、動画の構成や素材、撮影場所を依頼者から提供するなど一部を自社で対応することで費用を抑えられる場合もあります。

納期

動画の目的

納期の目安(動画1本)

商品・サービス紹介

1~3ヶ月以上

会社・店舗・学校紹介

2週間~3ヶ月以上

採用・リクルート動画

2週間~3ヶ月以上

セミナー・イベント動画

2週間~1.5ヶ月

インタビュー動画

2週間~2ヶ月

アニメーション動画

2週間~3ヶ月以上

YouTube動画(編集のみ)

1週間~1ヶ月

ドローン空撮動画

撮影当日~

テレビCM

2週間~3ヶ月以上

プロに動画制作を依頼する場合の納期も動画の目的や長さ、撮影、演出などの条件によって異なります。

最短納品が撮影当日という動画制作会社もありますが、かっこいい動画の制作は演出にこだわる分だけ発注から納品までに多くの時間を必要とします。3ヶ月以上かかる場合もあるため、スケジュールに余裕をもって依頼することをおすすめします。

発注から納品までの基本的な流れ

かっこいい動画をプロの制作会社に依頼する際の発注から納品までの基本的な流れをご紹介します。制作会社によって異なる場合もあるため、依頼前にホームページなどで確認しておくことをおすすめします。

1.問い合わせ

まずは、依頼を検討している動画制作会社へ問い合わせをすることから始まります。

動画制作の目的や使用用途、動画のイメージや長さ、希望納期、予算などを大まかにでも伝えておくと、以降の流れがスムーズです。

2.訪問・ヒアリング

問い合わせ時に伝えた動画制作の目的・用途、納期、予算などをより具体的に把握するため、制作会社による訪問・ヒアリングが行われます。

ヒアリングの内容をもとに動画制作が進められていくため、どのようなかっこいい動画が作りたいのかを伝えられることが理想ですが、漠然としたイメージの状態でも制作会社との打ち合わせを重ねることで目的や現在の課題などが明確になり、より具体的なイメージを持てるようになるので問題ありません。

3.企画やコンセプトの提案・決定

訪問・ヒアリングで確認した依頼者がイメージする動画に近い企画やコンセプトを提案し、決定していきます。

動画の内容や構成をはじめ、撮影から編集、納品までのスケジュール、制作の流れなどの詳細も決め、それらをまとめた企画提案書が依頼者へ提出されます。

4.見積もり

動画制作の詳細が固まったら、制作会社にて見積書が作成されます。

主に、企画構成や進行・品質管理などにかかる「企画制作費」、撮影時の人件費やスタジオ・役者・機材手配などにかかる「撮影費」、動画編集時の人件費やスタジオ・素材手配などにかかる「編集費」が見積書に記載されることが多いです。

関連記事:動画制作の見積書の見方をプロが教えます。見積もりを安く抑えるポイントも解説!

5.発注

企画提案書や見積書の内容を確認し、問題がなければ契約書を交わし、正式に発注となります。

特に初めて動画制作を依頼する場合には、

  • 企画提案書や見積書の内容が正確に発注書に記載されているか
  • 発注書内で対応可能なサービスの範囲(修正やナレーションの手配も含まれるかなど)
  • 動画の利用範囲(出演者の肖像権や楽曲の著作権などの確認)
  • 機密保持に関する誓約や取り決めが盛り込まれているか(自社内の機密情報が含まれる動画の場合)

など、制作会社との認識のズレがないか、発注書や契約書の内容に過不足がないかを十分に確認したうえで発注することをおすすめします。

6.打ち合わせ

発注後は、依頼者と制作会社にて打ち合わせを行います。

動画の台本や絵コンテを作成してイメージの擦り合わせを行ったり、より詳細なスケジュールを話し合ったりなど、様々な打ち合わせが実施されます。

7.動画の撮影

打ち合わせが済んだら、動画の撮影に進みます。

撮影には、ロケハン・スタジオの確保やキャスティングなどが必要な場合もあるため、制作会社が対応してくれるのか、自社で手配が必要なのかも事前に確認しておきましょう。

また、立ち合いが可能な制作会社の場合、動画の内容やスケジュールが計画通りかどうかを確認しながら撮影を進めていくことができます。

8.編集

撮影が終わったら、動画の編集に入ります。

台本に沿って、動画や写真、ロゴ、イラストなどの素材を組み合わせ、テロップやナレーション、BGMなどを挿入し、撮影・編集した動画に大きな問題がないか、依頼者への確認が行われます。

編集段階で追加項目や修正依頼をすることで、より理想的なかっこいい動画に近づけることができますが、大規模な修正や複数回にわたる修正が発生する場合、納期や費用が膨らんでしまう可能性があるので注意が必要です。

9.納品

動画が完成したら、依頼者から指定された形式で納品されます。

WebコンテンツやDVD、ブルーレイなど、使用するメディアや配布・販売方法などによって適した媒体が異なるため、用途に合わせた形式を選びましょう。

関連記事:プロが解説する動画制作の流れ!スケジュール・進め方まで

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【まとめ】かっこいい動画制作について

本記事では、かっこいい動画の事例と作り方のポイント、制作会社を利用する際の相場や依頼の流れなどをお伝えしました。

かっこいい動画は、動画のなかでもより強い印象を与えることができるため、認知拡大やブランディング、販売促進など、様々なプロモーションでの効果が期待できます。

多くの企業で取り入れられているため、いかに話題性のあるかっこいい動画にできるかを優先してしまいがちですが、今回紹介したように「伝えたいこと、目的を明確にすること」「ストーリー性をもたせること」に注意して、動画制作に取り組んでいただければと思います。

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