かっこいい企業動画を作りたい!目的別事例13選と費用相場まとめ

企業紹介や採用活動、商品・サービス紹介などで活用されている企業動画ですが、「かっこいい動画を作りたい」と考えていても、具体的なイメージや作成方法が分からず悩んでしまう担当者様も多いことでしょう。

本記事では、かっこいい企業動画の事例や制作方法、費用・納期の目安などを詳しく説明します

※なお、制作会社の探し方・選び方が分からない!という方はお気軽にご相談ください。
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目次
  1. 1. そもそも企業動画とは?
  2. 2. 企業動画をつくる目的
    1. 2-1. 企業やサービスの認知拡大
    2. 2-2. ブランディング
    3. 2-3. 採用のための求職者にむけてのアピール
  3. 3. 【目的別】かっこいい企業動画事例
    1. 3-1. 企業紹介動画
    2. 3-2. 採用動画
    3. 3-3. 商品・製品プロモーション動画
    4. 3-4. サービス紹介動画
  4. 4. 企業動画を作成するメリット
    1. 4-1. 企業やサービス、商品の魅力を伝えやすい
    2. 4-2. 多くの人に見てもらいやすい
    3. 4-3. 幅広く活用できる
  5. 5. かっこいい動画を制作するためのポイント
    1. 5-1. 伝えたいこと、目的を明確にする
    2. 5-2. ストーリー性をもたせる
  6. 6. プロに動画制作を依頼する場合の相場
    1. 6-1. 制作費用
    2. 6-2. 納期
    3. 6-3. 発注から納品までの基本的な流れ
  7. 7. 【まとめ】かっこいい動画制作について
    1. 7-1. かっこいい動画をプロに任せたい方へ

そもそも企業動画とは?

企業動画とは、企業が会社の認知度や信頼感を高めるために制作する動画です。目的や用途にあわせて動画を作成することで、企業活動を活性化させる効果が期待されています。

口頭や紙媒体ではイメージしにくいことも、動きがある動画なら多くの情報を短時間で的確に伝えることが可能です。たとえば、採用動画では、社員の1日を紹介した動画や、実際に働く現場社員の生の声をのせた動画を制作します。文章だけでは伝わらない企業の雰囲気を感じられ、ミスマッチによる採用後の離職を防止できます。

近年ではスマホの普及や通信技術が進歩したことで、動画を見られる機会が増えています。さらに、デジタルサイネージ(電子看板)のように、街中で動画を見られる場所も増加しており、今後も重要視されるコンテンツです。

企業動画をつくる目的

企業が動画をつくる大きな目的は、「より多くの人に企業を知ってもらうこと」です。しかし、誰に何を知ってもらいたいのかによって、動画を作る目的は異なります。

以下より企業動画をつくる目的を3つ紹介します。

企業やサービスの認知拡大

企業やサービスの認知拡大は、企業動画をつくる大きな目的のひとつです。動画は、視覚的・聴覚的に情報を伝えられるため短時間で多くの人にインパクトを与えます。そのため、企業動画を活用することで、企業やサービスの存在を効果的に広められ、認知度の拡大を期待できます

アメリカ国立訓練研究所が提唱した「ラーニングピラミッド」理論から、動画の記憶定着率はテキストコンテンツの約2倍であると読み取れます。(※参考:アクティブラーニングの効果)記憶に残りやすい企業動画は、「認知してもらう」「関心を持ってもらう」という点において非常に有効です。

ユーザーの心に残る企業動画を作成するためには、強く印象づける音楽やフレーズの活用がおすすめ。認知度を高めるために、繰り返し会社名を入れる動画もよく見られます。

ブランディング

企業動画は、企業や商品、サービスのブランド価値を高める「ブランディング」を目的としても作られます。豊富な表現方法が可能な動画は、ブランドの世界観を的確に伝えられるため、ブランディングに効果的だからです。また、文章に比べて伝達できる情報の量が多いため、短い時間でも見ている人の理解を深められます。

さらに、音と映像を組みあわせることにより雰囲気や臨場感を伝えられる動画は、社員の人柄や熱量を届けやすいのもメリットです。企業の理念や価値観、文化を魅力的に表現できます。結果的に、ユーザーの安心感や信頼感を高め、企業のイメージアップやファン獲得を期待できます

採用のための求職者にむけてのアピール

求職者は応募情報を見ただけでは、どのような会社なのか具体的にイメージできません。企業動画は求職者にむけて自社をアピールする目的でも制作されます。

たとえば、実際に職場で社員が働いている姿や先輩のインタビューを動画にすれば、社内のリアルな雰囲気を伝えられるため、自分自身が企業で働くイメージが湧きやすくなります。また、先輩がいきいきと働く姿は、応募希望者にとって目指したい未来の姿として心に残り、「ここで働きたい」と求職者の意欲向上につながります

働きたいと思える職場をアピールできれば、優秀な人材が応募してくるきっかけになる可能性も。よりリアリティのある動画をつくれば、採用後のミスマッチを減らすことも期待できるでしょう。

【目的別】かっこいい企業動画事例

企業紹介動画

JR東日本 コンセプトムービー「BE CREATIVE」【東日本旅客鉄道株式会社

動画時間:3分11秒

東日本旅客鉄道株式会社の企業紹介動画です。

「1番線ドアが閉まります」のアナウンスから始まり、「湘南新宿ライン」「ご注意ください」など馴染みのあるフレーズや発車メロディーがBGMの一部になっています。

実際に電車に乗って旅に出ているような構成で、駅構内や観光スポットなど風景が徐々に変わるのも注目ポイント。カメラワークが頻繁に変化するため見飽きることなく、最後まで見応えがあるかっこいい動画です。

ワークポートWeb CM【株式会社ワークポート】

動画時間:15秒

株式会社ワークポートの会社紹介動画です。

プロボクサーの井上尚弥選手を起用し、スパーリングに合わせて転職に悩む人を後押しする言葉を投げかけるかっこいい動画になっています。動きにも言葉にも力強さがあり、15秒という短時間でも心に響くインパクトのある動画です。

 NIDEC/ニデック企業CM「ニデックってなんなのさ?名前覚えてね篇」15秒(2023)【ニデック株式会社】

動画時間:15秒

ニデック株式会社の企業紹介動画です。

「日本電産株式会社」から「ニデック株式会社」へ社名変更したことに伴って作成された3篇のCMの1つです。動画を見た後で頭に残るのは、「ニデックってなんなのさ?」というフレーズ。また、CM内で流れている、会社名を歌詞に組み込んだ歌も印象に残ります。クールな表情で、風を受けながら力強く演じる女優の川口春奈さんがとてもかっこいい動画です。

採用動画

森下仁丹 第四新卒採用「オッサンたちへ」編【株式会社森下仁丹】

動画時間:1分17秒

株式会社森下仁丹の採用動画です。

「オッサンたちへ」という言葉から始まり、第一線から退いた人やずっと同じ場所から抜け出せない人、引退してもまだやれると感じている人が想いを語っていきます。モノクロの映像に低めのトーンのナレーションと落ち着いた雰囲気もありながら、「自分たちが主役だ」と熱い想いを抱き一歩踏み出せるようなかっこいい動画に仕上がっています。

採用動画「尖ったヤツだけやってこい」【RFA digital brains株式会社】

動画時間:4分

RFA digital brains株式会社の採用動画です。

動画タイトルが「尖ったやつだけやってこい」なので、同社が求める人材像を明確に伝えている動画。社員のインタビューを聞くだけでも、同社のコンセプトが伝わる表現になっています。カメラワークがかっこいい動画です。

【採用】 リンレイ 企業紹介ムービー【株式会社リンレイ】

動画時間:1分7秒

株式会社リンレイの採用動画です。

 一人の女性が街やリンレイの関連施設を巡りながら、「日本のキレイを変えていく」という信念を持って働く姿を映します。軽快な音楽にあわせてリンレイの歴史や商品が映し出され、メリハリある場面の切り替えで人の目を惹きつけています。一貫してスタイリッシュな雰囲気があり、働く人のたくましさや真摯な姿勢が伝わる動画です。

商品・製品プロモーション動画

Adidas Ultraboost 19【Adidas】

動画時間:30秒

Adidasのランニングシューズ「UltraBOOST 19」のプロモーション動画です。

実写とアニメーションを組み合わせ、走るという行為をかっこよく表現。主なターゲットである若者に響く刺激的な演出が施されており、思わず目を奪われるかっこいい動画に仕上がっています。

YORO JAPAN CRAFTED プロモーション動画【ミズノ】

動画時間:3分1秒

ミズノのゴルフクラブ「YORO JAPAN CRAFTED」のプロモーション動画です。

ゴルフクラブ製造工場の様子と職人のインタビューで構成されており、職人のプロ意識と匠の技によって作り出される高品質のゴルフクラブであることを紹介。職人たちの日々の熱き戦いが伝わってくるようなBGMもかっこいい動画です。

湖池屋 プライドポテトCM【湖池屋】

動画時間:30秒

湖池屋の「プライドポテト」の紹介動画です。

歌唱力抜群の女子高生が全力で歌を歌っている姿が印象的な、かっこいい動画になっています。動画の冒頭でユーザーの心を掴めるだけでなく、最後まで見入ってしまうインパクトの強さも魅力の動画です。

大光食品プロモーションPV【株式会社大光食品】

動画時間:2分5秒

株式会社大光食品のプロモーション動画です。

ハムやソーセージ、ハンバーグなどの食品製造工場で、食肉が加工されて出来上がるまでの過程を紹介。普段見ることのない工場で働く人たちのかっこいい姿や商品が丁寧に作られている様子を伝えることで、商品だけでなくブランドの価値向上にもつながる動画に仕上がっています。

サービス紹介動画

ミュージックアプリWebCM【AWA】

動画時間:30秒

株式会社AWAが提供する音楽ストリーミングサービス「AWA」の紹介動画です。

奥行きのある3DCGを活用し、洗練されたかっこいい動画に仕上げています。実際の表示画面を見せながらサービスの機能を紹介することで、どのようなことができるサービスなのかがよりユーザーに伝わりやすい動画になっているのも注目すべきポイントです。

広告分析ツールプロモーションムービー【XICA magellan】

動画時間:1分13秒

株式会社サイカが提供する広告分析ツール「XICA magellan」の紹介動画です。

CGや英語のナレーションを組み合わせたかっこいい動画に仕上がっています。イベントや展示会、セミナーのオープニングでの活用が目的の動画のため、サービスの詳細より映像のインパクトを重視。映像の盛り上がりを終盤にもってくるストーリー展開にすることで、最後まで飽きずに見ることができる動画になっています。

その一言で、フラッシュバックする。Netflixアニ名言 特別映像 篇 60秒【Netflix】

動画時間:1分

Netflixの紹介動画です。「心に残るアニメは、台詞を聞くだけで記憶が蘇る」をコンセプトにフラッシュバックするような名言が集められています。

雰囲気にあわせたテロップと共に、テンポよくアニメの名シーンが切り替わるかっこいい動画です。知っているアニメや見たことがある名シーンはないかと思わず見入ってしまいます。アニメの絵柄や雰囲気はそれぞれ異なりますが、音楽が全体の統一感を作り上げています。

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企業動画を作成するメリット

動画はユーザーの視覚や聴覚を直感的に刺激できるので、強い感情移入や共感を得られ、記憶に残りやすいことも大きな特長です。ここでは、そうした特長を踏まえた上で企業動画を作成する具体的なメリットを3つ紹介します。

企業やサービス、商品の魅力を伝えやすい

企業紹介として動画を用いることで、「専門性が高く説明が難しいサービス」や「抽象的で伝えにくいブランドイメージ」も、アニメーションや図解を使って効率的に多くの情報を伝えることが可能です。加えて、インパクトを高める効果音やBGMを活用してユーザーの心に印象づける工夫もできます。

また、動画を通じてサービスを利用する人の喜ぶ表情や、商品の質感をリアルに表現することでユーザーに魅力をアピールできます。文章や写真だけではわかりにくい細やかなニュアンスを伝えられ、企業やサービス、商品の良さを引き出すことが可能です。

多くの人に見てもらいやすい

短時間で効率的に見られる企業動画は、気軽に見てもらいやすく多くの人に届きやすいコンテンツです。

紙媒体やWebサイトの文章は、能動的に文字を追い「読む」「想像する」という労力が必要です。一方、視覚や聴覚に訴えかける動画は、受動的に情報を受け取ることも可能なため、視聴のハードルが下がり興味を惹かれやすく受け入れやすい特長があります。また、話題性やインパクトがある動画は拡散されやすいため、SNSに掲載すれば幅広い年齢層のユーザーの目に留まることが期待できます。人が集まるイベントでは、一度で多くの人に動画を届けられる点もメリットです。

幅広く活用できる

動画はスマホやタブレットなどの媒体があれば場所を選ばずに視聴可能です。そのため、企業動画は、オンラインやオフライン問わず幅広く活用できるのもメリット。具体的な活用場面としては、採用活動・展示会・イベント会場・営業活動・自社サイト・デジタルサイネージ(電子看板)などが挙げられます。

また、SNSやインターネット上で配信することで、企業に直接関わりがない人にも会社を知ってもらえるチャンスを増やせます。一度作成した企業動画は、さまざまな場所で繰り返し活用できるため費用対効果に優れていることも、企業が動画を制作する理由の1つです。

かっこいい動画を制作するためのポイント

かっこいい動画を制作するためのポイントを2つご紹介します。

伝えたいこと、目的を明確にする

かっこいい動画を制作するためには、まず「伝えたいことや目的を明確にすること」が重要です。

何も決めずに動画を作り始めると、内容にブレが生じるだけでなく、伝えたいことが伝わらないただ単にかっこいい動画に仕上がってしまいます。せっかくかっこいい動画が作れても効果が思うように得られないということも珍しくないため、制作前には必ず伝えたいことや目的を明確にしておきましょう。

その際に気をつけておきたいのが、1つの動画に対して目的は1つに絞ること。会社を知ってもらう、商品・サービスを購入してもらう、ホームページに訪問してもらうなど動画を作る目的は様々ですが、目的を詰め込み過ぎてユーザーを混乱させてしまうケースも多いです。

目的を1つに絞ることで作るべき動画の内容もより明確になり、ユーザーに伝わりやすいかっこいい動画を作ることができます。

ストーリー性をもたせる

かっこいい動画を制作するためには、「ストーリー性をもたせること」も重要なポイントです。

ストーリー性のない動画は広告色が強まり、ユーザーに避けられる傾向がありますが、ストーリー性を持たせることで、ユーザーを惹きつけ、関心や共感を高められるかっこいい動画を作ることができます。

ストーリー性のある動画を作るためには、起承転結を明確にすることや冗長にならないなど気をつけるべき点があり、初めて動画を制作するという場合には難しく感じる可能性があるため、制作会社と一緒にユーザーに伝わりやすいストーリーを考えてみることをおすすめします。

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プロに動画制作を依頼する場合の相場

プロに動画制作を依頼する場合、制作費用や納期はどのくらいかかるのかをご紹介。発注から納品までの基本的な流れもお伝えします。

制作費用

動画の目的

費用の目安(動画1本の制作費用

商品・サービス紹介

10〜200万円以上

会社・店舗・学校紹介

10〜200万円以上

採用・リクルート動画

10〜200万円以上

セミナー・イベント動画

5〜50万円以上

インタビュー動画

5〜40万円以上

アニメーション動画

10〜300万円以上

YouTube動画(編集のみ)

5,000円〜50万円

ドローン空撮動画

10〜30万円

テレビCM

100〜500万円以上

プロに動画制作を依頼する場合の相場は、動画の目的や長さ、撮影条件・時間、キャスティング、演出、制作期間などによって大きく異なります。

会社・店舗・学校紹介の動画を例に挙げると、画像のみを使ったスライドショー動画は10~30万円くらいで依頼できますが、CGなどの特殊な演出を行った動画の場合は200万円以上の費用がかかります。

かっこいい動画に関してはインパクトのある凝った演出になることが多いため、200万円以上の制作費用が必要になると考えておいたほうが良いでしょう。ただし、動画の構成や素材、撮影場所を依頼者から提供するなど一部を自社で対応することで費用を抑えられる場合もあります。

納期

動画の目的

納期の目安(動画1本)

商品・サービス紹介

1~3ヶ月以上

会社・店舗・学校紹介

2週間~3ヶ月以上

採用・リクルート動画

2週間~3ヶ月以上

セミナー・イベント動画

2週間~1.5ヶ月

インタビュー動画

2週間~2ヶ月

アニメーション動画

2週間~3ヶ月以上

YouTube動画(編集のみ)

1週間~1ヶ月

ドローン空撮動画

撮影当日~

テレビCM

2週間~3ヶ月以上

プロに動画制作を依頼する場合の納期も動画の目的や長さ、撮影、演出などの条件によって異なります。

最短納品が撮影当日という動画制作会社もありますが、かっこいい動画の制作は演出にこだわる分だけ発注から納品までに多くの時間を必要とします。3ヶ月以上かかる場合もあるため、スケジュールに余裕をもって依頼することをおすすめします。

発注から納品までの基本的な流れ

かっこいい動画をプロの制作会社に依頼する際の発注から納品までの基本的な流れをご紹介します。制作会社によって異なる場合もあるため、依頼前にホームページなどで確認しておくことをおすすめします。

1.問い合わせ

まずは、依頼を検討している動画制作会社へ問い合わせをすることから始まります。

動画制作の目的や使用用途、動画のイメージや長さ、希望納期、予算などを大まかにでも伝えておくと、以降の流れがスムーズです。

2.訪問・ヒアリング

問い合わせ時に伝えた動画制作の目的・用途、納期、予算などをより具体的に把握するため、制作会社による訪問・ヒアリングが行われます。

ヒアリングの内容をもとに動画制作が進められていくため、どのようなかっこいい動画が作りたいのかを伝えられることが理想ですが、漠然としたイメージの状態でも制作会社との打ち合わせを重ねることで目的や現在の課題などが明確になり、より具体的なイメージを持てるようになるので問題ありません。

3.企画やコンセプトの提案・決定

訪問・ヒアリングで確認した依頼者がイメージする動画に近い企画やコンセプトを提案し、決定していきます。

動画の内容や構成をはじめ、撮影から編集、納品までのスケジュール、制作の流れなどの詳細も決め、それらをまとめた企画提案書が依頼者へ提出されます。

4.見積もり

動画制作の詳細が固まったら、制作会社にて見積書が作成されます。

主に、企画構成や進行・品質管理などにかかる「企画制作費」、撮影時の人件費やスタジオ・役者・機材手配などにかかる「撮影費」、動画編集時の人件費やスタジオ・素材手配などにかかる「編集費」が見積書に記載されることが多いです。

関連記事:動画制作の見積書の見方をプロが教えます。見積もりを安く抑えるポイントも解説!

5.発注

企画提案書や見積書の内容を確認し、問題がなければ契約書を交わし、正式に発注となります。

特に初めて動画制作を依頼する場合には、

  • 企画提案書や見積書の内容が正確に発注書に記載されているか
  • 発注書内で対応可能なサービスの範囲(修正やナレーションの手配も含まれるかなど)
  • 動画の利用範囲(出演者の肖像権や楽曲の著作権などの確認)
  • 機密保持に関する誓約や取り決めが盛り込まれているか(自社内の機密情報が含まれる動画の場合)

など、制作会社との認識のズレがないか、発注書や契約書の内容に過不足がないかを十分に確認したうえで発注することをおすすめします。

6.打ち合わせ

発注後は、依頼者と制作会社にて打ち合わせを行います。

動画の台本や絵コンテを作成してイメージの擦り合わせを行ったり、より詳細なスケジュールを話し合ったりなど、様々な打ち合わせが実施されます。

7.動画の撮影

打ち合わせが済んだら、動画の撮影に進みます。

撮影には、ロケハン・スタジオの確保やキャスティングなどが必要な場合もあるため、制作会社が対応してくれるのか、自社で手配が必要なのかも事前に確認しておきましょう。

また、立ち合いが可能な制作会社の場合、動画の内容やスケジュールが計画通りかどうかを確認しながら撮影を進めていくことができます。

8.編集

撮影が終わったら、動画の編集に入ります。

台本に沿って、動画や写真、ロゴ、イラストなどの素材を組み合わせ、テロップやナレーション、BGMなどを挿入し、撮影・編集した動画に大きな問題がないか、依頼者への確認が行われます。

編集段階で追加項目や修正依頼をすることで、より理想的なかっこいい動画に近づけることができますが、大規模な修正や複数回にわたる修正が発生する場合、納期や費用が膨らんでしまう可能性があるので注意が必要です。

9.納品

動画が完成したら、依頼者から指定された形式で納品されます。

WebコンテンツやDVD、ブルーレイなど、使用するメディアや配布・販売方法などによって適した媒体が異なるため、用途に合わせた形式を選びましょう。

関連記事:プロが解説する動画制作の流れ!スケジュール・進め方まで

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【まとめ】かっこいい動画制作について

本記事では、かっこいい動画の事例と作り方のポイント、制作会社を利用する際の相場や依頼の流れなどをお伝えしました。

かっこいい動画は、動画のなかでもより強い印象を与えることができるため、認知拡大やブランディング、販売促進など、様々なプロモーションでの効果が期待できます。

多くの企業で取り入れられているため、いかに話題性のあるかっこいい動画にできるかを優先してしまいがちですが、今回紹介したように「伝えたいこと、目的を明確にすること」「ストーリー性をもたせること」に注意して、動画制作に取り組んでいただければと思います。

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