注目を集めるブランデッドムービーの事例まとめ!企業事例を中心にご紹介

さまざまな業界で動画が活用されているいま。ひそかに企業の間で注目を集めているのが「ブランデッドムービー」です。

「そもそもブランデッドムービーってなに?」
「ブランデッドムービーの事例を知りたい」
「メリットを押さえつつブランデッドムービーを制作したい」

今回は、ブランデッドムービーの意味や注目される背景をはじめ、その具体的な事例までご紹介します。ぜひ、自社の動画制作の参考にしてください。

※なお、ブランデッドムービーの制作会社の探し方・選び方がわからない!という方はお気軽にご相談ください。あなたの目的・予算にあった最適な制作会社を「人力で」マッチングします。

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目次
  1. 1. そもそもブランデッドムービーとは?
    1. 1-1. ブランデッドムービーが注目される背景
  2. 2. ブランデッドムービーの事例7選!
    1. 2-1. 働き方改革をドラマで表現【サイボウズ株式会社】
    2. 2-2. 珍しいフルアニメーションで温もりを表現 【タクトホーム株式会社】
    3. 2-3. 子どもを「へんな生き物」にたとえたストーリー【早稲田アカデミー】
    4. 2-4. 働き方や人生観をドキュメンタリー形式に【北欧、暮らしの道具店】
    5. 2-5. 「LIXILとつくる未来」をテーマに企業の想いを伝える【LIXIL】
    6. 2-6. 愛が強すぎるクセ者が魅力を紹介【岐阜県瑞浪市】
    7. 2-7. 歴史を辿ることでブランディング向上につなげる【森ビル】
  3. 3. 【まとめ】ブランデッドムービーの制作について
    1. 3-1. 動画制作をプロに依頼したいという方へ

そもそもブランデッドムービーとは?

ブランデッドムービーとは、企業のイメージ向上をはかるマーケティング手法として制作される動画です。短い時間の中で伝えたいことを組み込むことで、視聴者からの理解や共感を得られるよう表現されています。

たとえば、きっと誰しも一度は目にしたことがあるであろう「ライザップ」や「メルカリ」のテレビCM。これらも、ブランデッドムービーのひとつです。

またブランデッドムービーでは、単なる商品の宣伝ではなく「ストーリー性のある動画」が有効です。視聴者に商品やサービスの魅力を間接的に知らせることができるため、ブランドイメージも作りやすくなります。

ブランデッドムービーが注目される背景

ブランデッドムービーが注目される背景に、YouTubeをはじめとした動画市場の拡大があげられます。とくに若い世代においては、テレビよりもインターネット動画を見ることが当たり前になっている昨今。そうした「ネット動画」のニーズ増加にともない、動画によってブランディングの向上をはかる企業が増えています

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ブランデッドムービーの事例7選!

それではさっそく、ブランデッドムービーの事例を見ていきましょう。

働き方改革をドラマで表現【サイボウズ株式会社】

動画時間:3分58秒

サイボウズ株式会社は、働き方改革のブランデッドムービーを制作しています。

こちらは、育児と仕事を両立に悩む女性をテーマに、2014年に制作した「大丈夫」という動画の続編。1作目では幼い子どもの育児と仕事の両立に奮闘していた主人公が、10年の時を経て管理職となり、マネジメントの立場と家庭との両立に励む姿が描かれています。

西田尚美さん演じる主人公が葛藤しながらも励む様子に、共感してしまう動画です。

珍しいフルアニメーションで温もりを表現 【タクトホーム株式会社】

動画時間:1分

注文住宅のハウスメーカー「タクトホーム株式会社」のブランデッドムービーです。

ブランデッドムービーとしては珍しいフルアニメーション。ターゲットは家を注文する親ですが、親子で一緒に見ているような、温もりある映像です。

子供が生き生きと生活できる家や環境を表現することで、「暮らしを奏でる」をコンセプトに掲げるタクトホームのブランディングにつなげています。

表情や背景の細かな部分まで忠実に描きこむことによって家族が持つ温かな世界観を伝えており、短い動画ながらも、しっかりとメッセージが伝わる好例です。

子どもを「へんな生き物」にたとえたストーリー【早稲田アカデミー】

動画時間:1分30秒

早稲田アカデミーのブランデッドムービーです。ポケットにいつも砂が入っている、ダンボールから出てこないなど、子どもを「へんな生き物」にたとえ、その無邪気さを映像とナレーションで伝えています。

突発的に「理系の大学に行って宇宙飛行士になる」と言いはじめる子どもに対し、母親が「お母さん応援してるからね」というメッセージを投げかけています。家族の温かみを伝えながらも、塾のブランディングにつなげている動画です。

働き方や人生観をドキュメンタリー形式に【北欧、暮らしの道具店】

動画時間:11分3秒

北欧のファッション小物やインテリアを販売する「北欧、暮らしの道具店」のブランデッドムービーです。同動画は「うんともすんとも日和」というドキュメンタリーになっており、ショップ店員や料理家など「その人のストーリー」を公開。

この回では、「好きを仕事にできるまで」をテーマにバッグ作家が登場。本人の苦悩や人生観、働き方などのストーリーを公開することで、視聴者に共感を与えています。

同店では、その他にも料理ドラマ「ひとりごとエプロン」や、人それぞれのモーニングルーティーンを撮影した「わたしの朝ドラマ」などさまざまなコンテンツを公開。自店のブランディングに役立てています。

「LIXILとつくる未来」をテーマに企業の想いを伝える【LIXIL】

動画時間:1分54秒

住宅設備機器を扱う「LIXIL(リクシル)」のブランデッドムービーです。「未来へ」をテーマに制作されている同動画。LIXIL SDGsアンバサダーの内田篤人さんが、LIXILの環境課題解決に向けた取り組みを紹介します。

後半では「未来はいつもの積み重ね」というフレーズとともに、今できる小さなことから始めることが大切であるというリクシルの想いを伝えています。

愛が強すぎるクセ者が魅力を紹介【岐阜県瑞浪市】

動画時間:2分35秒

岐阜県瑞浪市のブランデッドムービーです。動画の冒頭は、「ほどよく田舎でストレスフリー」と謳う通りの美しい自然を全面的にアピールしています。

しかし、中盤からは雰囲気が一変。スポットライトを浴びるのは、岐阜県瑞浪市でお店やサービスを営み、自分たちの仕事やまちのことをとことん愛する個性的な人びと。それぞれの魅力をインパクトのあるキャッチコピーとともに紹介しています。

コミカルな音楽とナレーションとともに進んでいく動画はまるで映画のCMのようなクオリティの高さで、思わず見入ってしまいます。見終わった後にもう一度見返したくなるような、不思議な中毒性のある動画です。

歴史を辿ることでブランディング向上につなげる【森ビル】

動画時間:1分

森ビルのブランデッドムービーです。森ビルの60年の歴史と、東京の変遷を振り返る内容になっています。動画では、ラフォーレ原宿やアークヒルズなど森ビルが手がけてきた施設の誕生を、映像とナレーションで紹介。

また、多くの施設・プロジェクトを立ち上げてきた森ビルらしい「そこに生きる人々とともに、新しい東京をかたちにしていく。」という言葉も印象的です。施設の歴史を遡って紹介することで、ブランディングを高めている事例といえます。

※動画幹事ではブランデッドムービーのメリットやデメリットを解説した記事もあります。本記事と合わせて読むと、理解が深まり制作のインスピレーションになるのでご覧ください。

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【まとめ】ブランデッドムービーの制作について

本記事では、ブランデッドムービーの意味や注目される背景をはじめ、その具体的な活用事例についてお伝えしてきました。

ブランデッドムービーの制作にあたっては、単に商品を紹介するのでなく「ストーリー」を伝えることが大切です。ストーリーといっても、企業側の想いであったり、インタビュー形式でスタッフの働き方や人生観を紹介するものだったりとさまざま。

ストーリーを公開することで、視聴者の心を動かし、最終的には企業のブランドイメージ向上につながるでしょう。本記事でご紹介した内容を参考にしていただき、ぜひ自社のブランデッドムービーの制作にお役立てください。

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