CMでインパクトを!成功事例と動画活用のポイントを徹底解説【2025年最新版】

「自社でCM動画を活用したい」
「動画マーケティング成功の秘訣を知りたい」
「成功したCM動画の事例を知りたい」

今や、さまざまな業界で動画マーケティングがトレンドになってきています。従来のようなテキストや画像をベースにした広告よりも、価値を立体的に伝えられる動画にシフトする流れは、どんどん加速していくでしょう。

本記事では、CM動画を活用した成功事例と、ポイントについてお伝えします。
CM動画を活用すると目に見えない商品の効果や、雰囲気をアニメーションで視覚化でき、ユーザーに訴求することも可能。ぜひ本記事を参考にして、CM動画の活用をご検討ください。

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目次
  1. 1. CM動画の成功事例【BtoC】
    1. 1-1. 伊右衛門 京都レモネード『復活再登場』篇【サントリー】
    2. 1-2. タケモトピアノAI篇【タケモトピアノ】
    3. 1-3. MOTA車買取CM「すごくラク」篇【MOTA】
    4. 1-4. 純正ごま油「ごま油を注ぎたい女」【かどや製油】
    5. 1-5. 日清焼そばU.F.O. 濃い濃いラー油マヨ【日清】
    6. 1-6. キュレル【花王】
    7. 1-7. 鮨屋の大将女将篇【アイフル】
    8. 1-8. 5Gってドラえもん?タケコプター篇【Softbank】
    9. 1-9. au PAY たぬきの正体篇【AU】
  2. 2. CM動画の成功事例【BtoB】
    1. 2-1. 「こんな時」篇【TOKIUM】
    2. 2-2. バックオフィスヒットメドレー「経費精算」篇【マネーフォワードクラウド】
    3. 2-3. 突撃!クイズAGC/水素エネルギー篇【AGC】
    4. 2-4. すごい未来、特殊鋼と行こう!総論篇【大同特殊鋼】
    5. 2-5. 新TVCM「ヒ・ロ・カ・ワ」篇【広川製作所】
    6. 2-6. クラウドシステムサービス【サテライトオフィス】
    7. 2-7. ICTでビジネスの成長を 篇 【NTT西日本】
    8. 2-8. コンタクトセンターサービス【日立システムズ】
    9. 2-9. わたしだけのアイテム篇【ブラザー工業】
  3. 3. CMを活用した動画活用の成功ポイント
    1. 3-1. 動画の利用目的を明確にする
    2. 3-2. テレビとウェブ動画それぞれの特徴を捉えて内容を出し分ける
    3. 3-3. ホームページ、広告との連動を設計する
    4. 3-4. ウェブ動画を活用する際はSNSを有効活用する
  4. 4. 【まとめ】CM事例から学ぶ「動画活用」の成功ポイントについて
    1. 4-1. CM動画をプロに任せたい方へ

CM動画の成功事例【BtoC】

はじめに、BtoC向けのCM動画の成功事例を9つご紹介します。

伊右衛門 京都レモネード『復活再登場』篇【サントリー】

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サントリー「伊右衛門 京都レモネード」のCM動画です。18年前の「チッチキチッチッチー」で話題になったレモンガスCMのオマージュで、当時「ラップ娘」として人気を博した小島あやめさんが再び出演。時を超えた小島さんのキレのあるラップと、細部まで再現された映像は、懐かしさと同時に新鮮なインパクトを視聴者に与えています。

タケモトピアノAI篇【タケモトピアノ】

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「ピアノ売ってちょーだい!」のフレーズで知られるタケモトピアノのCM動画です。長年親しまれてきたインパクトのあるCMが、最新のAI技術と融合し再登場。AIが加わることで、従来のCMが持つ中毒性や記憶に残る力がさらに増強されています。

MOTA車買取CM「すごくラク」篇【MOTA】

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車買取サービス「MOTA」のCM動画事例です。この動画では、車を売りたい人々の煩わしさをコミカルに表現し、その解決策を提示することで強いインパクトを与えています。

特に目を引くのは、コミカルな動きと繰り返されるキャッチフレーズです。電話の束を抱えたり、空中で大きくジャンプしたりする男性の姿、そして「高く売れる、ラクに売れる」というフレーズの反復は、一度見たら忘れられないほどの記憶に残る要素となっています。

純正ごま油「ごま油を注ぎたい女」【かどや製油】

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純正ごま油を製造・販売している「かどや製油」のCM動画事例です。このCMは、ヨハネス・フェルメールの名画「牛乳を注ぐ女」をモチーフにしたアニメーションが特徴的。女性がごま油を注ぐ姿を、名画のような美しいタッチで描き出し、視聴者の目を引きます。

卵かけご飯やうどんにごま油をかけるシーンでは、ごま油の香ばしさを味わった女性が、恍惚とした表情を浮かべることで、その美味しさを印象的に伝えています。名画の引用と、美味しさを伝える演出を組み合わせることで、ごま油の魅力を芸術的に表現したインパクトのあるCMです。

日清焼そばU.F.O. 濃い濃いラー油マヨ【日清】

動画時間:30秒
再生回数:51万回

日清焼きそばUFOのようなCMを制作できる会社を紹介してもらう

日清焼きそばUFO「濃い濃いラー油マヨ焼きそば」のCM動画です。VTuberを活用したCM動画で、「濃いキャラ×濃い音楽×濃い映像」のコラボレーション映像。アニメーション・CG・実写・イラストをフル活用したインパクトのある映像なので、商品を覚えてもらいやすいです。

キュレル【花王】

動画時間:3分
再生回数:225万回

キュレルのようなCMを制作できる会社を紹介してもらう

花王のシャンプー&コンディショナー「キュレル」のCM動画です。反抗期の息子と母親の双方の気持ちを描いたストーリー。自社のターゲットユーザーを意識した共感できる内容なので、動画を最後まで視聴したくなります。シャンプーの特徴は一切アピールせず、思春期にある親子のドラマで共感を生み、「想いで、人は潤う」の短いキャッチコピーで視聴者に刺さるCMとなっています。

鮨屋の大将女将篇【アイフル】

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アイフルのテレビCM「凛とした女将」シリーズを、YouTubeにアップした活用事例です。「愛がいちばんアイフル」というフレーズが耳に残ります。アイフルのサービスの中身は説明せず、コミカルな内容でインパクトを与えることを意図。すでに世間から認知されているアイフルならではの構成です。チャンネルページには、ホームページに誘導できるようにURLが貼ってあります。

5Gってドラえもん?タケコプター篇【Softbank】

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ソフトバンクの「5Gってドラえもん?」シリーズのCM動画活用事例。テレビCMでも使われている映像をYouTubeでも流しており、チャンネルページから特設サイトにアクセスできるようにURLを貼り付けています。アニメのドラえもんではなく、実在する俳優さんにドラえもんを演じてもらっているところが、5Gのリアリティ感を演出しています。

au PAY たぬきの正体篇【AU】

動画時間:30秒
再生回数:約4.2万回

auのようなCMを制作できる会社を紹介してもらう

auの定番CM「三太郎シリーズ」のアニメーションCM動画活用事例です。「au PAYでPontaポイントがたまる!」サービスの案内を、Pontaのイメージキャラ「タヌキ」とかけ合わせて表現。実写では演出しにくい変身解除の瞬間を、アニメーションで表現しています。普段実写で提供しているCMをアニメーションにすると、ユーザーの興味を引きやすいです。

CM動画の成功事例【BtoB】

続いて、BtoB向けのCM動画の成功事例を9つご紹介します。

「こんな時」篇【TOKIUM】

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請求書受領クラウドサービスのCM動画事例です。特撮番組のような演出で、日常業務における請求書処理の煩雑さをドラマチックに表現している点が特徴的です。冒頭には特撮作品を彷彿とさせるロゴが登場し、隊員服を着た男女が登場、緊急事態のような雰囲気の中で会話をしています。

「たまった請求書」というテロップと共に、大量の紙の請求書が映し出され、業務の多忙さを強調。後半では、アニメーションでTOKIUMのサービスが紹介され、請求書処理のデジタル化による効率化が示唆されます。コミカルな演出とアニメーションを組み合わせることで、視聴者の興味を引きつけ、サービスの内容を分かりやすく伝えています。

バックオフィスヒットメドレー「経費精算」篇【マネーフォワードクラウド】

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マネーフォワードクラウドのCM動画事例です。ストップモーションアニメーションとミュージカル仕立てというユニークな手法で、経費精算の課題解決を表現。手作業の煩雑さとシステム導入後の効率化をコミカルに対比させ、視聴者に強いインパクトを与えます。

「ルール通りにし マネフォで解決」というシンプルで耳に残るメッセージと共に、エンターテイメント性を持たせることで、サービスのメリットを記憶に深く刻み込む、非常に効果的なプロモーション動画となっています。

突撃!クイズAGC/水素エネルギー篇【AGC】

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ガラス製品の素材メーカー「AGC」のCM動画事例です。AGCによる水素エネルギーをテーマにした15秒のクイズ形式CMで、突然現れるクイズの箱、そこから手がかりを探るインタラクティブな演出で視聴者の興味を引きつけます。

短い尺ながらも、次世代エネルギーの重要性と、AGCの「水素製造膜」という技術を印象的に伝え、「すごい!を素材で。」というキャッチフレーズと共に企業名を効果的にアピールしています。

すごい未来、特殊鋼と行こう!総論篇【大同特殊鋼】

大同特殊鋼のようなCMを制作できる会社を紹介してもらう

大同特殊鋼のCM動画事例です。白を基調としたシンプルな背景で、出演者の動きやテロップが際立つよう演出。軽快な音楽に合わせて、出演者がリズミカルに動き、活気のある印象を与えています。

手書き風の赤いテロップで、「半導体」「EV・エネルギー」「航空宇宙」「先進医療」といったキーワードを強調し、未来的なイメージを醸し出しているのも特徴的。最後に企業名を力強く提示することで、視聴者にインパクトを与えています。

新TVCM「ヒ・ロ・カ・ワ」篇【広川製作所】

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プラスチックの部品加工を専門とする広川製作所のCM動画事例です。AIモデルを起用しており、動画冒頭の女性は人間のような自然さで語りかけつつも、どこか未来的で洗練された印象を与えています。

先進技術を駆使する企業イメージをCM自体が体現することで、革新性がストレートに伝わり、非常に印象に残るプロモーションとなっています。

クラウドシステムサービス【サテライトオフィス】

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サテライトオフィスのCM動画の活用事例です。30秒の中で問題提起をはじめ、導入検討の経営者の悩みから解決法までを端的に説明。ワークフローや勤怠管理ができるなど、同サービスを導入するメリットをテロップなどで補足して伝えています。

悩み→サービスの特徴→解決といったフローで制作し、30秒という短い中でサテライトオフィス導入のメリットをうまく訴求しています。

ICTでビジネスの成長を 篇 【NTT西日本】

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NTT西日本グループが提供するCM動画「ICTでビジネスの成長を 篇」の事例です。積極的なICT導入で、場所や時間にとらわれない自由な働き方をいち早く手に入れた会社を紹介。需要のあるワードをストレートにだし、「ICTでビジネスの成長をごいっしょに」という最小限のメッセージで視聴者の共感を集めた事例です。

コンタクトセンターサービス【日立システムズ】

動画時間:1分44秒
再生回数:9.2万回

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日立システムズのコンタクトセンターサービスのCM動画です。「お客様の声を経営に活かしたい」という悩みを持つ経営者向けに訴求しており、悩みを視覚化することでユーザーの注意を引いています。イラストを活用することで、制作費を抑えつつ動画時間を長めにとって同サービスを丁寧に説明。データ化したお客様の声を経営戦略に活用して、ファンやリピーターを獲得できるメリットなどをわかりやすく伝えています。

わたしだけのアイテム篇【ブラザー工業】

動画時間:40秒
再生回数:10万回

ブラザー工業のようなCMを制作できる会社を紹介してもらう

ユーザーがデザインしたアイテムを、その場で入手できるサービス「YR LIVE」の技術を支えるブラザー工業のCM動画事例です。お客様の声からスタートするためか、はじめはブラザーのCMとは気づかないところが特徴的な動画。話が進むにつれて、ブラザーのCMであることがわかるようになります。具体的にブラザーの技術や実績を訴求するのではなく、お客様の声をベースにしてアートギャラリーのようなオシャレな映像をつなぐことで、視聴者の印象に残るCM構成にしています。

CMを活用した動画活用の成功ポイント

CM動画を活用する時の、成功ポイント4つについて解説します。

動画の利用目的を明確にする

CM動画を活用する時には、利用目的を明確にしておくことがまず大事。視聴してもらった後、ユーザーにどのような行動を起こしてほしいのかを、あらかじめ明確にしておく必要があります。目的を明確にいておかないと、そのCM動画の効果をどのように測定すべきか判断できないからです。

実際のCM動画の効果を検証して、目的通りの成果につながっているかを判断し、テスト・改善を繰り返しながら、次のプロモーションに活かしていきます。

テレビとウェブ動画それぞれの特徴を捉えて内容を出し分ける

テレビとウェブ動画、それぞれの特徴をふまえて内容を出し分けましょう。テレビの場合、CMの長さは15~30秒が一般的なので、伝える内容をコンパクトにして伝えることが重要。それに対して、ウェブ動画は尺の長さに制限はないので、作りやすいという一面があります。

ただし、YouTube動画では、ユーザーがコンテンツを視聴する前や途中にCMが配信されるので、複雑でわかりにくいものは不快感を与えかねません。なので、動画の内容をシンプルかつ分かりやすくしておくといいでしょう。また、5秒後にCMを飛ばされてしまうことも考慮して、短い間でユーザーの興味を引くような内容にしておきます。

また、今はテレビを視聴しない世代もいるので、テレビCMに使っている映像をそのまま動画サイトに活用して、アクセス誘導するという手段もあります。

ホームページ、広告との連動を設計する

テレビおよびウェブ動画を活用する時は、ホームページや広告との連動を意識して設計しましょう。CMを見てユーザーが商品やサービスの詳細を知りたいと思った瞬間に、ホームページにアクセスできるようにしておくと、商品購入に結びつきやすくなります。URLの設置や「〇〇で検索」などを用いて、アクセスしやすくしておきましょう。

また、コンテンツマーケティングの観点から見ても、動画はユーザーに幅広い情報を提供でき、かつワンソースマルチユース(1コンテンツを複数のメディアに再利用すること)に活用しやすい媒体なので、積極的に利用すべきです。

ウェブ動画を活用する際はSNSを有効活用する

ウェブ動画を活用する時には、SNSを有効活用します。たとえば会社のSNSページに動画を埋め込んで視聴を促すことや、投稿で動画の内容をアピールし動画ページに誘導するなど。ウェブ動画とSNSそれぞれのメリットを活用し、相互作用を利用して拡散しましょう。

また、Facebook・Instagram・Twitterなどにも動画広告があり、それらを活用して露出を増やすことも可能です。動画広告にかかる費用の目安は下記の記事を参考にしてください。

関連記事:動画広告の費用と料金相場を徹底解説!【事例あり】

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【まとめ】CM事例から学ぶ「動画活用」の成功ポイントについて

本記事では、CM動画の成功事例と活用ポイントについてお伝えしました。CM動画は、幅広いユーザーに商品やサービスを訴求でき、かつテキストや画像だけでは表現しにくい情報も提供できます。その結果、自社の目的達成(認知度向上・商品販売など)に大きく貢献してくれます。

とくにウェブ動画は、現在のトレンドなので多くのユーザーに観てもらえるとともに、テレビを視聴しない層にも認知可能です。またURLを使って、動画視聴ページから他のWeb媒体と連携がしやすいというメリットも。さらに、一度作ると自社コンテンツとして半永久的に活用できます(買い切り契約の場合)。

テレビCMの制作は価格面をみてもハードルが高いですが、ウェブ動画はそれに比べて安価で制作可能です。本記事で紹介した内容を参考にしていただき、CM動画活用にお役立てください。

関連記事:CM制作の費用と料金相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】

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