- 更新日 2024.09.01
- カテゴリー 動画制作の事例
CMの成功事例を総まとめ!動画活用の成功ポイントも徹底解説【2024年9月最新版】
「自社でCM動画を活用したい」
「動画マーケティング成功の秘訣を知りたい」
「成功したCM動画の事例を知りたい」
今や、さまざまな業界で動画マーケティングがトレンドになってきています。従来のようなテキストや画像をベースにした広告よりも、価値を立体的に伝えられる動画にシフトする流れは、どんどん加速していくでしょう。
本記事では、CM動画を活用した成功事例と、ポイントについてお伝えします。
CM動画を活用すると目に見えない商品の効果や、雰囲気をアニメーションで視覚化でき、ユーザーに訴求することも可能。ぜひ本記事を参考にして、CM動画の活用をご検討ください。
※なお、制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。
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CM動画の成功事例
CM動画の成功事例を、BtoCで5つ、BtoBで5つご紹介。それぞれを参考にして、自社のCM動画のイメージを膨らませていただければと思います。
CM動画(BtoC)
日清焼そばU.F.O. 濃い濃いラー油マヨ【日清】
動画時間:30秒
再生回数:51万回
日清焼きそばUFO「濃い濃いラー油マヨ焼きそば」のCM動画です。VTuberを活用したCM動画で、「濃いキャラ×濃い音楽×濃い映像」のコラボレーション映像。アニメーション・CG・実写・イラストをフル活用したインパクトのある映像なので、商品を覚えてもらいやすいです。
キュレル【花王】
動画時間:3分
再生回数:225万回
花王のシャンプー&コンディショナー「キュレル」のCM動画です。反抗期の息子と母親の双方の気持ちを描いたストーリー。自社のターゲットユーザーを意識した共感できる内容なので、動画を最後まで視聴したくなります。シャンプーの特徴は一切アピールせず、思春期にある親子のドラマで共感を生み、「想いで、人は潤う」の短いキャッチコピーで視聴者に刺さるCMとなっています。
動画SNS篇【アイフル】
動画時間:30秒
再生回数:8.5万回
アイフルのテレビCM「凛とした女将」シリーズを、YouTubeにアップした活用事例です。職場でサボっている料理人に対して、スマホの画面越しで女将が叱咤するという動画。「愛がいちばんアイフル」というフレーズが耳に残ります。アイフルのサービスの中身は説明せず、コミカルな内容でインパクトを与えることを意図。すでに世間から認知されているアイフルならではの構成です。チャンネルページには、ホームページに誘導できるようにURLが貼ってあります。
5Gってドラえもん?登場篇【Softbank】
動画時間:30秒
再生回数:7.6万回
ソフトバンクの「5Gってドラえもん?」シリーズのCM動画活用事例。テレビCMでも使われている映像をYouTubeでも流しており、チャンネルページから特設サイトにアクセスできるようにURLを貼り付けています。アニメのドラえもんではなく、実在する俳優さんにドラえもんを演じてもらっているところが、5Gのリアリティ感を演出しています。
au PAY たぬきの正体篇【AU】
動画時間:30秒
再生回数:約4.2万回
auの定番CM「三太郎シリーズ」のアニメーションCM動画活用事例です。「au PAYでPontaポイントがたまる!」サービスの案内を、Pontaのイメージキャラ「タヌキ」とかけ合わせて表現。実写では演出しにくい変身解除の瞬間を、アニメーションで表現しています。普段実写で提供しているCMをアニメーションにすると、ユーザーの興味を引きやすいです。
CM動画(BtoB)
クラウドシステムサービス【サテライトオフィス】
動画時間:30秒
再生回数:15万回
サテライトオフィスのCM動画の活用事例です。30秒の中で問題提起をはじめ、導入検討の経営者の悩みから解決法までを端的に説明。ワークフローや勤怠管理ができるなど、同サービスを導入するメリットをテロップなどで補足して伝えています。
悩み→サービスの特徴→解決といったフローで制作し、30秒という短い中でサテライトオフィス導入のメリットをうまく訴求しています。
AirペイCM「焼肉屋篇」【リクルートライフスタイル】
動画時間:30秒
再生回数:2.6万回
AirペイCM「お店のキャッシュレスなら Airペイ」のシリーズCM動画です。こちらの動画はテレビCMでも流れており、Webとどちらでも宣伝可能。キャッシュレスにしていなかったために、大きなチャンスロスを招くという、店側からするとショックを隠し切れない内容が印象的です。サービスの説明は最小限にとどめ、印象に残るストーリーでインパクトを与えることでキャッシュレスの必要性を訴求します。
ニューノーマル時代の働き方 篇 【NTT西日本】
動画時間:30秒
再生回数:300万回
NTT西日本グループが提供するCM動画「ニューノーマル時代の働き方 篇」の事例です。積極的なICT導入で、場所や時間にとらわれない自由な働き方をいち早く手に入れた会社を紹介。詳細は伝えずにホームページ誘導するためだけの動画です。需要のあるワードをストレートにだし、「モチベーションも効率もちょっと違う Tomorrow」という最小限のメッセージで視聴者の共感を集めた事例です。
コンタクトセンターサービス【日立システムズ】
動画時間:1分44秒
再生回数:9.2万回
日立システムズのコンタクトセンターサービスのCM動画です。「お客様の声を経営に活かしたい」という悩みを持つ経営者向けに訴求しており、悩みを視覚化することでユーザーの注意を引いています。イラストを活用することで、制作費を抑えつつ動画時間を長めにとって同サービスを丁寧に説明。データ化したお客様の声を経営戦略に活用して、ファンやリピーターを獲得できるメリットなどをわかりやすく伝えています。
わたしだけのアイテム篇【ブラザー工業】
動画時間:40秒
再生回数:10万回
ユーザーがデザインしたアイテムを、その場で入手できるサービス「YR LIVE」の技術を支えるブラザー工業のCM動画事例です。お客様の声からスタートするためか、はじめはブラザーのCMとは気づかないところが特徴的な動画。話が進むにつれて、ブラザーのCMであることがわかるようになります。具体的にブラザーの技術や実績を訴求するのではなく、お客様の声をベースにしてアートギャラリーのようなオシャレな映像をつなぐことで、視聴者の印象に残るCM構成にしています。
CMを活用した動画活用の成功ポイント
CM動画を活用する時の、成功ポイント4つについて解説します。
動画の利用目的を明確にする
CM動画を活用する時には、利用目的を明確にしておくことがまず大事。視聴してもらった後、ユーザーにどのような行動を起こしてほしいのかを、あらかじめ明確にしておく必要があります。目的を明確にいておかないと、そのCM動画の効果をどのように測定すべきか判断できないからです。
実際のCM動画の効果を検証して、目的通りの成果につながっているかを判断し、テスト・改善を繰り返しながら、次のプロモーションに活かしていきます。
テレビとウェブ動画それぞれの特徴を捉えて内容を出し分ける
テレビとウェブ動画、それぞれの特徴をふまえて内容を出し分けましょう。テレビの場合、CMの長さは15~30秒が一般的なので、伝える内容をコンパクトにして伝えることが重要。それに対して、ウェブ動画は尺の長さに制限はないので、作りやすいという一面があります。
ただし、YouTube動画では、ユーザーがコンテンツを視聴する前や途中にCMが配信されるので、複雑でわかりにくいものは不快感を与えかねません。なので、動画の内容をシンプルかつ分かりやすくしておくといいでしょう。また、5秒後にCMを飛ばされてしまうことも考慮して、短い間でユーザーの興味を引くような内容にしておきます。
また、今はテレビを視聴しない世代もいるので、テレビCMに使っている映像をそのまま動画サイトに活用して、アクセス誘導するという手段もあります。
ホームページ、広告との連動を設計する
テレビおよびウェブ動画を活用する時は、ホームページや広告との連動を意識して設計しましょう。CMを見てユーザーが商品やサービスの詳細を知りたいと思った瞬間に、ホームページにアクセスできるようにしておくと、商品購入に結びつきやすくなります。URLの設置や「〇〇で検索」などを用いて、アクセスしやすくしておきましょう。
また、コンテンツマーケティングの観点から見ても、動画はユーザーに幅広い情報を提供でき、かつワンソースマルチユース(1コンテンツを複数のメディアに再利用すること)に活用しやすい媒体なので、積極的に利用すべきです。
ウェブ動画を活用する際はSNSを有効活用する
ウェブ動画を活用する時には、SNSを有効活用します。たとえば会社のSNSページに動画を埋め込んで視聴を促すことや、投稿で動画の内容をアピールし動画ページに誘導するなど。ウェブ動画とSNSそれぞれのメリットを活用し、相互作用を利用して拡散しましょう。
また、Facebook・Instagram・Twitterなどにも動画広告があり、それらを活用して露出を増やすことも可能です。動画広告にかかる費用の目安は下記の記事を参考にしてください。
【まとめ】CM事例から学ぶ「動画活用」の成功ポイントについて
本記事では、CM動画の成功事例と活用ポイントについてお伝えしました。CM動画は、幅広いユーザーに商品やサービスを訴求でき、かつテキストや画像だけでは表現しにくい情報も提供できます。その結果、自社の目的達成(認知度向上・商品販売など)に大きく貢献してくれます。
とくにウェブ動画は、現在のトレンドなので多くのユーザーに観てもらえるとともに、テレビを視聴しない層にも認知可能です。またURLを使って、動画視聴ページから他のWeb媒体と連携がしやすいというメリットも。さらに、一度作ると自社コンテンツとして半永久的に活用できます(買い切り契約の場合)。
テレビCMの制作は価格面をみてもハードルが高いですが、ウェブ動画はそれに比べて安価で制作可能です。本記事で紹介した内容を参考にしていただき、CM動画活用にお役立てください。
関連記事:CM制作の費用と料金相場を徹底解説!【相場早見表・事例あり】
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この記事を書いた人
吉崎 孝幸
専門分野: Webディレクション・Webライティング
元パン屋。マーケティングとライティングの面白さにハマり、生地作りから記事作りに転身。現在は店舗ビジネスを中心にWebコンサルティングやWebディレクションを行っている。
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