ブランディング動画の事例と活用シーン・視聴者に伝わる方法を紹介

「ブランディング動画を作成したいが、具体的なイメージがわかない」
「ブランディング動画を作成することで、どのように活用できるか知りたい」
「視聴者にわかりやすいブランディング動画を作りたい」

本記事ではこれらの悩みを解決します。ブランディング動画の事例を確認することで、具体的なアイデアが思いつくかもしれません。

なお、ブランディング動画制作会社の探し方・選び方がわからない!という方は動画幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。

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目次
  1. 1. ブランディング動画の事例9選
    1. 1-1. 有限会社湧元
    2. 1-2. クリタグループ栗田工業
    3. 1-3. 東北電力株式会社
    4. 1-4. 株式会社カネボウ化粧品
    5. 1-5. 山陽製紙株式会社
    6. 1-6. タクトホーム株式会社
    7. 1-7. 日本航空
    8. 1-8. 佐賀県上峰町
    9. 1-9. サイボウズ株式会社
  2. 2. ブランディング動画の活用シーン
    1. 2-1. 動画広告・テレビCM
    2. 2-2. イベント・展示会
    3. 2-3. SNS・オウンドメディア
    4. 2-4. 採用活動
  3. 3. 視聴者に伝わるブランディング動画を制作する方法
    1. 3-1. コンセプトは統一する
    2. 3-2. 共感しやすい内容にする
    3. 3-3. ストーリーにする
  4. 4. 【まとめ】ブランディング動画の事例を紹介しました

ブランディング動画の事例9選

この章ではブランディング動画の事例を9選をまとめました。自社の制作イメージにあうような事例が見つかるかもしれません。

有限会社湧元

伝統織物である「近江上布」を手がけている有限会社湧元。近江上布の販路拡大を目的に、ブランディング動画を作成しました。映像にはマッチカット、ハイスピード撮影技術を活用。ユーザーが飽きずに視聴できるよう、イメージカットを連続で使用しています。

動画内では人・自然の細部に寄り添いつつ、幅広い映像手法を活用して、近江上布の特徴やモノづくりの様子をアピールしています。

クリタグループ栗田工業

クリタグループ栗田工業は、半導体・液晶づくりに必要な水処理装置や薬品を製造・開発している企業です。視聴者に共感してもらうために、動画の前半では自社ならではの水の向き合い方をアピール。映像とテロップを使って、ユーザーにわかりやすく伝えています。

後半では、水の活用方法を実写で解説。BGMを用いることで、視覚だけでなく聴覚的にも記憶に残りやすいように工夫しています。

東北電力株式会社

2011年に起きた東日本大震災の被害により、停電になったエリア。失われた光を取り戻すというストーリーを動画にしたのが東北電力株式会社です。今後もグループ全体の企業姿勢をアピールすべく、作成しました。

動画内では、多くのスタッフが現場で奮闘している姿が映っています。日常生活に光が戻り、人々に希望が宿る様子が幻想的な音楽とマッチし、ドラマのような仕上がりに。

地震が発生しても、諦めずに何かを成し遂げることの大切さが動画を通じてわかります。

株式会社カネボウ化粧品

さまざまな化粧品を販売している株式会社カネボウ化粧品。化粧品ブランドである「TWANY(トワニー)」を紹介しています。動画では対象者に近い年齢層の女性が登場。ヨガやランニングをする様子が映っており、自分らしくイキイキに過ごしていることがわかります。直接的に伝えていませんが、企業理念である「女性が穏やかに過ごせる世の中をつくりたい」をアピールできているでしょう。

BGMやテロップを活用することで、視覚・聴覚を刺激し、ユーザーの記憶に残る工夫をしています。

山陽製紙株式会社

これまでにさまざまな廃棄物を加工し、紙資源へと再利用してきた山陽製紙株式会社。この動画では「PELP!」というサービスを紹介しています。

最初に社長のメッセージを流すことで、社長・会社・スタッフがどのような想いで業務に取り組んでいるかがわかります。

動画内ではコピー用紙がどのようにリサイクルされているかをアニメーションで解説。どのような年齢層でも理解しやすい動画です。

実際に社員が働く様子も映っているので、企業の信頼感やブランド力のアップが期待できます。

タクトホーム株式会社

戸建てやマンション分譲などの不動産関連事業を展開しているタクトホーム株式会社。営業・スタッフが連携して家づくりに取り組んでいる様子をアニメーションにしました。

30秒という短い動画ですがストーリー性を持たせているので、視聴者の記憶に残りやすい仕上がりに。疾走感のあるBGMを挿入することで、テンポよく事業内容と会社内容を紹介できています。

日本航空

動画内でCSR活動(環境保護や地域貢献など、企業が持続的発展を目的として行う活動のこと)に注力している旨をアピールしている日本航空。

2Dアニメーションを3Dのように見せる、アイソメトリックというアニメーションを使っています。

街並みなどを俯瞰したようなデザインになるため、ユーザーはサービス内容や世界観をイメージしやすくなるでしょう。

家庭ゴミの排出から飛行機の燃料になるまでの流れは、テキストで説明されるよりもわかりやすくなっています。

佐賀県上峰町

佐賀県上峰町のブランディング動画です。上峰町に引っ越してきたばかりで、なかなか新しい土地に馴染めない親子が徐々に町を好きになるストーリー構成です。

引っ越し経験のある人はもちろん、引っ越したことのない人でも心を動かすような仕上がりに。ところどころで、上峰町ののどかな景色も垣間見ることができます。

ストーリーに引きこまれた後は、さりげなくふるさと納税について紹介。上峰町の魅力を伝えつつ、ふるさと納税がしたくなるような動画です。

サイボウズ株式会社

「働き方改革、楽しくないのはなぜだろう」をテーマにブランディング動画を作成したサイボウズ株式会社。

テーマは「残業編」「女性活躍編」「イクメン編」「複(副)業編」の4本で1セットです。いずれも「あるある!」と共感したくなるような内容が多いです。

残業禁止にしているのに仕事量は減らないなど、「働き方改革って意味あるの?」を考えさせられる動画に。また動画を通じて、サイボウズ株式会社が働きやすい環境を整えている企業ということが伝わります。

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ブランディング動画の活用シーン

ブランディング動画はさまざまな場面で活用できます。

  • 動画広告・テレビCM
  • イベント・展示会
  • SNS・オウンドメディア
  • 採用活動

これらに活かすことで企業の認知度アップにつながるでしょう。

動画広告・テレビCM

動画広告・テレビCMにブランディング動画を使用することで、広告視聴者に企業の理念や働き方をアピールできます。

社長や実際に社員が働く様子を視聴者に確認してもらえば、企業イメージがアップするでしょう。企業への信頼度が高まり、将来的に新規顧客になる可能性もあります。

視聴者がどのような状況でブランディング動画を確認するかわからないので、音が出せなくても伝わるような動画づくりにしてください。

イベント・展示会

自社で開催するイベント・展示会でブランディング動画を活用すれば、短い時間で企業の実績や価値観を伝えられます。動画を通じて興味・関心を持てば、来場者が企業に投資や仕事を発注するきっかけになるかもしれません。

展示会でもブランディング動画を再生することで、来場者の記憶に残りやすくなります。動画確認後、興味があれば来場者が自社ブースに訪問してくれるので、集客したい方にもおすすめです。

SNS・オウンドメディア

自社ブランドの知名度をアップしたいなら、SNSやオウンドメディアにブランディング動画を掲載しましょう。動画広告などで目にしたブランドを調べる際、ユーザーは企業SNSやオウンドメディアがないか調べます。

SNSやオウンドメディアのファーストビューにブランディング動画を掲載することで、たくさんのユーザーに視聴してもらえるでしょう。

採用活動

求人票を出しても応募がない場合、求職者に企業の魅力が伝わっていないかもしれません。事業内容や福利厚生だけでなく、企業イメージが伝わるブランディング動画を活用すると、興味を持ってもらえる可能性があります。

企業の取り組みや社長・実際に働いている社員の声を聞くことで、求職者は「この会社で働いてみたい!」という気持ちに。

求人票にブランディング動画のURLを貼るだけでも、効果が期待できます。

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視聴者に伝わるブランディング動画を制作する方法

ただかっこいい・おしゃれなブランディング動画を作るだけでは、視聴者の印象に残りません。3つの要素を取り入れたブランディング動画を制作することで、視聴者に伝わりやすくなります。

  • コンセプトは統一する
  • 共感しやすい内容にする
  • ストーリーにする

その結果、集客に成功したり、求職者からの応募が増加したりする可能性があります。ブランディング動画を作成する際は取り入れましょう。

コンセプトは統一する

ブランディング動画を制作する前に、どういったコンセプトで進めていくかを決めておきましょう。なぜならコンセプトがバラバラだと、視聴者に何も伝わらないためです。何が伝えたいかわからない動画は最悪の場合、炎上の原因にもなります。

ブランディング動画では何をアピールするか、視聴者にどう感じて欲しいのかを社内で議論してください。さらに動画の背景や音楽・フォントも統一することで、ユーザーが別の場所で動画広告を見たときに思い出しやすくなります。

共感しやすい内容にする

ブランディング動画の場合、視聴者を置き去りにするような内容だと記憶に残りません。共感しやすいような内容にすることで「特定の悩みを解決するならこの企業」と印象づけられます。

例えば何らかの商品を売りたい場合。BGMを挿入せずに、ただ商品の特徴や説明をする動画では他のものに埋もれてしまうでしょう。対象者の悩みを洗い出し、共感し、商品を通じて解決できるというアピールをすれば購入してくれる可能性があります。

ストーリーにする

コンセプトを統一し、共感しやすい内容の動画になっていても、視聴者の興味・関心が保たなければ途中で動画を離脱する可能性があります。

最後まで視聴してもらうためにも、ストーリーのあるブランディング動画を作成しましょう。本記事で掲載している事例を見ることでヒントが得られるかもしれません。

ストーリーのアイデアが思い浮かばない場合は、ブランディング動画制作に強みを持つ企業で相談してみてください。

【まとめ】ブランディング動画の事例を紹介しました

本記事では、ブランディング動画の事例と活用シーンを紹介しました。しかし、ただブランディング動画を作成するだけでは、視聴者に伝わりにくいものになってしまう可能性も。

3つの要素を取り入れることで、視聴者は企業がが伝えたいメッセージを理解し、行動の動機付けとなる動画を作成できるでしょう。

  • コンセプトは統一する
  • 共感しやすい内容にする
  • ストーリーにする

ブランディング動画のアイデアがはっきりと定まっていない場合は、動画制作会社に相談してみてください。

なお、ブランディング動画制作会社の探し方・選び方がわからない!という方は動画幹事にお気軽にご相談ください。貴社の目的・予算にあった最適な会社を厳選してご紹介します。相談料・会社紹介料などは無料です。

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