参考にしたいキャンペーン動画事例9選【2024年4月最新版】

参考にしたいキャンペーン動画事例9選!

商品やサービスのキャンペーン期間に動画を活用して盛り上げたい!
でも、どんな動画を作ったらいい?

いざ、キャンペーン動画を作ろうと思っても、動画制作の経験がないために悩んでしまう企業・店舗の方は多いはず。そんな方であれば、以下のことが知りたいでしょう。

・参考になるキャンペーン動画の事例を知りたい!
・そもそもキャンペーンに動画を活用するメリットは?

本記事では、つい見入ってしまう参考にしたいキャンペーン動画をタイプ別に厳選して紹介!なぜキャンペーンに動画を活用すべきなのか?メリット面もしっかり解説します。最後までご覧いただければ、キャンペーン動画の具体的なイメージがつかめます。

※キャンペーン動画の制作を依頼する会社をお探しの方は動画幹事にご相談ください。要件をヒアリングし、無料で最適な制作会社を選定します。

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目次
  1. 1. キャンペーン動画とは
  2. 2. キャンペーンに動画を活用するメリット
    1. 2-1. キャンペーン情報を短い時間で伝えられる
    2. 2-2. イメージとして記憶してもらいやすい
    3. 2-3. SNSと相性がよく拡散しやすい
  3. 3. 商品・サービスをわかりやすくアピールしたキャンペーン動画3選
    1. 3-1. シェルPontaクレジットカード
    2. 3-2. AmazonオーディオブックAudible
    3. 3-3. テープのり・ピットエアーシリーズ
  4. 4. 土地・施設の魅力を表現したキャンペーン動画3選
    1. 4-1. 自然&体験キャンペーン「リョーマの休日」
    2. 4-2. 山口県周防大島町・アロハキャンペーン
    3. 4-3. 鹿児島県・観光キャンペーン
  5. 5. ブランドイメージを重視したキャンペーン動画3選
    1. 5-1. kate spade NEW YORK・2021年夏キャンペーン
    2. 5-2. すべての女性のために #ForAllWomen
    3. 5-3. 「Impossible Is Nothing」グローバルブランドキャンペーン
  6. 6. キャンペーン動画まとめ
    1. 6-1. 動画制作をプロに依頼したいという方へ

キャンペーン動画とは

WOWOWオリジナル番組のキャンペーン動画

そもそもキャンペーンには「作戦行動」「宣伝活動」という意味があります。つまり、キャンペーン動画とは、商品・サービス・ブランドなどをアピール(宣伝活動)するため、一定期間に限定して公開されるプロモーション動画のことです。

企業・店舗のマーケティング活動におけるキャンペーン動画は、プロモーション動画とほぼ同じ位置付け。ですが、キャンペーンは公開期間が短めに設定される傾向があります。また、期間が短いため、SNS広告などと連携することも多く、これは限定感でユーザーを盛り上げていくキャンペーン動画ならではの特徴だといえるでしょう。

ただし、キャンペーン動画の作り方は、プロモーション動画とほぼイコールだと考えても間違いではありません。キャンペーン動画の作り方を知りたい方は、プロモーション動画の作り方ポイント、プロに制作依頼した場合の料金目安を紹介した以下の記事が参考になります。

関連記事:プロモーションビデオの作り方を4つのポイントや事例で解説

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キャンペーンに動画を活用するメリット

キャンペーンに動画を活用するメリット

企業・店舗による動画マーケティングへの取り組みが年々加速していますが、これは動画がマーケティング活動と非常に相性がいいからにほかなりません。当然、それはキャンペーンというマーケティングにも当てはまります。では、キャンペーンに動画を活用することで得られる具体的なメリットとはなにか?簡単に解説していきます。

キャンペーン情報を短い時間で伝えられる

キャンペーンに動画を活用する最大のメリットは、内容が複雑になりがちなキャンペーン情報を短い時間で視聴者に伝えられることです。期限、対象になる条件など、意外に多くの情報を伝えなければならないのがキャンペーンの特徴。テキストや写真だけでは、ユーザーに内容がしっかり伝わらない場合も考えられます。

例えば楽器や音楽教室のキャンペーンなど、音を伝えることが重要な場合は、テキストや画像だけでは不十分の可能性が高いです。

動画を活用すれば、テキストや写真だけでは伝え切れないキャンペーンの全体像を、動きと音でしっかり伝えられます。これは、わずか1分間でWebページ約3,600ページ分と同等の情報量を誇るといわれる、動画活用ならではのメリットだといえるでしょう。

イメージとして記憶してもらいやすい

人間の視覚・聴覚に訴えかける動画は、人の記憶に定着しやすい特徴を持っているため、キャンペーンに活用すれば情報をイメージとして記憶してもらいやすいというメリットが得られます。

テレビCMで有名な『RIZAP』の音楽など、すぐに思い出せるのではないでしょうか。
キャンペーン動画が記憶に定着すれば、なにかをキッカケにして「そういえば、キャンぺーンやってたな」と思い出してもらえる効果が期待できます。

テキスト・写真だけの広告と比べても、キャンペーン動画は抜群のアイキャッチ(人の目を惹き付ける)を誇るのもポイント。記憶に残りやすい、目を惹き付けやすい動画は、キャンペーンと抜群の相性を持つのです。

SNSと相性がよく拡散しやすい

SNSと相性がよく拡散しやすい

画像出典:森永乳業PARM

SNSとの相性が抜群な動画を活用すれば、情報拡散しやすいという、キャンペーンにうってつけのメリットが得られます。

特に、国内4,000万人という圧倒的なユーザー数を誇るTwitterは、動画の視聴完了率も高く、共感したユーザーのタグ付けによるキャンペーン拡散効果が期待できるメディアです。

プレゼントの応募資格としてこのツイートをリツイートするなど条件をつければ、拡散が期待できます。期間限定という特性を持つキャンペーン動画の効果を最大化するためにもSNSの活用は必須だといえるでしょう。

そのためには、自社サイト、SNS公式アカウントでキャンペーン動画を公開するのみにとどまらず、各種SNS広告をうまく活用することがポイント。

YouTube、Facebook、Instagram、Twitterの動画広告費用相場、活用時の注意点を知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。

関連記事:動画広告の費用と料金相場・単価を徹底解説!【事例あり】

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商品・サービスをわかりやすくアピールしたキャンペーン動画3選

キャンペーンに動画を活用するメリットは理解できた。では、そのメリットを活かすためには、どのようなキャンペーン動画を作ればいいのか?イメージが漠然としている方に向け、以下から、参考にしたいキャンペーン動画をタイプ別に紹介していきます。

まずは、商品・サービスをわかりやすくアピールしたキャンペーン動画です。

シェルPontaクレジットカード

再生時間:30秒

昭和シェル石油株式会社が展開する「シェルPontaクレジットカード」の販促キャンペーン動画です。30秒間の動画に、シェルPontaカードへ入会することで得られるさまざまなメリットを凝縮。情報過多になりがちなキャンペーンの全体像を把握してもらうため、アニメーションを活用してシンプルな表現に徹した動画です。

ナレーションでキャンペーン情報を伝える構成が基本ですが、動きを加えたテロップで記憶の定着を促す工夫が施されていることもポイント。幅広く知られているイメージキャラクターを中心に、ポップで楽しい雰囲気に仕上げられたキャンペーン動画です。

AmazonオーディオブックAudible

再生時間:30秒

アマゾンジャパン合同会社が提供するオーディオブック「Audible」のブランドキャンペーン動画です。本をオーディオで聴く「Amazonの聴く読書」をコンセプトにしたAudibleの特徴を、実際の活用シチュエーションを中心に表現。YouTubeで100万再生を超える人気を博したキャンペーン動画です。

「本を読めているか?」「その理由は?」など、Audibleが必要である理由はアニメーションでわかりやすく表現する一方、操作方法や俳優・声優が朗読するなど、製品の特徴はイメージ重視の実写を活用。キーポイントとなるキャストに、俳優の石田卓也氏を起用しているのも、キャンペーン動画として成功した理由です。

テープのり・ピットエアーシリーズ

再生時間:25秒

株式会社トンボ鉛筆のテープのり新シリーズ「ピットエアーミニつめ替えタイプ」の発売を記念したキャンペーン動画です。製品の特徴紹介だけでなく、キャンペーンサイトと連動する「応募キーワード」の紹介も兼ねた、広告連動型のキャンペーン動画に仕上げているのが特徴です。

キャンペーン情報は必要最低限にとどめ、YouTubeの概要欄にキャンペーンサイトに遷移するURLを貼っています。

製品の特徴でもある応募キーワード「軽く」を強調するため、くるみ割り人形の「花のワルツ」をBGMに、スケーターに見立てたテープのりが軽く滑っている映像を採用。封筒をのり付けするシーンとともに、テキストや写真だけではなかなか伝え切れないニュアンスを、動画で見事に表現した事例です。

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土地・施設の魅力を表現したキャンペーン動画3選

店舗でのキャンペーンやイベント集客など、特定の場所までユーザーに足を運んでもらうためにはどのようにアピールするべきなのか?以下からは、そんな方が参考にしたい、土地の魅力、施設の魅力をうまく表現しているキャンペーン動画を紹介していきましょう。

自然&体験キャンペーン「リョーマの休日」

再生時間:2分6秒

高知県が展開する観光キャンペーン「リョーマの休日」のプロモーション・キャンペーン動画です。「高知には、カレンダーにない新しい休日があります。」をコンセプトに、雄大な太平洋、森林率日本一の山々、水質日本一の清流をダイナミックに表現するとともに、数々のアクティビティ、地元の人々との触れ合いを描き、旅情を誘うキャンペーン動画に仕上がっています。

撮影にはドローンや、GoProをはじめとしたウェアラブルカメラが活用されており、予算を抑えながらも見栄えのいい動画を実現。公式サイトでは、見所別、アクティビティ別のプロモーション動画も多数掲載されています。

キャンペーン情報は動画にもYouTubeの概要欄にも書かず、視聴者が「リョーマの休日 自然体験」と検索するよう促しています。

山口県周防大島町・アロハキャンペーン

再生時間:4分40秒

ハワイのカウアイ島と姉妹縁組関係にある、山口県周防大島町の「アロハキャンペーン」のプロモーション・キャンペーン動画。毎年6/22〜8/31に、地元の人々がアロハシャツを正装にして観光客をお迎えする、30年以上に渡って継続開催されているキャンペーンです。

パームツリーやハワイの州旗など、ハワイとの強いつながりを感じさせる街の風景が折り込まれる動画の構成は、過去のキャンペーン期間中に撮影された街の人々の笑顔が主役。「アロハ オエ」をアレンジ&作詞した軽快なオリジナルテーマソングにあわせ、楽しさとともにノスタルジックな懐かしさも感じさせる、まさに「アロハ」なキャンペーン動画です。

鹿児島県・観光キャンペーン

動画時間:2分

鹿児島県の自然や温泉、伝統工芸品、食などの魅力を世界に発信するキャンペーンの一環として制作された観光動画です。

4Kカメラが使用されており、鹿児島の美しさをよりリアルに伝えることに成功。海外の人だけでなく、地元住人からも高い評価を受け、公開後1ヶ月で50万再生を達成するなど注目を集めました

カメラでこれだけ美しいなら、自分の目で見たらもっと美しく映るのではないかと、旅行先に選びたくなる気持ちにさせられる動画だと言えます。

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ブランドイメージを重視したキャンペーン動画3選

商品・サービス、観光・イベントといった具体的なものだけでなく、自社ブランドの浸透を目的としたキャンペーンなどにも動画は活用されています。むしろ、理念・ミッションと行った抽象的な概念を表現するため、動画は最適なツールだといえるでしょう。

kate spade NEW YORK・2021年夏キャンペーン

再生時間:1分10秒

アメリカの高級ファッションブランド「kate spade NEW YORK」の、2021年夏新作バッグ登場を記念したキャンペーン動画です。バッグを持っているキャストは登場するものの、商品を直接的にアピールしない、ミュージカル映画仕立てのキャンペーン動画に仕上げています

なによりもブランドイメージを重視するため、キャンペーンらしいといえる要素はラストに登場する「SUMMER 2021」の文字のみ。ダイナミックなダンスの躍動感は、ステディカムによる手持ち撮影で捉えていると思われますが、こうした動画撮影で重要なのは絵コンテ。動画の企画・構成面でも、参考になるポイントが満載です。

すべての女性のために #ForAllWomen

再生時間:1分24秒

LGBTフレンドリーな企業で働きたい人をサポートする、株式会社JobRainbowの「すべての女性のために #ForAllWomen」キャンペーン動画です。同社では、LGBTフレンドリーな企業のみを紹介する転職・就職サイトを運営していますが、サービスへの誘導は一切行わず、理念・ミッションへの共感を目的にしたブランディング動画ともいえる作品に仕上げています。

複雑な悩みを抱える女性に共通する悩み、問題提起、解決への希望を、ナレーションを廃して描いていることがポイント。扱いの難しいテーマ、抽象的なメッセージも表現しやすい、動画の特性を最大限活かしたキャンペーン動画だといえるでしょう。

「Impossible Is Nothing」グローバルブランドキャンペーン

再生時間:1分

adidasが2021年以降、長期的に取り組んでいくグローバルブランドキャンペーン「Impossible Is Nothing」のキャンペーン動画です。「Impossible Is Nothing」とは、不可能に思えることでも、可能性に満ちた世界として捉えていくadidasのブランドメッセージ。不可能を可能にしてきたスポーツ、カルチャー界のパートナーの前向きな姿勢を、ホームビデオのようなドキュメンタリー形式で展開しているのが特徴です。

キャンペーン動画として説得力を高めているカギは、登場するパートナーの知名度によることが大きいのは事実ですが、アイデア、構成、カット割など、高画質の素材がなくても魅せる動画を制作するための見本にはなるはず。ビヨンセのほかにも、モハメド・サラー、シヤ・コリンなどのバージョンが公開されています。

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キャンペーン動画まとめ

キャンペーン動画を作りたいが、どんな動画を作ればいいか分からない、という方に向け、本記事では、キャンペーンに動画を活用するメリットや、参考にしたいキャンペーン動画を紹介してきました。用途や目的に応じてさまざまなタイプ・パターンのあるキャンペーン動画ですが、その全体像がイメージできたのではないでしょうか?

考え方・作り方は、基本的にプロモーション動画と同じだとはいえますが、作戦行動の側面が強くなるキャンペーン動画では限定感をいかに演出するか?アイデアがカギ。できるだけ多くの事例を参考にしながら、キャンペーン動画の効果を最大化するアイデアを考えてみてください。

動画制作をプロに依頼したいという方へ

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